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今年の春頃植えた、庭木のラカンマキとイヌマキが最近茶色っぽくなって枯れてきました。何か病気にかかっているのでしょうか?どなたか病名と治療方法を教えて下さい。よろしくお願いしま~す。

A 回答 (2件)

イヌマキ、ラカンマキは、比較的病害虫に強いといわれている樹木ですが、それでも、ハマキムシの類、カイガラムシ、アブラムシはよくつきます。

特にマキシンハアブラムシはたいていのイヌマキ、ラカンマキについています。病気では、マキ・ペスタロチア病か、白葉枯れ病か根頭がんしゅ病が見られます。

<茶色くなってきているのは、葉が部分的(所々)にです。

ということなので、葉がつづられていれば、ハマキムシの類(コカクモンハマキかチャハマキ)ですが、相でなければ、マキ・ペスタロチア病か、白葉枯れ病が考えられます。
マキ・ペスタロチア病と白葉枯れ病はいずれも6月から9月にかけて見られ、症状としては、葉が白葉枯れ病は葉先から枯れ始め、マキ・ペスタロチア病は葉に小班点ができ、灰色白色、円形から不整形の病斑ができます。マキ・ペスタロチア病の場合、大発生することはないけれど一度発生すると集中的に発生します。特に高温多湿になる6月に被害が拡大しやすく、いです。台風などの風害で葉摺れ傷や刈り込みの後に発生しやすいようです。

病斑はどちらのタイプでしょうか?

マキ・白葉枯れ病の場合は、被害葉は翌年の春まで着生していることが多いようです。こちらは、樹勢が弱ってくると羅病しやすい傾向があります。

対処方法としては、
マキ・白葉枯れ病の場合
被害葉は、見つけ次第つみ取り焼却処理する。
薬剤は6月下旬から9月下旬にかけて銅水和剤(400倍)、ダイファー水和剤(500倍)などを月に1、2回散布します。

マキ・ペスタロチア病の場合
薬剤は6月から9月にかけてダイファー水和剤(400~600倍)、4-4式ボルドー合剤、銅水和剤(500倍)などを月に1、2回散布します。
刈り込み直後には、トップジンM(1000倍)を散布して防ぐのが有効です。

ところで、イヌマキを植えられているところですが、少し、気になるのですが、

<カチグリ(化石が埋まっているような岩土)です

イヌマキ、ラカンマキは、きわめて強健で土質にあまり関係なく、植栽できることになっていますが(海岸の砂防にも使うくらい)本来は、重い土壌(荒木田とか重粘土地)でも水分の十分にあるところが生育のいい木です。
植えられた場所が、少し乾燥気味でないかと思われます。熟成有機質の補給や、夏季に根元をマルチングするなどして、樹勢の回復にもつとめられた方がよいように思われます。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。早速それぞれの処置を行いたいと思います。

お礼日時:2003/10/20 18:50

植えられた場所と木の大きさ、茶色くなってきているのは、葉の一部か全体か、木の一部か全体かを教えてください。

この回答への補足

LICHENさんへ
植えた場所は、裏庭で土はカチグリ(化石が埋まっているような岩土)です。樹高は約2mです。茶色くなってきているのは、葉が部分的(所々)にです。

補足日時:2003/10/18 22:22
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