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最近はコンビニエンス・ストアは当然のこととして、スーパーや本屋なども24時間営業店が増加の一途にあります。薬局も一部にありましたが、今回テレビ電話を使って夜間営業で厚生労働省ともめているところもあります。いずれにしても色々な分野で24時間営業が増えています。

その中で病院は夜間の救急医療はあるものの、普通の診療で24時間のところはありません。もともと需要は24時間あるものですし、高額な医療機器や箱物を抱えていることや、病棟は24時間やっていることなどから考えると、他の業種より、むしろ病院こそ簡単に24時間営業できそうなものですが、何か24時間診療の障害になるものがあるでしょうか。

A 回答 (17件中1~10件)

>何か24時間診療の障害になるものがあるでしょうか。



私は障害になっているのは「バカの壁」だと思います。「専門家」ができないと思いこんでいるだけではないでしょうか。

殆どの病院は「医療の専門家」であっても「経営の素人」が経営しています。医師や看護婦でなくてもできる(法的にも)ような仕事を人件費の高い専門家にやらせて「採算が悪い」と連呼しています。また、私の周りでは「医療費が高い」からではなく「平日の昼間しか営業していない」から受診できないという人が殆どです。今の病院で早期治療を受けられるのは時間のある老人や専業主婦しかいないでしょう。働き盛りの人は手遅れ寸前まで病院にかかることは出来ません。

現在は殆どの病院が夜間や休日に行う診療は、あくまで救急のみです。極普通の医療がいつでも受けられることが必要で、需要もあり経営改善の余地も沢山あるのに、現状だけをみて判断するから「採算がとれない」と思いこんでいるだけたと思います。実際に休診日を平日にして儲かっている病院もあります。
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> 総合病院で考えると、病棟は既に3交替ですし、夜勤の医師もいます。


と、補足に書かれていますが、普通は夜勤の医師などいません。

「夜勤」と「宿直」の違いをわかっていますか?
その違いをわからずに、「実質増える人件費はそれ程多くない 」などとおっしゃるのは
認識不足です。

収入のみちががんじがらめにされている今の医療保険制度のもとで24時間営業する
ためには、夜勤体制を整えるための人員確保と、その人件費がいちばん問題になります。
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難しい問題ですね。


大阪でクリニック経営者です。
まず、考えられる問題として、
1、人件費
2、患者負担
3、医者の負担。
人件費、24時間営業するともちろん人件費が上がります。
もともと、医者の収入は一般的に高いです。
基本的に病院、医療施設は医師だけで成り立ってるものじゃありません。医療事務、看護士、
レントゲン技師、薬剤師等を出勤させなければなりません。
医師だけの勤務となると採算は合うかもしれませんが・・
それでもかなりきついと思います。

夜、深夜、休日、患者さんがくると、時間外手当という請求ができます。それでも、はっきりいいますと、採算は合わないです。基本的に、医師の給料が高すぎるっていうのもありますが・・ 深夜にくると約3倍の初診料となります。

深夜こられる患者さんは基本的に緊急患者です。
あるいは、入院患者の急変です。
そこに、風邪をひいたから・・
足をくじいたから・・
こられるのは、正直困ります。
緊急手術で、ずっとつかなければならない場合もあります。仕事ですので、当たり前といわれればそれまでですが・・・
神経的にも、精神的にもかなりつかれます。
緊急患者がきてる場合に、手をとられる行為は、
時によっては最悪の場合が考えられます。
患者側からとっても、働く立場からとっても
悪循環のような感じがします。

最後にもちろん、深夜となると、国の負担はアップします
そうなると、患者負担もアップします。
経営も人件費で危うくなるでしょう。

仮に国が国債発行へらし、医療費を上げて患者負担もアップとなると、患者さんは、病院にいけなくなります。
国が負担し患者負担はそのまま、となると、病院はつぶれていきます。医療を受けたくても、受けれないようになります。国が負担をして、患者負担もそのまま、医療費をあげるとなると、次の世代(自分の子供)税金がアップします。それだけですめばよろしいですが・・

