ＷｉｎｄｏｗｓＭＥ、2000のセキュリティ

Windows用のセキュリティソフトは、どれもWindows上で動作するようになっています。

その為、土台であるWindowsに脆弱性があると、
そこを突いたマルウェアに感染した場合、
どのようなセキュリティソフトを入れていても意味を成さなくなります。
各社のセキュリティソフトがサポートの終了したOSに対応していないのは、
そのことが大きな理由なのですね。
先ず、そのことを理解すべきだと思います。

さて、上記を踏まえて質問者さんの状況を考えますと、
Windows Meの入ったPCはネットに繋ぐべきではありません。
Windows2000は2010年7月でサポート切れになりますので、
それまではセキュリティソフトを入れて使用することは可能ですが、
それ以降はやはりネットに繋がずにスタンドアローンで使用すべきです。
現在入っているセキュリティソフトが更新時期を迎えたら、
AVG AnthiVirus FreeやAvira AntiVir Personal・Avast!などのフリーソフトで
Windows2000のサポート終了まで繋ぐとよいと思います。

また、Windowsのソフトウェア財産は継承できませんが、
Windowsの代わりに無料OSであるLinuxを入れて使うという手もあります。
見かけはWindowsに似ているものの操作は異なる部分が多いので、
PC初心者には敷居が高いかもしれませんが、
低スペックPCや旧型PCでも軽快に動作するものもありますので、
ご興味があれば一度勉強してみるとよいでしょう。
尚、「PCは習うより慣れろ」ですから、
一度実際に触ってみるのも良いでしょう。
CDから起動できるKnoppixやUbuntuというLinuxであれば、
既存のWindows PCでも動作させることができます。
ネットから無料でダウンロードできるのでコストもかかりません。

ところで、質問者さんはWindows XPのPCもお持ちとのことですので、
そちらを使えるようにしてメインのPCとされるのが良いように思いますが、如何でしょうか。
Windows XPのサポートは2014年4月まで継続されますので、
動作が重いからといってこちらを放っておく手はありません。
PCの機種やスペックが判らないので何とも言えませんが、
ソフトウェア上の問題が原因で動作が遅くなっているのであれば、
それを軽量化して実用に耐えうるまでの改善を図ることは可能です。
重い動作の改善方法についてはウェブ検索で探せばいろいろ見つかりますし、
もしそれらを見てもよく判らなければ、
Windows XPのカテゴリーで改めて質問すればよいことです。

最後に、No.7の回答者の方のアドバイスにある環境復元ソフト（仮想PCのことですね）は、
ユーザー個人のPCを守るという意味では1つの方法ではありますが、
感染した状態が継続されている間はマルウェアの被害を受けることになります。
また、ボット感染の場合を考えますと、
PCを終了するまでの間は外部からPCを操作される危険性が継続しますので、
ユーザーが踏み台にされる（しいてはユーザーが加害者になる）ことにもなります。
そういう意味で、私としてはあまり感心できる方法ではありません。

以上、ご参考になれば幸いです。

こんばんは、おこまりですね。

私の所の職場でもWindows98がつい最近まで
稼働していました。ただ、ウイルスバスターオフィススキャンのサポートが
終了するに伴い、この夏ビスタマシンにリプレイスしたところです。
これ以外にも、Windows2000マシンが二台ほど有りますので、これも
来年度の予算でリプレイスする予定です。

さて、さてご質問の件ですが、他の方とは違う回答を提案したいと思います。環境復元ソフトというのが有る事はご存じかと思います。ネットカフェなどのPCにあり、環境を固定してしまうものです。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se307497 …
http://www.idk.co.jp/products/cds/

こういったものを使って、環境を固定してしまってはいかがでしょう。
たとえウイルスに汚染されても、再起動かければ、汚染前の状況にな
ります。私の所で、リプレースしたマシンはすべて環境を固定してしまいました。

一つの可能性として、ご検討ください。

脆弱性を悪用するコードにセキュリティソフトは無力？　Secuniaが検証

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/081 …

SecuniaのCTO、エクスプロイト検出率比較調査の真意を説明
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/200 …

完全にパッチされているWindows PCは2％未満 -- Secuniaが発表
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07zeroday/stor …

塞げないセキュリティホールをそのままの状態にせざるを得ないPCがいかに危険か…上記各URLの説明でお分かりいただけないでしょうか？こうしたウイークポイントは、ウイルス対策ソフトの能力だけで100%肩代わり出来るものではないのです。

