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ピアノとギターのコードって当然同じコードもあるのはわかるんですが、ギターの方がいくつか多かったりピアノにはないコードがあったりしますよね?その違いはなんででしょう?やはり弦と鍵盤の数とかのせいですか?

A 回答 (4件)

基本的にはコードのバリエーションは全和声楽器に共通して同じものを指しています。



ただ例外的にピアノ用というわけではなく、ピアノでしか押さえられない複雑なコンテンポラリーなコードというものは実は存在します。
分数2階建てのコードでFm6/GmM7b5なんてコードもあったりします(the eye of hurricane)。また3階建てコードというものもあったりします。ただ近代和声とは違う解釈なので12音技法を取り入れたリズミック素材としてのボイシング効果です。ジャズでよく使われますね。ハンコック流派あたりがやっていますが。

仮にC7(b13,#9,#11)と言ったコードシンボルがあったとすると、ギターとピアノは多少押さえる順番や音数が違います。ギターは4~5ボイスでないとコード自体が漠然としてきます。ギターは音を抜いてシャープな響きを出す。ピアノは音を積み上げてリッチな響きを出す。そういう傾向があるようです。

ロック、ポップスの場合は、通常出てくるコードネームは、どちらの楽器でも演奏できると思って差し支えないでしょう。バンド譜に記譜してあるコードには常に2つの意味があります。コードの縦の流れ、つまりボイシング。横の流れ、コードプログレッションです。
コードプログレッションを表現するには、楽器は問いません。ボイシングの場合は楽器の制限というより、楽器の持ち味を生かしたコードトーンの配置に心を配りますね。
ジャズミュージックで言うと、ボイス数ならギターは5ボイス。ピアノは4+3=7ボイスですね。ちょっと話しが難しくなったでしょうか?
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こんにちは。



私もコードって幾つ位有るのだろうと思って、昔コード・ブックで数えた事が有ります。確か私の持ってた本では(256)位載ってたような記憶です。

で、コードそのものの数は同じらしいのですが、ギターの場合は同じキー(コードでも)指使いが違う押さえ方が幾通りも有る(重複している)ので、そう言う意味での数なら多いと言う(押さえ方の数なら)言い方も出来ますね。
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もう回答が出ていますが…



コードというものは、楽器によって変わるものではありません。 ドミソを同時に鳴らせば、それがどの楽器で鳴らしたとしてもCメジャーコード、ドミソシbレを同時に鳴らせば、同様にどの楽器であってもC9コードといえます。
コードを決定するのは、あくまでもそのとき同時に鳴っている音の音程、つまり構成音です。 そういう意味では、ギターもピアノも12音階の上に成り立っている楽器ですから、いずれかの楽器にあって、他方にないコードというものはありませんよ。

ギターとピアノを比較すれば、同じコードであってもコードのヴォイシングに差ができることになります。
ピアノは指の届く範囲にある鍵盤を使ってコードを鳴らすので、比較的クロースド(密集した)なヴォイシングがとりやすいでしょう。
しかし、ギターの場合は左手一つで押さえきれる範囲内の音を拾わなければいけないという制約があるため、クロースドなヴォイシングが比較的苦手です。 2オクターブ程度にわたって拡散したヴォイシングになる傾向があります。 また、ギターには同時に発音できる音程が最大で弦の数にしかならないという制約もあるので、コードによっては特定の音階を省略しなければならないことも多々あります。
こういう点において、ピアノとギターとでは同じコードでもヴォイシングが異なってくるということはあります。 バンドスコアなどで鍵盤のコードの五線譜とギターのコードの五線譜の違いを見れば、そういったことは把握できるでしょう。
しかし、コードヴォイシングが違っても、構成音がまったく一緒であれば、弾いているコードは共通しています。 そこにコードの差があるということはないでしょう。

参考になれば幸いです。
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ピアノやギターがあってコードがあるのではなくて、コードがあって楽器があるのです。



だからギターにあってピアノに無いコードなんてのはありません。
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