野球選手の実力って何？

今は死語かも知れませんが人気のセ、実力のパと言い

オールスターゲームではパリーグが強い時期がありました。
テレビ中継の多いセに比べ注目度の低いパの意地でここぞと
ばかりにハングリー精神でかかってくるという部分も大きい
と思います。運は大事な部分でもいずれ巡ってくるでしょう。
運に恵まれない選手は居ると思いますが、あとはそのタイミング
ですね。NO3の方のいう様に野茂、イチロー、仰木監督などは
典型的な例で、野茂は１２球団どこでも行くがフォームを
いじらないでくれと、まあ条件を出し、仰木さんが承知して
実績を残しました。ピッチングコーチは投手をいじりたがる
と言いますが、それで成功した選手もいるだろうけど、潰された
選手も。まあ巡り合わせでそんなコーチのいる時期に入団したのが
運の尽き、イチローも土井監督が、いわゆる振り子打法をやめろ
と言っても聞き入れず２軍暮らし。仰木さんになって２軍にどんな
球にもバットを当てる選手が居る、ということで素質を見い出され
即、大ブレーク。出身校が監督と同じということで大事にされる
選手もいますが、鳴り物入りで入団した選手でもそうでなくても
指揮官に左右される部分が多いと思います。ハングリー精神と運
が実力の源でしょうか。長文失礼。

その解説者が言うように「衰えた清原」と「二軍で売り出し中、絶好調」を比べれば紙一重かも知れませんが、だからと言って「絶頂時の清原」と「二軍の平均レベル」の差は紙一重どころか、異次元の差だと思います。

鍛えてる女子の中には、並の男子より腕力が上の人もけっこういますが、だからと言って全体としては「男性と女性の腕力は紙一重」とは言えないでしょう。それと同じです。

スポーツ新聞を毎日チェックしていれば、「二軍のホープが昇格して上のレギュラーと初めて並んで練習したら、あまりの差に愕然」みたいな記事はけっこうありますよ。投手にも打者にも。

もちろん、運もきっかけも巡り合わせもタイミングも重要な要素だとは思いますが。

プロ野球選手の実力、一言で言うと「運」につきると思います。

また、「運」も実力のうち、という言葉が的を射ているのではないでしょうか。
また、選手ではプロ向きの選手とそうでない選手がいると思います。
それは、プロに入ってから伸びる選手、高校・大学、社会人などアマチュアで既に選手としてのピークを迎えてしまってプロ入りしたら下り坂に・・・なんていう例もあるかと思います。

具体的には、前者は成長が元々遅くてプロに入ってから身体ができてきた。
後者は、精神的にもアマチュア時代で優勝など良い思いをして天狗になってしまったり、燃え尽き症候群ではないでしょうけど、達成してしまったので無力感にさいなまれたり・・・とかです。
また、ピッチャーなどはアマチュア時代に投げすぎて肩や肘を壊したりして、故障の影響もあるかも知れませんね。

面白い例としては、中日に藤王康晴選手というのがいまして、彼は1983年のドラ一です。同年のドラフト5位にはまだ、現役で活躍している山本昌広投手がいます。
藤王選手は色々諸説はありますが、結果としては多分、プロ向きではなかったんでしょう。また、山本昌投手はプロに入ってからは心も体も順調に成長してきたのではないでしょうか。

最近は、これまた中日の選手ですが、堂上直倫選手というのがいます。2006年のドラ一で、巨人も含めて3球団で競合しました。そのハズレ1位で巨人が指名したのが、今やセリーグを代表するトップバッターで遊撃手の坂本勇人選手でした。その何年か経ったときの境遇というのもおもしろいものがあると思います。また坂本選手の幼なじみの田中将大投手との今後も気になります。

しかし、これから何年か先は誰にも予測はつかないでしょうからね。坂本選手が大スランプに陥るかもしれませんし、故障するかも知れません。また、堂上選手が巻き返すかもしれませんからね。

前出の中田翔選手ですが、第2の藤王だ、なんて意地悪に言われたりしてますから、中田翔選手にはそうならないようにガンバって欲しいものです。

話が長くなってしまってすみません。
野球選手の実力ということですが、すべて「運」につきると思います。
「運」ですから、人間は予測は出来ても本当の結果なんて誰にもわからないのはないでしょうか。

