プロが教えるわが家の防犯対策術!

本格ミステリーと呼ばれる類にはまっています。
綾辻行人の館シリーズ何冊かを読み終え、次は名作と
名高い時計館の殺人だな、と思っているのですが、
すぐに手を出すのはなんかもったいないのでその前に
違う作家さんの本を読む事にしました。
そこでミステリーに詳しい方にお聞きしたいのですが、
動機が判明した時に「それは・・切なすぎるよ」って
思える犯人が登場する話を教えて下さい。

青の炎は読みましたがあれは、切ないとは思わなかった
です。あらら、全部無駄だったんね・・・気の毒だ・・
という思いのほうが強かったです^^;主人公の性格が
いまいち好きになれなかったのも大きかったです。
まだまだ面白いミステリーがある気がして読書欲が
収まりません。宜しくお願いします!

A 回答 (8件)

綾辻行人の切なさってのとは180度違うんですけど


動機が判明した時に「それは・・切なすぎるよ」って
いうので
オススメしたいのは
●「生ける屍の死」山口雅也
です。
う~ん、でもこの作品は犯人よりも探偵が切ないという感じか?
というのも、この話は死体が生き返ってしまうという
怪奇現象が世間を騒がせている中で起こった殺人事件の話で
主人公は殺人事件に巻き込まれて物語の前半の方で
殺されてしまうんですよね。
でも、怪奇現象が起こって生き返ってしまうんだ。
だから、自分が生き返りであることを悟られないように
何故自分が殺されたのかを、自分で調べるという
まあ、切ない、切ない、話です。
でも、これは新本格の中では名作の誉れ高い作品ですよね。

他には、そうですねぇ・・・・
●「翼ある闇-メルカトル鮎最後の事件」麻耶雄嵩
あれ?これも犯人よりは探偵が切ないんだ。
何たって、メルカトル鮎最後の事件だからね。
なぜ最後の事件かって?
それは読んで下さいよ。
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この回答へのお礼

「生ける屍の死」というタイトル、聞いた事があります。
あらすじを読む限り、すごく変わった展開で予想できな
いような感じですね。ミステリとホラーが混ざったよう
なお話?みたいで。なぜ自分が殺されたのかを、自分で
調べる・・・うわぁ凄そうです。新本格の中の誉れ高い
名作ですか・・・そういう素晴らしい本をまだまだ私は
読めていません。もっと早くにミステリの面白さに
気づけばよかったなぁと思ってしまいます。

もう一つのほうですが、作者は知っています。読んだ
事はないのですが。えーと、メルカトル鮎とは人名
ですよね(爆)
というか、上手いですね~そんな書き方されると
すごく読みたくなってしまいますってば!
チェックしときます。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 22:25

こんばんは。


ミステリーに詳しくはないですけど、私も綾辻行人は好きですv
『青の炎』は未読なので、犯人の性格が好みじゃなかったら、ごめんなさい。

・法月綸太郎『雪密室』『頼子のために』『二の悲劇』

『二の悲劇』は悲劇っていうだけあって可哀想かも。
トリックの是非はさておき、なんとかならなかったのかなぁ。

・佐々木丸美 『崖の家』
絶版になっているようです。図書館で見かけたらどうぞ(笑)

そんな理由で人を殺すかな~?ですが、私には良く解る気がします。
(いや、もちろん実際には殺しませんけどね。)
ああ、誰かそこまで道を踏み外す前に止めてやれよっていうか・・・。

・麻耶雄嵩 『あいにくの雨で』
犯人はともかく語り手はやりきれないだろうと。救いがないよ。これじゃ。

・歌野晶午『長い家の殺人』『白い家の殺人』『動く家の殺人』
切ないかは?でも館シリーズが好きなら大丈夫かな~、なんて。

古いものばかりなので、既読でしたらお許しください。
では、ステキな読書をv
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この回答へのお礼

綾辻さん、いいですね~。十角館を読んだ時のたった
一行による驚きは今でも忘れられません。ミステリの
面白さを教えてくれた本です。

法月さん、知ってます。でも彼の作品もまだ未読なん
ですよ。紹介されているお話は、なんだか切なそう
ですね。
佐々木さんのは学校の図書館には置いていないようです。
そんなんで殺すか?とは私も思った事がありますが
この作品は一味違うようですね。気長に探したいと
思います!
おお、麻耶さんは二度目ですね。なんだかあなたも
上手ですね、本薦めるの(笑)救いがない話ですか。
暗そう・・・・ああでも面白そうだ。

歌野さんも新本格の人ですね。館シリーズ今何作か
読んだとこなので、全て読み終わったら手を出そうと
思います。今度は家シリーズですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 22:35

#3です。


「天道」ではなく「天藤」でした。お詫びして訂正いたします。
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この回答へのお礼

わざわざ訂正ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 22:13

私的には、貫井徳郎 『慟哭』ですね。

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この回答へのお礼

貫井・・・・・徳郎・・・・・
慟哭・・ですか。これが来ましたか。

有名な作品ですよね。これも、前々からチェックして
いました。でも未だに読めてません(><;)タイトル
からして泣いてますね・・・ううっ。切なそうです。
暗そうな雰囲気が漂っていて、面白そうです。近々
必ず読もうと思います!ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 22:12

光文社文庫「奇想、天を動かす」島田荘司著


トリック(あるいは偶然、偶発)も凄いですが、
犯人の数十年の過去を逆上ってわかる殺意も凄い。
読後、あなたの質問通りの本、請け合います。
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この回答へのお礼

島田荘司!!あーー彼の本は読まなきゃ読みたいっと
思っている一つなのです。ただ、「占星術」のメイン
トリックを某マンガで知ってしまっているので、中々
買う踏ん切りがつかないんですよねぇ。どうせなら
一作目から読みたいのですが、う~む。
数十年遡って判明する殺害動機ですか・・・凄そうだ。
とても面白そうです。本格にハマッた人間としては、
絶対に読んでおかなきゃいけない作家さんですよね。
あーーーどうじよう。
とりあえずありがとうございました。最後の一文が
読みたい衝動をさらに掻き立てます(笑)

お礼日時:2003/05/07 22:08

天道真さん(「大誘拐」を書いた方です。

)の初期長編、「陽気な容疑者たち」。途中でまあいろいろとこんがらがるんだけれど、種明かしされたとき私はとても切ない思いがしました。創元推理文庫から出ております。それほどページ数は多くないのでよろしかったらお試しあれ。
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この回答へのお礼

どんでん返しがあるお話みたいですね~。ページ数が
そんなに多くないという点でも、すぐに読めそうなので
ぜひ探して読んでみようと思います。面白そうですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 21:59

私も、松本清張さんの「砂の器」や


森村誠一さんの「人間の証明」が好きですね。
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この回答へのお礼

人間の証明っていうのは聞いたことあります。映画にも
なってますよね?どんな殺人犯なんだろう。すごく
気になります。参考にします。ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 21:54

わたしはすごくすきなんですが。



古典的でもあるんですが、松本清張さんの「砂の器」なんていかがでしょう?
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この回答へのお礼

砂の器、みなさん勧めてらっしゃいますね~。松本
清張って社会派だから遠ざけていたんですが、これを
機に読んでみようかなあ。これだけ多くの方が勧めて
いると、気になります・・・
ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/07 21:53

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