質問

質問者:serpent-owl 肯定の国
困り度:
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 仮定の話です。創作中の童話のネタなんですが、ストーリー展開に詰まってしまいまして。
 ナンタラ王国という国があり、カンタラという国王が統治しています。さて、慈悲深いカンタラ国王は、国民同士が傷つけあうことがない友愛に満ちた国作りのために、ある日次のような法令を制定・施行しました。
  1.国民は他人の意見を批判したり否定したりしてはいけない。
  2.他人の意見に賛同できない場合は何も言わず無視すること。
 そこで質問です。このような法令が施行されたこの国は、この先どうなっていくでしょうか。
 ちなみに、このナンタラ王国は立憲君主政体をとっており、一応憲法や法律がありますが、国民の言動を制約するものばかりで国王の権能を制約する条文はほとんどありません。この国には議会もありません。またさらには、カンタラ国王には超能力があり、国民の言葉や国民が語り合う家を消したり、国民そのものを消したりすることができます。これは、この国においては、「歴史」をその元となる痕跡自体からして消すことができることを意味します。
 歴史をないがしろにする国がよい国になれるでしょうか。この国をよくしていくには、どうしたらいいでしょうか。いちおうその、童話ですんで、できればハッピーエンドにしたいんです。よろしくお願いします。

※ この国は仮想の国であり、実在する国や組織とは一切関係ありません。
質問投稿日時:01/05/20 00:04
質問番号:78352
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回答

 

回答者:PEPSI 「ちなみに」に関しては考えずに回答します。
「肯定だけ」でそれ以外はしないと言うことだと
「他人と意志の疎通ができない」と言うことになりますよね。
自分の意見は誰にも否定されず自分の言うことは正しい、そして反対意見は聞かない。
外には出ているけれど「引きこもり状態」ですよね
議論のない国は発展することもないと思いますよ。
国としても個人としても。
そして人と人のつながりも立たれてしまうので
国としては崩壊を辿ると思います

余計なことですが
最近のゆとり教育には今あげたような状況につながる気がします。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 00:20
回答番号:No.1
この回答への補足 PEPSIさん、こんにちわ。いの一番の回答、ありがとうございます。
 そうですね、後から回答された方々も、やはり「ナンタラ王国に明るい未来はない」というお考えのようです。だから詰まってしまうのです。ストーリーが。何とか打開できないでしょうか。

 「ゆとり教育」については僕は「愚民教育」だと思っています。これは現実の日本の話ですけどね。町村さんとか、そのあたりの文部大臣たちは、未来の歴史の教科書ではあんまりよく書かれないのではないかと思います。「国益を損ねた」とか。…それでも「歴史」があるだけいいです。ナンタラ王国に比べれば。
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回答

 

回答者:noname#8665 あふ〜〜。八方塞がりですねぇ。この設定。
確かにPEPSIさんの言う通り、意志の疎通は成り立ちませんねぇ。
するってぇと、御希望のハッピーエンドまで持ち込む前に
意志の疎通の崩壊を描かなきゃなりませんね。
んで、国王に「これじゃいかん」と思って頂き
崩壊した意志の疎通の復興をはかる努力をさせ、
大団円を迎えるしかなさそうです。

さて、問題はここで意志の疎通の崩壊を描かなあかんということですが、
これはどう描くべきもんやら?
まず、「批判」や「否定」ってどういうものかってことが
法律に触れた人を取り締まる上で定義として必要とされます。
そして、その基準がだんだんエスカレートして厳しくなっていくさまを
描いていくようにするしかないでしょうね。
箇条書きでどんどんエスカレートしていく順番に書いていきましょう。

・誰がいる前でも、目の前で、誰かの言ったことに「それは違う」と言う。
・他人の失敗を攻める<失敗の否定となる。
・てんじて、その失敗をしないための対策など講じる。<間接的に否定となる。
・誰かについての悪い噂を流す。
・憶測でモノを言う。<事実の否定となる。
・いやいや、本人のいないところで誰かのことを話題にする。<本人に言えないようなことは本人の否定とつながる。
・誰かの嘘を指摘する<嘘の否定となる。
・犯罪を発見、防止する<犯罪者の行動の否定になる。
・犯罪者を捕まえ、処罰を与える。<犯罪者の人権の否定になる。
・何かについて、意見をする。<ある意見には必ず反対意見というものが存在するのであるから、
なにかについて意見をすることは自動的に反対の意見に対する反対意見となる。

などというような過程を追って、国民はしだいに必然的に使用すべき
語彙をどんどん消失していくことになるでしょう。
そうなれば、国王の意に反して友愛どころじゃなくなります。
言語を失いながらも国王への鬱積した怒りが言葉に出来ぬまま、
蓄積されていかざるを得ないでしょう。

そのなかでは、国民は黙って国外逃亡したり、暴動がおきたりしそうです。
(ああ、童話っぽくないなぁ。)
しかし、誰にも国王のその法律が失敗であるとか、間違いであるとか指摘
することもできないわけですから、国王が自分でそのことに気づかなければ
法律の改正はされないわけです。
問題は国王に気づかせる方法ですよ。これ。
う〜〜〜〜ん、むずかしいなぁ..............
すいません、まったく思いつかないので、顔洗って出直します。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 01:29
回答番号:No.2
この回答への補足 そうなんです。「否定を禁じたら言葉のデフレ・スパイラルが起きて言葉の意味が失われていく」、これは必然なんです。「AはBである」という肯定すら、「AはCではない」という否定を潜勢的に孕んでいます。スピノザが言うように「規定は否定である」ということです。カンタラ国王の「友愛の法」は、ナンタラ王国を崩壊の危機にさらすことになるでしょう。
 問題は、おっしゃるとおり、「どうやって国王に気づかせるか」です。その方法が問題です。その方法さえ見つかれば、ストーリーも展開できると思うのです。
 これから少しずつ、質問文で省いてしまった「設定」を小出しに追加していきます。まず「革命」や「暴動」はありえないということです。ナンタラ王国には軍隊がありません。だから軍事クーデターはありえません。また、国民はフルーツナイフ一本たりとも、武器を持っていません。ジャッキー・チェンのように「肉体そのものを武器に」するのもナシとさせてください。そもそも、どうやらこの国民の身体は「言葉の束」で出来ているようで、私たちが普通に考える肉体とはちょっとちがっているようなのです。
 ただ、そういう国でも唯一国王だけは「暴力」を行使できます。国民が語り合う「家」を、事前警告なしに消滅させることができるのです。これは「言葉の虐殺」です。この国の国民は言葉の束でできているらしいので、言葉の虐殺は確実に国民を傷つけます。しかも、そのような国王の暴力は歴史に残りません。ナチスに焼かれ虐殺された村が、地名ごと地図から消されたのと同じように、歴史を編む痕跡そのものから消されてしまいます。ほんの一握りの生き残りの証言から、その事件が「あったらしい」ことがうかがえるだけです。
 問題は、カンタラ国王にどうやってその暴力性を自覚させるかということにもつながるようです。
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回答

 

回答者:mamearai ナンタラ国の西のはずれにある村では、ちょっとした騒ぎがおきていました。
小川のほとりにある水車が、ゴロゴロと回っては、収穫した麦をひいていたのですが、見回りにきた農夫がそこで見たのは、上流の村からやってきて、こっそり小麦を頂戴しようとしたどろぼうさんでした。
「コラっ!」と一喝したら、どろぼうさんが言いました。「こっちは今年は洪水で麦がダメになったんだ。この小川の水は、うちの村からだって流れているんだから、ちょっとぐらい分けてくれたっていいじゃないか。」「なに言ってるんだ。こっちだって被害はあったんだ。少ない麦でみんな生きていかなきゃならないんだ。勝手に盗むおまえの方が悪いんじゃないか!」と怒号で追い返しました。
そんなことが起きているとは知らないカンタラ国王は、友愛二法を宣言しました。
膝で手を打ち、やった、と静かにほくそ笑んだのは、くだんのどろぼうさんです。
今度は、堂々としています。たくさんの麻袋を荷車に積み込んで農夫を訪ねました。
「ひいた小麦を水車小屋から持っていくぞ」と声高らかに宣言すると、あっけにとられた農夫は「このやろう、また懲りもせずに!」と、持っていた牛のための鞭を振り回しはじめました。
「おっと!そりゃ、カンタラ国王の友愛に反するけど、いいのか!俺の意見をあんたは批判したり否定したりできないんだぜ」「どこか意見なんだ、ただのどろぼうじゃないか」「この小麦が育つには、うちの村の水が不可欠だ。だからこの小麦を持っていく権利がオレにはある、という意見だ」「口で批判しなければ、いいんだろう。こうしてくれる!」と鞭を振り下ろそうとしたとたん、カンタラ国王の超能力が発揮されました。農夫が消えてしまったんです。「そうれ言わんこっちゃない。無視する以外はしちゃぁいけないんだ、っていうことをわかっていないんだから。」
こうして国中にどろうぼうがはびこり、みんな働くのがイヤになり、今日を暮らすのがやっとの国になっていきました。
ナンタラ国の東で、ある二人が出会いました。一人はおばぁちゃん、もうひとりはやっと馬に乗れるようになった少年でした。
「ぼうや馬に乗るのがうまいねぇ」「馬には乗れるようになったんだけど、いつもおなかがすいているんだ。いつもこの馬と一緒に草を食べるんだけど、おいしくないんだ。みんなも、いつもおなかすいているんだ」「わたしもおなかがすいているよ。だけどそれは誰が悪い、なんてことを言えないから、しょうがないねぇ」「誰かが助けてくれないかぁ・・・」「し〜〜ィ!!それ以上言ったら、批判したことになっちゃうんだから、気を付けなきゃだめだよ、ぼうや。今まで生きてきたけど、ここ数年、突然知ってる人が何人もいなくなっちゃっているだから。」「だけどその人たちは、たくさん食べられるところに行っちゃたのかもしれないよ。その人たちがどうなった誰も知らないんだから」「誰も知らないっていうことは、いなかったことと一緒だからねぇ。わたしの勘違いで、もしかしたらいなくなっちゃった人なんていないのかもしれないぇ。ぼうやが言う通りだ。」「そうだよ。おなかはすいているけど、みんな仲良くしてるじゃないか」「ぼうやのまわりはみんな仲良くしてるかい?」「してるよ。家の中でもおじいちゃんとおかぁちゃんと、ちっちゃい妹でなかよくしてるよ」「おばぁちゃんやおとうはどうしてるんだい?」「えっ!そんな人知らないよ」「ともだちのところには、おばぁちゃんやおとうはいないのかい?」「いるよ。どうしてともだちのところにはいるのに、うちにはいないの?」「おなかがすいたねぇ」
どうして自分にはおばぁちゃんやおとうちゃんがいないのか、おじいちゃんやおかぁちゃんに怖くて聞けずに、そのままずっと過ぎていきました。
どうしてだろうと思い始めて1年ぐらいがたったある日、学校の教室で全てがわかりました。
先生が教室に入ってくると、目を赤くして、少しふるえながら、しかもぎこちない動きで教壇に立ちました。「みんなよく聞いてほしい。この国の王様は間違ってい・・・」そこまで言いかけたとき、先生の姿がみるみる消えていきました。
謎はわかったものの少年はいてもたってもいられず、ナンタラ国王に会いに行きました。
剣を携えた近衛兵と侍従が見守る中、少年は国王に謁見しました。
「僕は思います。みんなが仲良くするには、みんなが消えてはいけないんです。みんなが消えたら王様だって、国民一人もいないのに王様のままでいられないと思います。」「かわいいぼうやだね。法律はわかるかい?君のその意見に私が批判してはいけないとでも思っているのかい。法律は国民が守るものだが、私は国民ではないのだ、国王だ。国民が一人もいなくても、私一人が国王で良いのだよ」「では聞きます。王様は、国民が一人もいなくなったら、何を食べるのですか、次の王様になるこどもはどうするのですか。奥さんもいなくなっちゃうんですよ。」「おもしろい意見だ。考えてみるがよい。私には超能力がある。この国がもともとない国にもできるんだ。過去がなければ私だってつらいことはない。それに、過去が無ければ、未来があることだって気が付かないのだから、次のことを考える必要もない。今が良ければそれで良いのだ。国民が消えたくない、ただそれを思っている間だけだろうが、それで私は十分国王でいられるし、国民はちゃんといることになる」
「みんなが、過去のことを覚えているうちに、他の国に出ていってしまって、この国のことを批判したらどうするのですか」「よその国から批判されたって、この国の中では、批判ができないんだから、誰一人そんなことを聞くことはない。それに、よその国に行く前に、私の超能力で消してしまうだろうよ。」
「ではもう一つ聞きます。」「質問をする、というのは良いことだな。おもしろい、聞いてみなさい」
「批判したくても無視する人たちが多くなって、どんな批判があるのかもわからなくなっていく国民がいて、それに超能力があって批判する心を読めるあなたは、それがわかったところでその人を消してしまうのであれば、王様以外の人には、世界に批判というものが無いことになるのではないでしょうか」「その通りだ」「それなら、そもそもこの法律が意味をなさないのではないでしょうか」「しかし法律をなくせば、批判する国民が出てくるのも自然だろう。そうしたら、国民の友愛が崩れるではないか。それはイカン」
「では他の質問です。王様はいつから王様なんですか?」「最初からだ」「生まれたときは赤ちゃんじゃないんですか」「それはそうだが・・・それがどうしたと言うのだ」「誰かがあなたを王様にしない限り、あなたは王様にはなれなかったんじゃないのですか」「その通りだ」「だとしたら、あなたを王様にした人たちは、他の人と王様とを区別して、あなただけを王様にしたのではないのですか。そうだとすると、その人たちは他の人が王様になるのを、批判はしなくても少なくとも否定したのではないですか」「否定を前提に私が国王であることが成立しているとでも言いたいのか」「その通りです」「堂々めぐっりだな。私は今が良ければそれで良い。否定を前提にしていても今は国王だ。」
「最後の質問です」「そろそろ消える覚悟ができたか」「消えたくはありません。」「よい心がけだ」「今でも、国民は王様以外の人を王様にすることを否定していることになるのではないのですか。それはずっと続かなければいけないのではないですか。」「それこそ無視すればよい。それ以上のことはできないのだから」「ならば、否定することができないのであれば、ある人が、私が王である、と宣言したら、みんなは批判も否定もすることもできないで少なくとも無視することしかできないのではないですか、そしてその人が法律を作れば、それを批判することも否定することもできないのではないですか。」「それこそ瞬時に消してやる」「皆が同時に宣言すれば、王様が仮に皆を消してしまっても、その瞬間は、王様は既に王様ではなくなるではありませんか。次の瞬間に皆が消えても、王様が王様で無い状態だけが残るのではないですか。王様を批判して皆が消えても、それは王様は王様のまま皆が消えますが、王様でないまま王様一人残ることは、王様はそれでも良いとおっしゃるのですか。そもそも王様は一つの国に一人しかいないことに矛盾するようになっていくんですから」「やってみるが良い」
「私は王である」少年が宣言しました。近衛兵や侍従はそれを否定しないのは当然ながら、自分たちも「私は王である」と宣言しました。その宣言は城の外まで瞬時に広がっていきました。宣言した人たちは次から次へと消えていきました。
王様は王様でなくなって一人ぼっちになってしまいました。「私は国王ではない」誰も否定もせず、また肯定もしない国になりました。国王ではなくなりましたが、超能力は使えます。国民みんなが王様になって消えてしまった人たちが、自分が王様であると思いこみながら、また現れてきました。唯一自分だけ国王ではなくなった前の国王は、多くの国王に勧められ、自分も国王である、と宣言しました。みんなが国王になって、国王であることと国王でないことの違いがなくなりましたとさ。


国民が一人もいなくても国王は構わない、という設定まで引あげてみました。
けど、国王でないまま一人になるのはイヤだ、という設定を加えました。ツメが甘いのは許してください。
回答欄の制限にひっかからなかったのが私の幸せではあります。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 03:04
回答番号:No.3
この回答への補足 すごい。ちゃんとストーリーになっていますね。しかも面白い。しかもしかも、後半の「少年」の質問は論理的に筋がとおっています。童話でありながら、きっちり「テツガク」のテーマを持っているものと拝読しました。
 しかし、あんまりはっきりと「ハッピーエンド」とは言えない気がします。できれば、カンタラ国王に「その法律はおかしいよ」とわからせてあげるとか、「いきなり国民や語り合う家を消す前に、いろいろと段階を設けて柔軟な法治状態を実現できないかな」と提案するとか、そういう方向で考えていただければな、と思います。
 それにしても、多大なお時間を割いていただいたのでしょうね。とても読み応えがあります。ありがとうございました。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:hidamari 哲学のカテゴリーは私には場違いだと分かってても
ついつい、面白そうで・・・(^^ゞ
難しいことは分からないけど童話!と言うので来ちゃいましたぁ〜

いろいろ考えたけどぉ、どれも中途半端になるぅ(T_T)
だから〜もう少し情報が欲しいな〜!

・ナンタラ国民は憲法や法律を踏まえて国民になったの〜?(自分から望んで)
それとも、強制的にナンタラ国民にならされた?

・国民はナンタラ国がイヤだと思ったら自由に
国外退去や亡命が出来るの?出来ないの?

