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 パソコンで使う言葉で「拡張子」という言葉がありますよね。
(.exe とか .txt などなど)

 「拡張」って、「広げて大きくすること」と国語辞典に書いてあったのですが、
どういう関係があるのですか。

「拡張子」という言葉の語源は何でしょうか。

「拡張子」は外国語の訳語かもしれません。元の言葉の語源はなんでしょうか。

A 回答 (5件)

なにかを広げる、増やすというイメージは間違ってないと思います。


他にもコンピュータの世界では「拡張領域」とか「拡張文字」
「拡張コマンド」などの用法があり、これらは大抵、もともとあった
文字集合やコマンド群などに、あとから追加するときに使われる
ものです。
廉価版で売っている製品に、より詳細な機能が追加できるものを
「拡張キット」などと称し販売する例もありますね。

さて、拡張子の場合は、情報が付け加わったとみることもできるし、
それによってたくさんのファイルが「拡張」できる、とみることも
できます。
しかし、拡張というのは本来のものが広がるのであって、あるものが
別物になるときにはいいませんよね。ファイルにさまざまな拡張子を
付けるとき、たとえばabc.exe.dll.readable.writable.gz...などと
どんどん性質が「追加」されるならそういう情報の拡張だという
気もしますが、実際にはそうではありません。
また、aaa.exeだったら実行可能ファイル、aaa.txtならテキストファイル、
ということだけのものならば「拡張子」ではなくファイルの種類を
識別するための「識別子」でいいことになります。

このように考えてみると、私は以下のような意図で付けられたものだと
感じます(本当のところは当時の命名者に聞かないとわからないかも
しれませんが)、
「ファイル名として8文字使えますが、なんと、さらにうしろに
3文字も『拡張』させて特別な意味を持たせることができるんですよ!
どうです、ゴージャスなシステムでしょう?」

つまり実際のファイルの種類よりも意味よりもまず、
「名前に使える文字列の領域が拡張されている」。
昔のコンピュータはメモリも限られてますから、ファイル名につかう
情報もできればすごく小さいほうがいい。8文字あれば十分じゃ
ないか、それは今までのOS。この新発売OSは、さらに3文字も拡張
されてるのですよ奥さん。

きっと、このときの命名者が数年前の郵政省にいたら、あの郵便番号の
うしろに付ける4桁数字も「拡張子」と名付けていたのではないか、
そんな気がするんですけど。
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この回答へのお礼

再びお答えくださいまして、ありがとうございます。

>また、aaa.exeだったら実行可能ファイル、aaa.txtならテキストファイル、
>ということだけのものならば「拡張子」ではなくファイルの種類を
>識別するための「識別子」でいいことになります。

そうですよね。
「識別子」という名前の方がふさわしいですよね。

>「ファイル名として8文字使えますが、なんと、さらにうしろに
>3文字も『拡張』させて特別な意味を持たせることができるんですよ!

これは、名前の長さを拡張する、ということですね。No.2の方の回答に近いですね。

>「名前に使える文字列の領域が拡張されている」。
>昔のコンピュータはメモリも限られてますから、ファイル名につかう
>情報もできればすごく小さいほうがいい。8文字あれば十分じゃ
>ないか、それは今までのOS。この新発売OSは、さらに3文字も拡張
>されてるのですよ奥さん。

名前の長さを長くするというのは、
ファイルの名前を入れる領域を拡張する、ということなんですね。

ということは、結局、「拡張子」には「拡張する働きをするもの」という意味は無いんですね。

お礼日時:2001/05/20 18:17

> 結局、「拡張子」には「拡張する働きをするもの」という意味は無いんですね。



あくまでも私の業務上の経験からということになりますので、もしか
するとどなたかが「これをこう拡張するという意味なのだ」と主張される
かもしれませんが、元の意図はどうあれ、少なくとも
「拡張子.XXXを付けて、○○を拡張しましょう」
という言い方は聞いたことが無いし今後もないと信じます(Microsoft
がその意味合いを定義しなおしたOSを将来発売すれば別ですが)。
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UNIXでは、ファイル末尾の文字列を「Suffix」接尾辞といい、


extensionとは呼びません。これを取り入れたMS-DOSにおいて、
より厳密に言えばMS-DOSがお手本にしたCP/Mで使われだした用語です。

「.」以下3文字を特別扱いしてファイルの性質を拡張したものです。
(ただのファイルから実行ファイルやテキストファイルへ…のように)

一方、例えばUNIXではファイル名とは別に属性を用意して実行可能か、
読み込み可能かなどを表しています。(だから、特に.txtという
名前だとしても別になにかを拡張しているわけでもないので
拡張子とは言わないんですね)
MacOSでもやはりファイル名で判断するのではなく、ファイル中に含ま
れたクリエータやファイルタイプなどの情報を使用するので、「拡張子」
という言葉はあまり使われません。

extendが拡張するという意味ですから、「拡張子」の「拡張」は単純に
extensionを訳したものでしょう。「子」というのは、「演算子」
「識別子」などのように、ある性質を持った部分文字列のことでしょう。
(分子、電子、陽子、中性子の「子」と同じ、「小さな部分」を表す
言葉だと思います)

この回答への補足

「子」に付いてはわかりました。

>「.」以下3文字を特別扱いしてファイルの性質を拡張したものです。
>(ただのファイルから実行ファイルやテキストファイルへ…のように)

すみません。ファイルの性質を拡張、と言うのがよくわかりません。

例えば、abcdefg というなまえで考えてみると、
.ナントカ
というものを付け加えて、
abcdefg.txt
abcdefg.exe
abcdefg.dll
abcdefg.zip
というファイルを作ると、
「ほら、たくさんのファイルができました。」
ということになりますが、
このように、ファイルの数が増えることでしょうか。

それとも。。。
abcdefg
に比べて
abcdefg.exe
というのは、「これは実行形式のファイルですよ」という情報が付け加わっています。
このように、情報が付け加わることを「拡張」と言っているのでしょうか。

なにか、私のイメージする「拡張」という言葉は、広げる、小さいものを大きくする、とか、何かを増やすこと、とかいう意味なのですが、そのイメージが間違っているのでしょうか。

補足日時:2001/05/20 16:59
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ちょっと調べてみましたが、


意味は分かってても由来はなかなか出てきませんね。
原語については下の方が仰っている通り「extension」です。
(ここまでは調べれば解ることなんですけどねぇ。)

で、
> どういう関係があるのですか。
そのまんまの意味ですよ。
拡張のために与えられる分節だから「拡張子」なのです。
「ファイルネーム」を拡張して、
そのファイルカテゴリを示す情報を付け加えているわけですね。
御理解いただけました?

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>「ファイルネーム」を拡張して、

「拡張」しているのは、ファイルの名前なんですね。
例えば、
abcdefg
の後に .txt をつけ加えて
abcdefg.txtという名前になると、
.txtの分だけファイルの名前が長くなる、
そのことを「拡張」と言っているわけですね。

ご回答の趣旨はそういうことですね。

補足日時:2001/05/20 16:20
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以下の参考URLサイトに関連質問の回答があります。


「拡張子」
このページで
「拡張子 (extention)」
の記載があります。
この「extention」の和訳からきているのではないでしょうか?

それにしても「子」の解釈は分かりませんが・・・?

ご参考まで。

参考URL:http://page.freett.com/much/PC/glossary.html

この回答への補足

 早速のアドバイスありがとうございました。

 extention(extension)の訳語ですね。

で、問題なのは、何がどう「拡張」なのか、です。
(gooの和英辞典では、extensionというつづりになっていました。)

補足日時:2001/05/20 13:47
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