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塾のテキストにこういう問題がでました。

次のA~Jのうち、分子をつくらない物質を選び、記号で答えよ

A 水 B 酸素 C 二酸化炭素 D 塩化ナトリウム E 水素

F 酸化銅 G 銅 H 炭素 I アンモニア J 塩素

この問題の意味が分かりません。

回答は、D F G H

なぜですか、なんかよーくわかりません。

解説には、塩化ナトリウムNaClや酸化銅CuOは、イオン結合でできた物質で、分子をつくらない。

という回答がありました。

僕の学校はイオンは入試にでないということでイオンについては一切習っていないので、

イオンのことはいっさいわかりません。


どうかこの問題を詳しく説明してください。

なんか、粉?みたいなやつが回答になってますね・・。よく分かりませんが・・。

一番よく分からないと思うのが、塩化ナトリウムというもの自体が分子なのに、分子をつくるのはどれかという質問が意味わかりません。

二酸化炭素は分子をつくるということになってますね・・・

CO2→C2O4とか?

A 回答 (5件)

クラスに男の子が20人、女の子が20人いるとします。


座り方は色々あります。
どういう座り方をしても比は1:1です。
男の子の隣は必ず女の子である方がいいと皆が言ったとします。
これは並び方に対する希望を示していますからただ適当に座るのとは異なってきます。(適当に座る方がいいという希望であればそういう並び方になります。)
机の配置が縦横になっているとすると
○●○●○●○●
●○●○●○●○    (あ)
○●○●○●○●
●○●○●○●○
○●○●○●○●
になります。
間に通路があるとします。
○● ○● ○● ○●
●○ ●○ ●○ ●○   (い)
○● ○● ○● ○●
●○ ●○ ●○ ●○
○● ○● ○● ○●

(あ)と(い)はよく似ていますが違いもあります。
普通はこの違いは授業中だけのことですね。
もし休み時間になっても○●が離れずに一緒に行動しているとしたら○と●の間には(あ)にはない、特別の力が働いている事になります。

(あ)はイオン、(い)は分子のイメージです。

(あ)と(い)で比率は同じです。隣の関係もよく似ています。

イオンであるというのは正か、負の電気を持っているということです。正電気と負電気の間には引力が働きます。でも特定の相手でなければいけないという好みはありません。同じ大きさの電荷が同じ距離にあればどの電荷との間にも同じ力が働きます。だから(い)の状態が実現するためには(あ)にない特別の力が必要だということになります。この力がどういうものであるかがなかなか分からなかったのです。だから初めのうちは何でも(あ)で考えていました。

並び方は他にもあります。
○●○● ○●○●

●○●○ ●○●○  (う)

○●○● ○●○●

●○●○ ●○●○

○●○● ○●○●
この場合は4人一組です。
これも分子です。

(あ)(い)(う)を化学式で表したとします。
○をA,●をBとします。
(あ)・・・AB
(い)・・・AB
(う)・・・A2B2
化学式では(あ)と(い)の区別が出来ません。
(い)と(う)は比率は同じですが1塊としては異なることは明らかです。分子としては別物だと考えています。
この辺が結構混乱していることが多いです。
(い)(う)のように特定の塊が存在することがハッキリしているの出なければ分子が存在するとは言いません。(あ)には分子は存在しません。

(い)(う)以外にもいろんなパターンを考えることが出来ます。
●● ○○ ・・・・
で座る場合もあります。
塊が存在すれば分子ですが○●の場合と分子の種類は異なります。

○● ○● ・・・
から
●● ○○ ・・・
に変わったとすれば希望が変わったということです。
化学反応が起こったという事になります。力の働き方が変化しているのです。

比が同じだが塊の大きさが異なるという例を出しておきます。
C:H:O=1:2:1のばあいです。
CH2O:ホルムアルデヒド(ホルマリンの原料)
C2H4O2:酢酸(蟻酸メチルという物質も当てはまります。並び方が異なります。)
C6H12O6:ブドウ糖(当てはまる塊はたくさんあります。)

原子の種類と数が同じで分子としては異なるものを「異性体」と呼びます。
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もう一度教科書を見直してみましょう。


すべての物質は、分子でできているとは書いていませんよ。

> 一番よく分からないと思うのが、塩化ナトリウムというもの自体が分子なのに、分子をつくるのはどれかという質問が意味わかりません。

他の方も指摘されていますが、これが思い込みです。問題で、塩化ナトリウムは、分子を作らないと答を知っているのに、なぜ、この思い込みが解消できないのかがちょっと不思議です。
「化」が付く付かないとか、物質名の中にヒントがあると思っているのなら、それも間違いです。

ひとつひとつの物質に対して、それがどういう性質のモノかを覚える必要があります。
といっても、大変でしょうから、もし分からないときにとりあえず書いておこう、というのは、

