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実験器具を洗浄するときに、大量の液で洗浄するよりも少量の液で洗浄したほうがいいと聞いたのですが、なぜなのでしょうか?教えてください!お願いします。

A 回答 (6件)

>例えば、同じ洗剤の量で洗浄する場合、1度にたくさんの水(イオン交換水や蒸留水など)を使用するのと少量の水で何回も洗浄するのとどちらが効率がよいのでしょうか。



一般的に少量の水で何回も洗浄する方が効率は良いと思います。

10リットルの水で洗濯のすすぎをすることを考えたとき
(洗濯機の容量は10リットル以上あると仮定しています。)
1)5リットルの水ですすいでから、その水を捨てないで、きれいな水をさらに5リットル追加して、合計10リットルの水ですすいだ。
2)5リットルの水ですすいでから、一旦その水を捨てて、系外に1回目のすすぎで溶けだした洗剤を捨ててから、さらに5リットルの水を入れてすすいだ。

上記、1)と2)、どちらの効率がよいですか?
私は、2)の方がよいと思います。
1)では後から追加するきれいな水の中に1回目にすすいだ洗剤が溶け込んでしまいます。

おわかりだと思いますが、1)の方式は2回洗浄しているように記述していますが、実は、はじめに10リットルの水を1度に入れた例を表しています。

この考察から一般的に少量の水で何回も洗浄する方が効率は良いと私は思います。
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 皆さんの回答で結論は出たのでしょうが、私もこの問題には悩みましたので追記させていただきます。


 当たり前のこととして洗浄の方法には何故かを記載していないものがほとんどです。
 先に質問があり回答されたものは
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=343495
質 問
No.343495 質問:洗浄の回数について
質問者:motoaki 容器を洗浄する時、なぜ少量の水で何回も洗った方が効果的なのか?
理論的に説明してください。よろしくお願いいたします。
にあります。
 私は、抽出における分配の法則で解けるのでないかと思い探しましたところ、
よくわかる!環境計量士試験 濃度関係 弘文社 国際環境専門学校 H14.2 p142 に、
「(2) 分配の法則の応用例
 溶媒抽出は多量の溶媒を用いて行うよりも同体積の溶媒を数回に分けて行う方が効果的です。ある物質WgがVgの水に溶けていたとき、ベンゼンWgを加え振とう後W1gだけが水に残ったとしますと
{ (W-W1)/W }/(W1/V)=α ∴W1=WV/(V+αW)
 残った水層にベンゼンWgを加え振とうした後に水に残る物質の重量W2gは 
  W2=W{V/(V+αW}}2
同様の操作をベンゼン2Wgを用いて1回行ったとしますと
  W1’=WV/(V+2αW} 
となります。W2とW1’を比較すると明らかにW2<W1’です。」
とありました。計算してみるとそのようです。
これが一番分かったような気がしました。

実際の話では、
http://www6.ocn.ne.jp/~shokubou/anzen/mizuarai.htm
残った薬剤の99%以上を除去。
空容器の「水洗い3回」の効果です。
http://nett21.unep.or.jp/CPT_DATA/Japanese/RIW/R …
産業排水削減対策 著者:本多 淳裕、 山本 攻   地球環境センター
[多段洗浄]
が参考になりました。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=343495
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わかりやすく答えると以下のようになります。


限られた溶媒を使った、一回の洗浄でおとせる汚れは100%ではありません。そこで、仮に90%洗浄できるとするならば、
(1)一回目で90%除去
(2)二回目で99%除去
(3)三回目で99.9%除去
のように分割すればするほど、洗浄効率はアップします。
分割法と同様の洗浄効率を得ようとするならば、大量の溶媒が必要となるので、経済性は大幅に損なわれることになります。
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他の方も指摘されているように、一定量の洗浄液を使う場合は数回に分けて使うのがセオリーです。



実験器具がきれいになるということは、実験器具が浸されている(あるいは器具に吹きかけられる)洗浄液も汚れなくなるということです。つまり洗浄完了時にできるだけ洗浄液自身が汚れないようにすれば良いわけです。

一回に全量を使ってしまうと、洗浄液もそれなりに汚れますので、液にさらされる器具もそれほどきれいにならないまま洗浄を終えねばならなくなります。

洗浄液を少量ずつ分けることで洗浄初期に汚れをより高濃度で抽出できますので、トータルではより少ない液量で汚れを落とすことができます。回数を重ねるごとに洗浄液も汚れなくなりますので、器具をさらにきれいにできるというわけです。
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そうですね、普通の洗濯を考えると分かりますね、


昔の洗濯機で水を流しなから濯ぎをするとあまり濯ぎ切れていない時がありましたが、濯ぎ→脱水→濯ぎ→脱水と回分的にするとうまく濯ぎきれた経験がありました

器具の場合は、つけ置き→洗浄→適量の水で濯ぎ→水切り→濯ぎ、と何回か繰り返したほうが洗浄液も残らず又余分な水も使用しないので効率がいいのではないかと思います。
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「大量の液」の意味が分からないので、予想になります


実験器具を洗浄する場合は酸又は専用の洗浄液で洗うわけですが、その排水はそのまま公共水域又は下水道に放流することはできないはずで、何らかの処理をしてから流すことになると思います、たとえば酸性の強い洗浄液を大量に使用すると、処理槽の中和処理が間に合わず基準に適合しない排水が流れ出す可能性があるの、でなるべくなら少量の液で洗浄したほうがいいと言っているのではないかと思われます。

参考URL:http://www.sv.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~haisui/manua …

この回答への補足

早速の解答ありがとうございます。大量の液というのは、例えば、同じ洗剤の量で洗浄する場合、1度にたくさんの水(イオン交換水や蒸留水など)を使用するのと少量の水で何回も洗浄するのとどちらが効率がよいのでしょうか。

補足日時:2003/04/29 22:27
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