プロが教えるわが家の防犯対策術!

Microsoft社のビル・ゲイツ会長を嫌う人が多いのはなぜでしょうか?

 書籍やネットの掲示板などでマ社やゲイツ氏の悪口をよく見ます(あまり品の良くないサイトの見過ぎでしょうか(^^; )。

 個々の事実を挙げて非難している例をあまり読んだことがないので、なぜマ社や氏が非難されるのか、見当が付きません。

 ゲイツ氏は私のような素人にもパソコンを身近な物にしてくれた(まさにコンピュータをパーソナルな物にしてくれた)偉人として尊敬こそされども、どうして嫌う人が多いのでしょう。理解しかねます。

 マ社のソフトはその内容からしてみると割高とは思えませんし、世の中にはOSもウィンドウズ以外に多々存在します。
 以前ソフトの抱き合わせが問題になったことがありましたが、談合や贈賄、あるいは政治家とつるんで利を上げる商法と比べれば、その非は微々たるものではないでしょうか。
 
 単なる富豪へのやっかみなのか、それとも私の知らないソフト流通業界でアンフェアなマ社スタンダードが存在するのか。

 本当にマ社やゲイツ氏にビジネス上の問題点が有るのか、それとも巨大企業に対するまったく筋違いな遠吠えをする人が居るだけなのか、ぜひご教示下さい。
(カテゴリ違いでしたら申し訳ありません。)

A 回答 (15件中1~10件)

tomopppi さん、こんにちは。

丁寧なお礼をありがとうございます。
補足されていたんですね。それではわかる限りでご説明いたします。

>Linuxについては私、全くの無知なのですが、
>「中身を誰もが変更可能な、フリーのOS」
と考えていいのでしょうか(それとも全くの見当違い(^^; )?

ご安心下さい、その通りです。
ただし、Linux のカーネル(OS の中心核)や重要な部分を占める GNU ソフトウェアは
「GNU 一般公衆利用許諾契約書(GNU General Public License, GNU GPL)」という
フリーソフトウェアの流通を促すためのライセンスで保護されています。
http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html

GPL ソフトウェアを変更したものを再配布するときには、
変更した部分に加え元のソースコード、そしてこの「GNU 一般公衆利用許諾契約書」に
自分の名前を明記して一緒に配布しなければなりません。

*「GNU」とは、高品質なフリーソフトウェアを世に広めるため
活動している凄腕プログラマ(ハッカー)集団。
もともとはフリーな UNIX 互換 OS 環境を独自に開発するのが目的であったが、
Linux が普及してからはこの Linux を一応のプラットフォームに定め、
その上で自らのプログラムを普及させることに注力している。
そのリーダーはハッカーの最左翼、リチャード・ストールマン(Richard Stallman)。
http://www.gnu.org/home.ja.html

ちなみに、「GNU」の読み方は「グニュー」または「グヌー」。
「ヌー(ウシカモシカ)」ではありません^^

>中身がバラバラのOSが普及してしまうと、
>同じソフトがAさんのLinuxでは動くけど
>BさんLinuxでは動かない… なんてことには
>ならないのでしょうか?

そうですね。でもそうなるのは共有(ランタイム)ライブラリまで
手を加えたなどの場合でしょう。
そこまで深くハック(*)できる人はそれほど多くはありませんから。

*ハック(hack)=他人のコンピュータに侵入して悪さをすること…ではなく!
コンピュータと OS に対する並々ならぬ知識と愛着に基づき、
自分の思い通りに動くようにプログラムを書き換えたり修正したりすること。
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/hacker-2.html

同様に、コンピュータに不正侵入する輩のことは「ハッカー」ではなく、
正しくは「クラッカー(cracker=金庫破り)」と言う。
「ハッカー」とは「コンピュータ(プログラミング)の達人」の意の敬称。
両者の違いについては以下の質問など参照のこと。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=478140


しかしながら、別の面でご懸念は現実のものとなっています。
Linux には 流通者・販売元(ディストリビュータ。企業も個人もある)により
Red Hat や Turbolinux, Vine, Debian, Gentoo, Mandrake などなど、
国内・国外を問わず、日本語が使えるものやら使えないものやら
それこそ無数の種類があります。
http://www.distrowatch.com/index.php

この種類のことを「ディストリビューション(配布)」と呼びますが、
不幸なことに特定のディストリビューション用に開発されたソフトは
それ以外では動かない、という事態がまま起こります。

