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先月に子供が産まれ、「玖」という字を入れて名前をつけました。
この漢字には『(1)数字の九 (2)黒く美しい石 』などの意味があり、高貴な意味合いもあることから命名しました。
ふと思ったのですが、他の漢字に「白い石」「赤い石」「青い石」などを意味する漢字はあるのでしょうか?(特に白い石)
色々調べたつもりですが、全くわかりません。
どなたか教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

全て、広辞苑第五版。



≪ ≫は、旺文社漢和辞典。
数字は、〔JIS句点・JISコード〕




--(白)------------------------

〔玉(王)部5画/9画/1849・3251〕
〔音〕カ(呉・漢)
(1)宝石の一。白めのう。≪玉に次ぐ美しい石≫
(2)くつわの飾り。




〔玉(王)部10画/14画/人名/2628・3A3C〕
〔音〕サ(呉・漢)〔訓〕みがく
(1)玉の色が白くあざやかである。美しい。≪鮮やかでりっぱなさま。歯をのぞかせて愛らしく笑うさま≫
(2)笑い顔が愛らしい。
(39みがく。(同義)磋。「切瑳」




〔土部5画/8画/5220・5434〕
〔音〕フ
(1)つけ加える。つけ足す。増す。
(2)石英。「白坿」




〔玉(王)部7画/11画/6470・6066〕
〔音〕ロウ〈ラウ〉(呉・漢)玉の一種。「琅[王干](ろうかん)」≪真珠に似た美しい玉≫
[瑯]は異体字。「琺瑯」

瑯 [図]字形〔玉(王)部10画/14画/6471・6067〕



〔玉(王)部8画/12画/人名/1745・314D〕
〔音〕エイ(漢)
透明な玉。澄んだ玉の光。「玉瑛(=水晶)」




--(緑・青)------------------------

〔石部8画/13画/6681・6271〕
〔音〕ロク
(1)石がごろごろしている。「碌碌・耄碌(もうろく)」
(2)石の青い色。「碌青(ろくしょう)」
(3)まとも。きちんとしている。「碌でもない」「碌に役に立たぬ」
(4)平らかの意の「陸(ろく)」の当て字。


へき【碧】
(1)あおみどり色。ふかいあお色。「碧眼・紺碧こんぺき」
(2)青く美しい玉。


〔石部9画/14画/人名/4243・4A4B〕
〔音〕ヘキ(漢)〔訓〕あおい (名)みどり・きよし
(1)濃い青色。「碧玉・碧天・碧眼・紺碧・藍碧(らんぺき)」
(3)もと、青緑色の玉石の意。

へき‐ぎょく【碧玉】
(1)みどりいろの玉。菅家文草5「―の装ひせる箏の」
(2)(jasper) 不純物を含む石英。緻密・不透明で、酸化鉄を含むものは緑色ないし紅色、水酸化鉄を含むものは黄褐色。縞模様があるものを縞碧玉という。主にウラル・エジプト・ドイツなどに産。佐渡の赤玉、出雲の玉造石(たまつくりいし)などはこれに属する。玉造石は古くより曲玉(まがたま)・管玉(くだたま)などに作り、また印材・指輪・簪かんざし・笄(こうがい)などの装飾品に使用。

せい‐へき【青碧】
(1)青い色のこと。
(2)青色の玉。


るり【瑠璃】
(1)(梵語 vaidurya の音写「吠瑠璃」の略) 七宝の一。青色の宝石。紺瑠璃。源氏物語梅ヶ枝「沈じんの箱に―の坏つき二つすゑて」
(2)ガラスの古名。
(3)〔動物〕オオルリとコルリの総称。
(4)瑠璃色の略。

へき‐るり【碧瑠璃】
(1)碧色の瑠璃。
(2)あおあおと澄んだ水や空のたとえ。


〔玉(王)部10画/14画/人名/4660・4E5C〕〔音〕ル(呉)


〔玉(王)部11画/15画/人名/4594・4D7E〕
〔音〕リ(漢・呉)
玻璃(はり)・瑠璃



〔玉(王)部7画/11画/人名/4616・4E30〕
〔音〕リュウ〈リウ〉(呉)ル(漢)

≪琉璃 紺青色の宝石。七宝の一つ。また、ガラスの古名。≫



すい【翠】
(1)カワセミ。「翡翠(ひすい)」
(2)カワセミの羽の色。みどり。「翠玉・翠煙」

すい‐ぎょく【翠玉】
エメラルドのこと。

ひ‐すい【翡翠】
(4)玉(ぎよく)の一。鮮やかな翠緑色を呈し、緻密で光沢がある。ミャンマー・チベット・メキシコなどに産し、装身具・装飾品として愛玩され、日本では新潟県に見出された。ジェード。

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〔羽(_)部4画/10画/7035・6643〕(俗字)

〔羽(_)部8画/14画/人名/3173・3F69〕(異体)
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[_] 
〔羽(_)部8画/14画〕
〔音〕スイ(呉・漢)〔訓〕みどり
(1)鳥の名。かわせみ。「翡翠(ひすい)」おすを「翡」、めすを「翠」という。
(2)みどり。「翠煙・翠黛(すいたい)・翠嵐(すいらん)・翠帳」
(3)かわせみの羽の色から。
_[翆]は異体字。




