プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 今まで自作PCを使ってきましたが、Raidは使ったことがありませんでした。撮影した写真など大事なデータは都度外付けHDDに手動でバックアップをとっていました。そして、内蔵と外付けHDDにあるデータが4G辺りになったらDVDにバックアップするという方法をとっていました。しかし、最近M/Bを買い換えて、手元に同じHDDがもう1つあったので思い切ってRaidを組んでみることにしました。

 再インストールと環境構成にちょっと時間がかかってしまいましたが無事Raid構成にすることができました。マトリクスストレージマネージャーを見てもきちんとミラーリングしているようです。試しに片方のHDDをはずして起動してみるとそれでも問題なく起動しました。きちんとミラーリングしているようです。その後Raid構成に戻すと再構築に入りそのままRaid1が正常になりました。

 今よりもさらに安心して使っていくことができそうです。しかし、ここで疑問なのがもしも故障したときどうするか、ということです。今日はたまたまはずして確かめただけですが実際故障したときは代わりのHDDを購入しなければいけません。しかも、数年前のHDDなのでネットを探しても取り扱いの店が少ないような気がしました。しかも、まだ数年使えることを想定すると・・・手に入るかわかりません。しかも値段が同じくらいでもっと大容量のHDDを買うこともできます。

 そこで、一通り調べたところ基本は同型番で同容量を使うらしいですが、容量は違っても問題ないという情報がありました。ただ、プラッタ枚数やキャッシュ、速度もあるのでこれらはあわせた方がいいとは思っています。Raid1構成をうまく維持していくためにも、新しいHDDに自然に乗り換えられればいいな~と考えていますが、やはり同型番じゃなければ何かトラブルが起きたりするのでしょうか?。今のところまだ大丈夫ですが故障したときに慌てないように、質問したいと思います。回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

HDDの特性が同じであるほうが、RAIDの動作において


余計なオーバーヘッドが排除される。
これらは、専門的なRAID運用における常識で、この常識には
RAIDをRAIDとして活かすための、いくつかの要求を含みます。

まず、構成するすべての機器について、ある程度の予備を用意するものです。
HDDだけでなく、RAIDコントローラーの故障に備えたRAIDカードの予備購入。
導入前のHDDの性能や信頼性の検証、異ロットでのHDD購入によるリスク分散。
そういうところまで行き着くものですRAIDは…

RAIDを構成するHDDは、「故障したときは代わりのHDDを購入」するのではなく
事前に、予備を購入するのが普通です。


なぜならば
RAIDはRAID1,5,6,10などのどれを使ったとしても
データの保護のための技術ではなく、可用性を高めるための技術だからです。

バックアップからリストアする時間を待てないから
HDD一基の故障では止まらないシステムを実現するためにRAIDがあるのです。

もちろん、RAIDシステム自体の異常で
すべてのHDDの中のデータが破壊されることもありえます。
あくまでもRAIDはデータ保護の技術ではないことを忘れないでください。

もっとも、私個人はHDDやMOの記録技術に比べると
激しく信頼性の低いDVD-Rの記録技術も信用しませんけど…


余談
本当に必要だったらテープドライブを検討したいところ。
低価格テープドライブをDVD-Rが駆逐したことは
コンピューターの歴史で、とても残念なことだと思っている。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/060 …

一度全焼を経験すると、ほとんどのデータには
執着以外に残す理由が無いことに気づくんだけどね。
ほら、もうアマチュアのぼくはテープドライブを買うことなんか無いんだ orz
えぇテープドライブも燃えればデータは失われるのです(実証済)
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
>HDD一基の故障では止まらないシステムを実現するためにRAIDがあるのです。
>あくまでもRAIDはデータ保護の技術ではないことを忘れないでください。
 参考になります。