さすがにこれでは都合が悪すぎるので、Linux Standard Base という
Linux が備えるべき最低限の統一機能を規定する標準仕様が提案されていますし、
また Caldera, Connectiva, SuSE, Turbolinux の各企業は
自ら開発したアプリケーションをスムーズに載せられるように
United Linux という統一 Linux の開発に従事しています。
http://www.zdnet.co.jp/dict/os/kind/unix/kind/li …
http://www.atmarkit.co.jp/news/200306/27/ul.html


>あえてOS標準化のメリットを探すとすれば、
>OS上で動くソフトの開発・販売のしやすさが有ると思うのですが…

おっしゃる通りだと思います。
Sun Microsystems の James Gosling(ジェイムズ・ゴスリン)らが開発した
Java が、単なる言語にとどまらず OS の垣根を越えた
標準プラットフォームとしてまさにこの目標を達成する…はずでした。

Java VM(Virtual Machine, 仮想マシン)をインストールできれば、
それを一種の OS として Java アプリが走り、
Java 対応ブラウザがあればネットワーク経由でも
自在に Java アプリにアクセスできる…これが Sun の描いた夢の未来像でした。

ところが、MS は Java にも独自の改変(改悪)を加えて
Windows でしか動かないものにし、ソフト会社の囲い込みと
Java 陣営の足並み崩しを画策したのですね。

まあ、これはビジネスのやり方として常套手段と言えるものですが、
いったん事実上の標準(デファクト・スタンダード)に決まったものは
遵守しようではないかという現在の趨勢からは逸脱しています。
(「それでは Windows そのものはどうなのだ?
デファクト・スタンダードではないのか?」と言われるかもしれませんが、
Windows は標準の名には値しないと私などは考えます)。

ソフト会社が Java に全力を注げば、Java の潜在力をもってすれば
その目標を達成できることは間違いありません。
ただ、Java とて万能の打ち出の小槌ではありません。

・「Write Once, Run Anywhere(一度書けばどこででも動く)」という
お題目の源泉である Java VM の上でバイトコードプログラムを走らせるのは、
各プラットフォーム専用に書かれた C/C++ プログラムを直接実行する時より
パフォーマンス(速度)の点で劣る

・コンパイル済みのバイトコードを逆アセンブルすればソースコードが見えてしまう

こうした弱点があるので、ソフト会社は Java に
全面移行することには及び腰になっているのです。

また、Java 陣営の内部も一枚岩とは程遠いものでした。
特に Linux, FreeBSD といったフリーな UNIX において混乱は顕著です。

Sun 謹製の OS、Solaris(ソラリス)には当然純正 Java が載っていますが、
Linux の Java は Blackdown(ブラックダウン)という
有志のプログラマチームが移植したものです。
ところが、Sun が Blackdown から Linux Java を貰い受けてリリースしたとき、
Sun は Blackdown の献身的な働きには(わざと)言及せず、
あたかも独力で移植したかのような印象を世間に与えました。

この Sun の無礼に怒った Blackdown のリーダーは
移植プロジェクトから降りると言い出しました。
慌てて Sun は謝罪を行ったものの、
両者のぎくしゃくした関係は後々まで尾を引きます。
FreeBSD への Java 移植はまた別のプロジェクトによるもので、
Linux よりさらに出遅れました。
企業がディストリビューションの差異があるにもかかわらず
FreeBSD より Linux を選ぶ傾向にあるのは、
Java の面で Linux が一歩も二歩も先行していたという理由もあったでしょう。


さて、OS がばらばらであることには上記のような問題もありますが、
積極的な意義もまた見出せます。それをこれから考察してみましょう。

つい最近猛威を振るった W32.Blaster.Worm は Windows 2K 系を
ターゲットにしたものでした。世界のコンピュータ(特にサーバ)が
すべて Windows XP や NT で動いていたら、ネットワークの秩序は
完膚なきまでに破壊されてしまっていたことでしょう。

ところが、実際にはそうはならなかった。このワームはUNIX 系 OS や
Macintosh はもちろん、Windows でも98 と ME には影響を与えなかったからです。

同じウィルスやワームに接触しても、OS の種類によって
被害を受けるものと受けないものがある。
モノカルチャー経済(*)が異常気象や病害虫に極端に弱いのと同じく、
単一種の OS が世界を席巻することは、ネットワークの脆弱化を招きかねません。

