お客さまの声を動画で作る！

様々な制約があるのも事実ですが

動画が効果的な情報ツールであることも確かです。

「お客様の声を動画で作る」
実際やってみないと正確な判断は出来ませんが
視聴環境が整い、低コストで動画を制作することが出来れば
ビジネスとしての可能性も「有り」と思います。
（既に導入している会社もあります）

ちなみに同様の依頼を請けて、制作した経験があります。

カテゴリーから考えて「動画を作る」というビジネスをしたいってことですよね？

そうであれば「厳しい」と思います。

まず第一に撮影するということは顧客に対してこちらからアプローチしなくてはなりません。当然、顧客情報の入手が必要なわけであり、個人情報に敏感なこのご時勢ですから間違いなく「情報入手先」をめぐってトラブルになるでしょう。

実際はよほど大手の会社でなければ個人情報保護法の適用を受けることはないのですが（過去半年で5,000件）そんなの通用しないと思います。もっともギャラとして1万程度・・・というならお小遣い稼ぎに応じる人はいるかと思います。ノーギャラでは絶対無理です。

実際のお客でなくて「ヤラセ」で自分の会社の人間を使うとしても「サービスの１つ」として1回数千円程度の費用でなければ利用されることもないでしょう。（大きな利益は期待できない）

また＃１さんの回答にあるように「動画」というのは意外と敷居が高いんですよ。

まず情報を配信するサーバーが「動画」を許可していないことが多いこと。動画はかなりの帯域を消費しますから動画NGのレンタルサーバーは非常に多いです。（FLASH動画なら問題ない場合もあります）

そして顧客側のPCが動画再生できる環境にあるかどうか。

軽いといわれるFLASH動画でさえも「プラグインのインストール」が必要になりますよね。

誰でも簡単に見られる動画・・・というのはなかなか難しいのです。

圧倒的なシェアを誇るWindows環境のメディアプレーヤーでさえ、バージョンの違いによって再生できない場合があります。

自社の数あるサービスの１つとして「こんなのあるよ」という感じであればサービスメニューにあればおもしろいかもしれません。

動画によるアピールを積極的にやっているのが

まぁ、言ってしまえばエロサイトだと思います(笑)
意外にも、動画共有サイトと呼ばれるサイトでは
普通は、メニュー画面で映像が動いていたり、音声が出たりしないんです。
多少のGIFアニメーションとFLASHによる広告がある程度…

常時映像が動いていたり、音声が出てくるようなサイトは
たぶん、煩わしい印象の強い、また重いサイトになる可能性があります。

通販の主顧客と言われる主婦層は、OKWaveの相談や
引越客のPCを見ていても、けっこう古いPCを使い続けている人が多く
重いサイトが敬遠される可能性は無視できない気がします。

まだWindows98やMeとか使われているんです。
500MHz-1GHz程度のものです。


また、実際にお客様の声を動画で収録するためには
お客様の中から、無償で撮影と公開の承諾を取り付ける必要があります。

これが、ほとんどの場合、非常に難しいのではないかと思います。
多くのevangelistを持つApple社のCMでさえ
無償でユーザーが出演したわけではないと思います。

有償で雇った宣伝映像であれば、それをお客様の声と言っていいのか?
広告に関する規制について、よく調べる必要があると思います。

前述のApple社のCMでも、"お客様の声"とかテロップが入ったわけではなく
ユーザーの声かのように思わせる演出でしかなく
台本があってのCMだったはずです。