(^^ゞ生意気にも補足要求になっちゃってるけどぉ
「場違いバカなお前は回答しなくて良し!」
と思ったら、ハッキリそう言ってくださいね〜!
種類:補足要求
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 09:16
回答番号:No.4
この回答への補足 こんにちわ。回答(補足要求)ありがとうございます。個性的な文体、いつも楽しませていただいています。「場違い」などとおっしゃらず、どんどん参加してください。
 さて、お尋ねのことですが、まず前の方。
 ナンタラ王国の国民になるには、カンタラ国王が決めた憲法や法律に同意することが求められます。同意しさえすれば、誰でも国民になれます。つまり、この国の国民は強制的に国民にさせられたわけではなくて、一応自主的に国民になっているわけです。しかしその一方で、同意を求められた憲法や法律をよく読んでいない国民が多いのもまた事実です。
 後の方です。
 国外退去や亡命は自由です。そうするとその国民の名前は失われ「名無しの番号」に付け替えられます。また国外退去や亡命をすることなく、つまり名前を残したまま、この国で生きることをやめることもできます。何も言わなければいいのです。

 どうも、質問文は長くなりすぎてはいけないと思って、本当は提示しなければいけない「設定」を省いてしまったところがまだまだあります。またお尋ねください。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:littlekiss 『裸の王様』のようなお話ですね。考える時間下さい。すぐに締めないで下さい。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 13:31
回答番号:No.5
この回答への補足 ご発言をお待ちします。いろいろな問題点がありますが、一つには回答No.3の「補足」に記したような「法運用の硬直性」があります。ナンタラ王国では「放置」の次の段階が「死刑」と言ってよいほど、問題に応じた段階的な柔軟性が欠落しているのです。残しておくべき言葉まで含めて、まるで無差別爆撃でもするように「家」ごと消してしまうなど、まさに沙汰の限りと申せましょう。
 「放置」と「死刑」の間にどのような段階を設ければよいのかというのが問題の一つです。
 それを如何にして国王の奏聞に達するかという問題も、その次には問題になりますが。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:DASS 「ちなみに」の部分と、「歴史をないがしろにする」の部分が、「仮定」とどうつながるのかよくわかりませんので、本題であろう「法令施工後のハッピーエンドな国の行方」だけを考えます。

「他人の意見を批判しない」だけなら、「ブレインストーミング」に似ていると思います。
つまり、「他人の意見に賛成できないなら、より良い(より大勢に賛同される)別の意見を出す」ように、国民みんなが考えるようになったとするとハッピーエンドになりませんか?
新しい意見がすばらしい物なら、先に古い意見を出した人も、「納得」して賛同してくれるのではないでしょうか。
国民の向学心も上がり、国全体が豊かになるといいですね。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 19:08
回答番号:No.6
この回答へのお礼 御回答ありがとうございます。なるほど、ブレインストーミングですか。何かに悩んでいる国民にブレイクスルーのヒントをつかんでもらうためとか、そういう場合にはとても有効ですね。参考にさせていただきます。ただ、国民同士のどんな対話にもブレインストーミングの手法が適しているかどうか…。ストーリーにふくらみを持たせるために、「相手の意見を批判したり否定したりできないと困るような場」も盛り込もうと考えているのです。例えば、大学とか。表面的な言葉のやりとりしかできなくなって、この国の諸科学が停滞してしまって、国力の衰退につながって…と。
 よろしかったら、またご意見をお聞かせください。

回答

 

回答者:y2a2 考慮すべきあるいは整理しておかなければならない点として、
(1)カンタラ国王の所信
 ○この国をどのような国にしたいのか
 ○その所信は国王一人の考えによるものなのか
 ○カンタラ国王の所信は本当に国または国王の考えによるものなのか
  (役人だけで密室で考案されたものではないのか)
(2)国家予算
 ○国家を運営していくための予算はなにによって賄われているのか
 ○国民の納税義務の有無
 ○労働対価
(3)国家権力の行使
 ○それを行使することによる効果の分析(無政府状態を放置することが本当に得られる
  ものよりも失うものが多いのか否かの検証)
(4)国家の独立
 ○特に国家権力の行使がなされやすい地方については独立を認めることはできないのか
(5)虐殺された国民の知的所有権
 ○他国での発言に対する自由
などがあろうかと考えます。

(ご提案)
 三権分立制度の確立がなされない限り、この国の専制主義はなくならないと思われます。
 国民の地道な自由解放運動によって、その制度を確立していくしか方法がないのではないでしょうか。
 
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/20 20:03
回答番号:No.7
この回答への補足No.7
 わざわざのお運び、ありがとうございます。たいへん貴重なご指摘をいただきました。物語の世界を膨らませ、骨太な骨格を与えるために必要な要素ですね。では一つずつ。
(1)国王の所信
 「対立のない友愛の国」を求めているのでしょう。作者としても、国王のその気持ちは尊重したいのです。だから「慈悲深く徳の高い王」としました。ただ、カンタラ国王にはちょっとした欠点があるのです。それは、知能水準がかなり低く、思慮深さに欠けるということです。また、文章能力も低劣を極めており、詔勅文書にすら2箇所3箇所と誤字脱字が見つかるありさまなのです。これは、王の政務を輔弼する官僚団にもロクな人材がいないことを如実に示しています。そういう、ほんのちょっとした欠点です。
 関連して、先に回答を寄せられた方への補足で触れた「無差別爆撃的な言葉の虐殺」について国王の弁明をしておきますと、カンタラ国王はそのように愚かですので、自分がやったことの罪深さを自覚できないのです。そして、その超能力をもって抹消した「歴史」が、深刻な対立の芽を生み出しつづけていることにも気づいていません。
 そういうことですので、「所信」は一応カンタラ国王自身の思いです。が、その理念の高邁さにもかかわらず、官僚団も国王自身も、あまりにも愚かなのです。
(2)国家予算
 童話ですので、「累進課税」とか「直間比率」とかそういう話は持ち込まないつもりですが、およそ世にあるいかなる国家もそうであるように、ナンタラ王国も「国民のはたらき」なくしては国家運営が成り立たないことは確かです。国民の身体からして「言葉の束」であるこの国では、言葉が通貨の機能を果たしており、国民の言葉はすべて王国に捧げられています。
(3)国家権力の行使
 この点がまさにストーリー展開の上で重要なのです。今までいただいた回答では「友愛二法はナンタラ王国にとってマイナス」という方向のものが優勢ですが、このマイナスをどう表現していくか、そしてどうやって克服し、国王に伝えるか、それで頭を悩ませているのです。
(4)国家の独立
 「独立」までいかなくとも、「地方ごとに微妙に法令運用を変える」という考え方もあるかもしれません。No.6のDASSさんのご意見のように、ブレインストーミングが向いている地方や「家」もあり、向いていない地方や「家」もあるわけですから。
 それから、No.4のhidamariさんの御回答に付した補足からもおわかりのように、設定上「国民は国外退去可能」ですから、別天地に新たな国を作ることは可能です。カンタラ国王の超能力は、ナンタラ王国国内にしか及びませんから。しかし、「ナンタラ王国をよい国に」していくハッピーエンドという方向からすると、ちょっと…。
(5)虐殺された国民の知的所有権
 お分かりのように、ナンタラ王国の憲法や法令はかなり時代遅れですので、ご指摘の知的所有権の問題も、国外の国際的な法廷に持ち込めば訴訟に勝てる見込みは高いでしょう。「権利濫用の法理」ということで。

 それから、最後の「三権分立」のことです。これは裁判所や立法府(議会)の設立を含みますが、カンタラ国王がこれらの設立を認める可能性はほとんどないでしょう。いちおう、設立の建白を国王の奏聞に達する価値はあろうかと思いますが、批判されたり否定されたりはしないものの、「無視」される公算が高いと思われます。

 あっと、もう一つ。y2a2さんの「お笑いモード」でのご参加も歓迎しますよ。「笑い」は被抑圧者の抵抗手段、庶民の武器ですから。o(^o^)o
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:north073 私は昔『ウォーターシップダウンのうさぎたち』という物語が好きで、何度も繰り返し読んでいました。
ご存じですか? 新しい自由な環境を求めて若いウサギたちが旅をする物語です。
似た話になってしまうかもしれませんが、御容赦ください。

ナンタラ王国には、このような法令のもとで(またはこのような法令も知らずに)幸せに暮らす国民がいる一方、このような法令に疑問を感じるという血気盛んな若者たちがいました。
「どうもこの国にはよくない臭いがするんだ」、と、たとえば若い国民Aが言います。
「ほら昨日あったはずのあの家が消えているのに、誰も気にかけていないみたいじゃないか」
「みんな臆病者なのさ」吐き捨てるように、腕っぷしの強そうなその仲間Bが言います。
「変なことは変だって、王様にでも直訴しなきゃあ、みんなわかりゃしないんだ。何なら、俺らが暴れてこの国をめちゃくちゃにしようぜ」
「それはだめだ」さっきまで本を読んでいた顔をあげて仲間Cが応じます。
「暴れてみたところで、国王の手で全てが消されてしまうだけだ。それに、我々だけが直訴したところで、国王の気が変わるはずがないだろう」
「どうしてだよ」Bが近くの壁を殴りました。
「国民の大多数はそんな疑問を持っていないからさ。それに、国の中で国王に対する批判なんてできないから、我々の意図を国民に説明することもできないよ」Cは至極冷静に答えます。
「C、そんなに落ち着いている場合じゃないよ。このままじゃ、僕達だっていつ消されるかわからないんだから」
「ここで生きたいなら、この国の法令に従うしかないんだよ、A」
「いや、一つだけ生き延びる方法がある」部屋の後ろで聞いていた仲間Dが言います。
「なんだい、それは」
「あの国境を越えて、みんなで暮らす国を作るんだ。そこには王様も窮屈な法令もない」
「国境を? 越える? 正気か、D。国境を越えたら、誰がメシを食わせてくれんだよ。それに国民もぐっと減っちまって、淋しくなるぜ」
「いや、でもそれしかないのかもしれない」冷静なCが言いました。
「この国の国民じゃなくても、よその人々もその国に集まってくれるかもしれないし…我々が食べるくらいならなんとかなるだろう」
「ここに残る奴らはどうするんだよ」情に厚いBは大心配です。
「それは彼らが気づくまで待つしかないね。自己責任だよ」Cはあくまで冷徹です。
「いや、新しい国が栄えるようになれば、きっと国王も気づくはずさ。どうすれば、本当に国民が幸せなのかということをね」とD。
Aは、さっと部屋の戸を開けました。「さあ行こう! 僕らの新しい国へ」

 そんでもって、すったもんだの移住劇があり、行った先での問題もあり、ひょっとしたら国王の改悛があり、の一大ドラマが繰り広げられるわけです。
ハッピーエンドにしようと思えばできるし、バッドエンドにもできますけどね。
 童話ということなので、童話に似つかわしくない問題はすべて先送りにしています。
○ どうやって仲間を募るのか。誰がリーダーになるのか。
○ ナンタラ国の国制とは違う新しい国制を生み出せるか。
○ 新しく作った国で、リーダーは国王の苦悩を繰り返さずにすむか。
  
ところで、補足の中で
>「いきなり国民や語り合う家を消す前に、いろいろと段階を設けて柔軟な法治状態を実現できないかな」と提案するとか
というところがありましたが、これだと童話的に面白くないので、あえて革命的な話を作ってみました。
悲劇仕立てにするのなら、
「薬屋の言うとおりにしとったら、ばあさんが死んじまった〜。そこの医者、お前向かいから見ておったはずだろう」
「見ていましたが、薬屋さんの意見を批判しては法令違反になると思い、黙っていました」
「うおお、これというのも国王の作ったあの法令のせいじゃあ〜」
「ううむ、このようなことになろうとは。わしがすべて悪かった。あの法令を直して『間違ったことを言っていると知ったときは、批判をせぬ範囲で直してあげること』としようぞ(さめざめ)」
てなことになるのでしょうか。これじゃあ、いくらなんでも手遅れか。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 00:08
回答番号:No.8
この回答への補足 north073さん、「全知全能part2」でも回答を寄せていただきましたね。ありがとうございます。mamearaiさんの回答に続き、わざわざストーリー仕立てで書いていただきました。しかも一人一人の個性が書き分けられていて、血が通っている感じがします。このような人物描写はぜひとも参考にさせていただきます。
 なるほど、『ウォーターシップダウンのうさぎたち』ですか。なつかしい。それで「国外脱出・新国家樹立」という方向になったわけですね。y2a2さんのところの「補足」にも書きましたように、たしかにナンタラ王国の国民は国外退去を自由にすることができます。が、多くの国民は、カンタラ国王とナンタラ王国を愛しているのです。できればこの国でのびのびと暮らしたいと願っています。ですから、例えば「法運用に柔軟性を持たせて」などの方策で良い方向にもっていきたい。しかもストーリー的にも面白くなるように、と。難しいでしょうか。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:littlekiss 裸の王様のときは、一人の子供が王様を指差して「王様は、裸だ!」と、群衆のいる場で少年が言葉を発したことからそれまで、みんなおもっていても口にしてはいけないという暗黙の了解があった、また、罪に問われるという罰が怖くてだれもそのことを口に出さなかったが、「みんなで言えば怖くない」じゃないけど集団心理が働いたのか、その場に居合わせた人々が、顔を見合わせ各々「そうだよ!やっぱりはだかなんだよ」「王様は裸だ!」「そうだそうだ、裸だ!」ひそひそ声が、またたくうちに大合唱するかのごとく言葉を発しだした。いままで、胸をはって裸かのまま馬に乗っていた王様は、群衆の前で自分が身になにもまとってないことを気づかされとても恥ずかしくなったことはいうまでもない。そのご、王様は自分の過ちを認めそれまでに設けた罰則も撤廃した。そして、正直に「王様は裸だ!」と、教えてくれた少年に感謝した。その一方で、王様をだました仕立て屋の二人組みにはとてもとても重い罰をあたえた。

一国の国王(=力の強いも者)が、わけわかんないことを言い出すとそのとばっちりを受けるのはきまって庶民!(=力の弱い者)。このときの力ってなんだろう〜?王様は、広大な領土を有してる。そして、庶民はそこに住ましてもらってる。まず、この時点で対等ではなくなってるよね。力関係でいくと王様の方が大。そう、そういったことが長く歴史的に続いてきてると「さからっちゃいけない」って常識?慣習?としてひとつの流れがおおきく流れているんだろうね。それは、目には見えないけれど庶民の心の中に埋め込まれてしまってるんだろうなぁ〜。王様がいつしか絶対君主になっちゃって、王様の仰ることはすべて正しく、王様にそむくことは悪である。いつの間にか、その国の国民もマインドコントロ−ルに近い状態に陥っちゃうんだろうね。イエスマンになっちゃう。だって、NO!なんていった日には、どんな罰がまってるのかわからないもん。家族で仲むつましく暮らしていた大事な家を王様の発言に意義をほんのちょっぴり唱えただけで爆破されたのを横目で見ちゃうと・・・ああはなりたくないと思うのもわからなくはない。要領よく「ハイ、ハイ、仰るとおりでございます。」と、いってる方が安泰だから・・・。安泰というか安全を選ぶことで、自分の意思や考えってものを同時になくしちゃうことになるよに思えるんだけど・・・フラストレ−ションたまんないのかなぁ〜?そんでもって、王様は自分の考えにゴチャゴチャ意見してくる者もいくなることで本当に満足しちゃっていいのかなぁ〜?そら、耳の痛いこと言われるよりも耳障りのいい言葉をきいているほうが気分的にはいいかもしれないけど・・・いまの自分ていうものからは何の進歩も発展ものぞめないんじゃないのかなぁ〜。王様は自分がル−ルだから、発展も進歩ものぞんでいないかもしれないね。この国の中にいる限りは、王様と比較する対象がないからこの状態を疑問にもかんじないんだろうなぁ〜?王様も旅に出ればいいのに・・・いろんな国に訪れて見聞してくれば、いろんなものの見方できるようになると思うんだけど・・・。裸の王様に関して言えば、見栄や体裁にとらわれて自分の判断でものがみれなかったこと、その、見栄や体裁のために国民が辛い日々を強いられた。力の強い者が物事を判断するときは、必要以上に慎重にかつ冷静にことにあたってもらいたい。与える影響が絶大だから・・・誤りに気づいたらだれになんと言われようが、王様の面子なんかにこだわらずに素直に謝ろう。そして、誤りを修正したらいい。王様の肩書きをしょってるがために面子へのこだわりすてにくくしてる。

あぁぁぁ・・・支離滅裂です。よい国づくりまでまだ書けません、また、でなおします。失礼しました。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 01:09
回答番号:No.9
この回答への補足>目には見えないけれど庶民の心の中に埋め込まれてしまってるんだろうなぁ〜。…いつの間にか、その国の国民もマインドコントロ−ルに近い状態に陥っちゃうんだろうね。イエスマンになっちゃう。

