22歳になる独身男性です。
もの心がついて以来、父親が何時も私につらく当り、叱られるか無視されるかの毎日でした。父がどんな理不尽な理由で私を痛めつけても母はかばってはくれませんでした。また、親戚の人たちも僕にはとても冷淡でした。
私も気が強い方で屈することはなく、ついに高校の時に家を飛び出しました。私の実情を知った恩師の援助で働きながら学び、資格をとって今は自分で仕事をしています。実家との連絡は途絶えたままです。
姉が1人いましたが、先日、私の友達から住所を聞いたと言って突然訪ねてきて、父の死を伝え、父からだと言って手紙を渡して帰りました。
父は手紙に、私につらく当ったことを深く詫びることをしるしていました。生前の父からは考えられないことでした。
ちょと半端な気持ちでしたが、実家に線香をあげに行き、久しぶりで母に会いましたが、前より柔和な感じがしました。
父からの手紙の件を話したら、母はうつむいて、それは自分のせいだったと言い、泣きながら、私が母の不倫の子であり、父がやむを得ず引き取ることを許したと知らされました。自分の不倫への感情でお前につらく当たったと言って詫びました。
その時、父には何と言えない感情が生まれましたが、同時に、母に対しては反発とも不潔感とも言えない嫌な感情を抑えることができませんでした。
また、自分の存在について自信を失ってしまいました。
このような感情を整理したいのですが、どう考えたらよいでしょうか。
よろしくお願いします。
A 回答 (23件中1~10件)
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No.23
- 回答日時:
みなさんの回答に対するあなたの返事を読むと、生い立ちを知った時の気持ちから、少し変わったのかなと察します
私の母は不倫で私を産み、父の援助を受けながら、1人で私を育てました
今は私も結婚し、母とも非常に仲良く付き合っています
しかし私は母を人間として許してませんよ
不倫をして、ましてやその子を産む人は、普通の感覚ではありません
反省や後悔なんてしてないですね、そんな人は
反省や後悔してたら、今頃生きてないですよ
あなたのお母さんも私の母も、並みのナイフじゃ到底切れない図太い神経の持ち主です
あなたの言う通り、人間には理性があるはず
不倫をする人は裏切られる人の気持ちは考えないのですかね
信じている人を裏切る行為は万死の罪に値すると私は思います
既に私は40代となりましたが、心の狭い未熟な人間なので、母を人間として尊重できる日はまだ来そうにありません
私も全身の血液を入替え、皮膚も髪も全て別の物に入替えたいです
あなたは幸いにも助けてくれる人と出会い、そしてあなた自身の強い精神力と才能で今の自分を作ったのですね
本当に羨ましいです
結婚するとか子供を持つとかは、成り行きに任せればいいでしょう
時に言いようの無い心の闇に襲われ、自分の存在が解らなくなったりする事も、この先あるかもしれませんが、あなたは心が強い人だから大丈夫
私は母に育ててくれた事に感謝もしてるし、母の尻拭いで底尽きぬ涙を流して苦しんだ事も一生忘れない
だからあなたがお母さんを人として認めなくても、それもありだと思います
同じことをした母親をお持ちの方からのアドバイスうれしいです。
これは実体験者のみが知ることですね。
やはりお母様を人間として許せませんか。でも、お付き合いしておられることに驚きを感じます。
私は、母については、生みたくて妊娠したのではなく、相手との快楽の結果、妊娠し、私を世に生み出した女性・・・・と考えています。
その後のことを考えるとますます、そう思えるのです。
一層のこと、堕胎してもらいたかった、あるいは、相手の男の所へ行って生み、育ててほしかったと思います。
望まれない出自ほどみじめで絶望的なことはありません。
でも、ご回答者様のお話をお伺いして、もう少し別の思い方もあるのかと考えています。
ただし、母との関わり合いは生涯ありません。心のつながりが初めからないからです。最後は、私の存在の否定につながる出自の経緯を伝えたからです。
わたしは、そんなことではくじけないくらい辛い思いで子供時代を過ごし、負けません。
でも、この心の闇はいっそう深くなりました。
ご自身で体験されている悩み、心の闇、哀しさをもってのお言葉は私の心にやさしく、深くしみこんできました。
うれしいです。
本当にありがとうございました。
No.22
- 回答日時:
本は確かに救われますね、時々。