地球上の生物が太古より追求してきた「種の多様性」が、
コンピュータとネットワークの強靭さを増すのにも貢献しているのです。

*モノカルチャー経済=一国の経済がある特定の一次産品の
生産や輸出に依存している経済状況

一次産品が不作だとその国の経済は壊滅する。
1845年、アイルランドの国民食だったじゃがいもがカビに冒されたために
多数の餓死者を出し、アメリカへの移民を促す結果となったのはその一例。

今はまさに OS の三国時代。
「Microsoft Windows/Apple Macintosh/UNIX・Linux 陣営」による
「天下三分の計」こそが、混沌としたコンピュータ界に
一応の安定をもたらすことができるのです。
(注:Mac OS X は技術的には BSD をベースにした UNIX 系 OS ですが、
ビジネス面では UNIX 陣営には含めないことになっています)

>以前ソフトの抱き合わせが問題になったことがありましたが、
>談合や贈賄、あるいは政治家とつるんで利を上げる商法と比べれば、
>その非は微々たるものではないでしょうか。

MS はもっと上手を行っています。MS の独禁法(反トラスト法)違反を
指摘した司法当局にさえ平気で歯向かうのですから。

「1件2万円のサポート電話代(しかも問題解決には何ら役に立たない)」
など、日本法人(MSKK)のがめつさを示す逸話も枚挙に暇がありません。
開口一番、クレジットカード番号を聞き出そうというのだから恐れ入ります。

最後に、MS-DOS や Windows 3.1 の頃から
技術的にはタコだのヘボだのけちょんけちょんにけなされてきながらも、
それをものともせずにここまで息の長い活動を続けてきた MS には、
個人的には敬意を表するにやぶさかではありません。
Linux と並んで Windows XP も便利に使わせていただいています。
いや、ほんとに。

また、Sun や IBM、あるいはそれに取って代わる大企業が
今の MS と同じことを行ったとしたら(実際、IBM などは
サブマリン特許問題などかなりあくどいことをやってきています)、
やはり MS 同様の激しい非難を浴びることは当然です。
が、ここまで怨嗟の声が渦巻くのは
やはりゲイツ氏のお人柄のゆえなのでしょうか。

……どうもお疲れ様でした。
また聞きしたにすぎないことを羅列してしまいまして。

私自身はハッカーでも何でもなく、職業プログラマですらありません。
ただ外国語を扱う必要があるので、多国語化(多言語化)エディタの
Mule(ミュール)やEmacs(イーマックス)が使えるUNIX/Linux に憧れて
入った口です(見かけはこんな感じです↓)。
http://www.jazzdisco.org/bsdi/software/intlfonts/

以上、お暇なときにでもゆっくりとお読みくだされば幸いです。
長文失礼いたしました。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/msisdirty. …
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この回答へのお礼

nightowl様

度重なるご教示、ならびに本旨から外れてしまった私の愚問にまでご丁寧にご回答頂き、誠にありがとうございます。
また、詳細にわたるご教授、感激いたしました。

Linuxの件につきましては、まるっきり私の認識が外れていたという訳では無いようでしたので、
まずは安心いたしました。恐らくはnightowl様が私を傷つけないようにお気を使って頂いたのでしょう。

Linuxについて知識を頂いて、この素人にもなんとなくLinuxの概念的な物がぼんやりとですが解ったような気がいたします。加えまして、マ社の所行を知るにつけ、いっそうLinuxに興味が湧いてまいりました。

複数のOSの存在意義以下の部分につきましても、非常に感銘を受けました。
なるほど、クローン生物(食物)のはらむリスクにも通ずるお話しですね。

後半のマ社に対する痛快なご批評、大変楽しく(?)読ませて頂きました。nightowl様のマ社に対する想いが文面からにじみ出ており、なんだか私もすっかり感化されつつあります。

nightowl様のご回答履歴、拝見させて頂きましたが、いや、世の中にはとんでもない博識な方がいらっしゃるものです…。感服いたしました。
nightowl様のような方に出会え、善意で物事を教えて頂ける。やはりコンピュータ・Webというのは素晴らしいものだと再認識いたしました。
この世界を創り出した者の中に、巨富を手にした者もあれば、その偉業を正当に評価されずに、今や人々の記憶からも消えつつある者もいる。