 はい。こういう「自ら進んで服従する主体」の成立について、ミシェル・フーコーが「パノプチコン(一望監視監獄)」をモデルにして説明しています。円形に配置された独房の唯一の窓が中心にある監視者の塔に向いていて、その塔の中には本当に監視者がいるのかどうかわからないようになっています。が、囚人たちはそこに監視者がいるものと思い込んで、常にその視線を意識して行動するようになります。その視線を、いわば内面化して自分の行動規範にする。「自ら進んで服従する主体」になるわけです。これをフーコーは「権力の自動化、非個人化」と呼んでいます。そして、学校や職場など、効率を求められる社会組織には、多かれ少なかれこのような構造があるのだと分析しています。
 ナンタラ王国にもそういう構造はあるのでしょう。カンタラ国王は滅多に国民の前に姿を現しませんが、国民は常に国王の「目」を意識しています。その「目」を一人一人が内面化していきます。権力が自動化され、再生産されます。自ら王になりかわって他に「従え」と命じる人まで現れてきます。むろん、そうした人たちも平穏な秩序を保つ役割の一翼を担っていますので、一概に悪いとは言えません。が、そうした笑顔の善意ですら、ときとして「悪意」に変じてしまうのです。ナンタラ王国の国民も、時には立ち止まって考える必要があるでしょう。
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回答

 

回答者:nekoucchali >他人の意見を批判したり否定したりしてはいけない

わけで、黙って聞いてたら勝手なことばかり言いやがる身勝手な人間がはびこり、巧みな屁理屈による利益誘導でmamearaiさんの冒頭みたいに一時大混乱に陥りますが、

まもなく口先三寸に巧みな人間が国と社会の要所を牛耳るようになり、また国民も巧みな屁理屈による処世術を見に付け、安定に向かいます。

そして近隣諸国から「屁理屈の王国」と呼ばれ、当初この国に旅行したり商売しに来たりする外国人は屁理屈の習慣に悩まされることになります。しかし、この国の屁理屈文化は世界に発信され、わざわざ屁理屈を学びに来る外国人も大勢います。

ナンタラ王国はちょっと変な文化のある普通の国として落ち着きました。

めでたしめでたし。
種類:回答
どんな人:経験者
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 01:28
回答番号:No.10
この回答へのお礼 う〜ん、なるほど。「批判したり否定したりしない」話し方を国民がこぞって洗練していくと、屁理屈文化が成立していくというわけですか。なるほどなるほど。物語の中盤あたりを思いつく限りの屁理屈で満たしてみると、滑稽味が出せるかもしれません。むちゃくちゃな論理が飛び交う世界。面白そうです。そうか…そのまま終わらせてもいいかもしれませんね。ある意味でハッピーエンドです。最後の方で狂言回し的にソクラテスみたいな人を登場させて、皮肉に満ちた「産婆術」で他人を否定しまくらせて、あっさり消えてもらうというのも趣向としては面白いかもしれません。

回答

 

回答者:mori0309  こんにちは。完全に素人のmori0309です。童話のなかの仮定の国の話なのに、ものすごく高度な内容展開ですね。論客がせいぞろいしてらっしゃる。いつもお世話になっている(←ああ、サラリーマンの常套句。ご勘弁を)serpent-owlさんのご質問なので、身のほどもわきまえずに、ノコノコと出てまいりました。素人の愚見を陳列させていただきまする。本公演の幕間のピエロのパントマイムです。(←自分で言うなってば)

 ウソの平和とホントのいざこざと、どっちがいいでしょう。そりゃやっぱり、ウソでも平和のほうがいいなあ。たとえば電車のなかで喧嘩が始まったりすると、オロオロして、見ぬフリして、そのくせ自己嫌悪を感じたりして、からだによくないもんなあ。ただでさえ仕事で疲れているのに。ネット広場の喧嘩だって同じように見たくない。礼儀正しい挨拶や、ほのぼのとしたお礼交換がいいなあ。喧嘩はおまわりさんが何とかしてほしいなあ。・・・ぬぁぁぁぁぁーーーんてゆうとるから、みんなみんなダメになるんじゃい!!!自分のことが自分でできない、自分のことを自分で考えられない、自分にふりかかってきた問題を自分で解決できない、間抜け・腑抜け・腰抜けになるんじゃい!!!喧嘩がどうした。それが怖いんかい。場が汚れるのがイヤなんかい。シベリアで死んだ兵隊さんたちの苦労を考えろっつうの。それに比べりゃネット広場の口げんかなんざ・・・(ありゃ、脱線だ・・・)とにかく頭にきたら怒ろう、間違ってると思ったらそれは違うと言おう。恥じをさらしたら素直に笑われよう。でなきゃ国が社会が死んじまう。今の世の中、みんなミョーに優しすぎるんでないかい。傷つくのを恐れすぎちゃいないかい。王にもみ消されてもかまわん。正史だけが歴史じゃなかと。教科書に載っていない事実の厚みのほうが数百倍・数千倍あるんじゃい。正史に載らないことのほうが誇りじゃい。

 ちとガラにあわぬことやってしまいました。具体的提言は、また次の幕間に・・・
(またのご登場をお待ちしてやってください)
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 02:25
回答番号:No.11
この回答への補足>とにかく頭にきたら怒ろう、間違ってると思ったらそれは違うと言おう。恥じをさらしたら素直に笑われよう。でなきゃ国が社会が死んじまう。

 「ガラにあわない」といえば、たしかにいつもの温厚なmori0309さんにしては「ガラにあわない」ですね。(^^
 でも、おっしゃっていることは同感です。「ヘンだぞ、ちがうぞ」と思っても、口に出せない世界って怖いです。ただその、引用部分最初のところにある「怒り」に関しては、物語上は「怒ってる人」にはあまり決定的な役割を果たすようには考えていません。もうちょっと道化っぽいキャラクターで考えています。そう、「ピエロ」みたいな。

 さてしかし…「法運用の柔軟化」の方向で寄せられるご意見を期待しているのですが、なかなか…ですね。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:misoka > 国民同士が傷つけあうことがない友愛に満ちた国作りのために、

「傷つけあうこと」は、なくなるかもしれませんね。
というより、この2つの法令、「友愛」とは本質的に関係ない
ですよね...
そう考えれば、カンタラさんって、愚かですね。
子どものころから否定ばっかりされて、心の傷を負っていたん
でしょうか?
あ、この童話のテーマって、実はキョーイク問題?(なわけないか。

でも、法令第2の「無視」が、第1の「批判」「否定」を意味して
しまったら、あまり法令の意味はないってことになりますね。
...というより、現実的に考えると、かえって陰険かも。(^_^;
(この点をリアルに描くと、教育上よくないかも????
 じゃ、やっぱりその現実も「無視」する????)

それにしても、このナンタラという国、言論のことばっかりですね。
だから、言葉の国なんですね。きっと(?!
言葉の国であれば、発言しない=存在しない が成り立つので、
先の法令にも矛盾がないですし。
では、言葉の国の「友愛」や「慈悲深さ」というのは、心的な世界のそれら
とは、自ずから性格を異にするでしょうか?
(ひょっとしたら、そうなのかもしれないですね???)
そして、更には「歴史」も──?

> いちおうその、童話ですんで、できればハッピーエンドにしたいんです。

では、SMAPじゃありませんが「朝日を見に行こう」。
すべての日常的な活動を止め、ただただ朝日を見る。
国王も国民も、小高い丘に集まり、いっしょに朝焼けし、
いっしょの空気を吸い、朝日の姿を目に焼き付ける。
そこにココロのつながりができるのなら、それが新しい世界の夜明けです。

# こんなの突飛すぎる?
# 話をムチャクチャにしてますよね。すみませんでした。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 02:53
回答番号:No.12
この回答へのお礼 ありがとうございます。おっしゃる通りです。「無視」が事実上「批判」や「否定」を意味してしまうということ、ありえますね。なんか「シカト」みたいになると、たしかに少々陰湿な感じもします。物語上は…うーん、どうしましょうか。思案のしどころです。
 ハッピーエンドは「ココロのつながり」ですか。いいですね。対立や意見の相違はあっても、心のどこかでは通じ合っている…みたいな終わらせ方が、ぼんやりとしたイメージとしてはあります。あー、なんか、妙な連想が…。あの…「スタートレック」っていう映画があるでしょ。あれにクリンゴン人ってのが出てきます。彼らが内戦やってたとき、ついさっきまで魚雷の撃ちあいをしていた敵味方同士が、すぐ後で一緒に酒飲んでたりするんですよ。なんか、見てて笑っちゃいました。

回答

 

回答者:takitaki こんにちは!場違いだろうがなんだろうが混ぜておくれやす。

国民の意見を聞かせるには仮名でいいご意見箱などを国王においてもらいます。

それとこのなんたら国はこのトンチンカンワールド(仮名)の中にある膨大な数の国のひとつにすぎません。
国王も実は外交問題とかにも悩まされていたりします。

国外逃亡などできるということですね〜
でもストーリー的にとむにゃむにゃというのであれば、何故誰も国を出て行かないのかということを考えなくてはですね〜

まず悪人お子様童話におきまりの悪人ですが、これは国王様が一寸間の抜けている人のようなので頭が切れないと悪人は勤まりませんのでこの国王にはあやふやな立場でいてもらいまず悪人を作りましょう。

ここで悪の結社をつくります、この悪の結社の中にも決まりがあり、いつも会議室で会議をしています。
この会議室、1度使うと隊員達が鼻をかんだティッシュなどそこらへんに落ちてますし、掃除嫌いの隊員ばかりです。もう使えませんので裏山にはいくつもの会議室ができていて段々国が狭くなってきています。
この結社、国王とは正反対の考えでお互い認め合ったものだけは誉めあおうという社訓があります。
悪らしくないところがまたちょっとかわいさをくすぐりますね〜

悪の結社ができたところでこの悪人達がどうして国外に新しい国をつくらないのかという疑問なのですが、用するに結構国王の制度が気に入ってるんですよ。
それが逃亡しない証拠でしょうか・・・

なのでいつも国王を見ては「あ〜俺ならそんなことはしないね〜まったくろくでもないことをやっちゃってさ」
そこでてぃりり〜ん♪と音楽がなり手にはBOSS7を持たされます。そこで悪人は気付きます、「ああ、言うだけならこんなに簡単だったんだ・・国王も大変なんだね。」

めでたしめでたし?????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺って馬鹿・・・・(^^;ゞ味噌汁で顔洗って出直してくらあ!覚えてろ〜!お前のかあちゃんでべそ〜!......\( ><)シうわぁぁぁ〜〜〜ん!

補足希望
国王が現にナナシに国民をしたことについては裏付けがあるのでしょうか?
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 08:37
回答番号:No.13
この回答へのお礼 御回答ありがとうございます。イキというかイナセというか、キップがいいって感じの文体ですね。勢いがあって。「規格化する権力」に抗する「規格外の実践」を具現されているようです。特に最後の方。
 で、その「悪の結社」という形で描写するかどうかはちょっと考えさせていただきたいのですが、ナンタラ王国の庶民にできることは、せいぜいお書きになっている程度のことでしょう。居酒屋とか、浮世床で酒でもチビチビやりながら、ささやくような小声で「お犬様」の悪口を言うとか、愚痴をたれるとか、そんなもんです。そして、「けっこう国王が気に入ってる」というのもその通りです。そういう設定で書こうと思っています。north073さん宛ての補足にも書きましたように、国民は慈悲深くて徳の高いカンタラ国王を愛しているのです。ちょっとした欠点として「かなり頭が悪い」というのはあるにしても、それすら見ようによっては愛嬌です。
 それと…泣かないでください。とっても参考になる、ありがたい御回答でしたよ。
 おっと、忘れるとこだった。最後の「補足希望」のことですが、一応物語上の最初の方でそういう事件は出しておくつもりです。

回答

 

回答者:nametake すいません。まとまりがつかないものでヒントといいますか、
お教え願えますか?

1、この物語はメインの対象としてはどのくらいの年齢なのか
2、その場合だいたいその年齢の内容に合わせるほうがいいですか?
3、ハッピーエンドの希望は特定の人がハッピーエンドではなくて
国王も国民も皆がハッピーエンドなのでしょうか?
4、このお話で、他の方の回答を拝見させていただいて、思ったのですが。
淡々と語る方から、現実の愚痴の入っている方、ものすごく複雑なお話しを考えつく方、など色々な回答者の方がいらっしゃいますよねえ・・・
現実的な内容がいいのか幻想的な内容がいいのかというものが
悩んでしまいます。
会社にたとえてみると題名が「それいけ!サラリーマン」とかでもいけそうな気もするのですが・・・(恥)

よろしくお願いいたします。
種類:補足要求
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 13:42
回答番号:No.14
この回答への補足 足を止めてくださいましてありがとうございます。
 1…だいたい10歳くらいから大人まで、と考えております。
 2…やっぱその、大人にしかわからないようだとアレでしょう。難しい考え方は噛み砕いて、と考えています。
 3…もちろん、全国民、王様ともどもハッピーエンドといきたいです。
 4…「ちょっとだけ幻想的」という感じで考えています。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:hidamari ゆっくり考えてたらぁ〜もうイッパイあるぅ(T_T)
しかも!これならっ!って思って考えついた内容は
north073さんのととっても似てるぅぅぅ
((( T_T) トボトボ

でも、だからと言って生意気にも補足要求だけして
知らんぷりぃ〜っていうのも「何だかなー?」って思っちゃうしぃ
せっかく考えたからぁ〜〜アップさせてくださいね〜!!

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カンタラ国王の無茶苦茶な法律に悩みナンタラ王国の将来を
憂う、ナンタラ王国の中でもスッゴク賢い住民の若者数人は
毎夜、頭を寄せ合って「いかにして・・・」と議論を続けて
いました。
そこへ、1人の見知らぬ男がやって来ました。
彼は楽しいことを探しながら世界各国を放浪している旅人です。

旅人「みんなで頭を寄せ合って何をしてるんだ?」
住民は旅人に親切に教えてあげます。
旅人「ふ〜ん、君たち程の人間が、万人が全て満足できる国
   があるとお思いなのか?」
  「君たちがこのナンタラ王国を愛してる気持ちはよくわ
   かるよ、だがね、僕は色んな世界を見てきた。
   世界は広くって、それこそ星の数ほど色んな国がある
   んだ。
   大きいの、小さいの、自由に議論が出来る国、
   ここよりももっと厳しい国。
   それにこの国は、みんなが思ってるほど巨大じゃない
   し、妄想に近い夢を掲げていたって、
   実現できるかどうかなんて分かったもんじゃないだろ?
   この国が好きだから、なんとかみんなで良くしよう?
   (≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
   それこそ妄想じゃないかね?
   分かってるはずだよ君らほどの思考力があればね!
   君らは君らが真から望む国へ旅立てばイイんだよ
   至極簡単な事さ!ちょっとした勇気があればね?
   それとも、このちっぽけな国で
   影でコソコソやってるくらいの度量しかないのかい?
   そんな事ないのは分かってるさ!
   もっと自由に世界各国を旅してみないか?
   君らなら大丈夫さ!!」

住人「でも、他の住人はどうするんだ?
   このままこの国とそれを作った国王と共に崩壊しちゃ
   うかも知れないんだよ?」
旅人「彼らは今現在の状況に満足してる。
   何も知らなければそれはそれで幸せなままなんじゃな
   いのかね?
   人は色々さ!だろ?人の価値観なんて多種多様、幸せ
   の定義も多種多様。
   それは君たちが口を挟むことでもないし、
   ましてや何も気付いてない住民にまで
   教えてやる必要はないんじゃないのか?
   教えたところでどうなる?不安は伝染しやすい、
   知らないままで幸せに
   暮らさせてやる方が親切って言うもんじゃないかね?」

そうして非常に優秀な若者数人は更なる新天地へ向けて旅立ちました!
彼らはそれぞれ自分にピッタリな国を見付けてそこの国民となり楽しく過ごしました!
一方、ナンタラ王国に残った住民は、そんな出来事があったことすら知らず
他の国があることも知らず、国王の傍若無人振りも知らず
なんの疑問もなく、今までと同じように楽しく過ごしました。

その後、件の旅人がどこへ行ったのか?
そしてナンタラ王国がどうなるか、そんな先のことは
誰も知る由はない・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハッピーエンドにしようと思ったらぁ、これが一番じゃないかなぁ〜?
(^^ゞ私の能力では・・・
ε- (^、^; はぁ〜〜疲れたぁぁぁ
久しぶりに頭を使った気分ですぅぅぅ・・・熱出そう(爆)
滅茶苦茶な事を書いてると思うけどぉ、突っ込まれても反論できるほどの理論は持ち合わせてないですぅ
ご勘弁を〜〜〜〜(シ_ _)シ  ハハァーー
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 14:11
回答番号:No.15
この回答へのお礼 わかりました。(^^; それでは「異国への旅立ち」編も書くことにします。それで、書き上がった段階で「王国の繁栄」編とどちらがいいか比べてみるとします。
 何と申しましょうか、悩ませてしまったとしたらごめんなさいです。でも、いいノリですよ。ありがとうございました。

回答

 