はっとさせられます。お勧め的には社会学や心理学の域もよいかと思います。わたしは自分の家族のことを知ろうと心理学を勉強しましたが、それは結局、理論付て自分の家族を責めようと、自分の憎しみを正当化しようとしただけかも、と後で思うようになりました。その時は頭ではわかったようですが、けっきょく心と体でわかるとは程遠く、それができるようになったのは時間がたった今と親から物理的に(日本を離れて現在11年目)離れた後でした。それでも妹が今度は精神科に通わなければならなくなったし、兄弟との仲もいろいろなことを経て随分変わりました。それは思ってもみなかったことです。経験がなければ変わらないことも多いと思います。それと、心理学は自分を救ってくれないということもわかりました。ただし随分、理性的に考えるのには助けにはなりましたけど。その後、いろんなものに対する責めが始まり、気がついたら周り対自分のようにもなっていました。それは今思うに、自分が白黒付けすぎたからだと思います。自分の身を狭くするだけだな、と。
ま、何が突然自分を変えるかもわからないものだと思います。ここは亜熱帯なので昨日は大雨でしたが友達の立て続けのお産でなんだか長いかる~いウツ常態(というと大げさだけど)を出きったような気がします。雨だろうが赤ちゃんの誕生だろうが、世の中良いものは全部降ってくるものだと思います。自分の力ではコントロールできないしと。
なので、ご自分の感性はほんとうに大事にされてください。
(^-^)
ありがとうございます。
日本を離れた亜熱帯にお住みですか。いいですね。
私は仕事で、原料を求めて、亜熱帯地域へまいりますが、命が満ち溢れるところで、香りの力もそこから来ると思います。
ご自身も大変な体験をおもちと伺いました。その御体験をもとにしてのアドバイスは真実性を強く感じさせます。うれしいです。
ありがとうございます。
書籍についてのお教えもうれしいです。さっそく幅を広げようと思いますが、読むだけではだめだと言うことも教わりました。
感性・・・これは私が信じる唯一の砦です。研ぎ澄ましながら、高めてまいります。
ありがとうございました。
No.21
- 回答日時:
お母さんが実母だからこそ許せないってことはあると思いますよ。
逆にお父さんが実父だったら許せなかったということもあるかもしれません。実親に対する感情は複雑ですね。わたしも暴力を振るった父に頭では恨んで責めていても、心で責めていたのはそんな父を捨ててさっさとわたしと連れて出ていってくれなかった母でした。
みなさんのご回答に「許す」ということが書かれていますが、感情がぐじゅぐじゅしている時に許すことなど誰にもできません。しかもことを知られたのはつい先日なんですよね?それを本人にいうこと自体が酷のような気がします。許すという行為は、一般的に言って時間が経って、落ち着いて、自分に余裕がでてきて相手よりも自分が一回り大きくなった時にはじめてできるものと思います。
それにはまず最初のステップとして十分憎しむ、十分恨む、などのかなりネガティブな感情をくぐらないといけないと思います。まずご自身を癒すことをされなければいけないと思います。憎しみや恨みが直接の癒しになるわけではなく、それをとおりくぐらなければ癒しの道にいけないのだと思います。どれくらいの時間そうしなければならないのかは人によりますが、この内容からいってかなりの相当長い時間を要すると思います。10年?20年?しかもまだ22歳ですよね?わたしは33歳の女性ですが、わたしが親を許すことができたのはついこの間です。
だからまず許すことは考えず、先にご自身が崩れないよう気をつけてください。崩れるというのは、ネガティブな感情を持ち続けていることによって引き起こされることです。誰かを長く憎むというのは、いずれ自分に跳ね返ってきます。まったく理不尽なことです、だって自分は道徳上なにも悪いことをしてないのだから。正当な理由があって憎んでいるんだし、それはあたりまえのことだし、誰にこうして相談しても、自分はみなの支援を得るのだし、だから悪いのは母親だ、となるのは十分筋道が通っています。しかし、筋道が通っていることが健全というわけでもありません。
わたしが注意したいのは、わたしは人を恨み続けて呪い続けて2年、髪が2回も抜けました。2回目はもうほとんどハゲ状態です。。毎日マントラを唱えていました。(うちの親に対する憎しみではありません、別件です)
ご家庭にこのような問題があって複雑な場合、これからの人生かなりデコボコすると思います。それはご自身のキャリアがどうこうではなくて、ご自身の感情面で苦労されると思います。その時、思い出して欲しいのは、憎めば憎むほど、悪口を心の中で何度も何度も唱えるほど、後で自分に返ってくるということです。