nightowl様始め、ご回答者皆様のおかげで、マ社の問題点と共に、もっと大きな物を知り得たような気がいたします。

ご回答頂いた皆様、誠にありがとうございました。

お礼日時:2003/09/09 21:38

>当時OSで有名だったCPM(うろ覚えです)の開発者が


IBMの担当となかなか会おうとしなかったので

CPMの開発者に会いに来たとき不在で、夫人が応対。但し詳細を聞くことを拒否した。後で夫人曰く、「夫は次のプロジェクトを秘密裏に進めていた。もし話しを聞いてしまい、内容がそれに該当する部分があったら大変だ。よって一切の説明を聞くことを断った」
このあと間も無く、このCPMの開発者は事故で急逝しています。元アスキーの西氏は、上記いきさつにつき、「気の毒ですなー」と。

>MS-BASICを作っていたMicrosoft社に依頼したのです。
しかし、Microsoft社はDOSは作ったことがなかったので
知り合いでDOSを作っていた人から2足3文で権利を買って少し手を加えてIBMに納めたのです。

だからIBMはPC-DOSという名のオペシスを付けてIBM-PCを世に出した。私はそのIBM-PCを今もまだ持って、何と、動かせています。

DOSをコツコツ一人で作っていた人の会社名はレインボーでしたっけ、エメロードでしたっけ。当時のメモを無くしたので定かではありません。何方か補足してください。
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この回答へのお礼

fantajika389様

ご回答ありがとうございます。

>知り合いでDOSを作っていた人から2足3文で権利を買って少し手を加えてIBMに納めたのです

これを「機を見るに敏」で済ましてしまっては、
余りに報われない方々がたくさんいらっしゃるのですね…。
なんとなく、リナックス等、マ社以外のOSが
スタンダードになることを願わずには居られなくなってきました。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/09 20:50

ユダヤ人だからです。

ユダヤ人は、白人の恥とも言われるほど差別を受けています。理由は、早く言えば 単なる富豪へのやっかみなのか でしょう。
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この回答へのお礼

happy-go-lucky様
ご回答、ありがとうございます。

えーっと、ちょっと、なんとお礼のコメントをすればいいのか迷いますが、
まずはゲイツ氏がユダヤ人かどうか、これはご本人が認めていることなのでしょうか?
ユダヤ人がいわれのない差別を受けていることは、残念ながら事実のようですが、
もしゲイツ氏がユダヤ人だとしても、それだけが「嫌われる理由」ではなさそうですし、
また、ご回答者諸氏のご教示でも、単なるやっかみでは無いのでは…と思います。
もし、happy-go-lucky様おっしゃるように人種的な意味合いで攻撃されているのであれば、
これは絶対に許されることではありません。
私は断固ゲイツ氏を擁護いたします。

なんだか、せっかくご教示頂いたのに、
happy-go-lucky様には反論のようになってしまい、申し訳なく存じます。ごめんなさい。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/07 00:01

「盗作」という話も出ていますが、


私は、一番大きな問題は「ライバルを叩きつぶす」姿勢では
ないかと思います。

たとえば、WORDの拡張子。DOCですが、
あれはDOS時代にテキストの説明書に使われていた
拡張子です。README.DOCという形で。
(文書だから読んでね。という意味になります)
このDOCをWORDの拡張子にしたおかげで、
一旦DOCファイルを開いて、また保存するだけで、
テキスト文書がWORD文書に変換されてしまうように
なっています。

今だと、DATという拡張子が同じ目にあっています。
これはもともと、dataを意味する拡張子として
広く使われていました。

一太郎の設定を無理やりに取りあげるようにもwordは
作られていて、IEで同様の攻撃を受けたネットスケープと
訴訟合戦になっています。
これはOSを作っているから可能な話です。
米国では結局この部分は独占禁止法違反と
判断されました。

例を出すときりがないぐらい、この手の事例には
事欠きません。
ロータス1-2-3を潰すために、
わざと変換ソフトを非可逆にしたとか。
WORD&EXCELのバンドルしか認めないという方針は
日本でも問題になりました。
一太郎&1-2-3をバンドルしたパソコンが
売られるようになったのは、公正取引委員会が
勧告した後です。
でも、未だにEXCELと一太郎のバンドルは許していません。
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この回答へのお礼

tnt様

へー!へー!へー!とボタンを連打したくなるようなご回答、ありがとうございます!
具体的で生々しく、
しかも私のような素人にも理解しやすい事例の数々…
tnt様に感謝&びっくりです。