回答者:endersgame やぁ!おいらの住んでいるナンタラ国の話が聞こえたので、遊びに来ちゃったよ!
おいらも、王様の出したお触れを読んだよ。他にも、いろんな事が書いてあったけど、おいらは「しょうがないな」と思ったよ。
だって、おいらが遊び歩いていたら、家の中から罵り声が聞こえてきたり、ガラスを破っていすが飛んできたりなんて大ゲンカがあるんだもん。
まったくみんな、大人気ないよね。
だから、王様のいいたいのは、単に「ケンカすんな」ってことだと思うんだ。
おいらも、王様がみんなの言葉を消したり、特に、家を消しちゃうのは大反対!
なんにも、解決しないもん。でも、王様が消すのにも、王様なりの理由があるんだろうね。おいらにはその理由はよくわかんないけど、王様の身勝手な理由ではないことは、信じているよ。
でもね、やっぱり、家を消すのは反対だよ。だから、おいらは王様に手紙を送ったよ。おいらみたいな子供の手紙にも、返事はきたけど、「ぼくの意見もちゃんと参考にするよ」なんて、子ども扱いしてたから、そりゃもう、長ーい手紙を送り返したけどね。
きっと、そんな風に王様にはたくさんの手紙が届いているんだと思う。
いろんなことが、書かれているんだと思うよ。それで、王様は、そのたくさんの手紙を読んで、もっとこの国をよくしてくれるよ。
あ、それから、この国のことをもっと詳しく書くね。きっと、おじさんはもう知っているとおもうけど、もともと、ここは、ナンノ国というカンノ女王の作った国なんだって、ババ様がいっていたよ。
ババ様は、カンタラ王のことは嫌いみたい。カンタラ王が、ナンタラ国なんて名前をつけて、道しるべにも、行き先であるこの国の説明を立てないで、誰でも簡単に来れる道を作ったから、人が増えすぎて、問題が多くなり、王様にも、女王様にも統治しきれなくなったんだって。
おいらは、ババ様にそのことを聞いたんで、ナンノ広場へもよく遊びに行くんだ。
そこでは、ナンノ国の問題を話し合っている人がいっぱいいて面白かったよ。
古ーい家も見て回ったよ。ある家は、いろんな人がきて、さわぎがあった家だったらしいけど、最後に女王様も来て、誰も入れないよう鍵をかけていったんだって。
王様も、自分でやってきて鍵をかけていけばいいのにな。家を消されちゃうよりはましだよね。

と、ナンタラ国の少年に来てもらいましたが、
物語としては、結局、国民たちは自分の良識により、それが問題解決につながることを信じ、他人との意見交換を続け、王様も文句はいいませんでした。
しかし、罵詈雑言を放つ荒くれ者が出現すると、王様に、荒くれ者の放った呪いの言葉を消してくれるようお願いする国民もおりました。
王様は、そんな国民の願いがあれば、呪いの言葉は超能力で消し、また、そんな荒くれ者には、この国の理念を説き、よりよい国づくりにはげみました。
なんて、ハッピーエンドはいかがでしょう。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 17:33
回答番号:No.16
この回答への補足 おやおや、困りましたね。作者の目を盗んでこんなところに出てくるとは。(^^;
 ってのは置いときまして、キャラクター的には「いただき!」です。「カンタラ国王の心を理解する優しい少年」という役どころ。なんだか大河ドラマ並みに登場人物が増えていきそうです。
 それでですね、たしかに慈悲深く徳の高いカンタラ国王の御宸念というのは、「ケンカはいけない」というところにあるのだと思います。いやほんと、イスが飛び交うようなケンカはよくないです。でも、さまざまな段階に応じて対応しないで、いきなり家ごと消してしまうとしたら、それもやっぱりよくないです。まさに「少年」の言う通り、「何も解決せず、対立を対立として残したまま終わる」ことになりますからね。
 物語では、カンタラ国王の持つ「理念」と「現実」のズレを描いていこうと考えています。王の願いが、それと逆の結果を生んでいく逆説を。…それで…そこから先で詰まってしまったのです。うーん…。「良識」…。そう、良識は大切なのですが、それが機能低下しかかってるときにカンタラ国王として何かできることはないのか…ということなのです。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:rosepink 主人公が誰になるかによって、結末がハッピーエンドかどうかって言うのは変わって来ますよね。

仮に、このナンタラ王国のあり方を良く思わない輩が主人公であるとしたら、王国の滅亡もしくは改革がハッピーエンドになるのでしょうけれど、ナンタラ王国をこよなく愛する者が主人公であれば、ある程度のルールを守りつつ、たまにもめごとがあってもすぐ解決し、周りと上手く共存していくこともハッピーエンドだと思いますよ。

>国民の言動を制約するものばかりで
って思う国民は、正直大袈裟なんじゃないかって思う。いわゆる交通ルールやマナーみたいなものだとしか思わない国民の方が多いんじゃないか。そんな風に思う人物を主人公にした場合のハッピーエンドを想定して考えました。
童話なら、こんな感じがほのぼのとして宜しいんじゃないですか。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/21 23:20
回答番号:No.17
この回答への補足 御回答ありがとうございます。少々お礼が遅れましたのは泊まりの仕事に出ていたせいです。他意はございません。それにしても、わりとゆっくりしたペースで回答が寄せられていたようで、ある意味、助かります。けど…うーん、答えにくいんでしょうか、この質問?? (^^;
 さて、ご回答の内容につきまして。いや〜「王国の滅亡」ってのは過激すぎますよ。童話なんですから。「もしくは改革」というのも、その、何と申しましょうか、作者の技量から言って高度に政治的な内容のものを子どもにもわかるように書くというのは、かなり困難なものがあります。ですからその、古い言葉ですが「国体護持」という枠でいきたいのです。
 「ある程度のルールを守りつつ、たまにもめごとがあってもすぐ解決し、周りと上手く共存していく」…はい、これはたしかに理想です。が、endersgameさんに紹介していただいた「少年」が目撃した事例のように、「イスが飛び交う」ほどの揉め事も、悲しいかな時として起きてしまうものです。それで、No.16のご意見についての補足で触れた「王の願いが、それと逆の結果を生んでいく逆説」について、ほんの少しだけ明かしておきますと、それは「始まってしまった戦いをきちんと終わらせないで消してしまっては、戦いは眼に見えない形で続いてしまう」ということなんです。わりと有名な児童文学の作品で『笑顔同盟』というのがあるんですが、ある意味であれみたいな形です。顔に貼り付けた笑顔の仮面の裏側、そこにある本当の表情の怖さ、みたいな。そうしたものが平穏な王国の日常のそこここに、ふとしたきっかけで噴出する。そうした「逆説」の恐ろしさを描こうと思っています。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:littlekiss むかしむかし、ひとりの旅人が森の中で道に迷ってしまいました。あてどもなく深い森の中をズンズンズンズン、、、、あるいていくといつしか目の前に泉があらわれました。旅人は『ふぅ―』と、おおきく息をひとつきました。
この泉は、ナンタラ王国の北の森のはずれにある『うるわしの泉』でした。旅人はちょっと気が落ち着いたのかゆっくりあたりをみまわしてみました。そこにはたくさんの花が咲きほこり、小鳥たちは陽気な声でさえずっています。青々した芝のうえでは森の動物たちがコロコロと戯れあっています。木々の間から差し込む、陽の光が水面をキラキラト輝かせています。歩き疲れた旅人の疲れを癒すかのような景色がそこにありました。すると、『あ〜、きもちいいなぁ〜♪』とどこからか声が聞こえました。旅人はその声のした方へ目をむけました。するとどうでしょう〜水面に一枚の葉っぱが浮かんでいました。よくみるとその葉っぱの上には、頭の後ろで腕をくんでねっころがっている少々、わんぱくそうな背中に羽根をつけた妖精がいました。旅人は、おもむろに妖精に話しかけました。『こんにちわぁ〜♪』旅人の不意な呼びかけに驚いた妖精は、バランスをくずし泉の中へバッシャ−ン☆落ちてしまいました。妖精のかぶっていた三角の帽子も水にぬれてふぇにゃふぇにゃ『おぃ、おぃ、だれだい?おどかさないでくれよ〜』クシュン!『ごめんよ!ぼくながく森の中で道に迷っててね、その間だれとも口をきいていなかったから・・・・きみをみつけてとってもはなしをしたくなったんだよ、ほんと、おどろかしてごめんよ〜』『そうか−、ここにはだれもこないから面食らっちまったぜ!』『えっ?』・・・・『どうしてだれもこないの?』―――――次回につづく・・・

この泉の清らかな水をひとくち、くちにはこぶと・・・・なんと不思議なことにこころのなかにある本当の気持ちが言葉になって口をついてでてくるそうなんです。そんな、不思議な泉がナンタラ王国の北の森のはずれにあったこともカンタラ国王の放った法令のせいで、禁断の地となりそこに足を踏み入れる者もいつしかいなくなりました。そして、時は流れ――――次回に続く・・・・ねます。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/22 01:20
回答番号:No.18
この回答への補足 毎度ありがとうございます。美しい情景描写ですね。物語のイントロあたりに使うとよさそうな感じ。是非とも参考にさせていただきます。
 しかし、何とも謎めいた「泉」ですね。カンタラ国王はなぜそこに行くことを禁じたのか。友愛の法と、どういう関連があるのか。あ! いやいや、答えないでください。これね、使えます。「謎の提示」ってやつです。ロバート・マキャモンという作家の『少年時代』という作品があるんですが、物語全体は一人の少年を巡るさまざまな出来事をリリカルにつづるものでありながら、冒頭に起こる殺人事件の「謎」は最後の最後まで引っ張るんです。それみたいな感じで「泉の謎」、これで物語の最初と最後をつなぐ感じで考えてみます。いや〜、面白いものにできそうです。ありがとうございました。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:kojo あるところに、ナンタラ王国をかつて愛した、頭ノ悪イ小娘がいました。ナンタラ王国のハッピーエンドを考えてる頭ノ良イお兄サンがいることを知り、頭ノ悪イ小娘は、無イ脳ミソを絞ってちょっと考えてみました。

ナンタラ王国は、地球みたいに、宇宙みたいに出来あがった国ではなく、カンタラ国王が造った国です。そしてカンタラ国王は、寛容な国王だったとおもいます。語り合う家を消したりすることは、ほんとの悪がない限り、しませんでした。かつてのカンタラ国王は、黙って国民を見守ってくれていたし、収まりのつきそうもないギロンを繰り広げている家をみると、中に入って行って「この辺で終りにしましょう」と言葉をかけ、その後誰もその家の中に入られなくなったけれど、家を消したりは滅多にしませんでした。

頭ノ良イお兄サンは、「どうやって国王に気づかせるかが問題だ」と言っていました。小娘は、逆だとおもいました。「どうやって国民が気づくか」だとおもいました。カンタラ国王は、家を消したりするのはきっと本意ではないとおもうからです。小娘のような頭ノ悪イ国民が、カンタラ国王をそうさせてしまったとも言えるかもしれません。この国の情勢を変えられるとしたら、「国民が反省し変わる」というのが、可能性としてあるような気がするけれど、国民の数はどんどん増えているし、実に多様な人々が住んでいるこの国では、現実的にムツカシイ話だとおもいます。

    *

個人的には、north073さまのご回答が、現実的なハッピーエンドであるような気がします。
更に個人的な意見ですが、ナンタラ王国のハッピーエンドより、ナンタラ国民のハッピーエンドの方が重要ではないかと…。もし芽を摘む機会に恵まれるなら、頭ノ悪イ小娘も参加したいものです。

#ナンタラとカンタラ…頭の中、ごちゃごちゃです…。^_^;
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どんな人:一般人
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回答日時:01/05/22 21:22
回答番号:No.19
この回答への補足 はい。「異国への旅立ち」編は、かなり具体的な形にしていただいた回答が north073さん、hidamariさんから寄せられているので、大まかな組み立てはできております。そっちはそっちで、何やら『オデュッセイア』ぽい冒険物語にできるような…。
 それにしても、大変に意味の深い御回答と拝読しました。「ナンタラ国民のハッピーエンド」「国民が反省して変わる」…。回答No.9への「補足」で「パノプティコン」について触れましたが、フーコーは「パノプティコン効果」による権力は「下から生まれる」と論じています。ナンタラ王国で言えば、国民自身が自主的に自らの自由を放棄する形になります。そしてある種の人々は他者にも「規格化」を求めていく。このこともまた、王国に揉め事が起きる原因の一つになるでしょう。とすれば、その場合の揉め事に関しては、カンタラ国王には何の責任もないのです。この場合、国民自身が自ら権力を再生産してしまうことについて自覚的になるしかない、ということは言えそうです。
 ところで、「かつてナンタラ王国を愛した娘」さんは、今はあまり愛していないという設定でしょうか。それがどうしてなのか、ちょっと興味があります。
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回答

良回答10pt

回答者:pyonkotan ヒマな時にナンタラ王国にある沢山の家々を見てまわるのが好きな【おばちゃん】がいました。
色んな家を覗いては「へぇ〜! ほぉ〜!」と納得して、「いや〜、いろいろと勉強になるな〜」とか思っております。
たま〜に「私もお邪魔していいですかぁ?」とノコノコ呼ばれもしないのにお客として上がり込んでは家主さん達に丁重にもてなされ満足な日々を送っています。

そんな平凡だが幸せな日々が続いたある日。
「おい!なんじゃこれは?」と思うような法令が出来てしまいました。
でも【おばちゃん】は知っていました。
どうして国王がそんな法令を制定することになったのか・・・
そしてその法令を制定するきっかけとなったある家をどうにか残しておきたいと本当は思われていたのに消さざるを得ないと決断されたということを・・・

そして【おばちゃん】は思いました。
「国王さまも大変なんだ・・・ 国民数もすっごく増えて、いろんな人がやって来るようになったんだもんな〜 こんな法令までわざわざ出さなくちゃいけない羽目になっちゃって・・・」

でも相変わらず、ちょっと羽目を外したくらいの行為は大目に見てくれる寛大な国王さまだと【おばちゃん】は思っています。
家が消されちゃうのを何度か見てきましたが、ある程度は家主さんの器量もあるのではないかと思っているのです。
お家を作ると色んなお客さんがやって来てケンカになっちゃいそうな時もあるけど、接客上手な家主さんのところは
一部分だけ消えることがあっても家全体が消えることはないように思うからです。

この前、お家を消されちゃった家主さんが別のお宅へお邪魔して国王さまを批判しているのを見て【おばちゃん】はちょっと悲しくなりました。
「またお家が消えちゃったんだね〜。とても勉強になることを沢山教えてくれたお客さん達の軌跡も全部消えちゃったんだね〜。私も残念に思うよ。ずっと見てたからね、知ってるよ。 でも悲しいね・・・全部国王のせいだと思ってるんだね・・・ 自分の意図を理解できない客がやって来たせいだと思ってるんだね・・・ 自分の接客態度についての反省はないんだね〜 自らの態度・言葉が誤解を生んだかもしれないという可能性については考えないんだね・・・」と・・・

ナンタラ王国には本当に沢山のいろんな人が住んでいるので平凡な一市民である【おばちゃん】には理解できないこともいっぱいある。
哲学には縁遠いし・・・きっと頭はすっごく悪いんだと思う。
だから「へぇ〜!国王さまのことを【かなり頭が悪い】なんてキッパリ言い切れる人っているんだ〜!」と今日もビックリしたよ。
【おばちゃん】の平凡な脳味噌の中では『他人のことを「頭が悪い」なんて公言するなんて・・・自分ではどぉ思っているかわからないけど私の基準では賢くはない』と思えるからでした。
うーん。きっと【おばちゃん】はおバカさんなのでしょう。(^。^;)

それから
【でも、さまざまな段階に応じて対応しないで、いきなり家ごと消してしまうとしたら、それもやっぱりよくないです。】については・・・
途中で国王が口を挟んでしまったら、それこそ一般市民が自由に発言しにくくなるような気がするのです。
国王はギリギリの線まで見守っているのだと思います。
国民それぞれがどうにか許容範囲内で収まるように学ぶことを・・・
だからこそ各家の家主さんの接客が重要になってくるのではないかな〜?

以上、思いつくままに書きました。
哲学なんて似合わない私ですので、難しい突っ込みはご容赦願います。
平凡な【おばちゃん】のただの感想だとお聞き流しくださいまし。
#対等に言葉を交わせるほどの器じゃございませんので・・・(^。^;)
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回答日時:01/05/23 16:47
回答番号:No.20
この回答への補足 わざわざお時間を割いていただき、ありがとうございます。
 さきほど帰宅しまして、endersgameさんのNo.16あたりから後の回答を拝読して、私のボンクラな頭に「ピン」と閃くものがありました。「そおか! ナンタラ王国って、デカいんだ!」ってことです。作者としては、自分がナンタラ王国の一国民になったつもりでカンタラ国王を眺めたとき、「頭わりいなあ…」と感じてしまったのですが、実は「非常に政務繁多につき多忙を極めている、ゆえに時として思慮の足りない施策をとってしまう」ということだったのかもしれません。何と申しますか、ヘンな喩えで恐縮なのですが、世界最強の軍隊と思われるアメリカ軍が、けっこうあっちこっちで負けているのと似ています。同じ事で、カンタラ国王は頭悪くないのですね、実は。ただその知性を、限られた時間の中でアッチコッチに振り向けなければいけない。で、時々ドジもやらかす。う〜ん、こうした方がキャラクターとしてキュートです。こうしましょう! ありがとうございました。
 その他にもさまざまなことを書いていただきまして、本当ならすべて受け止めてお答えすべきなのでしょうが、とりあえず今はもう一点だけ。「途中で国王が口を挟んでしまったら、それこそ一般市民が自由に発言しにくくなるような気がするのです」とお書きです。そう、たしかに国王がモメてる現場でどちらかの陣営に与するような発言をしてしまったら、そういうことになるでしょう。でもね、極端な話、「おほん…国王じゃ」という一言があるだけで、「おお、国王の行幸を仰ぎ奉り、恥多き文言を御披見に供するわけにはいかぬ!」と、その家が落ち着きを取り戻すかもしれません。あるいは、「二、三日ほど、休んではどうじゃな?」とだけ言うとか。はたまたあるいは、家に鍵をかけて外からは見えないようにし、当事者同士が納得いくまで話し合えるようにする、とか。考えられることは、まだまだいっぱいあると思うのですが。
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回答

 

回答者:pyonkotan おっと!すみません。
架空の物語の世界のことなのに・・・まるでどこかにある現実の世界のことのような書き方をしてしまいました。
ごめんなさい。m(__)m
#やっぱり頭が弱い・・・(爆)

きっと、その国王さまはその法令のデメリットも充分にわかった上で制定・施行したんだと思うんだなぁ〜
多くの国民の声を聞き、上手く国内を統治するためにはそのような見解を出さざるを得ない状況になったんじゃないのかなぁ?

