デジタル一眼レフLUMIX『GF1』について意見ください

> センサーを通しての映像で、一眼レフと言っていいのでしょうか？

・レフボックスの有無でレフとか、レフじゃないとか皆さん仰いますが、それ以前の問題として、レンズが一個なら、一眼かよぉ～。
ライカＩＦは、誰も一眼とは呼ばなかったぞぉ～。
http://koujiyacamera.hamazo.tv/e741057.html
この形は、この形で、もちろん受け入れるわけだけど、もう少し、気の利いたんネーミングはないものかぁ。。。と、私も思っています。

・フォーサーズとμフォーサーズカメラの販売台数を見るにつけ、、、
オリンパスは、パナソニックに軒を貸して母屋を取られそうな勢いが、今のμフォーサーズにはありますね。
フォーサーズの終焉が見え隠れします。
レンズシステム（ＨＤムービーレンズ以外）に共通性があるため、Ｅ－Ｐ１とパナソニックは今後の新型機を自由に買い替えが出来ます。
ＧＦ１を購入後、３年くらい後にＥ－Ｐ２が気に入ればＥ－Ｐ２を使用することが出来る。
その逆も、またしかり。。。

> この『GF1』の“買い”だと思われる良い点、
・パナソニックのμフォーサーズレンズの充実。
2010年には
100-300mm f/4-5.6 OIS
8mm f/3.5 fisheye
14mm f2.8
が投入される予定。

・パナソニックのμフォーサーズレンズの品質の高さ。
低価格品でも実に良く、収差が補正されている。
他社も見習って欲しいと思う。
私はＥ－Ｐ１のユーザーですが、パナの「LUMIX G 20mm /F1.7 ASPH.」は、実に楽しみです。
ＧＦ－１の実機の出来次第によっては、Ｅ－Ｐ１はドナドナするかも知れません。

・通常、デジタルカメラは企画～製品化まで、１～２年程必要です。
ＧＦ－１が、Ｅ－Ｐ１の欠点を見事に吸収している点は、驚きを感じます。

> 良くない点を教えてください。
・事前情報では、大きな欠点は特になし。（Ｅ－Ｐ１の方がありました。）

・パナソニックは、ムービー撮影を重視しているため「レンズ側手振れ補正」を採用していますが、ＧＦ１の様な小型軽量機には、小さく薄いパンケーキレンズがヤッパリ似合います。
ボディ側「手振れ補正」は、ＧＦ－１には是非欲しい機能だと思います。

・ＥＶＦが２０万画素、フルハイビジョンムービーの見送りなど、パナソニック「得意」の「技術の出し惜しみ」が感じられます。

マイクロフォーサイズはデジタル一眼であっても一眼レフではありません。

あえてレフという言葉をつかうならば一眼レフレスです。

一眼レフは、レフがあるのが（ファインダーの長所であっても）速写性を損なうカメラとして最大の欠点です。
レフレスならばレフの跳ね上げ不要ということで速写性が向上します。さらに光学ファインダは擬似的な視野であるのに対して、モニタの映像は撮像面そのものズバリなのです。
よって一眼カメラからレフ付き光学ファインダが消えたことは画期的な変革です。

GF1のように廉価な価格帯ですと、カラーモニタが２８～３０万画素程度だと（１色あたり１/３なので、表情とか読み取れなくって）画素数に不満が残るのも否めないことは確かだと思います。
電子ファインダーやモニタが白黒専用ならば同じ面積で満足な画素数がえられそうでも、販売されているのはカラーのみです。

まぁ、ピント合わせの場合だと、多くの場合はルーペで覗くかの如く、映像の中央部を拡大表示することで対処できるとおもわれます。

マイクロフォーサイズのレンズについては、オリンパスと共有できるということで、選択肢の幅が広いのが特徴となってきています。

とりあえず、光学ファインダーと光学ファインダーへ画像を写すミラーがないので一眼「レフ」ではありません。

メーカーも「デジタル一眼」としか宣伝していません。
個人的には光学式のファインダーを持たないものは１眼とは呼びたくないです。コンデジでも液晶画面を見ながら撮影出来ますし。このタイプは、レンズ交換式デジカメと呼びたいです。またはフォーサーズでもかまいません。


＞“買い”だと思われる良い点
・レンズ交換が出来る
・外付けライブビューファインダー
・ライカレンズが使える
・普段はパンケーキレンズをつけて、気軽にスナップ。必要に応じて、レンズ交換。

＞買いじゃないな”と思われる良くない点
・ＡＦがコンデジより早いが１眼レフより遅い（タイムラグが大きい）
・外付けライブビューファインダーの画像が荒い

残念ながら、私はこのカメラには魅力を感じません。

まず、このカメラは一眼レフではないですね。”レフ”は鏡のことを指していますから、それがないのでは一眼レフではないですね。

一眼レフの一番の利点は見やすい光学式ファインダーです。GF1にはそれがありません。（ライブビューファインダーは見やすいと思います。）
画質は良いでしょうし、レンズもいろいろ選べます。浅い被写界深度の写真も写しやすいでしょうから、コンパクトカメラより表現が広がり、コンパクトカメラでは写せない写真も撮れるでしょう。でも、それを意識して写すには、液晶のファインダーでは難しいかな、と感じます。その意味では、現時点では、小型一眼レフの方が”被写体が生きる撮り方”をしやすいと考えます。
あと、カメラ本体は軽いのですが、望遠などを付けるとそれなりに重くなります。一眼レフが顔に着けるように構えるので少々重くても持ちやすいですが、液晶ファインダーだと離れて構えるので、疲れが大きいかもしれませんね。手ぶれもどうしても増えますし、動くものを追いかけるのもやや遅れがちになりそうです。

レンズ交換、これは慣れるとそんなに面倒ではないです。私の場合、一眼レフでズームの使用が少ないのでレンズ交換は多いですが、そんなに苦にはならないです。ただ、不精してつい、交換しないまま写すこともありますけど。
ですが、複数レンズを持ち歩くには、カバンが必須です。これが面倒に思えることがあるかもしれませんね。カメラ本体は軽くて小さいのですが、レンズは一眼レフ用よりは小さいとはいえ、それなりの大きさと重さになります。一番小さなレンズでも、ポケットに入れて持ち運ぶのは無理でしょう。カバンは必須になるでしょう。その点、小型でレンズの出っ張りもないコンパクトカメラは持ち運びなどには便利ですね。

ということで、現時点では、画質などにこだわるなら小型一眼レフ、持ち運びやすさなら普通のコンパクトカメラを私は選びます。
ただ、将来ライブビューファインダがもっと見やすく高解像度になると、この種のカメラを選ぶでしょうね。