これらをビジネス上の仁義なき戦いと見るか、人道にもとる行為と見るか…
とにかく、マ社が世界のマーケットを支配できたのは、技術力プラスαであって、
実はそのαがキモなのですね。技術力よりもずっと大きな。

またしても疑問なのですが、なぜこれらのことを大マスコミが取り上げないのでしょうか。
私が知らないだけで実は前々から報道・検証されているのかも知れませんが、
一般紙や全国に放送網を所有する電波メディア等でマ社の問題点を追求しているのを、
寡聞にして私は存じません。

すなわちこれも、巨大企業の資本力のなせる事だとすれば、
これまたマ社の問題点と言えないでしょうか。

それにしても短時間にしてこれだけのご回答が寄せられ、
しかもそのほとんどがマ社に問題がある、とのご教示の数々。
この現実に、マ社やゲイツさんはどのように反論なさるのでしょう。
反論しようもないのかも知れませんが。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/03 18:49

私が批判的な点


その(1)
MS-DOSはUNIXの完全な物まね。
WINDOWSはMACの物まね。

その(2)
ソースを開示しない。
そのため、裏側で何をやっていてもユーザにはわからない。例えば、メールの内容を国防省とつるんでハッキングしているかも(笑)
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この回答へのお礼

menchanman様

ご回答ありがとうございます。
UNIXについてはその画面も見たことがないので何とも言えませんが、
前述した通り、MACに関して言えば「参考」の域を超えている感じがしますね。素人の私から見ても。

マ社製品全般に言えることは独創性に乏しい、ということでしょうか。
いや、ここまでくるとマ社擁護派からの反論も聞いてみたいような気がしてきます。
どうも私自身、マ社嫌いになりつつありそうなので(^^;
ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/03 16:37

こんばんは。

私の立場は No.6 の方に近いです。
過去に Windows の閉鎖性について答えておりますので、
よろしければご覧ください。
その他、シェアを伸ばしてきた Linux に対する誹謗中傷攻撃(FUD)など、
ビジネスマンでない一介の Linux 使いの私も、こういうことをする
MS 社並びにゲイツ氏を愉快には思えません。

Linux をはじめとするフリーソフトウェア(オープンソースソフト)を
脅威とみなす「ハロウィーン文書」というものが MS 内部で流通し、
それがリークされたことも話題になりました。こちらもご参考まで。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=483392, …
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この回答へのお礼

nightowl様

ご回答に加えサイトのご紹介も頂き、ありがとうございます。
さっそく「教えて!」の方から見てみましたが、
あちゃー、同じような教えて!が有ったのですね。
一応「ビル ゲイツ」で検索をかけてみたのですが、
見逃してしまっていました。申し訳ありません。

Linuxについては私、全くの無知なのですが、
「中身を誰もが変更可能な、フリーのOS」
と考えていいのでしょうか(それとも全くの見当違い(^^; )?
見当違いを恐れずに話を進めちゃいますが、
中身がバラバラのOSが普及してしまうと、
同じソフトがAさんのLinuxでは動くけど
BさんLinuxでは動かない… なんてことには
ならないのでしょうか?

あえてOS標準化のメリットを探すとすれば、
OS上で動くソフトの開発・販売のしやすさが有ると思うのですが…

おそらくトンデモなく勘違いした疑問でしょうが、
もしよろしければ、ご教授願えませんでしょうか。

マ社製OSの登場によりソフトがマシーンの垣根を越えたことに感動した世代なので、
よろしくお願いします。

お礼日時:2003/09/01 22:17

Microsoft社が大きくなるきっかけだったMS-DOS


からして他人が作ったものです。
IBMがIBM-PCを開発中に、DOSを探していたのですが
当時、DOSで有名だったCPM(うろ覚えです)の開発者が
IBMの担当となかなか会おうとしなかったので
MS-BASICを作っていたMicrosoft社に依頼したのです。
しかし、Microsoft社はDOSは作ったことがなかったので
知り合いでDOSを作っていた人(名前は忘れました)
から2足3文で権利を買って少し手を加えてIBMに
納めたのです。
DOSを作っていた人にはIBMがほしがっていたことは
何も知らせずにです。(IBMとの契約上秘密にしなければ
いけないという理由もあったようですが)

