プロが教えるわが家の防犯対策術!

夫と自分の医療保険の見直しについて迷っているので相談させてください。

現在夫32歳、妻31歳。年収500万円で子供1人(0歳)。

加入中の医療保険は、アリコの夫婦型です。
結婚した際に加入しました。
60日型で入院日額1万円(妻8000円)五大疾病入院時は180日まで保障。
手術は1回10万円(妻8000円)。
夫が死亡時は妻の保険料の支払い免除になります。
この保障で月の保険料は6806円の終身払いです。

保険代理店の方には、この保険は保険料が安いし、夫が亡くなった時に妻が保険料を払わなくて良いのは魅力だから解約しない方が良いと言われました。
ただ、三大疾病時の一時金が出ないことと、先進医療の保障がないので、現在加入中のアリコを半分に減額して、残りの半分を別の医療保険の加入してカバーするのも良いのではと提案を受けました。

提案されている保険は、損保ジャパンひまわりの「健康のお守り」です。
40日型で入院保障日額5千円。但し、七大生活習慣病入院時は120日まで保障(特約)。
三大疾病入院一時金50万円。
先進医療特約つきです。
この保障内容で月の保険料は夫4563円、妻4137円になります(60歳払込)。
※代理店の方が、通常の入院日数は40日で十分だということで40日型です。

アリコを半分に減額したとして合わせて夫婦の医療保険料が11804円になります。
今と比べて5千円ほど保険料がアップするのですが、保障内容がその分手厚くなって、60歳以降の保険料が3403円と安くなります。

でも、掛け捨ての医療保険に月1万円ちょっと払うのって高いんだろうかとも思って迷っています。
ただこの保障内容なら、安い方でしょうか?

A 回答 (4件)

保険を考えるときの基本は、リスクを考えることです。


車を買うとき、軽四にしようか、バスにしようか、トラックにしようか……
などと迷いません。
なぜなら、自分が必要としているものが何か分っているからです。
保険も同じことです。
まずは、何が必要なのかを決めなければ、どんな商品(保険)を選んで良いのか、迷ってばかりで、決められません。

医療保険は、医療費の自己負担の補助です。
となれば、医療費をどのように支払うのか、ということが重要です。
健康保険には、高額療養費制度があり、現時点で、ある月(1日~末日)までの医療費の自己負担の上限が決められています。
一般の方ならば……
80,100 円+(総医療費-267,000 円)×1%
です。
つまり、200万円の医療費がかかっても、支払うのは3割の60万円ではなくて、
97,430円で良いのです。
この他に、差額ベッド代、入院食事代、雑費などが別途、自己負担になります。
http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm
個室を希望するなど、特別なことがなければ、月に15万円もあれば、何とかなりそうです。
そこで、医療費をどうやって払うのか……
(1) 預貯金>医療保険
(2) 預貯金<医療保険
という二つの考え方ができます。
どちらの考え方が正しいのではなく、考え方によって、選ぶ商品が異なるのです。
(1)は、預貯金から払うので、医療保険は気休め程度で良い。
つまり、医療保険は、一回の入院限度日数60日型、入院給付金日額5000円でも十分です。何しろ、気休めなので。
(2)は、医療保険から支払いたいので、払われないということがないように、適用範囲を広くする必要があります。
一回の入院限度日数は120日以上、できれば180日以上。
入院給付金日額も高い方が良い。
手術給付金の適用も広い方が良い。
通院、先進医療などもあった方が良い。
ということになります。

まず、どちらの考え方に近いですか?

三大疾病時の一時金……
三大疾病とは、がん・脳卒中・心筋梗塞です。
では、なぜ、一時金が必要なのでしょうか?
心筋梗塞で手術をする場合、入院費は高額になりますが、実際には、高額療養費制度があるので、自己負担はそれほどでもありません。
脳卒中は、長期入院となる(65歳以上の平均で117日)だけでなく、リハビリ、介護などで費用がかかるので、役に立ちます。
ですが、介護を心配するならば、介護保険でなければ、本当には役に立ちません。
がんも治療が長期化する、通院などで高額になる場合があります。
がんを心配するならば、入院限度日数が無制限で、一時金もあるがん保険の方が有用です。
つまり、必要度は、それほど高いとは思えません。

先進医療は、あれば付加しても良いと思いますが、先進医療のために保険に契約するというのは、どうかと思います。
先進医療の実績は……
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0203-8i …
です。
保険会社がPRする、自己負担が300万円という重粒子線・粒子線治療は、年間50万人以上いるというがん患者の内で、わずかに1300人ほどしか受けられません。
つまり、運が良くないと受けられない治療です。
保険料が安いので、付加しても良いと思いますが、実際には、使わない確率の方が高いのです。

『代理店の方が、通常の入院日数は40日で十分だということで40日型です。』
このような説明をする担当者がとても多いのですが、保険は、保障です。
本当に困るのは、長期入院したときです。
生活習慣病で入院限度日数が増えるのは良いですが、それ以外にも、関節などの体の構造の病気、結核、重度の火傷、骨盤や脊椎の骨折など、長期入院になる病気・ケガはたくさんあります。
先に述べたように、医療費をどのように負担するか、という点から考えるべきだと思っています。
長期入院しても困らないだけの貯蓄をするか、それとも、医療保険で保障しておくか、
それは個々の方の考え方です。