病院もサービス業としてやっていく中で
どこまでがサービスという問題点も含まれてくると思います。
少し問題があると思います。
ただ需要はあると思いますが・・
重要性だけで判断できない問題と思います。
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#4の私の回答にshigaさんが2つの補足質問をされましたので、#10でそれに対してお答えを致しました。

しかし、#10のshigaさんの補足は、私の回答をに対して何のコメントもされていませんので、理解をされたのか又は納得が出来なかったかも判りませんし、納得が出来なければどの点が納得が出来なかったかも判りません。

その上で、
>新しい制度に合わせた新しいシステムを築けていないのだと思います。
病院経営においても、そういうことはないでしょうか。

と又違った疑問点を出されています。前の回答をどの様に理解されたか否かも判らない状態で、新たな質問に答えられる訳がありません。この様にされますと、今回の質問は質問ではなくて、「24時間営業が出来ないのは、病院経営者に問題がある」と言う主張を言われたい為にこのスレを立ち上げたとしか思えません。それ故に今回の回答で最後にします。

>専門家ほど従来のシステムの延長で考えていて、新しい制度に合わせた新しいシステムを築けていないのだと思います。

一般的にはその様な言い方は間違っているとは思えません。しかし医療制度においてshigaさんの言われるその新しいシステムを、日本のような安い医療費で世界のどの国が達成したと言うのでしょうか?是非ともその様な国が現実にあったならば教えてください。

又私は専門家ではありませんが、shigaさんが書かれた新しいシステムはどの様なものかよく判りません。しかし医療は人の命が関与します。新しいシステムにしたら失敗で、多くの命が失われたと言うわけには行きません。専門家以外が考えて、新しいシステムを作る事が出来たとして、もし失敗したらそのシステムを構築した人々はどの様に責任を取れるのでしょうか?これも是非とも教えてください。

日本の医療制度にも問題があるのは判っています。しかし総合的には世界で最も優れた制度であるとWHOにより承認されているのです。

一方、shigaさんが
>しかし、現在では多くの民間施設は長年の経験とノウハウを持っていたはずの老人ホームなどより質の高いサービスを提供しています。

と書かれていますが、それが世界の第1位にランクされるような客観的評価をどの国際組織が行ったのでしょうか?

>専門家ほど従来のシステムの延長で考えていて、新しい制度に合わせた新しいシステムを築けていないのだと思います。

今回の回答をされた回答者で、専門家であるとご自分を認識されている方はお一人しかおられません。それ以外の方は専門家とは思っておられないようですので、その方たちの回答は、shigaさんが考えられている新しいシステムを立ち上げる事に有効かもしれませんね。(^^;)
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shigaさん、あなたの意見はもっともです。

ぜひshigaさんが先頭に立たれて、24時間開業の病院を全国展開していただけないでしょうか?

病院に関する根拠は、医療法にあります。そのなかで数年毎に見直される医療計画などが大きな影響力を持っています。その中に、いろんな病院の位置づけがなされていますので、そういったものも勉強されてはどうですか?

私は、実のところ、コストの面からも、ニーズの面からも、病院と診療所の連携の問題や、救急医療体制の整備、地方と都会の医療格差の是正が当面の課題だと思います。

以前から、わが町には、午後から夜中まで開業といった病院もありすし、夜間の小児医療体制も先進的に取り入れられています。医師会や行政への働きかけを重ねるしかないですね。

何度か、休日や夜間に行ったことがありますが、なぜ自分はこんなに待たされるのかといらだつことばかりです。中には、看護士を捕まえて食って掛かる方も見られます。でも、患者さんも、病院スタッフもみんな大変なんです。病院スタッフの仕事は、一つのミスが命に関わる緊張の連続です。たまには、休ませてあげましょう。

また、現在、いろんな病気を抱えている患者さんが多いですし、長いこと継続して治療を受けられている方にとって、今日はここ、明日は隣町の病院というわけにはいきません。主治医が、継続してみていくことが必要なんです。

少し、視点を変えられることをお勧めします。
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こんばんわ、#7です。



他の方の補足にありますように、中核都市に1-2病院を・・・、との事ですが、これを行った事により他の医療機関への影響はどうでしょうか?。

地域により医療機関の数も異なりますし、素人考えですが、患者としては、四六時中診てくれる方がありがたいです。そういった病院が出来た事により、いままで開業医の方や通常診察の総合病院にかかっていた患者がそちらへ流れる事と思います(便利な方がいいでしょうから)。