でもその法令の取り締まりは厳しすぎない程度だと思うのだけど・・・【おばちゃん】には現段階で良識の範囲内だと思える程度。
でないと【おばちゃん】はとっくの昔にナンタラ王国から国外逃亡してると思うんだよね〜

私の考える【おばちゃん】キャラは良識範囲内での批判や議論は必要だと思っているという設定です。
議論することによって自分が勉強になるし〜
自分が間違ってる時は指摘して欲しいタイプのキャラ。(あまりキツイ口調は怖いんだけど・・・)
ただその「良識」っていうのにも個人差があるから・・・ここが難しいところですね。

やっぱり国王陛下の許容範囲(【おばちゃん】にはまだまだ結構広いと思える)の中で国民それぞれが生きてゆく。
これが国民全体の幸せにつながるような気がします。

消えちゃった家は国王陛下も知らない間にいつの間にか大荒れになっていて、もう手の施しようもない状態になっていたのかもしれないし、(常に国土全体に目が届いているとも思えませんし)
その家の家主さん&お客さん以外の国民からの
「もぉ・・・この家のゴタゴタ近所迷惑なんです!どーにかしてくださ〜い!」という直訴がきっかけとなって消滅したりすることもあるんじゃないのかなぁ?
ただ当事者にとっては晴天の霹靂であっただけ・・・

ということで家の消滅には国王の意志だけではなく、国民の意志も反映されることがあるように思います。

ナンタラ王国の許容範囲でガマンできなくなったり、「許容範囲が狭くなりすぎ〜!」って実感したら【おばちゃん】も国外逃亡決定だわぁ。
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回答日時:01/05/23 20:26
回答番号:No.21
この回答への補足 あ、二度も続けておいでいただいて恐縮です。で、No.20の御回答の「いまいち不適切かな〜」という部分について、御自ら気づいておられるのでしたら幸いです。もし気づいておられるなら、この点に関しては爾後言及は無用です。そういう方向で話をするための質問ではありませんので。(気づいておられないなら、お尋ねください。)
 それで、「許容範囲の広さ」ですが、「パノプティコン効果」のために国民自らそれを狭めてしまっていることは物語で描写するつもりです(「おほん、国王じゃ」による鎮静効果も、ある意味でコレですが)。なにかこう…kojoさんの御回答が僕の中で一つのターニングポイントになっています。
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回答

 

回答者:kaleen ナンタラ国王は頭をいためておりました。
「王国の民から不満が出ておる」
「こんなはずではなかったのだ」
国王は思いました。

そもそも、民には力がないと思って、この国をつくりあげたのだ。

おたがいの批判や、意見の交換にはそれ相応のおつむと、何かもめごとになってしまった場合に、それを丸く収める力がいるのだ。
だから、何かやっかいごとが起こったときには、わしに直訴することを王国の民には許したはずである。
うらまれるのも、トンマだとののしられるのも、わし一人で十分だ。

「あーあーあー、どうしようかのう・・・」
「どうしようかのう・・・」
「どうしようかのう・・・」

国王はそもそも一人ですが、国民へのお告げの発信や、国政を考える大臣たちはちゃんとおりました。国政はむつかしい問題なので、大臣たちの考えも微妙に違っていました。(それは、また王国の民を混乱させるもとにもなっていたのですがね。)大臣はいろいろな国の出身で、いろいろな考えをもっています。

「国王!国を平和におさめて養っている恩義もわからない愚かな民は、見捨ててほかの星に行きましょう」
「カンタラ王、民が育つのを待ちましょうぞ。われわれと同じ知恵を身につけるのは100万年かかりますぞ」
「あきらかな悪人は処罰、つまり抹消すべきですな。善良な民に損害を及ぼします」

「その処罰に不満が出ておるのだ。通りすがりの善良な民を言葉の刀でばったばったと切り付けていき、金目のものを奪い、殺し、外国で前科100犯を犯した通り魔も、あへんの中毒者も、揉め事が起こり、爆発して今尚放射能が残っている廃墟も、消す事はならぬというのか・・・わしの国の歴史には、醜いもの、悲惨なものは残したくないのだ。
わが国にはどんどん新しい民が移民してきておる。わしは新しい民には、こどもたちには美しいものしか見せたくないのだ・・・わしはやはり・・・なのか・・・」

カンタラ国王の背中は夕日に小さく見えました。
語りながら、国王の顔が、どんどんどんどんと歳をとっていくように見えました。
「国王・・・・」
大臣たちの錯覚ではありませんでした。見るまに、国をおさめることに疲れたカンタラ国王はいまや、疲れきり、しぼみきった小さな老人になってしまいました。
もう国をおさめることはできないでしょう。

ひとりの大臣がいいました。
「しゃーない、オレやるわ。」
窓の外には、力をもつ多くの国民があふれておりました。
この知らせはまたたく間に広がり、新しい法令が制定されました。

パラレルストーリー1.
 すべての王国の民に言論の自由、批判や意見交換の自由が与えられました。しかし、揉め事をおさめる法律もなくなりました。ナンタラ王国は無法者の国となり、腕に覚えのあるものならば、一生に一度は訪れてみたい憧れの土地となりました。

パラレルストーリー2.
 引き継いだ大臣は、賢く強く、しなやかな考えの持ち主でした。カンタラ国王の理想を引き継ぎつつも、意見を批判しあっても構わない場所として居酒屋を作りました。昼も夜も営業している居酒屋ですが、その議論をほかの場所まで持ち込まないことが規則です。国民の意見を取り入れ、始めは試験営業を行い、業績を分析しました。お酒の苦手な人、(お酒は苦いですからね)行くのはご自由です。大人の人だけが来てくださいね。

あー。ここで長文書いてしまうとは・・・serpnet-owlさますみません。お手柔らかに。
種類:回答
どんな人:一般人
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回答日時:01/05/23 21:20
回答番号:No.22
この回答への補足 どうも、女性とおぼしき回答者が続けて見えられて、個人的にウハウハしております。あ、いや。「ヤロウは来るな」という意味ではありません。念のため。男も好きですので。はい。

 では、「歴史」というものについて。これも実は、この質問および物語にとって大切な要件です。
 高橋哲哉さんというフランス現代思想研究者が『記憶されえぬもの、語りえぬもの・歴史と物語をめぐって』という文章の中でこんなことを書いています。
 20世紀には「考えつづけねばならない恐るべきこと」がたくさん起きた。「考えつづける」ためには記憶しなければならない。が、その記憶は試練にかけられている。時の流れ、証人の死、「日常」にかまけての忘却、生き残りによる歪曲…などの。しかしそれら以上に深刻な「記憶の試練」は、「出来事の消失という出来事」ではないか。出来事そのものが、あらかじめ起きもしなかったこととして痕跡そのものから消し去られているとしたら、記憶することも、考えつづけることもできない。しかし、だからと言って「消し去られているのだから語りようがない」とあきらめてしまうのなら、「記憶の抹消という《完全犯罪》にわれしらず加担する」ことになるのだ、と。
 具体的には、回答No.2の補足で触れたような、ナチスによる「焼かれた村の地名ごと抹消」みたいなものをイメージしていただければよいかと思います。たとえ悲惨で醜いものであっても、考えつづけるためには見据えなければならない。そうしない限り、共同体としてそうした事態を上手にこなす「強靭さ、たくましさ」を持ち得ない。そういうことです。
 物語上でも、ナンタラ王国およびカンタラ国王が、そうした「歴史の抹消、記憶の抹消」をするのみで、そこから学ぶことがなかったがために脆弱性を克服できず、「モメゴト、即、家消去」という硬直した法体系しか持ち得なかったという描写をするつもりです。子どもにわかるように書くのはホネですが。(ちなみに、刑の苛酷さと社会の安定度は逆比例することはたしかです。言い換えれば、刑罰の苛酷さはその社会の安定度を計るバロメータになります。)

 それからその…「あきらかな悪人」についてなのですが。えーと、ですね…「スキーの初心者くん」…つまり、その、んーと、パラレルじゃない人に関しては、「ある国民」は「死刑にしなくていい」と考えているようです。えー、その、ですから、そこについては、んー、「ある国民」は不満ではない、と。
 で、それとは別の「香辛料くん」に関しては、「ある国民」は「カンタラ国王に睨まれている《ぺるそな・のん・ぐらーた》という点では同類かな」という感じで、どうやらその、友情に近いものすら感じているようなのです。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:y2a2 「ねえ、パパ、おもしろいもの見つけたのよ。これ、読んでみて」
「どれどれ」
「あっ!パパ、これは上から読んでいったらだめなの。この物語は下から読んでいかなくっちゃだめなの」
「へ〜、どうしてだい」
「上から読んでいくと答が先にわかっちゃっておもしろくないの。それにどうしてだかわかんないけど、なんだかちょっと恥ずかしくなったりするの。パパの好きな推理小説とはちがって、後ろから読みはじめなくちゃいけないのよ」

「ふ〜ん、そういうもんかい」
「そういうもんよ」

「なになに、ナンタラ王国がどうしたって、・・・これは何かの物語なのかい?」
「ええ、そうよ。だから途中で読むのをやめちゃったらおもしろみがわからなくなるの。全部読んでみて初めて意味がわかってくるの」
「ずいぶんといろんな人がでてくるね。みんな好き勝手なことを言っているようだけど、なんだいこれは?」
「いいの、それはわからなくても。いろんな人がいろいろなことを言っているけど、そのうち自然と本当のことが見えてくるの」

「ふ〜ん、そういうもんかい」
「そういうもんよ」

「だけどね、こないだ途中まで読んでいたら、突然、文字が消えてなくなっちゃったことがあったの」
「へ〜、そんなことってあるのかい」
「あったのよ。これから物語が、さあ、クライマックスをむかえるってとこで、突然、消えてなくなっちゃったの。私、泣いちゃったわ」
「そうかい、それはとても残念だったね」
「そうなの、これから本当のことが見えてくるって時だったのに、なんかもやもやしちゃって、眠れなかったわ」

「ふ〜ん、そういうもんかい」
「そういうもんよ」

「ところで、ずいぶんと分厚い本だけど、これ、どうしたんだい?」
「偶然、見つけたの」
「偶然って、おまえ。持ち主に返さないといけないよ」
「いいの、ただだから」
「ただって、いくらなんでも、ただじゃできないだろ、こんな立派な本。」
「いいのよ。この本はお金持ちの人がいっぱいお金をだして作ってくれてるんだって、皆のために。バナーさんていう人らしいわ」
「誰だい?その人?」
「知らない」
「知らないって、その人は何も言わないのかい?」
「たぶん、この本がどんどん分厚くなって、いろんな人が見てくれれば、その人は幸せなんだって」

「ふ〜ん、そういうもんかい」
「そういうもんよ」

「読んでみると、ずいぶんとおもしろい本だね、これ」
「そうでしょ。パパもきっと夢中になるわ」
「誰がいったい考えるんだい、このストーリーを」
「みんなよ」
「みんなって、いったい誰だい?」
「知らない人」
「ふ〜ん。で、まだまだ続くのかい、この物語は?」
「たぶんね」
「最後はどうなるんだろうね?」
「わからないけど、きっとハッピーエンドになると思うわ」
「どうしてだい?」
「だって、みんなが書いているんだもん、誰だってそう願うものよ」
「ほっといてもそうなるのかい?」
「ほっといてもそうなるわ」

「ふ〜ん、そういうもんかい」
「そういうもんよ」

「こんなにおもしろいのに、こないだはどうして消えちゃったのだろうね?」
「よくわかんないわ。でも、あのことがあったから、今度のこのおもしろい物語ができたのかもしれないわね。いろんな人がいろいろ考えて作り出していて、とってもおもしろいわ」
「そうだね、すごいね」
「ね、そうでしょ。自然とそうなっていくのよ。でも、もしかしたら、バナーさんはこうなることを知っていたのかもしれないって思ったりもするの。こうなることを知っていて、わざとこないだあの物語の文字を消させちゃったのかもしれないってね。みんなまんまとそれにのせられちゃったんじゃないかってね。どっちにしてもバナーさんはたくさんの人がみてくれることが幸せなんですもの」
「おまえ、すごいこと言うね」
「そうかしら。今の世の中、そういう可能性だってあるかもしれないじゃない」

「ふ〜ん、そういうもんかい」
「そういうもんよ」
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回答日時:01/05/24 01:16
回答番号:No.23
この回答へのお礼 ありがとうございます。
 夜遅くに、お酒飲みながら拝読したのですが、ちょっと、その…言葉が見つからないほど感謝しています。
 ありがとうございます。

回答

 

回答者:pyonkotan 家主さま、ご丁重なおもてなしどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。
ちょっとドキドキしてました。(^。^;)
バカな私・・・ご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございません。
(いつも後で気付くのでした。・・・そして言い訳が多くなる。)

私そっくりなキャラクターを作者さまがナンタラ国民の一人として設定してくださった場合を想定して書きたいと思います。

国王が「頭がわりぃ」のかどーかは・・・どぉなんでしょう?
本当は悪いのかも? 実は平凡な市民よりも遥かに賢いのかも?
こればかりは本当のことはわかりません。
バカか賢いのか・・・これを決めるのはそれぞれの国民の判断であるように思うからです。
キャラクター設定をする作者のみぞ知る。

ある一面を見て「バカじゃないのぉ?」と思い込んでいた人が実はよーく話してみると、私の考えもつかなかった深い考えによってその一見バカに見えるような行動をとっていることもあります。
そして「今まで【バカじゃないのぉ?】と思ってた私が実は大バカものだったって訳ね・・・」と恥じ入ったという経験が実生活において何度もあります。(勉強して身についてないから何度もあるのよね・・・)
いや〜どんな人とでもよーく話してみないとなかなか理解しあうことは難しいです。
つまり国王を理解することも難しいのではないかと・・・

沢山言葉を重ねてみても悲しいかな、ある部分はどうしても理解し合えないこともあります。
そう言えば、うちの主人ともそんなことがありました。
結果は【お互いの考えは尊重するが同意は出来ない。仕方ないから妥協点を見出しましょう。】と考えは平行線のまま妥協点を話し合って決めました。

【他人のことを評価しがちだけど、その評価が本当に正しいかどうかは・・・謎。】と思いながら、やっぱりあさはかなので他人を評価しようとしてしまう愚かな私がいます。
まぁ私がバカだから上記のような考えなのかも・・・日々、勉強です。(あぁ!もっと覚えがよくなりたい!)

私は作者さまのお考えにある「おほん!国王じゃ!」は大歓迎です。
(家は消さずに鍵をかけていって欲しい。マズイ部分を修理してもいいから・・・)
でも私のようなタイプの国民には好ましいかもしれないけど・・・国民は多種多様、自分とは違う考えの国民もいるのかも知れないと頭の片隅では思っています。

あまりに修理必要箇所が多くなってから家の不具合に気付き「こりゃ、もう手の施しようがない。取り壊して建て直した方がいいか・・・」と判断される場合もあるのでは?とも思うのです。
最初に挙げたテーマから話がドンドン離れていくと新たなお客さんは来訪しにくいムードになってたり・・・

もちろん国王自ら家を建て直してはくれないでしょうが、家主さんが建て直すことは可能なのではないかと思うのです。
家が取り壊されて残念に思っている家主さん&お客さん達なら、きっと今度は取り壊されないように立派なお家を建て直すことができるように思うのです。
手元に図面が残ってる人もいるでしょうから部分修正を入れながら・・・とか。

「こりゃヤバイ」という部分を補修(または削除)しやすいようにある部分にドンと固めておくといいのかもしれませんが・・・重要な場所に虫食いのように散らばってしまうと難しいのでしょう。
自分もヤバイ部分をできるだけ補修しやすい形で表現したいと思ってはいるのですが・・・どーも私の力量だと無理があるようでバッサリ消えてなくなったことも何度もございます。(あぁ!反省の日々!)