英語のことわざで、Be Aware in the fighting monster that you don't become the one。というのがあります。訳は、怪物退治には気をつけろ、自分が怪物になってしまわぬように、です。つまり、怪物と戦っていると、勝つには自分も同じ怪物にならないと勝てないので気がついたら自分が化け物になっていた、という意味です。
わたしはこれをずっと前から知っていましたが、結局自分も怪物になってしまっていました。でも自分が一度なってみなければ、この教訓も学べなかったと思います。
辛い目にあうと、自分を辛い目にあわせた人々、その出来事そのもの(あなたの場合は「不倫」)を根本から悪と決め付けます。つまり白黒をつけます。これは人間のサガだと思いますし、心がおだやかでなく何も見えないときは、白黒をつけることでしか物事が整理できないでしょう。でもそういうことをしなければならない人たちのことをわたしは本当に心から申し訳なく思います(自分の経験を踏まえてこそ)。それは、やっぱりご自身にとってどう考えてもどの角度からみても健全じゃないからです。
いずれにしてもかなりデコボコ道をいくことになると思います。でも人生の最後に、自分が後悔しないことを選ばれることを願います。といっても今は22歳なので人生最後といっている場合じゃなりませんが、これからいろんな思いもしないことがたくさん人生で起こると思います。日々を大切にして生きていってください。
最後にですが、自分は不倫の子、といって恨んでいるのは今やご自分自身だけです。手紙にあるとおりお父さんも恨んでいません。でも、子供の心理というのは親の心理を反映するものです。親が暴力を振るえば、子供はそれを「死ね」というメッセージに受け止め、なんとか親の「願い」をかなえようと、自殺したりする。
ご自身の場合も相当複雑ですので、なんどもしつこいですが、相当精神面で複雑にご苦労されることもあるかと思います。でもいつか、いつかはご自身の中で解決しますよ。解決するためには自分であとで後悔するようなことだけは絶対にしないことです。ぎゃないと道を「踏むはずす」ということにもなりかねません。
では、長くなりましたが、がんばって!(^-^)
長文のアドバイスありがとうございます。
ご丁寧に、深い内容を書いていただきましたこと感謝いたします。
書かれていることをこれからどのようにして具体的にするかを考えています。
今、思っているのは、物の見方、考え方について、高い知見や視点をもって書かれた書物を沢山読むことにしました。又、好きな哲学書や宇宙論などの書物も読もうと思います。
もう一つは、香りの分野で、より感性に訴える作品をつくことに挑戦します。香りの世界はややもすると、安易なものに流されますが、心に響く感性豊かな香り作りを通して、鋭敏な感覚を磨きたいと思います。
それにより、自分自身のあり方や生き方をかぎ分けたいと思います。
多くのことを教えていただき、ありがとございました。
No.20
- 回答日時:
No.16です。
お返事ありがとうございます。出すぎた意見かと案じておりましたが、聞き入れてくださって安心しました。
質問者様はご自分が辛い思いをされてきた分、他の人に優しくしてあげることができる方だと思います。感謝の気持ちもきちんともたれてますし、感性だけで変だなんてことは感じません。自信を持って下さいね。
恩師の方へのご恩返しができそうでよかったですね!幸運なご縁、大切になさってください。楽しい旅になることを祈っております。
ありがとうございます。
とっても嬉しい気持ちで読ませていただきました。
お言葉を胸にしまって、自分を信じて歩んでまいります。
先生のことありがとうございます。今日も先生のお宅に奥さまの誕生プレゼント(自作のオーデコロンですが)をお届けに行ってきました。
お二人で大変喜んでくださって、気持ちが満たされました。
ありがとうございました。
No.19
- 回答日時:
不倫とはいえ、本当に愛している人の子供だったから生んだのだと思います。
また、旦那様のことを本当に信用しているから一緒に育てるという選択をしたのだと思います。
お父様も、奥様のことを本当に愛していたから生むことも育てることも決心したのだと思います。
あなたが気づかないところで、きっとたくさんの愛情に包まれていたのでは・・・と感じました。
この回答への補足
補足になりますが;
そうして、このような愚かな不倫男の子である自分をどうしても認めたくないのです。
母も含めて、2人の血を全部入れ替えても、この思いは拭えません。
いずれ、それを実行しようと思います。そう言う治療法はありますので。