これでは、開業医や通常診療の病院から患者が奪われ、結局は廃院、地域全体としてみれば、病院の数か減ってかえって不便に・・、なんて事にはならないでしょうか?(余計な失業者を出す事にも)。

24時間やっている所は、他の病院の患者を奪える分、収益は上がるのかもしれませんが、2倍3倍に患者が増えても、待遇まで2倍3倍にはならないと思います(休めなければ話にならないでしょうし)。

そこで働いている方から見れば「仕事は大幅に増量、待遇は微増(か現状維持)」、結果、やってられんて事で退職者続出→求人出すも劣悪な労働環境で人員確保出来ず→人手不足で病院機能せず→その結果そこも廃院→そしてその地域から医療機関は無くなった・・・。

突飛な考えですので、このようにはならないとは思いますが、どんなもんでしょう?。

ちなみに、医療機関ではありませんが、商業では、大型店進出→地元商店(街)トドメさされ店じまい続出→業績不振で大型店撤退→結果、地域から買い物が出来る場所が無くなりとても不便になった、なんて事はあるようです。

この回答への補足

私はそうはならないと思います。昼間に病院へ行きたい人と夜間に病院へ行きたい人は違います。他の方が書かれていたように、現状では病院のお得意様は老人です。それは病院が老人しか行けないような時間しか営業していないからとは言えないでしょうか。
働き盛りの人がかかりやすい病院というものを何とか考えられないものかと思います。

補足日時:2003/09/05 00:05
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私は法律(診療報酬)さえ変われば24時間開院の病院はできると思います。



うちの近所には24時間営業の薬局もありますし、土日開けている病院もあります。その病院は診療時間も遅くまでやっています。そこの看護婦に聞いた話では、診療時間を短くしても結局無理があって短い勤務時間で多くの労働を強いられる、というようなことを言っていました。

多くの人は現状の延長でしか考えられていないようですが、24時間営業というのは単に8時間営業が3倍になるわけではありません。システムをうまく考えれば1.5倍くらいにしかならないものです。それは人件費などの問題ではないのです。その結果1.5倍以上の収益さえあれば良いわけです。要は土日や夜間診療あるいは24時間診療について専門家(病院経営者のことで現場の医師や看護婦には無理です)が考えていないということでしょう。

でも世の中は変わっていきます。スーパーの24時間営業ですら、まだ始まったばかりですから。
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shigaさんは


>現状でも多くの医師が無理な勤務を強いられています。

と書かれていますので、医療従事者が非常識な勤務を強いられている事はご理解されているわけですね。
患者さんは3時間待って3分診療、医師は3時間3分働きづめです。
この様に過重な労働をしていても、病院の26%は赤字になっています。膨大な患者さんを診察しても、赤字になってしまうほど医療費が安い訳ですが、夜間診療を行って日中と同じ位の数の患者さんを診察しても、医療従事者には時間外勤務手当てを出す必要上、赤字は更に広がってしまいます。

又他の方が指摘していますように、公共交通機関が動いていませんので、日中と同数のじ患者さんが来院される訳はありません。そうすれば益々赤字で、医療機関は倒産でしょう。

ちなみに参考に挙げときますが、。一回受診当りの医療費は、スウェーデンの1/12、アメリカの1/9、イギリス、フランスの1/5位の低い医療費になっています。

>今、医療の料金や薬価が一律であることの見直しも行われているように聞いていますが、それさえクリアされれば、可能でしょうか。

前回の回答に書きましたが、一般先進国並になれば可能と思いますが、そんな事はまず無理でしょう。

>また専門性についてですが、まだまだ医師も看護婦も専門家でなくてもできる仕事を一緒に行っているように思えます。この辺りの分業が進めばコストも下げられるように思いますが、どうでしょうか

一緒に行っていますが、医師と看護師の業務内容は違います。これはネット上でもいくらでもその違いに関しての情報が得られますので、ご自分で探してください。
一つだけ・・・コストを下げると言う事は、現状では医師の仕事を看護師が行う方がコストが下がるわけですが、その様な事をしたら完全な法律違反ですし、医師のみならず看護師からも大ブーイングでしょう。