どうしても98/Me機や2000機を今後も使い続けるのなら、やはりネットには接続すべきではないでしょう。どうしても、ということであれば…HOSTSファイルを十二分に活用するなどして、危険なドメインには絶対に接続しないようにするとか、あらゆる手を使わないと安全とは言えないと思います。

Hosts ファイルについて
http://www.hippo.azimech.net/AtTheSpring/Kowledg …

ただし、上記サイトで紹介されているものだけでは、今日の感染予防には十分とは言えません。中国語圏の危険ドメインもリストに加えないとサイト改鋳に関係した感染は防ぎ切れない可能性が高くなります。HostsXpertを使って複数のリストを組み合わせる工夫が必要です。

http://ff11.my-sv.net/hx.html

現状、WindowsMe対応のものは

「ウィルスチェイサー」
http://www.viruschaser.jp/

「ウィルスブロック」
http://www.ahnlab.co.jp/product/v3vbIS2009P.asp

「AVAST Pro」
http://www.avast.com/jpn/avast_4_professional.html

などのシェアウェアがありますから、当分大丈夫じゃないの。

Windows2000も使っているけど、やめる気は全くない。

WindowsMeをサポートしているセキュリティソフトは市販されていないでしょう（マイクロソフトがサポートを終了しているOSではセキュリティソフトのサポートにも限界があるでしょう）。

Windows2000でももう難しくなっています。ノートンのウィルスバスターもすでにWindows2000はサポートしていませんし、Kaspersky7.0まではWindows2000でも使えますが、ウィルスパターンの更新サポートは来年の1月までのはずです。それ以降はアップデートできなくなりますので、インストールされていても意味がなくなります。

Kaspersky2009ではXP以降のOSしかサポートされていません。
とりあえず現行のMcAfeeはWindows2000もサポートしているのでそちらに切り替えるか思案のしどころです。

win2000のサポート切れの時には対応セキュリティソフトは存在していないと思いますよ。

サポートが切れたらMe同様、ネットから切り離しましょう。

98／Meは使うな、どうしても使うならネットワークにつなぐな

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/070 …
にもありますがMEをネット接続するのは危険です。
参考：ウインドウズアップデートって何？
http://security.ty.land.to/security/?eid=9
OSの脆弱性を利用されると例えウイルス対策ソフトを使用して
いても検出すら出来ません。
現状例えると壁に穴のある家の玄関に立派な鍵とガードマンを
設置するのと同じです。壁に穴など開いていないという前提で
対応しますので壁は全く監視せず無防備状態です。
ウイルス対策ソフトもOSに脆弱性がないという前提で設計され
ていますので脆弱性には無防備です。ウイルス対策ソフトが
ゼロディ攻撃に弱いのはそのためです。更にこの脆弱性も
ひとつやふたつならば対処のしようもありますが98/MEの場合
数十もの脆弱性がありますので、壁に数十カ所の穴のある家
の玄関に鍵とガードマンを設置している状態と同じです。
ほとんどのウイルス対策ソフトメーカーで98/MEをサポート
しないのはこのためです。
企業向けに98/MEをサポートしていたF-Secureも予定を前倒ししてまで
サポートを打ち切っています。
http://www.f-secure.co.jp/support/html/all_diffe …
参考：「 知っていますか？"ゼロデイ攻撃" 」
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/08outline …
同様な事がサポートの切れた2000にも起こります。
XPが重いという事ですが
XP&Vistaの遅い・重いを解決（3）XP編（要無料登録）
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/knowhow/2008072 …
等の無料で出来る範囲の事を実施し極力軽快にし来年に備えた方が
賢明です。

　

これから沢山の、山の様な「サポートが切れるので危険」との回答が出ます。

私は今でもWindows2000を使ってるし、会社も標準はwindows2000です（約4000台のパソコンを管理してる情報システム部門の判断）

マイクロソフトのサポートとはセキュリティーホール（様はプログラムの問題）が発見されたら修正するだけです。
windows2000が出てから9年、9年間も訂正してたらもう訂正すべき部分は残ってないでしょう（様は完璧に近づいた）と私は考えてます。

windows 2000とセキュリティーソフトで十分、ただしセキュリティーソフトは最新に維持しますけどね