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はじめまして、30代のシングルOLで2年くらい前から
山に行くようになりました。今までは近所の低山などでハイキングを
楽しんでいましたが、やはりいろいろな山の仲間がいた方が楽しそうかなあと思えてきた昨今です。

そこで、山岳会についてお伺いしたいのです。
労働者山岳連盟のある会に入っている友人に誘われているのですが
ちょっと調べてたら、「労山」というのは政治色が濃い団体もあるそうで・・・
例えば、会に入ったら、どこそこの政党を支持するように、とかあるんですか?
誘ってくれる友人は、まったくの無党派なんですけど。
そういう点がよくわかりませんので質問をしてみました。
もし政治色があるような場合は、ちょっと考えちゃうなあと思っています。宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

日本のスポーツ系の団体には、大きく2つの流れがあります。

1つは、文科省(日本体育協会=日本山岳協会/県岳連)を頂点とする、いわゆるオモテの系列です。もう1つは、共産党(新日本スポーツ連盟=新体連)を頂点とする、若干の政治色を否定できない系列です。競技として頂点を目指す競技団体~プロスポーツ,オリンピック,国体,各種日本選手権/全日本大会,地区/自治体や学齢別大会など、普通、私たちが競技団体と呼ぶものはほとんど~は、オモテの系列に属しています。
で、お問い合わせの労働者山岳連盟(労山)は、実は新体連の系列に属しています。そう言う意味では、全く政治色が無いとは言い切れない面があるのは確かです。
元々は、競争志向の強いオモテの競技団体とは一線を画し、万人のためのスポーツ、一種のレクリエーションとしてのスポーツを志向し、その意義の下に若者の吸引を目指した歴史があります。そういう観点から、40年前はハイキングやフォークダンスなどが運動の主体になっていた事もあります。その結果、今ではこの「労山」が、新体連配下で最も大きな団体になっていて、新体連加入者の36%が労山の加入者のようです。
ただ、ご存じかどうかわかりませんが、今では共産党青年団とでも言うべき民主青年同盟(民青)の活動も、かつてのような過激なものは陰をひそめ、新体連の活動においても、政治的な動きと言うのは、かなり弱くなっていて、minami5151さんのように、新体連そのものをご存知無い方も多くなっています。
労山の活動についても、今では政治的なものは陰をひそめていて、少なくとも幹部や幹事にならず、一般会員でいる限りは、よほど左派色の強いグループに参加しない限り、政治活動に巻き込まれる事は無いと申し上げてよいと思います。また、登山には山岳保険が必須(単独で登る場合も必須だと心得て下さい)ですが、今では労山が主催している「山岳共済」の方が加入者も内容も充実していて、山岳会の中には、政治色ではなく、この共済に加入したいがために労山に加盟している所もたくさんあります。
いずれにしても、山を安全に楽しむためには、きちんとした指導者について学ぶべきで、そのためにも山岳会に参加する事はとても良い事だと思います。以上のような歴史的な背景や政治的な背景がある事を念頭に置きながらも、やはり実際に体験参加をさせてもらって、その山岳会の人達と信頼関係が持てるかどうかを確かめるのが、一番良いと思います。山に入って、最後に頼りになるのは、一緒に登っている仲間たちですから。
素敵な山仲間に出会える事をお祈りしています。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってスミマセンでしたm(__)m
御丁寧に有難うございました。いろいろ細かく、わかりました。
今は、あまり政治カラー出ていないんですね。
こんど、例会に行こうか検討してみます。ありがとうございました!

お礼日時:2009/08/01 12:26

その会の集会に何度か出てみたらどうでしょうか?


大概の山岳会は集会への体験参加をさせてくれます。逆にさせてくれないような懐の小さい山岳会は止めた方がいいですね。
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この回答へのお礼

そうですね、いくつか回ってみようと思います。
有難うございました!

お礼日時:2009/08/01 12:27

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