女子高生コンクリート詰殺人事件、当時の報道被害は？

被害者の少女に非は無かったんですが、そんな危険なところを歩いているから、そんな目に遭うんだとか、自業自得だと報道されました。

最近で言えば、イラクで人質になった３人を責める報道に似ていますね。

事件発覚当時、加害者は全員未青年だったため、法律で厳重に守られ、プライバシーに関しては一切報道できませんでした。
でも世間の注目を集めているニュースなのでニュースソースが必要です。
そこで、法律で完全に守られた加害者側の少年たちではなく、被害者の少女のことを詳しく報道することにした結果、こんなことになったんだと思います。
被害者の母親は、娘を虐殺された挙句、マスコミにまで悪く報道されたせいで、精神に失調を来たし現在も病院通いだそうです。
加害者の少年たちのほとんどは、今は気楽に暮らしています。
これが日本の正義です。

当時高校生で、リアルタイムでニュース見てました。

まず、被害者の実名や顔写真報道についてですが、これは殺人事件の第一報として報道されたもので、ゆきすぎた報道とは違います。

今だって、殺人事件が起きれば、被害者の実名・顔写真は報道されますよね。それと一緒です。

単なるレイプなら、被害者は匿名になりますが、殺人まで発展したレイプ事件は、被害者が未成年でも実名報道されます。

しかも、監禁中の行為などは、公判中に詳細が判明したことであって、最初はそんなことはわかりませんから匿名のしようがありませんでした。

被害者に対する報道被害も、桶川女子大生殺人事件のような被害者そのものに対する歪曲報道被害というよりも、暴行行為があまりに衝撃的な内容だった為に、行為の内容に報道が集中してしまい、結果的に興味本位な報道になってしまった感じです。

彼女に対するバッシング報道は、ごく一部といっていいです。その証拠に、週刊文春では「鬼畜犯人」として、当時としては異例の、未成年犯人グループの顔写真入り実名報道をしています。目線は入っていましたが。
ネットで流れてる犯人の名前と写真は、文春のものです。

被害者のお母様が体調を崩したのも、公判に通って、監禁中の暴行・恥辱行為の内容を知って、ショックで崩されたのが主な原因といわれてます。

大島監督の件については、訂正した話は聞いてません。

世論としては、彼女に対する批判は少なかったです。
ただただ監禁中の暴行行為が衝撃的だったということで。

ですから、報道被害という点では、被害者批判が多かったのではなく、暴行内容報道が集中した結果の、セカンドレイプが多かったといえると思います。

下記の文献は1990年（事件の翌年）発行ですが、現在でも入手可能で、大学図書館等でも読めるでしょう。

門野晴子・中山千夏・丸山友岐子・日方ヒロコ
「女子高生コンクリート詰め殺人事件　彼女のくやしさがわかりますか？」
（社会評論社　ISBN 4784530045　定価1500円）

続編「報道のなかの女の人権」もありますが既に絶版のようです。しかし上掲書だけでも、当時の報道内容（被害者の実名報道や誤報を含む）や大島渚氏の「週刊ポスト」発言など、maddy-kz23さんがお探しの情報はほぼ網羅されていると思います。

こんにちわ、jixyoji-ですσ(^^)。

maddy-kz23さんの問題は下記サイトや2chの然るべきログなどを確認していただいた方が宜しいかと。

「クソガキどもを糾弾するホームページ」
http://www.starblvd.com/mem/a/o/aoiryuyu/no2.html

「【真剣に】コンクリート事件を語る【真面目に】 」
http://tmp3.2ch.net/test/read.cgi/youth/10846311 …

「東京足立綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人」
http://tmp3.2ch.net/test/read.cgi/youth/10844317 …

それではより良いネット環境である事をm(._.)m。