最初からこんな調子で、表計算のMULTIPLAN
(今のEXCEL)やワード・IE・X-BOXなど
みんな他社が売れるようになると後からやりだして、
金にものを言わせてシェアを奪い取ってしまうんですね。
しかも性能的には他社に比べていいとは言えない。
これでは他の人がよく言うわけないですよね。
ものすごい金があるくせに自分から新しいものを
つくろうとはしないんですね。

それからWINDOWSの利益率を知っていますか?
たしか6割がもうけです。いくらなんでも儲けすぎでは
ないでしょうか。そんなに儲かっているならもうちょっと
ユーザーのことを考えたら?と思います。
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この回答へのお礼

altctrldel様

う~ん、次から次へと衝撃のご回答…
ありがとうございます。

「ベーマガ」の発売を毎月心待ちにして育ち、
「新・電子立国」でゲイツ氏とマ社を憧憬のまなざしで観た私にとっては
ちょっとショックです。今さら何言ってんだ、と思われるでしょうが。

>WINDOWSの利益率を知っていますか? たしか6割がもうけです

私一人でも直接・間接足して二十万円くらいマ社の売り上げに貢献しているはずです。
それが全世界ですからね… いやはや。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/01 22:34

Q/Microsoft社のビル・ゲイツ会長を嫌う人が多いのはなぜでしょうか?



A/嫌う人はともかく批判する人は多いですね。私もその一人。


Q/偉人として尊敬こそされども、どうして嫌う人が多いのでしょう。

A/基本的にシェアが8割を超えているソフトウェアのどこが優れているのでしょうか?このOSしかないこのソフトしかない市場のスタンダードソフトだから売れるのです。もしも、Windowsとプラットフォームが同じで同じソフトが動作するOSがあれば、あなたならどちらを選ぶでしょう。オフィスソフトは1本のワードで新規に買えば2万円ですしね。一太郎など数千円、どっちが良いかというと好みで別れますが、能力的には同等です。
これを考えて、Windowsのシェアやオフィスのシェアは本当に人々が欲する価格で提供され尚かつ市場競争に適した物かというのは、数年前のウィンテル問題から登場しています。

Q/以前ソフトの抱き合わせが問題になったことがありましたが、談合や贈賄、あるいは政治家とつるんで利を上げる商法と比べれば、その非は微々たるものではないでしょうか。

A/そうですかね。抱き合わせでは一太郎とロータスを一緒に販売しては困る。もしするならオフィスやWindowsを提供しない、OEM価格をあげるとかそういう事実がありましたね。さらに、Windowsに最初からIEなどのソフトを入れて葬られたソフトも多い。
我々の、選択肢を狭めているのは確かです。

まあ、良い点もありますよ。一つのOSに多々の機能を付けて利便性をあげていると言うのもありますけど。実際に競争力を阻害してOS価格が常に一定下がらない競争のないソフトがマイクロソフトが市場シェアの大半を持つソフトには多いのも事実。これは、マ社がプラットフォーム(OSの一部の情報)の一部を著作権や安全性を理由に公開しないためということも言われる。

大きな会社にはつきものですが、この会社は結構曰く付きの企業ですね。過去が著作権裁判の歴史ですからね。マイクロソフトの今があるのはただそれに勝訴してきたためですね。良かったのか悪かったのかは、分からないですが、これからもこのままの独占状態なら訴えられることは多いでしょう。
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この回答へのお礼

parts様

詳細なご回答、ありがとうございます。

改めて、なぜ私がウィンドウズを始めとする
マ社製のソフトを日用しているのか考えてみました。
その理由は一口で言うと「スタンダードであるから」になると思います。

次に、なぜマ社製品がスタンダードになったのか、と考えますと、
今まで私はそれは商品として優秀だから、と思っていました。
市場競争に勝利したのだから利益を支配してしまうのも
まあしょうがないではないか、と思っていたのです
(談合とか贈賄を例に出したのも、マ社は正当なる競争に勝利したのでしょ?
と言いたかったのです)。

しかしparts様始めとするご回答者のご教示を読むと、
それは商品力よりも商売力によるものが強かったのかと考えを改めました。
そうであれば、例え合法であっても非難は免れないだろうなぁ、というのが今の私の感想です。