仰る通り、僕は他の人に支えられてきました。とりわけ、家出して行くところがない僕を家に置いて匿い、余りのひどい環境から守るために、僕を外国に出して、今の仕事の道に進ませてくれました。
未成年の僕の渡航についても大変に苦労されたと思いますが、先生の教え子の方の支援で実現しました。外国でも多くの人の助けでやってこれました。
本当に幸運でしたし、先生のような方はいません。先生ご夫妻こそ心の通う育ての親として、終世尽くさせていただきます。この秋には、ご夫妻をご招待して仕事のふるさとであるフランスへまいります。うれしいです。少し、恩返しをはじめました。
そういうことをしながら、徐々にこのいやな思いを消していこうかと考えています。
冗長な雑文でお礼た。
ありがとうございます。
私は出自が母の不倫にあったことが、どうしても自分として否定したいのですが、できない所に深い悩みがあります。
それゆえに、自分の否定に走ろうとしてしまいます。もし、ご自身だったらどう思われますか。私が愚かしいのでしょうか。
私はその解けない問題に対して、母の存在を動物としての快楽を目的とした生殖行為の結果、私に命をあたえてしまった人と理解することにしました。私はその結果を甘んじて受けるしかありません。
まして、その後の養育についての不関与や心を向けなかったことが、子供にどのような影響を与えるかを考えない人・・・それは産み落として去ってしまう荒野の動物と同じです。
しかし、母を恨みません。そう言う役割を果たしてくれた人として、しかしながら心のつながらない人として、存在していますが
いくら心で愛していても、乳児期、幼児期にDVのけがの絶えず、おどおどして暮らし、学ぶものは野草や野鳥と言う私に、たとえ父に隠れてでも優しい言葉の一つや、微笑みをくれてもよかったのではないかと思います。それがなくても育ったではないかと言う反論は僕の心の闇をご存じないからです。誰にも言えない深い暗い闇ですが、これは自分の中に仕舞っておくものです。
父については、他の方々へ申し上げたように、死後に貰った詫び状を読んでから、まったく変わりました。今、父が本当に父になっています。
母のことで僕につらく当たったことは、よく理解できました。確かにストレートではなかったけれど、僕を養ってくれたことは感謝すべきです。まして母のと不倫した挙句に妊娠させて責任もとれない情けない人間と比べると、父は立派です。生涯、弔っていきます。殴られたことなど些細なことです。
・・・補足させていただきます・・・・
No.18
- 回答日時:
早速のレス、ありがとうございます。
言われるように、過去は切り離せばよいと思いますね。自業自得での苦しみと理不尽な苦しみ、、いくらでも陰でやりようのある努力をせずに、自らの汚点と位置づけたお母様は、未だに自分本意(まぁ不倫をする人にありがち?)のようですから、その方がよいですよ。自分の心を癒やすためには、あなたを利用しても平気なんでしょうから、近づかない方が無難です。
それに…既に「お手紙」という相続物をいただいているのですから、相続云々はどうでもよいですよね。
しかし、お父様のお心としても、また一般的にも、結婚や子育てに否定的になるのはいかがなものかな?と思いました、理解できますが。
それよりも、あなたが得られなかった家族の温もりを築くことの方が、意に適っていると思いますし、あなた自身の幸福にもなるのではないか?そう思いました。それに…一人の人と添い遂げて、子どもを愛しみ育てる…負の連鎖を立ちきり、ある意味お母様を乗り越えた!って感じになることができると思います。
あなたの人生に幸いあれかし…
おはようございます。
ありがとうございます。
今は、家庭を持つことは考えられませんが、それも時間が決めてくれそうな予感がします。
母については、そうします。
本当にありがとうございました。
No.17
- 回答日時:
父親と思っていた人から、幼い頃に辛く当られてきた貴方も辛く苦しい思いをしてこられましたね。
高校時代に家を出られても、道を誤ることなく働きながら勉強されてきた努力は素晴しいことだと感じ入りました。幼い頃は、家族や身内から可愛がれるのに、そうでない環境に育ったことは、とても悲しい思い出でしたね。
お姉さまから、亡き父親からの侘びの手紙を読んで、故人から貴方に対して「済まない」と言う気持ちであったことが解っただけでも良かったと思います。父親として、貴方にどう接してよいのか解らない心の葛藤が、無視や理不尽な理由で貴方に当ってしまう結果になってしまったのでしょうね。とても苦しい親子関係でしたね。いまの貴方は、故人に対して幼い頃に受けた思いは軽くなったでしょうか?
