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現在、家を建て替える予定の者です。
庇が必要かどうかで悩んでいます。

一般的には庇がないと雨水の浸入等で家が傷んだり、また日光をさえぎるものがないため室温が上がってしまうなどの問題が発生することと思いますが、最近の住宅では建材や工法によっては庇をなくしてもこのような問題が起きないようにできるという話も聞きました。
また、雑誌などを見ると建築家の建てた家では庇のないものも結構あります。
なにか特別なやり方があるのでしょうか。

現在の予定では2階建てで屋根の形状は単純な切妻、南北に傾斜しています。
ちょっと面白いデザインの家にしたいと考えていているので庇がなくてすめば可能性が広がります。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

以前、庇のないマンションを借りて暮らしていて、すっかり庇必需品派になった者です。


理由は二つ。
一つは、日光の遮断。他の皆様がお書きになっているように、日光に対して庇は非常に効果的です。
カーテンでも遮断できるというのは大間違いで、あれは家の内側で日差しを遮るので、遮った熱は室内にこもります。庇をおつけにならないのなら、昔ながらのすだれやオーニングといったもので、壁の外側で日光を遮る工夫が必要です。
もう一つは雨水。庇がない家だと、わずかに雨がぱらついても室内に降り込みます。この結果、こまめに拭いたり閉めたり、と、気をつけていたにもかかわらずフローリングが変色して表面が荒れて、要するに床が傷んできました。(多分、先住の方の歴代の傷みも重なっているとは思いますが。)この降りこみのすごさは、それまで庇を使っていた人間にはちょっと想像できないほどで、要するに、凪でない限り通常雨は鉛直下向きにはおちないので、少し角度がついて斜めに落ちてきますが、その分だけ降り込むことになります。
私はクーラーが苦手で、梅雨の時でも家の中に風を通して、カビを予防したいタイプ(梅雨時のクーラーによる結露のことを考えるとこれが一番効果的です)なのですが、それができず、庇のない家にはこりごりしました。
家を新築すると、その後最低でも1年間は基礎に使ったコンクリートから湿気が上がることもあって、家の中でカビがあちこちに生えます。特に最近の気密性のよい家では、サッシ周辺に結露が集中して結構大変です。(経験者)これを解消するのに一番よいのは、とにかく家の中に風を通すことなのですが、庇がないと、雨やほこりがダイレクトに入ってきて窓周辺の壁紙やフローリングをがんがん傷めますよ~~~。
気密性が高いし外断熱だし、とか言っても(うちはそんな高価な家ではありませんでしたが)最初のうちはどうしても家の内側からの湿度と戦う必要があるので、そのときに庇がないというのは結構しんどいと思います。

でも、世の中、庇のない家は結構ありますよね。きっとみなさんマメなんだろうな~、と思っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
もう怖くて庇をつけずにはいられません(笑)。
100年住宅を目指しておりますので、やはり必須でしょうか。
しかし世の中庇のない家がたくさんありますが、だからといってそれが正しいということはないんですね。勉強になりました。

お礼日時:2004/05/15 03:34

庇は現代の住宅でも依然としてご質問者が挙げたようなメリットを持っています。


特に日よけとしての効果は絶大です。
ひさしによる室内の温度低下効果は2度以上あると言われていますので、室内の快適性がかなり違います。
そのため、最近では日本古来の庇だけでなく、オーニングとか、室外側に設置するシャッター雨戸にブラインド機能を持たせたものなども出てきています。

ただ、デザイン上なくしたいということであれば、必ずしも必須ではありませんが、たとえば代わりに何らかの夏の日差しをさえぎるような工夫をするとか、そういうことでも対応できます。
なんにしても設計次第ということですね。
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この回答へのお礼

効果は絶大!ですか。そういわれるとつけないわけにはいきませんね。
あとオーニングって窓じゃなくて、庇のオーニングですよね。そういうものもあるんですか。もっと調べてみようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/05/14 21:02

設計者や施工会社の担当者とよく話し合われることですね。

切妻の屋根と言うことで、その張り出しがかなりあるのであれば、庇が不要になることもあるだろうし。

有名な建築家の家に庇が無いとの事ですが、もし、atokihさんが建築を勉強されていないのであれば、表面の意匠だけを真似るのは危険です。

意匠(デザイン)が卓越した方の家の場合は、デザインを優先させて使い勝手を全く考えていない事も有るし、その風土や土地の条件を鑑みたらそのデザインしか無かったと言う個々の成り立ちがあるからです。

個人的には、ほんのわずかでも庇がある方が良いと思いますよ。

太陽光の熱量はものすごいものです。カーテンなど内側で遮光するよりも、暑い時間は高度も高いので、庇でさえぎる方が理にかなっています。

また、昨今のサッシは素晴らしく性能が良いですが、やはり外壁との隙間には一番気を使わねばならぬと思います。

何はともあれ、家を立てられるとの事、うらやましい限りです。メンテナンスなども考慮に入れながら、楽しんで下さいね。(担当者の方と仲良くなられることが、いい家を作るコツだと思います。)
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この回答へのお礼

えーと、庇というと一般的に窓の上につけるもののことを言うのでしょうか。
「きりよけ」というかと思っていたのですが。
うちは屋根の張り出しがほとんどないので、いっそなくしてしまおうかとしているのですが、皆さんの貴重なご意見に従い、ちゃんと庇をつけようと思います。
ありがとうございました。
担当者とは仲良くなれそうで、そのへんは安心です。(^_^)

お礼日時:2004/05/14 20:58

日本ですから梅雨や台風があるのにデザイン重視の設計が多いですね。

庇も無く、雨戸も無く・・・。
私には理解できません。
庇は非常に重要ですので、是非取り付けてください。デザイン的にも良い物があります。
室温上昇や壁を伝った雨水の浸入を長期にわたり抑えるのは庇以外に無いと思います。
ぜひ、検討してください。

参考URL:http://www.ne.jp/asahi/kaiteki-home/yamada/
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この回答へのお礼

ちょっと説明不足だったのですが、窓の上にもやっぱり庇つけたほうがいいんでしょうか。いいんですよね。いま迷ってるのは屋根のほうなんですが。コストが安くてデザイン的によければ検討したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/05/14 20:52

庇のない窓の日差しの問題については、Low-Eタイプの遮熱、断熱のペアガラス+樹脂サッシを用いることで、かなりの程度、暑さをしのぐことは可能です。



庇がないと壁が直接雨に濡れるため、どうしても劣化が激しくなります。磁器タイルやレンガなどの劣化しにくい素材の外壁を選択する方がベターでしょう。

庇がなくても上記のように対応は可能ですが、当然値段は高くなります。上記を全部やると40坪の建坪の総2階建で、300万円以上は予算を多く取る必要があると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
Low-Eガラスも検討しましたが、やはり高い!です。外壁もあまりお金かけられないので、庇つくります。

お礼日時:2004/05/14 20:49

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