最近は本当に家が多くなって、国王&側近の方々の目が行き届いていないように思えます。
国民感情だけではなく、外交面・経済面にも気を配るのが政府の役目だし・・・

だから自己管理も必要なんじゃないかと思うのです。
「いかん!このまま放置しては家がダメになるかも〜、応急処置せな!」という家主さんのがんばりに期待したいところです。
(今回の私に対するような処置が・・・)
家主のメンテの良いお家が消されることは稀だと思います。
家主さんの接客で反省するお客もいるでしょう。 
家主自身が「こりゃ私の手に負えないかも・・・」と思った時点で自ら鍵をかけてしまうことも必要なのではないかと思うのです。
ナンタラ王国にはお手本とすべき家主さん達が沢山いらっしゃいます。

ただ問題は「許容範囲の一致」でしょう。
国王と国民(特に家主)の許容範囲がすっごくズレていた場合はマズイですよね。 
「許容範囲が自分の基準とすっごく違うようだ!」と思う家主さんは本来のテーマから逸れないように微調整を心がけるようにすれば大丈夫なのではないでしょうか?
「気付かぬうちに許容範囲ギリギリまで行っちゃってるんじゃないの?」という友達に出くわした場合は「ちょっと・・・ヤバイんじゃないの?」と一声かけられる自分になりたいと思ったりもしているのです。
でも私、なれるかなぁ?とちょっと不安・・・
一声かけて逆に怒鳴られちゃったら・・・怖いし。
やっぱりとっても仲の良い友人にしか声はかけられないかなぁ・・・

国王に期待しなくても国民それぞれが各お家を大切に出来ればいいな〜と思います。

ダラダラと長くて申し訳ありません。
文章を簡潔にまとめる能力に欠けております。m(__)m
種類:回答
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回答日時:01/05/24 10:26
回答番号:No.24
この回答への補足 何度もご足労いただいて恐縮です。では、「許容範囲」について。
 紙の上に丸を書くとします。「内」と「外」ができます。単純な話です。どんなに大きな丸を書いても、内と外はできます。「外」は消えません。
 ナンタラ王国も同じです。国王の「目」を内面化し、自ら進んで規格化される人々がいます。その中には、他者も規格化しようと働きかける人々もいます。しかし王国内にも「外」はあります。王国内に住みながら、王徳にまつろわぬ化外の民がいます。規格外の、異形の者たちがいます。作者自身をモデルにした登場人物も、そうした異形の者たちの一人にしようと考えています。どの一人も他の者と似ていない者たちです。彼らはそれぞれの仕方で逸脱と侵犯を演じます。それは混乱です。しかしこの混乱は王国に刺激を与え、硬直化を防ぎ、柔軟で強靭なものへと鍛えていきます。歴史を通じて。
 前にも(他の方への補足に)書きましたように、考えているのは「全国民のハッピーエンド」です。王国内に住みながらも「丸の外」にいる人々も含めてのものです。
 何人かの方々が「王国人口の急増」というアイディアを提示してくださいました。使わせていただこうと思います。人口の増加が「異形の民」の増加につながっているとしましょう。「丸」の描き方を変えたらどうなるでしょう。かつての牧歌的な時代にはそれで済んでいた「小さな丸」を、ほんの少し大きく。…そうするだけで、さっきまで異形の姿だったものが人間の顔に見えてくるかもしれません。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:pyonkotan 【#23のy2a2さまの素晴らしい回答の次が自分だなんて・・・泣きそうだわ。】
という一文を忘れてしまった。。・゜゜・(>_<)・゜゜・。

#独り言なので無視してください。m(__)m
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/24 10:37
回答番号:No.25
この回答へのお礼 本当に美しい作品でしたね。ありがたいことです。

回答

 

回答者:nonkun まず、最初にお断りしておきます。
私はお話を作成するのはヘタです。1冊の本が出来るようなストーリーが思いついても5ページでおわらせてしまうような奴です。
また、1つの長編物語の設定を思いついても最初の取っ掛かりの話が思い浮かばず、なーんも書くことが出来ないおバカさんです。
何が言いたいかと言うと、細かい設定や描写がマズくても大目に見てね。ということです。
#言い訳はそれぐらいにして。。。

カンタラ国王が新しい法令を施行してからというものの、街ではずる賢い者がこの法令を悪用し始めました。
「この家は俺のものだ!」とか「これは私のものだ!」とか。。。etc(この例は適当に考えて下さい)
こう言われるとそれを否定する権利を国民は持っていないのです。それは「他人の意見に賛同できない場合は何も言わず無視すること」となっていますので、実質的には「先に言った者勝ち」となってしまったのです。
しばらくすると、そのことを一般の人たちも気づき始めました。おかげで街は無法地帯となってしまいました。

この状況をカンタラ国王はどう思っていたのでしょう?
なんと国王は街がこんなことになってるとは知らなかったのです!それもそのはず。ワルダーという大臣が「私の意見に反論がなければ、それは同意したものをみなす。」と城の者全員に宣言したからです。
その後で「国王にこのこと(街の惨状)を話してはいけない」と言いました。そして城にいる他の者はその意見を否定する術を持っていないのです。
カンタラ国王はワルダーという大臣から「国民は皆、国王陛下の慈愛の心に深く感謝しています。」としか報告を受けていなかったのです。

ある日のこと。国王主催の歌唱コンクールが行われました。もちろん出場者にはワルダーという大臣から「街の惨状を国王に話してはいけない」ときつく言いつけられていました。
出場者は国王や国家を賛美する歌を歌ったり、自然の美しさを歌ったり、甘く切ない恋物語を歌ったりと大盛況のうちに進んでいきました。
そして最後の1人であるトゥールーという少年の出番が回ってきました。
その少年が歌い始めると同時に会場にどよめきが起こりました。なんとトゥールー少年は街の惨状を詳細に描写した歌を歌い出したのです!
ワルダー大臣は慌てました。そしてトゥールー少年に「即刻そのような嘘を止めよ!私の言ったことを破るのか!」と叫びました。
しかしトゥールー少年は怯みませんでした。「ボクはあなたの言ったことをちゃんと守ってますよ!ボクは『話して』はいないよ。『歌ってる』だけだもん!それに嘘はついていない!」そして歌を歌いつづけました。
「あのガキを捕まえろ!!」ワルダー大臣は衛兵に命令してトゥールー少年を会場から連れ出してしまいました。

一方、カンタラ国王はといえば、目の前で起こった出来事をすぐには理解できませんでした。
「なぜ、あの少年はあんなデタラメな歌を歌ったのだろう?そしてなぜワルダーは慌てたのだろう?・・・もしかして、あの少年の歌は・・・!!!」

カンタラ国王は大臣のワルダーを自室に呼びました。「あの少年の歌は真実なのか?」
少年の歌を否定出来ないワルダーは黙るしかありませんでした。しかしそれは少年の歌が真実であるという証明でもありました。
「もうよい下がれ!」カンタラ国王はワルダーを自室から下がらせました。

次の日、カンタラ国王は護衛もつけずに城を抜け出して街に行きました。そして街の実情を目の当たりにしました
その晩、カンタラ国王は自室にこもって悩んでいました。
「なんてことだ!わしは国民が無益な争いをしないようにとあの法令を定めたのに・・・。なのに実際はどうだ!逆に争いが絶えないではないか!
ワルダーのような邪な心を持った者が得をするだけではないか!わしは超能力を持っているが何の役に立っていないではないか!」
カンタラ国王は我を忘れてしまうほど興奮していました。
「みんな・・・みんななくなってしまえ!!!!」


次の日の朝、カンタラ国王は小鳥のさえずる声で目を覚ましました。そしてはっと我に返って昨日の晩のことを思い出しました。
「わしはみんななくなってしなえと言ってしまったが・・・。」カンタラ国王は慌てて自室を飛び出しました。皆が消えてしまっていないか確かめるために・・・。

しかし部屋を出るといつもの衛兵の姿がありました。「何か異常はないか」「いえ。何もありません。国王陛下いかがしましたか?」「いや、なんでもない」カンタラ国王は自室に戻りました。
「おかしい?消えていないぞ。あれは夢だったのか???」



その後、ナンタラ王国では人々が争いを起こすことはなくなりました。なぜなら人から邪な心がなくなってしまったからです。
そしてカンタラ国王の超能力もなぜか消えてしまいました。
人々は消される恐怖を持つこともなくなり、協力しあい、助け合って幸せに暮らしました。

以上です。
うーむ、ベタな展開です。しかもところどころ話に無理がありすぎます。
しかしちゃんとメルヘン(?)でハッピーエンドで仕上げてみました。
あまり細かいことは突っ込まないで下さい。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/24 12:20
回答番号:No.26
この回答へのお礼 すばらしい才能をお持ちですね。徳の高い殿様と腹黒い家老という配置は水戸黄門で見たことがあるような気がします。ご回答の場合、少年の歌声が悪い大臣の姦計を打ち壊すのですね。そして王の力で邪な心だけが浄化される…。美しいハッピーエンドです。
 でも、私の構想では、あまりはっきりした悪役を設定するつもりはないのです。描きたいのはむしろ「善意」です。「善意」という名の権力です。善意と善意がこすれ合う、その狭間から「悪意」が噴き出す恐ろしさです。笑顔の仮面の裏側で、相手を激しく憎悪する情念が渦巻いている。眼に見えない形で続いている争いが常に人の心に悪意を育てている。何かのきっかけで、それが噴き出す。この危うさを描こうと思うのです。
 というわけで、物語の中盤は童話にしては少々コワめになります。最近の子どもはちょっとやそっとじゃ目を向けてくれませんから。それに、その方が最後の大団円が輝くと思いますし。

回答

 

回答者:noname#8665 王国の隅っこで、王様の決めた法律に疑問を持った男の子がいました。
彼は王様に手紙を書きました。
「この間、あった家が消えてるのはなんでですか?
 僕には消えている理由がわかりません。
 家の中でいろいろあったみたいですけど、
 あれは家主さんのせいじゃないと思います。
 家主さんの接待がなってないからだ、なんて言う人もいるみたいですけど、
 僕は店子のみなさんが昔のどこか消えてしまった家のことを
 未だに根にもっていて追いかけてきたせいだと思います。
 それから、批判や否定は禁止だとおっしゃられていますが、
 そういうことでしたら、過去の家でもっとひどいのがいくらでも
 あると思うのですが、そちらのほうはどうされるのでしょうか?
 そちらの方も取り壊すのでしょうか?
 もし、この政策を完全に実行されるのなら、それをされないのは
 片手落ちではないかと思うのですが。
 王様はどう御考えなんでしょうか?
 教えてください。」

少年はこんな手紙を書きました。
少年が手紙を書いてからかれこれ2週間がたちますが、
王様からの返事はありません。

少年は不思議に思いました。
「一切の否定を禁止する」とまで書いてあったのに、
手紙に返事もなければ自分が消えもしないからです。
そこまで言っていたのだから、どちらかのことが起きるだろうと、
少年は思っていたのですが。

少年は、山奥に住んでいる仙人のおじいさんに相談に行きました。
今までのことをすっかり仙人に話すと、仙人は言いました。
「結局な、王様には権力なんてないんじゃよ。」
「え?だって王様の命令で次々と国民やその家が消えていってるのに?」
「そうじゃ。確かにそのどちらをも消しているのは王様の超能力じゃ。
 しかしな、ぼうや。それを望んでいるのは国民なんじゃよ。」
「ちょっと待って、おじいさん。ぜんぜんわかんないよ?」
「まずな、ある家で揉め事が起きたとするじゃろ。
 だいたいは、家主にお客が喧嘩を売るというのがこの場合の定番じゃ。
 この場合には大きく分けて2つのパターンがあるのじゃ。
 まず、家主がアホな場合。
 これは、売られる方が悪いのじゃな。
 もうひとつは、お客がアホな場合。
 この場合はちと、めんどくさいのじゃ。
 そもそも、家主は何かを調べるためにその家を開いているわけじゃ。
 わかるか?ぼうや?」
「うん。」
「そこでじゃ、調べようとしている事柄について、アホな間違いをする
 お客が舞い込んでくるとな、この国ではお客と家主が1対1で対話するのが
 一応のルールになっておるわけだから、家主はアホなお客のアホな言葉
 をまるのまま受け取ってしまうか、違うなぁと思いながら、どう答えて
 いいものやら、やたらと悩んだりするわけじゃ。これは、わからないと
 いうことが前提になっておるのだから、当然じゃな?」
「うん。」
「そうなると、家主の方から少々感情的な言葉が出てきても仕方のないこと
 じゃな。違うとわかっても、反論する方法を知らんのじゃから。」
「うん。」
「そこでじゃ、王様が言われている友愛ニ法じゃがな。無理があると思わんか?」
「意味がわからないよ、おじいさん。」
「つまりな、お客はな、誤解にしろ、正解にしろ、家主の言うことに
 答えられると思ってるから、家に来るわけじゃろ?」
「そりゃ、そうだね。」
「それなのに、家主を混乱させるだけのようなことをしてはいかんな?」
「うん。」
「だから、質問者に対しては少々大目にみてあげるべきじゃな?」
「うん。」
「だからな、家を消すっていうのはよほど我が国の倫理を乱すような
 内容のもの以外にはしてはいかんことだとおもうのじゃがな、わしは。」
「そうだね。」
「多分、王様もそう考えてると、わしは思うのじゃがな。」
「じゃ、なんで、あの家は消えちゃったの?」
「ところで、ぼうや。この国は王様がいちばん強いと思ってるじゃろ?」
「うん。違うの?」
「違うんじゃよ、実は。
 ホントはな、国民の方が強いんじゃよ。」
「え?だって、王様は国民を消せるけど、国民は王様を消せないよ?」
「消せるんじゃよ。ホントは。」
「え?」
「ここのいくつか下に書いてあるじゃろ?ホントに偉いのはバナー公じゃと。」
「うん。」
「バナー公が消えたらこの国はどうなる?」
「経済が破綻するね。」
「ぼうや、案外難しいことを知っているのじゃな?ちょっとびっくりしたぞ。」
「えへん。」
「じゃ、どうすれば、バナー公がいなくなるかわかるかの?」
「わかんない。」
「だーれも、見にこないようなところになるとな、バナー公はいなくなるのじゃよ。」
「あ、そうか。」
「だから、王様はとげとげしい雰囲気にならないように友愛ニ法を制定したのじゃ。
 いつ来てもとげとげしい雰囲気のところにはみんな行きたがらんじゃろう?」
「うん。」
「しかしな、さっきもいうたように、それだけではいかんのじゃよ。
 この国はバナー公のためにだけあるんじゃないのじゃからな。
 国民のためにもならなきゃいかんのじゃよ。
 じゃなきゃ、国民の流出が相次いで、となれば結局バナー公がいなくなってしまうからの。
 だから、国民の語り合いを邪魔することは王様もしたくないはずなんじゃ。」
「それは、あの家が消えたことの説明になってるの?僕にはわからないよ?
 おじいさん。」
「つまりな、この国は王様が統治してると思うじゃろ?
 でも、違うことはわかったな?
 で、この国ではバナー公が一番偉いわけだが、
 そのバナー公だってな、国民がいるからこの国の経済を支えてくれてるわけじゃよ。
 と、ここまではわかったの?」
「うん。」
「つまりな、一番偉いのは国民なんじゃよ。国民なくしてこの国は成り立たんのじゃからな。」
「そう言われてみれば、そうだね。」
「だからな、王様が超能力で消していても、消させているのは、
 国民の誰かの手紙という名の圧力なんじゃ。」
「なるほど。」
「だから、王様にぼうやが出した手紙くらい王様には屁でもないのじゃよ。
 痛くも痒くもない、ほっとけばいいからの。」
「そーかぁ。」
「だからの、王様を攻めても仕方ないのじゃ、その手紙を書いた国民が悪い。
 で、王様があの家を消した理由を説明できないのはある意味当然じゃ。
 その手紙の主のいうことを聞いているだけじゃからの。」
「なるほど。じゃ、おじいさん。この国はどうすればよくなるの?」
「結局な、国民ひとりひとりが、人にやさしくなることじゃ、
 家のどこかに、不愉快ならくがきがあったくらいで、いちいち怒らん
 ことじゃないかの?わしが下の参考URLとやらにある家で試してみた
 ことじゃがな、ひとつの出来事には多種多様な解釈をすることが可能じゃ。
 自分の解釈が常に万全であるなどと、妄信するからこそ、国民は
 いろいろな揉め事をおこすわけじゃよ。
 国民全員がそのことを理解すれば、家は消えんはずだとわしは思うがの。」
種類:アドバイス
どんな人:一般人
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回答日時:01/05/24 14:07
回答番号:No.27
参考URL: http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=76492
この回答へのお礼 おお! さすがは仙人! 架空の国からインターネットで現実世界の「教えて」にアクセスするとは! しかも私が「文章読解プロファイリング」と称する壮大な空振りを繰り広げている場所を!
 ま、それは置いておきまして、ご回答をずーっと読んでいくと、煎じ詰めたところ「ナンタラ王国では国民が一番強い、国王は国民の手紙で動いている」ということのようです。「国王は国民の手紙の束だ」と言い換えてもいいかもしれません。…すると、「国民」を描き分けなければならなくなりますね。超能力で消すべき要件を同じように備えている「家」なのに、消されたり消されなかったりすることがあるという設定だと、国王が重視する国民と、軽視する国民とが分かれているという感じで物語を進める方向もありそうです。んーむ、すると当然、No.24の補足に書いたような「異形の者たち」は軽視される方に入るでしょうね。となると、ストーリー上、彼らとしては「国王に手紙を書く」という合法的なやり方とは違った、一クセも二クセもある振る舞いに及ぶことになるでしょう。それこそ、大笑いするようなやり方を。
 なるほど。こういう設定も面白そうです。ありがとうございました。

回答

 