>RAIDシステム自体の異常ですべてのHDDの中のデータが破壊されることもありえます。
>RAIDコントローラーの故障・・・予備・・・

 私はRAID1を組んでいればほぼ大丈夫だろうと確信していました。2台のHDDが同時に壊れることはほとんどないし、どちらかが壊れたら速やかに新品のHDDを入れ替えてRaid1を再構築。そのうちDVD-Rに2枚焼きすれば大丈夫かな、と考えていました。しかし、こういうことを考えると結局今までのバックアップ方式は変わらないように感じてきました。Raid1にしてミラーリングすることによってより安全になったと思いましたが、上記のようにデメリットもあるんですね。やはり今まで通り随時外付けHDDへのバックアップはした方がよさそうです。加えてDVD-R2枚焼きは今まで通りやっていこうと考えています。

>本当に必要だったらテープドライブを検討したいところ。
 一時期デジタルデータの完璧な保存を追及したらここに行き着いたということがありました。しかし、値段が高いしここまでする必要はないんじゃないか・・・と考えて、結局手軽なDVD-Rに落ち着きました。念のため2枚焼きに。デジタルデータの最大の欠点は確実に安全に永久保管する方法がない!(燃えるのは考えず)ということですね(泣)

>一度全焼を経験すると、ほとんどのデータには執着以外に残す理由が無いことに気づくんだけどね。
 全焼したことはありませんが、データが消えてしまったことはありました。その時あ~っっとなって本当になくなったら駄目なものに気づき、私にとって本当に大事なデータはほんの少ししかありませんでした。

 色々と詳しくありがとうございました。

お礼日時:2009/07/21 12:43

PCの場合、壊れる、消える前提でシステムを構築したり、バックアップ


パーツ準備をしていくほうが得策だ、というのが私の見解です。

例えばオンボードRAIDならマザーやHDDを準備しておくとかです。
普通に使ってもマザーは、4~5年、長くて7年ですが、経年劣化で
コンデンサがイカれます。HDDも当たり外れもあり同ロットなら
ほぼ同時期に壊れる場合が多い。

なので、動画エンコやサーバー等特殊な用途がない限り長期にわたり
運用する場合、これだけHDDが大容量で安価かつ、記録密度や速度が
高いご時勢で、通常の使用方法で市販バックアップと自動でフォルダ
同期できるソフトを組み合わせ、複数のHDDがあれば運用の互換性や
再現も容易ですし、リスクもほぼ皆無です。

リスク、コスト、メンテ、メリットを総合的に判断すると、一般
ユーザーでYes,Noならどちらかと言えば「No」ですかね。
過去にRAID0と1で苦い経験があるので、やるならRAID5でしょうか。

この回答への補足

 とりあえずRAIDを解除して今まで通り使うことにしました。また何かあったら質問したいと思いますのでよろしくお願いします。

補足日時:2009/07/22 10:05
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。
>例えばオンボードRAIDならマザーやHDDを準備しておくとかです
 そこまでは考えていませんでした。予備のM/Bはありますが今のCPUが使えませんし、SATAII2台でRaidができません。HDDも予備がありません。

>通常の使用方法で・・・複数のHDDがあれば運用の互換性や再現も容易ですし、リスクもほぼ皆無です。
 RAID使わず普通にバックアップしたりするのがいいということですか。確かに、RAID関連が故障したら大変そうですからね。No.2さんの回答からも分かる通り「RAIDはデータ保護の技術ではないことを忘れないでください」とあるので、私の場合サーバー等特殊用途でもないため、RAIDを組まず今までどおりバックアップしていくのがいいのかな、と思ってきました。この回答の後RAIDをやめて元の構成に戻すかも・・・。

お礼日時:2009/07/21 13:06

違う型番でもかまいません。


容量も違っていてもかまいません。
少ないほう、遅いほうに引っ張られますが、新しいものは性能も良くなっているはずですので、とくに問題はありません。

逆に、同型のHDDの場合は、同型、同ロットで、Raid1を組むと故障するのもほぼ同時というケースを良く聞きます。
1台が故障して、再同期中にもう一台も故障ということも良くありますので、やはりバックアップはとっていた方が良いですよ。
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。違う型番でも問題ないですか~。それじゃ新しいHDDにした方が良さそうですね。

>同型、同ロットで、Raid1を組むと故障するのもほぼ同時というケースを良く聞きます。
 そうなんですか!。それじゃ外付けHDDへのバックアップもやっぱり必要ですね。参考になりました。

お礼日時:2009/07/21 00:45

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