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経営というか、経済について勉強しております。

今日ある経済本を買って小売業界について勉強していたのですが
下記の文でつまずいております。

「三越の売上高営業利益率は一.五七%で、収益力の低さが目立っていました。このため、株価は低迷を続けていました。
一方、優良不動産の莫大な含み益を抱えているため、競合他社や投資ファンドなどに買収されるリスクが高まっていました。」

前半の意味は分かるのですが、後半の「競合他社や投資ファンドに買収されるリスク」の意味が掴めません。

お互いに了解の下に土地を買収するならわかるのですが、
すでに三越が所有している土地を強制的に買収されてしまうことなんてあるのでしょうか?
また仮に買収されたとして、土地は他社の物、三越の建物は三越の物なんていうことがあるのでしょうか?


当方経営経済については全くの初心者です。
どなたかご存知の方ご教授をお願いいたします。

A 回答 (3件)

三越の土地が、投資ファンド等に買収されるということではありません。


優良不動産を持つ三越ごと投資ファンド等に買収されるという意味です。
株価は複合的な要因によって決定されますので
三越が持つ資産よりも株式総額が低くなることもありえます。

この場合、投資ファンドは三越を低い株価で買収できますので
あとは三越が持つ土地等を売るだけで巨額の利益を得れるのです。

株式の世界では、株価と純資産の関係をPBR(株価純資産倍率)という数値であらわし
この数値が1倍以下の場合、株価より純資産のほうが大きくなるのです。
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http://www.owari.ne.jp/~fukuzawa/M&A.htm
時価総額がわずか2873億円しかない三越など、まさに風前の灯火です



簡単に考えれば時価総額です。
時価総額=株価×発行株式数のことで企業の価値を表します。
上のサイトにありますが2005年当時三越の時価総額は2873億円しかないのです。
この金額を出せば名門「三越」が丸ごと買収できるのです。
三越は全国各地の一等地に店舗があります。
買収した後に、三越日本橋本店、銀座店、新宿店、池袋店、名古屋、千葉、広島、鹿児島などを売却すれば軽く元が取れます。
つまり株式市場の評価が低すぎるのです。
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違いますよ。


失礼ですが読解力がないなあ。

「買収されるリスク」は土地ではありません。三越そのものです。

この文章は要約したら「三越は利益率も低くて株価低迷してるけど、土地をいっぱい持ってるから株価の低い今は三越買収のチャンスだよね」ということ。
で、実際に伊勢丹に経営統合(事実上の買収)されちゃったじゃん。
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