お母様に対して、反発や不潔感といった感情があるようですが、でも、母親は世界でただ、一人ですよ。お母さんも、これまで苦しんできたことは事実です。貴方は、自分の力でここまでになった方です。自分自身に自信を持って生きて行ってください。そして、時間があるときに
墓参りをして、故人に線香を手向けることが、一番の供養になりますよ
ありがとうございます。
父ついては、他の回答者様にお書きましたが、父への気持ちは、憎しみから感謝に変わりました。
不倫の子を引き取ることだけでも大変な苦労を背負って貰い、育て貰ったのに、家出したことは今、思えば申し訳なく思います。
生涯、父の墓参は欠かしません。
私の哀しみは母の不倫、妊娠に発しています。母には最早、反発も無ければうらみもありません。母は、僕を生物的に世に出してくれたのですから、その意味で感謝します。それだけの存在になりました。
有難うございました。
No.16
- 回答日時:
はじめまして。
二児の母です。他の方へのお礼文を読んで心が痛くなりました。
お父様への気持ちの変化、すばらしいと思います。そしてお母様への感情、質問者様の心の平安を保つには私は仕方がないかと思います。疎遠になった方が穏やかでいられるならそれでいいと思います。
時間がたっても疎遠のままであるか、ひょっとしたら許せる気持ちになるか、自然な感情に任せておられたらいいのではないでしょうか?
ただ、私は質問者様が結婚や子供にかかわらない生き方をしていくとおっしゃっているのがとても気になります。
結婚しなさい、子供を持ちなさい、などと言うつもりはありません。ただ、そうしないと今から決めないでいただきたいのです。
遺伝がどうこうとかは関係ないですよ。子供は自分とはまったく別の人格です。もちろん似てるところもありますが一部だけで、それこそ遺伝子はどこへいった?と聞きたくなるくらい、自分とは違う事の方が多いです。
今から何が起こって、どんな出会いがあるか分かりません。すでに先のことを決めてしまうなんてもったいないです。選択肢は広く持って、幸せな人生を歩まれることを心より祈っております。
この回答への補足
失礼しました。続きです。
私は子供のころから香りが好きで、家出してから恩師に助けていただき調香師の道を歩みました。この方は資産家で何故か私をかわいがってくださり、勉強を見てくださっていましたが、家出の後で、私の境遇を不憫に思い、外国に出してくれましたので、そちらで学びました。
調香師になって最初に海外で発表して受賞した香りの名前は、和名で言えば”母が通り過ぎた後の空気”と言う意味の名前でした。この母への思いを込めて作った香水を何時か、母に贈呈したと密かに思っていました。そう言う自分がありました。
しかし今になれば、それは失われたものへの憧れと惜別の情なのでしょう。現実の我が身はそれを潔しとはしません。
仰るように時間にゆだねたいと思います。その結果が、終に会うことなく終わっても悔いません。それを心に誓ったと言うことだと思います。
とても大事なご指摘がありました。
私の生き方を今、頑なに決めないと言うことです。
私は育つ過程もあり、生き抜くために、今決めないと生きていけない!と思いこむところは確かにあります。そうしないと、いつ放り出されるか、いつ殴られるか、いつご飯をもらえるかと言う不安に生きた幼年、少年期でした。
更に大事なことは、人を信じ、愛することが自分を幸せにすることだと言うことを教えてくださっているのだと思いました。
きっと、そうなのでしょうね。
今夜は、いろいろな思いを込めて、ゆっくりといろいろな香を編み出しながら、心を柔らかくして、今のことを考えたいと思います。
また、お言葉をお聞きできればうれしく存じます。
僕は感性だけで生きているようなところがあるので、おかしなことがたくさんあると思いますし、失礼なことを申し上げていることでしょうが、どうぞお許しください。
本当にありがとうございました。
とてもうれしい気持ちが広がってきました。
asyunyumi様
大変ありがとうございます。お子様お持ちのお母様のお言葉が僕の心に深く静かに沁み込んでいます。
少し、正直な気持ちを書かせていただいてよろしいでしょうか。
今、お読みしていて、なぜか涙が止まりません。