--(赤)------------------------
に【瓊】
(ヌとも) 玉。赤色の玉。神代紀上「八坂―」


〔玉(王)部15画/19画/6491・607B〕
〔音〕ケイ(漢)〔訓〕たま・に
≪美しい玉。赤い玉。玉のように美しい。≫

けい‐ぎょく【瓊玉】
美しい玉。

≪瓊玖(けいきゅう)黒色の美しい石。≫


こ‐はく【琥珀】
(1)地質時代の樹脂などが地中に埋没して生じた一種の化石。塊状・礫状などで産し、おおむね黄色を帯び、脂肪光沢いちじるしく、透明ないし半透明。パイプ・装身具・香料・絶縁材料などに用いる。赤玉。

あか‐だま【赤玉】
(1)赤い玉。古事記上「―は緒さへ光れど」_琥珀(こはく)。〈本草和名〉
(2)佐渡などに産する碧玉(へきぎよく)の赤いもの。庭石として珍重。赤石。赤玉石。
(3)江戸時代の売薬の名。赤い丸薬で、胃病に使われた。


〔玉(王)部8画/12画/6472・6068〕
〔音〕コ(漢)


〔玉(王)部5画/9画/6465・6061〕
〔音〕ハク(漢) ヒャク(呉)
琥珀(こはく)








--(その他)------------------------

〔玉(王)部10画/14画/6483・6073〕
〔音〕カイ〈クヮイ〉(漢)
(1)美しい玉。
(2)すぐれる。めずらしい。「瑰偉・瑰奇」
[_]は異体字。




〔玉(王)部10画/15画/6482・6072〕
〔音〕エイ
(1)玉のように美しい石。
(2)あざやか。あきらか。
(3)みがく。




〔玉(王)部9画/13画/人名/6486・6076〕

[瑤]
〔玉(王)部10画/14画/8404・7424〕
〔音〕ヨウ〈エウ〉(呉・漢)〔訓〕たま
(1)美しい玉。「瑶台・瑶珞(=瓔珞)」

瑜〔玉(王)部9画/13画/6481・6071〕
〔音〕ユ(呉・漢)
(1)美しい玉(の光)。


〔玉(王)部9画/13画/6479・606F〕
〔音〕ノウ〈ナウ〉(呉)ドウ〈ダウ〉(漢)
「瑪瑙(めのう)」は、宝石の名。[碯]は異体字。




〔玉(王)部11画/15画/6487・6077〕
〔音〕キン(漢)
美しい玉。「瑾瑜(きんゆ)・瑕瑾(かきん)・細瑾」
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この回答へのお礼

こんなにたくさん教えていただきありがとうございます!!
なるほど・・広辞苑なんですね。今度からは自分で調べるようにします。
次の子供につける名前の参考にします。

お礼日時:2001/05/06 03:01

「Zz_zZ」さんに追加します。


私は三省堂 「漢和辭典」を使用しました。

ユニコード?分ですので小細工しました。
(「」の中の字をイメージで補って下さい。)

+印はへんとつくりで1字
*印はつくりは王へん

白 「王禹」+ 白き一種の石

赤 「橘」*  赤き玉、瓊
  「蹣」*  あかだま、赤き色の玉
  「攻」*  攻*瑰で赤色の美石、ひをだすたま
  「扶」*  赤地に白色の模様のある美石

その他

黄 「石黄」+ 黄石の名
金 「王當」+ 冠につける金玉
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この回答へのお礼

さらに調べていただきありがとうございます。
やっぱり「王」へんの漢字が多いんですね。
表示にも気を使っていただきありがとうございました。

お礼日時:2001/05/06 03:04

日本の色の名前は植物、昆虫、鳥や自然現象に起源をもつものが多く、岩石、土壌などからくる名前は中国から伝わったものが多いようです。

艶やかな色は種類が多く地味な色の種類は少ないような感じがします。白色(白い石)を意味する名前も少ないですね。

1)朱 シュ 神社の鳥居、朱肉、奈良に再建された朱雀門、中国では赤は権力を       示す色だとか。
2)埴 ハニ 埴輪の色。赤土の一種。
3)丹 ニ  赤い土の色。
4)碧 ヘキ 濃い青色。ミドリとも読む。紺碧の空
5)翡翠 ヒスイ ツヤツヤした緑色。カワセミのオスとメスのこと。
6)瑠璃 ルリ 英語ではラピスラズリ。紫色の高貴な石。南米チリ、アフガニス       タンなど産地が限られている。仏教でも重要な色。
7)琥珀 コハク 光沢のある黄色。太古に樹脂が地中で化石となったもの。
       着物の色としても使われる上品な柔らかい色。
8)胡粉 ゴフン 白色。貝殻を焼いて作る粉末。昔の顔料。

       
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
白い”石”というのはなかなかないものですね。
勉強になりました

お礼日時:2001/05/06 02:57

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