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変電所の中性点の接地について疑問があります。

(関東に住んでいるので関東の電力会社のことで書きます)

配電線は非接地系と言われています。
つまり配電用変圧器の2次側は接地していないみたいです。

でも、配電線(6kV)でも「対地電圧」と言って6kV/√3の電圧
があるみたいです。
この値が出てるってことは中性点を接地してるのかと思ってしまいます。

なんで非接地なのにこの数値がでてくるのですか?
正式な接地はしていないけど接地してるってことですか?

A 回答 (3件)

>GPTって変圧器の2次巻線から出ているんですか?



No.2のURLの図のごとく
変圧器の2次側(6.6kV)母線にGPTを設置しています。その1次側(Y結線)の中性点が接地されているわけです。

したがって

GPTの一次側電路の対地電圧は6kV/√3になるので、当然、変圧器二次側電路の対地電圧も6kV/√3になるわけです。これで対地電圧は、三相ともバランスよく6kV/√3になっています。

GPTの詳細な役割と働きについては、本件のご質問より外れますので別記でご質問されたらいいと思います。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすい説明ありがとうございます。
かなり参考になりました。

お礼日時:2004/05/12 20:44

>正式な接地はしていないけど接地してるってことですか?



そういうことです。

非接地系統でも、電力会社の地絡方向継電器や過電圧継電器(64H)の検出用のために、変電所母線に設置される接地形計器用変圧器(GPT)の一次側中性点で接地をつけているからです。

参考URL:http://homepage1.nifty.com/Pro31/sub3-7.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

#1さんの回答とは違う意見ですよね?

GPTって変圧器の2次巻線から出ているんですか?

お礼日時:2004/05/10 22:54

中性点接地はしていなくても配電線が大地との間に静電容量(コンデンサ分)を持ちます。


このため静電容量を通じてY型の中性点接地をした格好になります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

静電容量というのもいまいちわからないんですよね・・。
分布定数回路というのを勉強すればわかるようになりますか?

ところで、
「静電容量を通じてY型の中性点接地をした格好になります」
とあるのは、3相で考えるとわかるんですか?

お礼日時:2004/05/10 22:52

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