プロが教えるわが家の防犯対策術!

 地球儀の上下のことでは、http://okwave.jp/qa5491932.htmlにてお教えを頂き、真にありがとう御座いました。

 そこで、athanasiusさんから
「船乗りの間では方角を知る方法では北極星を指標にすることがかなり昔から知られています。
 そして大航海時代に発展した世界地図が船乗りに合わせて作られるのは自然な流れかと思われます。
 地図を持って北極星の方角を知ろうとするなら北が上の方が都合がいいはずです
 また、世界地図を当初から作っていたのは北半球の人々で彼らが言う意味での新世界が南側に探検した結果なわけで
 そんな背景が世界地図にある以上、地球儀が北を上にするのは自然な流れかと思われます。」
 という説得力のあるお教えを頂きました。
 ありがとう御座います。
 これも決して否定できないお話です。

 そのほかに、地球儀や地図で上が北になってきている事情や理由がありましたら、或いは考えられましたら、どうかお教えを頂きたいのですが、よろしくお願い申しあげます。

A 回答 (1件)

 北半球では、太陽は南側から当たります。

だから街の俯瞰図を
つくろうと思ったら、南にある山や高台から街を眺めるのが合理
的です。南から見た地図では当然、北が上となります。

 これが海図ならば、前質問で得られた答えのように、北極星を
基準に方位を考えるので、やはり北が上になるのが合理的です。
北半球なら北極星は1年中、どこからでも見ることができます。

 結局のところ、地図をつくるような文明が北半球で発達した
ことと、天球の真北に北極星が存在したことが理由でしょう。

 なお、山がちな日本とは異なり、ヨーロッパでは昔から方角を
意識していました。たとえば「 ○○川は西向きに流れる 」といった
捉え方をします。日本ではこういう考えはあまりないはずです。

 なので、たしか旧約聖書だったと思いますが( 違ってたらすいません )、
エジプトの人たちが今で言うシリアかイラクのあたりに行ったとき
「 川が逆に流れている! 」と驚いたそうです。なぜならエジプトで
川といえばナイル川のことで、ナイルはほぼ一直線に北に向かって
流れています。だから彼らは、川とは北に向かって流れるものだと
思い込んでいたわけです。これも方角を強く意識している一例です。

この回答への補足

 ナイルは北に流れておりますか。
 化身聖なる母、ガンガ(ガンジス)は北から南、そして東に向かい、ベンガル湾に入るときに南に向かっているようですね。
 大雑把に見て。
 北は聖なる方向、東は眉間であり、叡智の方向なんですが。

 ありがとう御座いました。

補足日時:2009/12/03 09:42
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ありがとう御座います。
 方向の意識と、俯瞰、そして地図の発達の事情なのですね。
 玄武、白虎、青竜、そして朱雀という四神の図を、現在手に入るもので観ると、やはり北の玄武がうえになっているし、私たちヒンドゥの勉強でも、北は上、人間で言えば頭の盆、梵天ですね。
 このような共通性について、何かあるかと思いまして質問を出させていただきました。
 ありがとう御座いました。

お礼日時:2009/12/03 09:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!