このように考えると、現在の保険を減らすならば、今の保険では支払われないものは何か、という点から考えて、新たな保険を選ぶべきです。

例えば、
手術給付金の適用範囲の拡大。
五大疾病ではなくて、60日以上の入院。
先進医療。
通院給付金。
など……
新たな保険を選ぶならば、これらの保障が揃っているものを選ぶべきだと思います。

ただし、これらは先に述べた(2)の考え方をする場合です。
(1)ならば、保障を増やすより、貯蓄を増やしてください。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>まずは、何が必要なのかを決めなければ、どんな商品(保険)を選んで良いのか、迷ってばかりで、決められません。

確かにその通りだと思いました。
パンフレットを見たり、営業の方のお話を聞いていると、いろんな保障が必要な気がしてきてしまって、保険料をなるべく抑える形でそれを全て盛り込んでいったら、なんだか中途半端なものになってしまったみたいです。
全てを医療保険でまかなわなければならないわけではないですね。
とりあえず今の保険のまま、もうちょっとよく考えてみます。
それまでの間は貯蓄を増やすことにします。

お礼日時:2009/11/01 23:51

疾病特約 一時金が50万円しか出ないで、2人で1万円は高過ぎ(^_^;)



まだ お二人の年齢なら、掛け捨てでも、もっと手厚く充実した保険有りますよ!

入院給付も40日で十分?あり得ないです(^_^;)私の友人が脳梗塞で先日入院しましたが、重かったのもありますが40日以上入院しました(>_<)

お伺いさせて頂いた保険ですと、私の友達の例だと、途中で保証切れ(>_<)ですね…

短期入院Or長期入院が手厚い保険を お探しなら○○○ーKINGは お勧めです(^_-)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まず自分達に必要な保障をもう一度よく考えて、それからよく調べてみることにします。

お礼日時:2009/11/02 00:07

保険の見直しについて基本的なアドバイスですが本当に困ったときに


助かる保険が第一だと思います。給付金がでればウレシイのではなく
例えば近い将来2人に1人が一生涯のうちに発病されるといわれている
ガンについての保障などがあると思います。また保険料払い込みプランを60歳払いにしていますようですが割高だと思います。今の時代、病気になれば入院という一つの方程式がありますが将来国の事情が変わって在宅療養という事にでもなったら入院保険はどうなるのでしょうか?
また医学の進歩により治療方法が変わることにより保険商品も見直ししなければいけなくなる可能性があると思います。その時に解約してまた
新しいのに加入するのであればそれまで払った保険料がムダになるのではないでしょうか。同じ保障を買うのであれば少しでも割安な終身払い
にしてあまったお金をお子様のための学資保険などに上乗せするのは
いかがでしょうか?今のご時勢かけすてで1万円はいかがなものでしょうか?あくまでもご参考程度に
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
定年退職後にあんまり保険料を払いたくなかったので60歳払込にしたのですが、確かに払い込み終える前に早死にしたり、解約なんてことになるとその分掛けていたものがムダになりますね。
医療保険についてはどんな保障が本当に自分達にとって必要なものなのか、もう少し良く考えてみることにします。

お礼日時:2009/11/02 00:00

入院した際のリスクは何ですか?


おそらく60日や40日程度の短期入院ではなく、
自分ではコントロールできないような長期入院になること、
ではないでしょうか?

確かに、診療報酬制度の改定により1回の入院日数は短くなりました。
しかしこれはすべての患者が40日以内で退院しその後入院しない、
のではなく「全患者の平均」です。
なかには、60日以内の短期入院や転院を繰り返し、
結果として長期にわたる入院生活になってしまう患者がいるのです。
このような長期入院になったときに医療保険がないと困ります。

60日程度の入院であれば高額療養費制度から約20万円で済みます。
一時的な20万円の出費は痛いかもしれませんが、
60日程度の入院でその後入院しないような病気であれば、
社会復帰も早く、20万円の貯金はすぐに戻るでしょう。
逆に「短期入院を繰り返して結果として長期入院になったとき」は、
社会復帰もままならず、仕事もセーブし、そのため収入が減り、
預貯金を削りながら・・・これが入院の最大のリスクです。
このような入院はあまりなりませんが、なったら困ります。
しかし「なったら困る」ことに備えるのが保険の役割のハズです。
自分で何とかなる日数程度の保険なら最初から不要です。

「保障内容が手厚くなった」のは見た目だけで、
1入院がさらに短くなるので保障内容は悪化しています。
1入院が60日や40日程度の医療保険の月1万円は高すぎます。

>「通常の入院日数は40日で十分だということで」
これは保険会社サイドのセールストークであって、
消費者側が医療保険を選ぶ基準にはなりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「保障内容が手厚くなった」のは見た目だけで、
>1入院がさらに短くなるので保障内容は悪化しています。
>1入院が60日や40日程度の医療保険の月1万円は高すぎます。

やっぱりそうですよね。

とりあえず今のままの保険でいくことにします。

お礼日時:2009/11/01 23:39

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