一部の特別な選手を除いて、入団した時点では「紙一重」だと思います。

その後は本人の努力と運ではないでしょうか。

運とは、入団した球団の方針、その時の監督・コーチがどんな人だったか、その時のチーム状況…もあります。
ポジションは9つしかありません。どんなに頑張ってもそのポジションに絶対的な選手がいたら難しいですよね。またケガをしたらすぐに他の選手に取って替わられます。
入団何年目かでブレイクした選手の中にもコンバートして出てこれた人もいます。
監督やコーチも人間ですから、選手の好き嫌いもあるでしょう。
自分を信じて目をかけてくれたり、使い続けてもらえるかどうか…そういう指導者に巡り会えるか…
現在はドラフト会議のクジで自分が行く球団が決まります。
そう考えると、これも運でしょうか。

何度チャンスをもらえても結果が出せない選手は
基本的には気持ちが弱いんでしょう。
でも、チャンスをもらう→結果を出す→実力を付けていく→再びチャンスだ来る→…
こうやって成長してくんですよね。そこは本人の努力じゃないですか。

一度名前が出ることの恩恵は…
高校野球で注目された選手、話題になった選手はその後もマスコミがこぞって取り上げます。
球団も客商売なので、そういう選手を売出したいでしょう。
本人のモチベーションも上がって結果につながるのかも。
落ち目になっても話題になるので、厚遇されるのでは？
スター選手は「実力」「ファンの受け」「マスコミ」が作っていると思ってます。

スター選手になる人は、本人の力以外にこういう運を初めから持ってるのかも知れません。

投手と打者によって違うような気がしますね。

例えば高校野球だとストライクゾーンがプロ野球に比べてかなり甘いですね。そのためきわどいコースに投げられなければ打たれることになります。

打者の場合、金属バットと木製バットの差があるかと。木製バットに慣れることができなければプロでは無理ですよね。

ここで篩いにかけられて生き残ればそれほど差はなく、後はどれだけ使ってもらえるかでしょう。主力選手のポジションとの絡みもありますし、そのあたりは運かもしれないですね。

こんにちは。

私も一軍と二軍の実力差については懐疑的
だったんですが、楽天の一年目の成績を
見て、一軍と一軍半の実力ってこんなに
差があるのかと認識を改めました。

一軍に上がれない選手の溜まり場が二軍なのに、

「多少の差」はないでしょう。二軍でホームラン王の選手は、
一軍では多少の差でホームラン王のタイトルを逃すのでしょうか？
社会人野球の日本生命から巨人に入団して活躍した仁志選手に言わせると、
「社会人野球の強豪はプロの二軍より強い」

イチローも野茂も監督が仰木彬でなければ

メジャーどころか一軍にもあがれなかったかもです。
運命みたいなものがあるのでしょうかね。

ちょうど噂の日ハム中田とイチローがいい例ではないでしょうか？

二軍でも結果を残したのに加え高校時代からの実績で
１時期一軍に上がれました。
しかし、１軍選手が好調なためなかなかチャンスが得られず２軍での
ホームラン王も出番がないまま数打席の代打で結果を残せずに
２軍落ちになりました。
イチローはＷＢＣでなかなかヒットが出ませんでしたが実績が充分な
ため、ファンも打てなくても復活を待ち望む雰囲気はありました。

２軍で何年もホームランを量産した選手も１軍での試合では
慣れない代打や少ない打席数でなかなか結果が出ない
そうなると首脳陣の中で実績のある選手で打てなかったら仕方がないという考えになります。
さらに、同じ３試合１０打数ノーヒットだとして
無名選手と実績充分の選手がいたら無名選手を使い続けることにより
監督の評価にも影響しますのでチャンスを掴む選手は１軍に残りますが
チャンスを掴めない選手は行ったり来たりします。

レベルに関しては紙一重とまではいかなくても多少の差はあると思います。
２軍落ちして打ちこま続けることもありますし。

チャンスをつかんだ人とつかむことができなかった人の差が、１軍、２軍の差です。

いかに技量があってもそれ以上の技量の人がたくさんいれば１軍にはいけません。