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アトピー性皮膚炎の患者には鉄欠乏をきたしている者が多いという情報がありました。
私も実際,周りの人と変わらない食生活を送っているにも関わらず,貧血状態は小球性低色素性で血清鉄低値,TIBC高値,UIBC高値,フェリチン低値のいわゆる鉄欠乏性貧血があり大変気になっています。
アトピー性皮膚炎と鉄欠乏性貧血の関連性について,詳細をご存知の方,是非回答をお願い致します。

A 回答 (1件)

アトピー性皮膚炎に限らず、慢性の炎症性疾患やアレルギー性の病気では鉄欠乏性貧血になることがあります。



原因としては:
(1)慢性炎症によって赤血球の寿命が短くなったり炎症部分で赤血球が壊れやすくなっている。
(2)原因は明らかではないのですが、消化管からの鉄吸収が減っている。
(3)ちょっと難しいのですが、(1)で壊れた赤血球によって通常は骨髄が反応して血液を作り出すのですが、その反応性も低下している(炎症性サイトキナーゼが増えるためと考えられています)。
などが考えられています。

炎症性疾患で鉄欠乏貧血が生じている場合には、薬での鉄分の補給は慎重にしなくてはなりません。鉄の吸収が低下しているだけではなくて、体内での鉄の利用サイクルが乱れている場合があり、鉄剤を補給することにより利用されない鉄分が体内に沈着することがあるからです。

貧血がひどくなければ、原因疾患の治療を優先します。
アトピーが原因で鉄欠乏性貧血になることはあっても、鉄欠乏性貧血の人がアトピーになり易いということはありません。
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