僕は、子供の小さな世界観で自分の生きていく道を探り求めたのです。
それは三つ子の魂と言うべきもので、なかなか変わらないものですね。
しかしながら、動物の本能とも言うべきでしょうか、心の底で母親を探し求めていたと思います。
父は母に母乳を与えることを禁じ、お手伝いさんにミルクを与えさせたそうです。それは近所のおばさんに聞きましたし、おぼろげながら記憶があります。
2歳のころ、母に甘えたくて母の衣類にすがったところを母から冷たくあしらわれたことは終世消えません。それ以後も、父の命令でしょうか、私は母から遠ざけられ、お手伝いさんに育てられました。
不思議なことに、それでも母の胎内の温もりを探り求めていたのでしょうね。
今では、いろいろなことを経てきたので、理性では母親とは遠く離れた、あるいは消滅した関係になりましたが、心の叫びは「おかあさん、どこなの」なのです。でも現実の母ではありません。
No.15
- 回答日時:
3です。
他の方へのお礼の文章を読んでいて、本当に辛いのだと思いました。ですが、家族は血ではないと私は思います。私は障害ゆえ血縁にはさっぱり理解されませんでしたが、育ててくれた継母は、血が繋がっていないだけ、理解しようと真剣に考えてくれたので、母亡き後唯一の理解者でした。
お父上は、ずっとDVだったわけですが、最期にあなたの存在を認めて詫びてくれた。
だから、この人を本当の父と思えばいい。
そのお父上が、心を閉ざして自分を責め続けることをあなたに望むと思いますか?
これからは、今までの分、幸せになってほしい、お前はしっかりした、俺の自慢の息子だからと、…。
そう思ってらっしゃると思いますよ。
考え方はいろいろですが、あまりにもご自分を責めたりお母様を蔑むようではいけないと思います。
許すことは大変難しいでしょうが、許そうと努力はすべきだと思います。
大変、お心を砕いてのお言葉をいただきうれしいです。ありがとうございます。
それほど辛いと言う気持ちはありませんし、自分の苦しみを人に伝えて楽になろうと言う甘えは自分に禁じています。
他の回答者様にも申し上げましたが、ご指摘の通り、父は私の生涯の父だと決めました。それを感じ、決められたことは近親の人間関係として初めてのことです。
その後、気持ちが落ち着きましたし、明日の心に陽が少し射しこむような気配を感じます。
母のことは、糸の切れた風船のようにどんどん遠のいています。もう手繰り寄せられなくなってしまいました。
残念です。
本当にありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
h-kazugonですお礼文から
>母に対する気持ちはどうにもならないので、普通に子供を育む母と思わず、生んでくれた母と思うことがいいようですね。
また、その母に子種を与えた男性はいわば種馬のような存在と思います。種付けした結果に責任をとらないのですから。
そんな男女はしょせん動物ですね。
だから、相手の男性は人間として考えないので、どうでもよいです。
其所まで開き治るなら、親罵る覚悟で関係も抹殺する事出来るかです、貴方自分の存在と言うなら、母親が懐妊して生んだそれだけに尽きる話です。
世に出した種馬的親に筋目を入れさせる意味を含めて子どもが出来る事は親に詰め腹を取らせる行為です、これが認知と言う権利です。
親としての責任を取る、それもさせない母親が最低と思うなら、疎遠になるか、思い切り親としてのケジメを入れさせるか2パターンで出す回答とも思います。
自分の置かれた環境下で親父として何をして来たのか、生前しか言えない話です、死人に口なしです。
言うか、このまま閉口して関係抹殺に導きも己の胸三寸です。
再度のアドバイスありがとうございます。
ご指摘のことを考えてみましたが、私の場合には、母とは特にかかわりを持たないということにします。
これまで7年、相互に音信なしの関係でした。
それ以前の関係は、母子として考えられないものでした。
既に、母とは疎遠ですし、それぞれの生き道に必要な存在ではありません。人生の歴史の一こまで関係があったと言うべきでしょうか。
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