○○化×× という名前のモノは、××が金属元素のモノは、分子を作れません。
名前が、金属元素そのもののモノ(鉄など)は、分子を作れません。
○○素 という名前のモノは、炭素、ケイ素 以外は分子を作れます。

ただ、例外もあるので、テストで困ったときの目安として覚えましょう。
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 全ての物質は原子でできています。

原子がどのように集まって物質を作っているかによって、分子を作ったり作らなかったりします。

 分子とは、原子がいくつか集まってまとまった状態です。たとえば、「水」という物質を原子のレベルで見ると、水素原子が2つと酸素原子が1つ、合計3つの原子が集まってひとまとまりになっています。これを「水の分子」といい、分子式 H2O で表します。

 水 の他、酸素・二酸化炭素・水素・アンモニア・塩素 も同じように分子を作ります。

 分子を作らないもののうち、塩化ナトリウムと酸化銅は、イオン性の物質で分子を作りません。「分子でなければ何なのか」ということに答えるにはイオンを持ち出さないと説明にならないのですが、中学校での授業ではイオンを習わないことになっているようですね。
 原子がある条件で電気を帯びるようになったものをイオンといいます。金属がイオンになるとプラス電気を持ち、陽イオンになり、非金属がイオンになるとマイナス電気を持ち、陰イオンになります。

>塩化ナトリウムというもの自体が分子なのに、

 と書かれていますが、そうではありませんよ。「塩化ナトリウム」では、塩素が陰イオン、ナトリウムが陽イオンです。そして、このイオンがかわりばんこにくっついています。

  +-+-+-+-
  -+-+-+-+
  +-+-+-+-
  -+-+-+-+

 のように、どこまでもくっついていくので、「いくつかの原子の集まりでひとまとまり」ということにはならず、分子を作りません。

>なんか、粉?みたいなやつが回答になってますね・・。

 残念ながら、そういう外見では見分けられません。砂糖は粉ですが、分子でできています。

 見分け方としては、「○○化○○」という名の物質の場合、金属元素と非金属元素の合わさったものはイオンからできていると考えてください。

 ただし、「○○化○○」という名前でも二酸化炭素の場合の酸素と炭素のように、どちらも非金属元素の時はイオンにはならず、分子を作っています。
 非金属元素どうしで結びついたものは、大体分子を作ると考えて良いでしょう。アンモニアは窒素と水素からできており、どちらも非金属元素で、分子になっています。

 単体=1種類の元素でできている物質の場合、金属元素の単体は「金属結合」といって、金属原子がたくさんどこまでもつながって

 ○○○○○○○○
 ○○○○○○○○
 ○○○○○○○○
 ○○○○○○○○

のようになっており、やはり分子を作りません。この問題では「銅」が金属ですね。他に鉄・金・アルミニウム・亜鉛 なども分子を作りません。

 非金属元素の単体では、分子を作るものが多いです。酸素・水素・塩素 などがそうです。
 ただし、炭素は少し違い、「黒鉛」とか「ダイヤモンド」などをつくり、これらは金属のように、原子がどこまでもつながっていて、分子を作りません。

 あらっぽくまとめますと、

 金属元素と非金属元素の化合物→イオン結合で分子を作らない
 非金属元素どうしの化合物→分子を作る
 金属の単体→金属結合で分子を作らない
 非金属元素の単体→大体分子を作るが、炭素は例外

 という感じでしょうか。あとは問題で出てきたものを個別に覚えておくくらいしか手はないかも。

 くわしいことは、高校で「化学結合」の話を勉強するとわかるのですが、中学校でイオンや化学結合を勉強していない段階ではこのくらいでいいのではないでしょうか。
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中学生ということで「イオン」を使わないで説明します。



>塩化ナトリウムというもの自体が分子なのに
これが違います。
塩化ナトリウムは分子ではありません。

分子というのは、原子が決まった数だけ結びつき、むぎゅっとくっついて「一つの粒」になったものです。
二酸化炭素は炭素原子1個と酸素原子2個がくっついて、一つの粒になった状態で存在しています。そのくっついてできた粒がたくさんあるんです。
塩化ナトリウムはそのような粒は作らないで、ナトリウム原子と塩素原子がびっしりと「集まって」できたものです。それぞれ何個集まっているかはあまり関係が無く、ナトリウムと塩素が1個:1個の割合で集まっていることだけは確かにハッキリとしているのでNaClという化学式で表します。金属の化合物にはこのようなものが多いです。

よくわからないのは、どうやって考えたらよいのかが分からない、
もしくは、規則性が見えてこない、といったところでしょうか。
しかし、その考え方や規則性については高校レベルの理解が必要です。
いきなりそこまで踏み込むのも大変ですから、中学校ではとりあえず覚えておきましょうね、ということ。
ただもしさらなる興味がわけば自分で調べるのもまた面白いでしょう。
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問題が悪いんです。


「分子ではない化合物はどれか」
というのが正しい出題です。
イオン結晶で出来ている物質は分子と呼びません。
また分子量の代わりに式量を使います。
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