回答者:pyonkotan ごめんなさい。 私は本当に悲しい気分で一杯です。

#27の
「僕は店子のみなさんが昔のどこか消えてしまった家のことを
 未だに根にもっていて追いかけてきたせいだと思います。」
という部分を拝見して非常にショックを受けました。

私はそのように考えてはいなかったからです。
以前のことを乗り越えて、また言葉を交わそうとお互いにしていらっしゃるのだと思って見ておりました。

そして・・・もしかすると今回私がここに参加したのも「昔のことを根にもって追っかけてきている。」と感じられているのだとしたら・・・

そのようなことは考えつきもしなかったので・・・(自分の中の深層心理まではわかりませんが)
私は昔のことも、ちょっと前のことも消えちゃったことはとても悲しいと思っています。
あれだけの内容が全てなくなっちゃって・・・「どうして全文削除なんてことになっちゃったのだろう?部分修正でもよかったのでは?」と今でも思っています。

例えとして個人を連想させる表現を使用したことについては大変申し訳なく思っておりますし、反省もしております。
家主の接客態度については私自身が現在、心の底からそのように考えていることであります。
決して個人攻撃をする目的での記述ではないことをご理解いただければうれしく思います。

でも・・・理解していただけなくても仕方ありません。
そのような誤解を生む記述をした自分に責任があるのだと思っております。

また「以前のことを根にもって追っかけてきている。」とご本人、並びにこのスレッドご参加の皆様方がお感じになるのであれば、今後はそのようにお感じになられます皆様とは極力顔を合わさないように気をつけますので・・・どうぞお許しください。m(__)m

#回答とは関係のない書き込みをしまして、申し訳ございません。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/24 14:46
回答番号:No.28
この回答への補足 いやいや、本当に何度もお運びいただいて、ありがとうございます。
 で、その、まだ書かれていない物語の中での話、と言いますか、oni_ocさんが提案された物語の中での話ではありますが、「消えてしまった家に来た店子」とございますので、pyonkotanさまのことではないのでしょう。えーと、なんだか虚実入り乱れてワケわかんねーぞーみたいな状態ですが、ナンタラ王国の物語を共同創作しようとしているこの場は、何とも不思議なことに健在ですので。
 フィクションですよ。まだ書かれていない物語の中の「以前のこと」は、この場で話すことなどできないでしょう。書き上げられた後のことです。
 ということで、その、「ハッピーエンドにつながるような方向」とか、「揉め事のときにカンタラ国王に何かできることはないのか」という回答をお待ちします。「おほん…」とか「二、三日休めば?」とか、それ以外にないでしょうか。
 あ、いや、これはpyonkotanさまの回答に付した補足ですが、回答者各位へのお願いです。pyonkotanさまは、もしお疲れでしたら、少しお休みになってください。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

 

回答者:north073 童話の話の御質問でしたね。
もう一つのストーリーの方を、御注文にしたがって考えてみました。
「ぱのぷてぃこん」ということと「れきし=きおく」ということがキーワードになっているものと愚考いたします。
(記憶といえば、昔の拙い回答を憶えていていただいて、ありがとうございました)
ただ、この二つを一緒の話に盛り込むのは難しい(わたしには)ので、道徳の教科書みたいな話になっているかもしれませんが御容赦ください。

王様は、きまりをつくったので、少しは平和になるだろう、と思いました。
ところが、来る日も来る日も、やってくる訴えは減りません。
「わたしのいうことを批判するんです。あの家をけしてください」
「わざわざ家に文句をつける落書きを書くんですよ。なんとかしてください」
王様は、そのたびに言葉を消したり、家を消したりしなければならなくなって、たいへんいそがしいままでした。
* *
そんなこととは関係なく、街はいままでどおり人やけものや鳥などでにぎわっておりました。
昔から住んでいたものもいれば、新しくやってきたものもいます。
ここに新しくやってきたハトさんがいます。
「やあ、いい空き地があるぞ。ここに家を建てよう」
家を建ててはみたものの、なぜかあまり人がやってきません。それでも、そのうち、ツバメさんやフクロウさんもやってきて、それなりにいい家になりました。
ところがある晩、家に落書きをされてしまったのです。
「この空き地はのろわれた土地。とっとと家をしめてしまえ」
ハトさんにはわけがわかりません。
「落書きしないでくださいね」
と試しに家の外に張り紙をして、その日は少し変な気持ちで過ごしました。
ところが、次の朝、ハトさんが目覚めたのは家の外でした。そして戸惑うハトさんの頭に、ひらひらと紙が落ちてきました。
『他人の意見を批判する穏やかならぬ家なので、消すこととする。 王様』
ハトさんがさめざめと泣いている前を通り過ぎる老人達は、ひそひそとこんな話をしています。
「そ〜おいえば、ここの土地に昔あった家も消されたんだったのお」
「おお、あの大騒ぎのあった家かあ。あのときは大変だったような気もするがあ、はて」
「何が悪かったんだったかのお」
「そ〜おいえば、昨日までここにどんな家があったのかのお」
「はて? まあ、近づかんほうがええ、くわばらくわばら」
ハトさんはとぼとぼとその土地を去り、また、ハトさんが来る前のような空き地だけが残りました。
 * *
王様は、ある日あることに気がつきました。
なんだか、昔消したはずの家が、また訴えられているのです。
でも昔の帳簿を見てみても、家主さんは別の人です。
気のせいかな?
次の訴えは、たちの悪い落書きの件でした。ところがこれも見た覚えがあります。
あれあれ?
その次は…
一日が終わると、王様は、つかれはてて、ベッドに倒れ込みました。
やれやれ、疲れすぎかな。「でじゃぶ」とかいう病気かな。
「いえいえ、それはほんとだよ〜。まっくら蔵を見にお行き〜」
窓の方から、うたう声が聞こえます。そちらを見ると、ばさばさ、っと一羽の鳥が飛んでいきました。
まっくら蔵とは、王宮の地下にある大きな蔵です。消えてしまった家や言葉は全部その中にあるのです。
王様は、気味悪く思いながら、さびついた蔵への扉を開けました。
蔵では、こびとさんが家や言葉を整理していました。
「このいえはこれでなんけんめ?」
「それはもう3けんめ!」
「またおなじことばがやってきたよ!」
「もうそのことばはみたくないよ!」
やかましく言い合っています。
暗い中、目をこらして、王様が見てみると、今日最初に消した家がありました。そして、その下にも同じ家が、さらにその下にも同じ家が…。
王様は、普通の人よりほんのすこし賢かったので、それを見るとすぐに自分の部屋に駆け上がりました。
そして、ペンをとり、新しいきまりを書いたのです。
『国民は、来客の意見や主人の意見に問題があると思うときは、国王に相談すること。
 国王は、本当に問題があると思った意見については、言ったものの名前を消して、家の中に置いておくこととする。
 それでもおさまらないようなときは、やはり言葉や家を消してしまうことになるが…』
そこまで書いて、ふう、とため息をつきました。自分が忘れていたのがどういうことか、気がついたのです。
『国民よ、悪い言葉や家は消してしまえばよいものではない。同じことを繰り返さないように、憶えておく勇気が大事なのだ』
  * *
街では、ハトさんがまた家を建て始めました。
ときどき落書きをする人もいますが、それを注意しただけで、家を消されることはありません。
それに、昔より街がきれいになったような気がします。
老人たちがとおりすぎながら、話をしています。
「あー、あの家の上に新しい家を建てるのかのお」
「あの家は、あんな言葉でいっぱいになったから、鍵を閉められてしまったのじゃったなあ」
「もう、さんざん言ったあとじゃ、新しい家はきっと大丈夫じゃろう」
ハトさんはそんな声を聞きながら、新しい家に飛んで行きました。

……うわーい、「ぱのぷてぃこん」が消えちゃったよお! 
というわけで、「れきし=きおく」の部分を主にしてまとめてみました。
書き足りない部分もあるように思うのですが、力及ばずであります。参考程度にしていただければ幸い。
たとえば、王様の新しい法令には、他にもいろいろな対処法が書かれているはずなんです。
「家に鍵をかけて放置しておく」
「両当事者が直接話ができる部屋を王宮につくっておく」
「悪いことをしたと思っている人が謝ることができるような場をつくっておく」
「冷静に考えるとしまった!と思う言葉は匿名にする」
等々。

y2a2さんの御回答ですべてを言い尽くしているような気がするだけに、蛇足でしかないのですが、でしゃばりを許していただけるならば、y2a2さんのストーリーが全体を貫くものになって、その他のいろいろな話がその本の中で起こることとして語られるというのはどうでしょうか。
それは、できの悪いこんな話を救ってくれということか? と言われれば、頭を掻いて逃げるしかないのですけどね。
…と書いていたら、新しいお礼や補足がつきましたね。げ。また外しているのでしょうか?
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/24 20:08
回答番号:No.29
この回答への補足 作者の問題意識を的確に捉えていただき、ありがとうございます。それに、またまた多大なお時間を割いていただいたにちがいありません。恐れ入ります。
 「記憶されなかったことは繰り返される」というわけですね。このことも作者として物語に盛り込みたい重要な要素です。とても参考になります。もっとも、ナンタラ王国の非常に賑やかな地方では「記憶されているのに繰り返される」こともしばしばあるようですが、ブンケガック郡フィロソフィ村のようなのんびりした地域では、あまり問題にはなりますまい。
 おっと、そうそう、「地域差」というのも設定して描写するつもりでいるのです。ナンタラ王国のスキエンチア地方などでは数式や客観的データの力で国民同士の語り合いはすっきり解決する場合が多いのです。が、フィロソフィ村での話というのは「解」に辿り着くまでの手間がハンパじゃない場合もあります。また地方によっては…例えば性的な事柄に関する悩みを語り合う場などでは、公序良俗という枠をいささか寛大なものにしなければならないでしょう。カンタラ国王が、そうした地域差を考慮した法運用をしていることにするかどうか、これが微妙にストーリー展開に影響しますので、ちょっと思案中です。
 …と、話が逸れました。そうです。「考えつづけるためには記憶しなければならない」。前に挙げた高橋哲哉さんはレヴィナスの『全体性と無限』を引きながら「死者たちの《弁明》の物語が生起しなければならない」と述べています。そのためにも「記憶しなければならない」。記憶しなければ、繰り返されます。おっしゃるとおりです。

 それに、大変に内容豊かです。
>「家に鍵をかけて放置しておく」
>「両当事者が直接話ができる部屋を王宮につくっておく」
>「悪いことをしたと思っている人が謝ることができるような場をつくっておく」
>「冷静に考えるとしまった!と思う言葉は匿名にする」
 これらは、物語終盤でカンタラ国王が真剣に考慮する施策として、何らかの形で物語に盛り込もうと思います。
 ありがとうございました。
この回答へのお礼この回答にお礼をつける(質問者のみ)

回答

良回答20pt

回答者:kojo 「補足」ありがとうございました。なにやら頭ノ悪イ小娘、まだ話し足りないようなので、再登場させていただきます。(作者の目を盗み、恐縮です) 一人で喋るのもなんですので、聞き手役に仲の良い“姉”を設定させていただきます。

*

姉:「コーちゃん、あのお兄さんからお返事来てるよ」
コ:「ほんとだ。ええと……。フーコーさん?どこの国の人だろう。全然知らないけど、言っていることは、なんとなくわかるよ」
姉:「お兄さんが、コーちゃんは、今はもうナンタラ王国を愛していないのかって、それはどうしてかって聞いてるよ」
コ:「…愛スルって、けっこうタイヘンなんだよ!」
姉:「大変?どうして?」
コ:「ワタシはナンタラ王国を愛シテルって、おもってたけど、ほんとに愛シテルのかなって、ある時、わからなくなったの」
姉:「ふーん。それで?」
コ:「それで…ムツカシイことはよくわからないけど、愛スルって、“ほんとう”に近づこうとすることかなーっておもって、でも“ほんとう”って、目にはみえなかったりするし…。とにかく、“ほんとう”を知るのって、“愛スル”って、勇気がいるし、タイヘンなんだよ」
姉:「そうなんだ」
コ:「それに…この国は広くて、いろんな人が居て、揉め事もたくさんあって、そのたびにイロイロ考えて、ご飯を作ってもなんだか味が足りないし、ケンカを見た夜はぐっすり眠れないし…疲れちゃったよ。なにを書いたらいいのかも、わからなくなっちゃったし」
姉:「そうなの」
コ:「でも、久しぶりにナンタラ王国に遊びに行って、頭ノ良イお兄サンのお家をみつけて入ってみたら、みんなイロイロ考えてて、ベンキョウになるなっておもった」
コ:「それと…」
姉:「それと?」
コ:「頭ノ良イお兄サンが建てたお家の土地は、ナンタラ王国とはすこし違う国みたいで、でもシンケンに考えてお話してる人が多くて、スゴイなっておもったし、ナンタラ王国のハッピーエンドまで考えてるなんて…ちょっとびっくりした」
姉:「そうなんだ」
コ:「きっと…愛シテルんだね」


姉:「ところでコーちゃん。あのお兄さんのお家に行くには、ハッピーエンドのお話しなくちゃならないんじゃないの?」
コ:「そう。それを話さなきゃ」
姉:「なにか考えついたの?」
コ:「あれからちょっと考えたけど…やっぱり国民が“気づくこと”と“反省すること”しか思いつかないの」
姉:「それは、どうして大事なことだと思うの?」
コ:「たとえばね、最近もこのお家の近所で、お家が突然消えちゃったみたい。ワタシもお家が消えるのは残念だし、反対だよ。でも、ずっと前に消えちゃったお家のこと、もう見ることはできないけれど、ワタシ、今でもよく憶えているよ」
姉:「…それで?」
コ:「頭ノ良イお兄サンは、カンタラ国王がお家を消さなければ歴史も記憶も残る…みたいな感じで言っていたけれど、お家が残ってても、記憶されないことが沢山あるとおもう。それは気づいたり、反省したりしないから、そうなっちゃうとおもう」
姉:「ふーん。そうなのかなあ」
コ:「そうだよ。それに、お家を消されていちばん残念におもうのは、きっとお家を建てようとした人だよ。その人は、ずっと忘れないとおもうよ。きっと反省もしてるよ。だからおもったの」
姉:「なにを?」
コ:「反省は、そのお家に入った人、みんながするべきなんじゃないかなって。もし誰かを傷つけていたら…なおさらね。接客が苦手という人もいるとおもうけど、お家に入った人たちが好き勝手に意見をしたら、やっぱり外から見た人が不信に感じる、壊れそうなお家になるとおもう」
コ:「それから…」
姉:「それから?」
コ:「思いきって言っちゃうけど、頭ノ良イ人達にも、ヒツヨウなことかなあって…」
姉:「どうして、そう思うの?」
コ:「うまく言えないけれど、“自分は正しい”(絶対的に)という雰囲気は、なんだか…キケンな匂いがするよ」
姉:「ふーん。どうしてだろう?」
コ:「…ヒハン精神って、すごいモノみたい。ワタシ、ケンカは大嫌いだし、体力もないし、気も弱いし、だからヒハンって、ちょっと怖かった。でも時にはヒツヨウなんだって、この前知ったけど、自分には向けられることのないヒハン精神は、すこし違う気がする…」
姉:「うーん。すこし解かりにくいね」
コ:「うん…。まだよくわかってないから…。でも、ワタシ、浅はかだけど、“完全な人間”などいないってことは、知ってる」
姉:「それはそうね」

姉:「でもね、あのお兄さんは、国王がお家を消さずに、もっと話を続けることができたら、いろんなことが解決できたと、そう言ってるんじゃない?」
コ:「そうだね。可能性として、重要なことだとおもうけど…。さっきヒハン精神のこと話したけど、今まで何度か、ヒハン精神は時にはヒツヨウだと、そんな話を聞いたよ。でも、ワタシにはよくわからなかった」
姉:「それじゃあ、どうして急にわかったの?」
コ:「たぶん、急にではないよ。ワタシ、あんまり本を読まないんだけど、この前、読んでみた本にそのことも描かれていて、その時、ジッカンしたの。気がついたの」
姉:「でも、今までは気づかなかったのにどうして?」
コ:「…うまく言えないけれど、気づくって、カンタンじゃないとおもう。他人にいくら言われても、本を沢山読んでも、自分のなかから引っ張り出さないと、気づけないとおもう。そしていろんなことが関係して、引っ張り出されるんだとおもう」
姉:「…つまり?」
コ:「つまり…いくらコトバやジカンを使っても、気づいたり、解決できないこともあるんじゃないかと…。それに、答えはひとつじゃないし、価値観も多様だから」
姉:「それじゃあ、どうすればいいと思うの?」
コ:「…ここから先が、考えてもわからないの…。持ちモノがあまりにも違う人同士は、ムツカシイなって…。このことは、頭ノ良イお兄サンの意見を聞いてみたいな」
姉:「そうね。なにか知ってるかもしれないわね」
コ:「ワタシは、ムツカシイって言って、諦めちゃったけど、“異国への旅立ち編”じゃなくて、ナンタラ国民のハッピーエンド、あるといいなって、描いて欲しいなっておもってるよ」
姉:「そうね。きっと描いてくれるわ」

*

serpent-owlさんお相手に、頭ノ悪イ小娘、ダラダラと話し、しかもちょっと生意気ですね。すいません。
小娘が行き詰まってる箇所に、ご意見いただけたら幸いです。加えて、ご不明な点はご指摘いただければ、答えられる範囲で、解かる範囲で、お答えいたします。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/25 17:36
回答番号:No.30
この回答へのお礼No.30