#3の方の
>休みを統一しているのは医師会のなかで調整しているためです
>暗黙の了解の部分なんでしょうけど。。。。

この2点は矛盾があります。専門家が書かれている訳ですので、私を含めた一般人が誤解をしないようにお願いしますね。(^^:)

過去の質問は覚えていませんが、判ったものは以下です。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=313546
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=508347

この回答への補足

介護保険制度に切り替わった時にも、多くの社会福祉法人は民間参入は無理だろうとか、どうせまともなことはできっこない、と考えていました。実際に当初いくらかの混乱はありましたし、マイナス面もありました。
しかし、現在では多くの民間施設は長年の経験とノウハウを持っていたはずの老人ホームなどより質の高いサービスを提供しています。専門家ほど従来のシステムの延長で考えていて、新しい制度に合わせた新しいシステムを築けていないのだと思います。
病院経営においても、そういうことはないでしょうか。

補足日時:2003/09/04 23:49
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>他のサービス業でも夜間の賃金は上がります。

しかも他のサービス業が夜間営業しなければ全く何もしなくて良いのに対して、病院は既に何割りかが機能しています。夜間開業のために新たに必要になる経費は他の業種より少なく思えるのですが、間違いでしょうか。

とにかく人件費が高くつくということと,夜間働いている人員は そう多くないと自分は思います。現在は救急に対応する人員だけです。全般的に対応するなら医師もナースも技師も昼と同様の人員が必要になります。 一番給料の安い看護助手やクロークがいないんだからどうやっても高価になる,昼の倍のコストになるでしょう。
最低限の人をそろえるとしても医療の現場は安全第一ですから最低限ではリスクが生じます。

現在の病院経営においては公立病院においてでさえも公共性より収益性が求められています。お近くの議会の議事録を参照されてください。そして病院経営者の多くはリタイアの近い年代です。病院経営に対して攻撃的な世論の強い昨今,収益性を増やすことよりは防衛的な経営戦略となるのは理の当然です。

また,保険制度公定価格のうえでは需要が強くても価格に全く反映されません。価格固定のままでは供給が増えるはずも無い。これも経済学の大原則です。
首相の提唱する医療分野への市場原理が行われた場合,夜間医療供給が増えて自己負担額が高騰するでしょう。お金のある人は救われる,これが市場原理です。

この回答への補足

赤字の病院が多いのは確かだと思いますが、儲かっている病院もあります。だから24時間診療できる病院も可能ではないかと思うのです。

色々な分野で国営だったものが民営になる時とか、保護されている業界が自由化されようとする時に、サービスが悪くなるとか高くなると言われますが、殆どは反対に安くなってサービスは向上します。そういう可能性は全くないものでしょうか。

補足日時:2003/09/04 23:45
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コンビニの職員は、レジさえ打てれば学生アルバイトでもできます。

彼らがミスをしても、生命に関わることはめったにないでしょう。
 しかし、病院となると、糖尿病の指導ひとつでも、幅広い知識と、長い経験がないと、単に免許を持っているだけでは無理です。そのようなスタッフを24時間交代で配置するなら、医療費は2倍、3倍になるでしょう。また、たとえ交代勤務であっても、不規則な勤務は、集中力、判断力を鈍らせ、ミスを誘発します。
 病院がコンビニのようになると便利なようですが、実際はとても危険なことだと思います。

この回答への補足

他でも書いていますがコンビニ並みになるとは思っていません。しかし薬局でも24時間店があるように、病院にも24時間のところが都市に1つ2つはあっても良いのではないかと思います。

医師の人件費がコンビニの店員の人件費より高いのは分かりますが、それは夜でも昼間でも同じことです。むしろ他のサービス業より総合病院の方が、夜を開けるためのコストアップの割合は低いと思います。

社会コストを考えても、本当に働き盛りの人が会社を休まずに早い段階で治療を受けることが出来れば、社会の負担する医療費が下がるということも考えられないでしょうか。

現状でも多くの医師が無理な勤務を強いられています。それも24時間体制にした方が解消されると思います。

補足日時:2003/09/04 16:41
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