>一太郎とロータスを一緒に販売しては困る。
もしするならオフィスやWindowsを提供しない、OEM価格をあげるとかそういう事実がありました

マ社はそんなこともしてきたのですか。
う~ん。一太郎やロータスは自然淘汰されたとばかり思っていたのですが、残念です。

昨日のニュースに「日中韓が脱ウィンドウズで提携」とありました。
もうちょっと早く、このような動きがあっても良かったのでしょうか。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/01 21:45

頂点に立っている人、会社だからでしょうね。


頂点に立つということは人の視線に晒されるということですから、その分人より目立ってしまいます。よって一般人の標的になりやすいということなのでしょうね。

マイクロソフトの経営手法が傲慢だから嫌い、などとよく言われますが、もしマイクロソフトが傲慢でなかったとしても、やはり嫌われていたのだろうと思います。「完璧すぎる態度が嫌いだ」とか、人や企業が有するごくごく僅かな欠点を見つけてその部分を徹底的に攻撃してしまうのではないかと思います。クラスの中に容姿も良くて、勉強、スポーツなどが完璧できる生徒が居れば、同性としては嫉妬心を感じるでしょうし、その生徒の僅かな欠点をなんとかして探してやろうと躍起になってしまうのと同じことですね。
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この回答へのお礼

DoubleJJ様

まったくもって共感できるご回答です。ありがとうございます。
特に私は卑小な人間なので、優秀だとかエリートだとか、
あるいは資産家と言われるような人には強くひがんで(嫉妬までも行かない)しまい、
我ながら下らない者だと悲しくなってしまいます。

DoubleJJ様おっしゃられるように、
私のような人間が居る以上、マ社が傲慢でなかったとしても、
やはり嫌う人たちは居たでしょう。

しかし、DoubleJJ様以前の方のご回答を読むにつけ、
それ相応の嫌悪される因子があるのだなーと
変に感心してしまいました。

その悪しき因子と、「嫉妬心」が相乗されてマ社の嫌悪度(と言ってしまってはあまりにマ社に失礼ですが)が高まってしまったのでしょうか。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/01 20:44

M社はOS等のソフトウェアは技術力を背景に製品を作成されたイメージが無いためではないでしょうか?


ソフトウェアの会社でありながら,商社のイメージが強い会社に見えます。
技術屋には軽蔑されるような経歴を持っています。

まずMS-DOSについては,特許登録等を行う前のプログラムをコピーし小変更を掛けて独自製品として登録を行った代物と言われています。
WINDOWS3.1時代のGUIも他社より開発者を含め引き抜きを行っています。
引き抜きの経緯は別として,M社で独自開発を行ったソフトは余り聞きません。
WORD&IMEは一太郎&ATOKのJUSTSYSTEMから開発者を引き抜き,
EXCELはロータス123の開発者を引き抜くと言った感じで・・・
実際開発者は給与が良ければ転職しますし,その人が持つ技術は頭の中にあります。
あと他国の市場参入するとき,そこでNo2の会社を吸収合併し,技術を盗みNo1と対決します。
そこからはご存じのように,OSを持つ会社の強みを十分に生かした販売戦略で押し進めます。
※日本のワープロソフトは一太郎が独占状態でしたので,開発者の引き抜きを行い基礎を作ったそうです。

このように,自社で一から作り上げたソフトで儲けている会社でないために悪く言われるのではないでしょうか?

又 これは噂ですが,日本でWINDOWS等で漢字の文字数の限界によってトロンの開発が政府を含め検討されたとき,アメリカ政府を動かして政府主導を辞めさせたいきさつがあります。
ただやはり同じ問題で限界を解消できていないため,同様の議論が漢字使用国の間で起きてます。
M社も前回の問題を視野に入れて開発をしてくるかと思われましたが,開発者の引き抜きに失敗したのかな・・・
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この回答へのお礼

KIMV様

いやー、驚きのご回答でした。ありがとうございます。
KIMV様のご回答が事実だとすれば(失礼な書き方になってしまいますが申し訳ありません。
マ社にもいくばくかの言い分があるでしょうから、こう書きました)、
まさに商人、ですね。エンジニアとは言い難い…
別に商社や商人が悪いわけでは決してありませんが、
こつこつと技術開発をして市場を開拓してきたソフトハウスにとってはたまったものではありませんね。

噂ですが…以下の部分についても、
いかにもありそうな感じです。

なんだか今の米国のやりかたを象徴するようなビジネスモデルですね。
勝てば官軍という言葉を思い出しました。
同時におごる平家になることを心配?します。

エキサイティングなご教示、ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/01 20:22

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