 回答ペースが少し減速したため、2巡目に入ろうかと思っていた矢先です。しかも、2巡目の最初はkojoさんの御回答にと思っていました。本当に丁度よかった。

 では、主要なところに入る前に「異国への旅立ち」編について。
 これは念のためで、もしかしたら余計なことなのかもしれませんが、「異国へ旅立って新世界を」という趣旨の御回答を「王国内の異分子よ、文句があるなら出て行け」という意味には受け止めていません。事実、そうは読めませんでした。むしろ彼らを励ますような気持ちが感じられました。仮に「文句があるなら…」という気持ちで書かれた方がおられたとしても、作者としてはそうした意見が出されるであろうことは予測の内ですので、覚悟はできておりました。
 ですから、並行して「異国への旅立ち」編も書きます。ただその、作者自身が「国の作り方」を知らなかったりしますので、大まかなプロットは出来ていても実際に書き上げるには時間がかかりそうです。

 さて、では可愛らしい「小娘」さんの疑問について作者の考えを。これは物語内でもとても大事な要素になります。そっくりこのまま使わせていただきたいくらいです。
 ただその…少し遠回りな話になります。「権力」の話から入ります。
 endersgameさんやoni_ocさんの回答に「国王への手紙」という設定が盛られています。「カンタラ国王は、実は国民からの手紙で動いている」との。すると、こういうことが言えるのです。カンタラ国王という目に見える「権力者」と、彼が行使する「権力」とは分けて捉えることができる、と。「権力」は国王の外、国民を源としているからです。
 ここで対比材料として一つ例を挙げます。ソヴィエト共産党による「ボリシュビキ化」です。「うっひゃ〜」って、引かないでくださいね。そんなにややこしい話ではないですから。
 手短に言うとですね、1924年にレーニンが死んでスターリンが後を継いだのち、フランスやイタリアなど各国共産党の「ソヴィエト出先機関化」が進んだことです。ソヴィエト共産党に対して批判的だったり、少しでも独自の立場をとろうとする党員をどんどん除名し、「自分の頭で考えないソヴィエトの言うなりになる人間」だけを残していった。これが「ボリシュビキ化」です。
 この場合、「上から」積極的に働きかけて批判的精神を排除しているわけです。しかしこの事例は「対比材料」です。ナンタラ王国の設定とは事情が異なります。ですから、本当に「小娘」さんが言っているように、「国王の問題ではなく、国民の問題」なのです。その意味で、kojoさんの回答No.19は僕にとってのターニングポイントになったのです。

 ナンタラ王国では、権力は「下から」生まれます。国王の「目」を内面化し、一人一人が自他を律するものとして。ここで言う「権力」というのは、pyonkotanさんと僕のやり取りの中で出てきた「許容範囲」「丸の大きさ」のことと考えていただいてけっこうです。すると、可愛らしい小娘さんが疑問を抱いた「絶対に自分は正しい」というのは、この「許容範囲」「丸の大きさ」を固定化し絶対化すること、と言い換えられるでしょう(「1+1=2だ、絶対正しい」とか、そういう正しさの問題ではありませんから)。この「丸の大きさ」に照らして国民は他人の言葉を評価し、時には「あの言葉は消すべきだ」「あの家は消すべきだ」という手紙を国王に送ることになります。
 そういう国民に由来する力が国王を動かすわけですから、もちろんこれは必要なものです。不可欠のものです。が、だからこそ時々「反省」することも必要なのです(小娘さんが考える通り)。
 要するに「固定化しないこと、絶対化しないこと」ではないでしょうか。自分の持つ「丸の大きさ」を自覚し、必要ならいつでも大きさを変えられるように準備しておくことです。たとえそれが、古き良き時代の「丸の大きさ」であったとしても。

 ではそのためにどうすればよいか。自覚化するために。自分を知るために。
 ゲーテの言葉に「他国語を知らぬ者は自国語をも知らぬ」というのがあります。語彙や文法が全然違う外国語に触れることで、逆に自分の言葉への理解が深まるということです。これを今の話に応用すると、「他人は自分の鏡」ってことになるでしょうか。
 とりあえず「一歩退却すること」です。ある相手、ある言葉をみたときに、いったん「内と外を区切る線」を外すように努めてみて、それから「自分には相手がどう見えているか」を見つめる、そして次に「相手をそう見ている自分はどんな考えを持っているのか」という順に考える。例えばそんな仕方で、自分が持っている「丸の大きさ」とその構造は自覚できるのではないでしょうか。

 ただ、作者としては、登場人物の誰かに上記のような考え方を国民全体に「教化」させようとは考えていません。「自然にそうなっていく」形にしたいです。
 そのためには自他の相違を「表明できること」が大切なのです。「ちがい」のやり取りが他者を理解すること、自分を理解することには欠かせないのです。たとえそれが「対立」という姿をとったとしても、ぶつけ合い、許し合う過程を通さなければ自他の理解には至りません。対立のまま終わることも、時にはあるにしても。

 ですから、カンタラ国王の「友愛の法」は、むろん深刻な罵りあいを避けたいという慈悲の心に発するものですが、それが拡大解釈されて一切の批判・否定を禁じるものにされたら(国民自身がそうしてしまうことも考えられるのです)、それは逆に国民の心を堅く閉じたものにしてしまいかねないと思うのです。形は違うものの、ソヴィエト共産党の「ボリシュビキ化」と同じ結果が生まれてしまうように思うのです。

 …というのが、作者の考えなのですが、どうでしょう。(作者が登場人物に語りかけるというのも、ヘンな話ですね。)

    *

 それにしても、皆さんには大作・力作を寄せていただいて嬉しいかぎりです。質問者冥利に尽きるというものです。kojoさん、このNo.30の最初の段あたり、ちょっと涙腺がうるっとしました。ありがとうございました。

回答

 

回答者:mori0309  幕間のお弁当タイムです。ピエロのmori0309のパントマイムでお楽しみを・・・・・なんて慣れないことはやめにします。ハイ。

 みなさんにならって童話表現で回答しようと思い、ニッチモ王配下のサッチモ国のトンデモ利Qという人物が登場する物語を書いたのですが、あんまりにもオモシロクナイので、やめにしました。(みなさん、すばらしぃ〜。私、創作能力ゼロです)

 さて仮想の国をよくし、童話をハッピーエンドにするための具体的提言。考えました。いっしょけんめい。最初は、「アイデアなんかいくらでも出せるさ」と、うかつにも思っておりました。ところが考えても考えても「こうすればうまくいく」という妙案が出ないんです。問題のムズカシサがあらわになるばかりです。(私の頭が悪いからなんですけど)

 結局、serpent-owlさんは理想国家のあり方について問うておられるのではないでしょうか。

1.国家とは何か。それはいかなる目的を持っているか(あるいは持つべきか)よい国家とは何か。
2.国家の主体はどこにあるか。誰が担うべきか。
3.建国理念と国民意識が部分的に乖離しかけたとき、主体は国家や国民をどうするべきか。
4.統制や警察の機能は不可欠か。必要悪か。それがなくても国家は存続可能か。
5.体制肯定・保守・規律・マナー派と体制否定・改革・自由・自然派はたがいにどう生きるか。
  (武闘?共存?共生?その他?)
 具体的提言を考える際、こういう問いは避けて通ることができないと思い知りました。

 問題を絞って具体的にかつ平たく言うと、次のようになろうかと思います。

1.家主と客のケンカや議論をどうするか。
2.家主を無視した客同士のケンカや議論をどうするか。
3.家の無軌道・無際限な暴走をどうするか。
4.いたづらや悪行を行なうならず者をどうするか。

 無統制・無警察にしてしまうと見学の価値がまるでない家が大乱立する可能性が十分あります。そうなると国家は崩壊します。(国民は減らないかもしれませんが国家目的の達成は不可能になります)かと言ってほとんどの国民が納得するルールが作れるかどうか。ケンカと議論と問答の区別、およびそれらの有意義と無価値の判定。どこからも文句の出ない客観的判断は、誰が担当しようと絶対に不可能です。

 いっそのこと直接民主制国家にしてみてはどうでしょう。全国民が投票ボタンをもっているのですから。管理部は問題が発生したら、都度投票を呼びかけるのです。ネット空間に本物の国家が生まれるかもしれませんよ。(非現実的だなあ)

 いずれにしても、「ケンカ即削除」「問題質問即削除」「暴言即編集」の規則はもっともっと緩めていただきたいと思っています。消されて惜しかったホレボレとするような売り言葉や買い言葉、けっこうありましたから。紛糾・蛇行しつつも豊かな実りや歴史遺産化を予感させる部屋も、いくつかありましたから。(←もちろん想像ですけど)細部の健全化や合目的性にあまりこだわると、国家全体としては「壮大なる陳腐・長大なる凡庸」に終わってしまうかもしれませんもの。多様性やダイナミズムは本当に重要だと思います。国家の「真の目的」のために。(←何?)

 あー、なんという具体的提言なんでしょう。失礼しました。大目に見てくださぁい。
種類:回答
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/26 02:02
回答番号:No.31
この回答へのお礼 お世話になっております。御回答ありがとうございます。
 …なんですが、うう〜ん、ちょっとその、物語の枠を超えて問題を広く捉えすぎておられるような気がします。ネット社会一般の問題や、現実の国家の問題をごっちゃにしているような…。それらには、相通じる部分もありますが、事情が異なる部分もあります。同じ土俵では論じられますまい。

 「無統制・無警察にしてしまうと見学の価値がまるでない家が大乱立する可能性が十分あります」から下の三つの段落がmori0309さんのご意見となっているようです。その最初の段落と最後の段落については賛成です。たしかに「客観的ルール」は困難でしょう。下手なものを作れば拡大解釈されて、むしろマイナスの効果を生んでしまう危険があります。
 ただ、「直接民主制」については、ネットの中でも、現実社会の中でも、あまりよい結果を生まないと思います。ごく小さな共同体でなら円滑に機能する場合もあるでしょうが、ほとんどの場合悲惨な失敗に陥るでしょう。衆愚政治→プロパガンダによる大衆操作→全体主義と、短期間のうちに移行して自壊することになります。
 ですからその、物語の中でも「国体護持」は堅持しようと考えています。

 最初の方の「理想国家」について。「理想」というと、「目指すべき方向」を意味すると同時に、「決して実現されない」というニュアンスを色濃くにじませる言葉でもあります。「理想国家」も同様です。これを少し限定して「真の民主主義」と置き換えても、やっぱり実現はできないでしょう。「アローのパラドックス」というのがありまして、これは完全な民主主義が不可能であることを原理的に示すものです。ある程度抽象化・モデル化した考察ですら不可能なのですから、現実の社会では絶対不可能でしょう。ありうるのは「民主的主義」「近似民主主義」くらいなものです。「民主主義者」というのも、その実「できるだけ民主的であるようがんばります主義者」(長いな)でしかありません。もちろん、そうであることが大切なのですが。

回答

 

回答者:TCM  いつのことなのか、どこのことなのかもわからない出来事です。
 ある日、その国を通りかかった若者は、何人もの人に囲まれ論駁され、
困惑する人を見つけました。若者は、その国が質疑と議論を糧とする国
であると見てとりましたが、その一方的な議論の様子に義憤を感じまし
た。若者は、すぐにその議論の場に参加し、並外れた弁論術を駆使して、
その場の狼藉者たちを蹴散らしました。ところが、その様子を見ていた
国王は、その国に似つかわしくない論難と誹謗中傷の痕跡をあとかたも
なく消し去ったあと、詔を出しました。
「議論のための議論はなすべからず」
 若者は国王の一方的な処置に立腹し、その国の改革を決意しました。
腕に覚えのある詭弁術、透徹した論理そして深い哲学的知識を武器に
志を一にする同士を糾合し、ゲリラ戦を展開しました。初めは、その国
のごく一部での反乱でしたが、同士は次第に増え、変革運動は燎原の野
火のように広がっていきました。その過程で、仲裁に入ろうとした徳の
高い高僧が凶刃に倒れたり、市井に暮らす無辜の民が傷ついて国を去っ
ていきました。
 若者と同士たちが、都に攻め上り、王宮になだれ込んだ頃にはもう国
民はほとんど残っておらず、王宮内も黴臭い空気が満ちるだけの薄暗い
空間でした。彼らは、衛兵や大臣たちに遭うこともなく国王の執務室に
までたどりつき、ついに国王と対峙しました。若者は全霊を込めて声を
発しました。
「この国の変革を要求する」
 国王は、深々と椅子に腰掛けたまま応えました。
「汝の望みはすでに成就された。このときをもって朕は退位する。汝の
思い通りの国を建てよ」
そう宣言すると、国王は光の粒に分解しながら消えていきました。
「まっ、待て。まだ言いたいこと、聞きたいことがある」
若者がそう言い終わらぬうちに国王は消え、王宮も町も田畑も次第に消
えていきました。
 気がつくと若者は一木一草生えぬ荒野に立っていました。
「国王は逃げたのか」
同士たちに声をかけようと振り返った若者は目を見開きました。そこに
は、広漠たる荒野が広がるだけで同士の影も見えませんでした。そのと
き、若者は深層意識から湧昇する事実に気づきました。同士と思ってい
たのは、実は自分の手、足、目、耳、そう自分の分身であったことを。
 その刹那、若者は自らのなすべきことを悟りました。若者は、荒野に
腰をおろし、ずいぶん近くに見える地平線を眺めました。
「まだ日の入りには間がある」
そう言うと少し口の端を下げました。

 いつのことなのか、どこのことなのかもわからない出来事です。
 夜明け前の荒野に小さな苗木が立っていました。根元にはぼろ雑巾の
ようなものがまとわりついています。が、よく見るとそれはぼろ雑巾で
はなく、若者の骸でした。荒野に糧を得る術もなく息絶えたのか、絶望
の果て自らの命を絶ったのか、それはわかりません。ただ確かなのは、
若者の骸を苗床に苗木が荒野に根付こうとしていることでした。
 荒野の向こうから太陽が顔をのぞかせた瞬間、軽やかな風が苗木をな
でていきました。柔らかな葉についた夜露がはらはらと落ち、苗木が身
を震わせたように見えました。そして、苗木は登る太陽をじっと見つめ
ていました。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:01/05/26 11:25
回答番号:No.32
この回答への補足 そろそろ閉じようかと思います。
 皆様の真摯な努力のおかげをもちまして、物語を書くための材料を期待以上に豊富に与えていただきました。よいものが書けそうです。皆様の言葉がなければ、私自身ここまでの認識には至らなかったと思います。本当にありがとうございました。

 ただ…これは書こうとしている物語とは別の、現実のことですが、閉じるにあたって申し述べておかなければならないことがあります。kojoさんご紹介の「小娘」さんが感じた疑問への、もう一つの答えでもあります。
 この場でも間接的に言及されている「削除された質問スレッド」のことです。

 質問「ネットの中で真なるもの…」等において、私自身、行動を誤っておりました。それが削除の大きな要因の一つだったと反省しております。「フォローできないか」という気持ちが妙に先走ってしまっていたのです。結果、場を混乱させてしまいました。それは、私より後に回答された方々の努力さえ無に帰してしまうほどの傷だったのだと考えています。
 ご不快に感じられた関係者各位、管理スタッフ各位に、この場をお借りして心よりお詫び申し上げます。すみませんでした。

 このことを申し上げることもまた、この質問を立ち上げた目的の一つでした。「言いたいこと」とは、また別の。
 とはいえ、この場に発言はされなかったものの、この場に関してご不快に思われている方も多くおいでであろうと思います。そう思われた方は、どうぞ「手紙」を。私は首を洗って待ちます。

 これで目的はすべて果たされましたので、この質問は閉じさせていただきます。

 ポイントですが、作者の構想を明晰化するのに決定的な役割を果たしていただいたkojoさんに「良回答」を、カンタラ国王の設定変更に力をお貸しくださったpyonkotanさんに「次点」を、とさせていただきます。
 繰り返しになりますが、皆様のご助言がなければここまでの認識は得られなかったと思います。ありがとうございました。
この回答へのお礼 またまた力のこもった大作、ありがとうございました。他の方も含めてですが、本当に貴重なお時間を割いていただいて恐縮です。

 なにかこう、ヘンな喩えですが始まり方と終わり方が『浦島太郎』のようですね。行った先が竜宮城ではなく空っぽの王宮という違いはありますが。主人公の「若者」は、清水義範さんの短編『猿取佐助』に似てます。これは哲学者のサルトルの歩みを、忍者・猿取佐助の物語という形でパロった作品です。ところどころニヤリとさせられます。
 そして、ラストに至るまでの作品全体には深い味わいの寂寥感が漂っていますね。この表現力はハンパじゃないです。ただ、ちょっと対象年齢が高くなるかもしれません。『平家物語』に象徴されるような日本的美意識の、小さなカケラくらいは感じられる年齢でないと深く味わうことは難しいでしょう。
 ラストは…うーん、何か意味深いですね。ある意味でハッピーエンド…なのでしょうか。もう少し味わって、考えさせてください。
 主人公のキャラクターとその求めるものは、作者として考えている方向と少しちがいますが、ともあれ、貴重なアドバイスとして拝聴いたしました。
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