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電験1種ってどのように勉強したらよろしいのでしょうか?

2種までは本がかなりありますが1種の本はほとんどありません。
あったとしても過去問のようなものばかりだし、実際の
試験の問題はとんでもない変なものばかりでているような
気がします。

勉強法っていうのはありますか?
合格された方はどのように勉強していましたか?
特に1次試験が知りたいです。

ちなみに今年受けるのは機械と法規です。

A 回答 (1件)

すでに3種と2種ならびにエネルギー管理士に試験で合格されていると言う前提で話をします。


(これらの基礎無しには合格はできないと考えます)

勉強法は過去問題集(10年以上)の練習が最も効果的です。参考書として市販されているものは電気書院の過去問題集しかありませんが、OHMのバックナンバーを集めて解答を比較して研究することをお勧めします。
私の場合は
(1)電験3種のテキスト(OHMマスターシリーズ4分冊)の通読により3種合格
(2)省エネセンターのテキストで理論、配電、機器、応用の実力をつけエネルギー管理士合格
ここまでで3年くらい
(3)OHM誌の技術士用のコラムを通読
(4)電気書院の問題集(1,2種とも)、OHM過去問(1、2種とも)を3回くらい通読し、電験3種テキストで受験準備し1次と2次の機械(自己採点での判断)を除いて合格
(5)翌年1次免除で受験し2次に合格。上記以外に設備やメーカー見学、マニュアルの通読などしました。(実際に27万ボルトがある職場にいて火力発電所の建設に従事していたので火力発電機器の構成や環境対策などで得点できた)
のように記憶しています。(電験2種は受験せず)

私は大学院で電力工学を専攻しましたが、電験に関してはその知識はほとんど全く役に立ちませんでした(学校時代さぼったせいですが)
基本的に2種と異なり、計算問題がさほどできなくても論説問題を重点的に行うだけでも合格の可能性があります。(選択問題の選び方による)

電気工学ハンドブックを買いましたが、受験勉強では少ししか参考になりませんでした。(合格後の模範解答作成には役立ちます)

勉強は最初から科目合格ねらいでやるのではなく、全科目満遍なく基礎力をつける必要があります。ある分野に偏った勉強は2種以下では有効ですが1種では危険です。送電線の問題と思わせながら基礎的な計算であったり電力機器の知識が法律で必要になるためです。
合格にはある程度の実務経験も必要と思いますのでもし事務的な立場であれば現場や図面、技術文書をよく見たりチャンスを作って見学したりすることをおすすめします。1種では幅広い知識や経験を背景にしてあるまとまったテーマに対して要点を整理してわかりやすく解答する必要があります(指導的立場での「見識」を問うような設問が多い)。過去問題集にある解答例は解説も含んでいるため分量は実際の答案用紙の解答欄の数倍あります。実際の試験では時間内に論点を絞ってポイントをもらさず記述する必要があるので練習も必要です。
とりあえず過去問題集に目をとおしてどのような傾向か、問われ方をするのか確認してみてください。

勉強時間は能率によりますが、週に15時間(土OR日すべてと平日数時間)を各試験の半年以上前から、試験3ヶ月前からは倍量行いました。(当然会社はサボることになりますので上司への宣言のうえで挑戦することをおすすめします)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
とても参考になりました。
今年こそは合格できるよう頑張ります。

お礼日時:2004/03/29 20:41

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