日本脳炎の予防接種

同じように子どもへの接種に悩んでいる者です。

７歳、９歳、１１歳の３人の子どもがいて、全員対象年齢で、問診票が届いています。
現在、７歳の子の問診表の有効期限は残り４ヶ月。I期２回までは無料で受けられますが、追加は実費になってしまいます。
医師に相談してみたところ、３、４歳、遅くとも、５歳くらいまでに受けることを推奨されており、その時期に幸い、罹患しなかったのだから、I期２回だけ受けて、II期に進んでも問題ないだろう、とのこと。
日本脳炎は絶滅したウイルスではなく、現在も年に何例か確認されており、罹患者が主に高齢者なのは子どもへの予防接種の効果だとすると、予防接種を受けていない世代に患者が増えるかもしれないし、温暖化の影響でウイルスを保有した豚が関東以北にも増えるかもしれないので、接種を勧めるとのことでした。
ワクチンは上の２人は旧ワクチン、３番目の子だけ新ワクチンになるそうです。同じワクチンを接種するために旧ワクチンは製造されているそうで、初めて接種する子は旧ワクチンを接種し続けられる確証がないので、新ワクチンしか接種できないそうです。
おそらく、接種率が上がれば、新ワクチンも旧ワクチンと同じ程度の副反応があるのでは？旧ワクチンが特別危険、新ワクチンは安全、というわけではない、と言っていました。
今後、新ワクチンに重大な問題が見つかれば、旧ワクチンに戻ることも考えられ、その場合は違うワクチンを接種することになるかもしれないが、基本的には、１種類のワクチンを接種する決まりになっているので、旧ワクチンを希望しても、接種できないそうです。
迷いましたが、３人まとめて接種しようと思います。

誰に聞いてもわからないと思います。

２月・３月の予防接種に関する検討会は、新ワクチンが２／２３に薬事承認を受けたのをうけ、新ワクチンを第一期の定期接種として位置づけるべきという提言をだしました。が、一方で新ワクチンは２期については承認されていないので、２期まで新ワクチンを投与できるかは現時点では不明で旧ワクチンも引き続き定期予防接種として実施できるように求めました。
で、これを受けて厚生労働省は予防接種実施規則を改正しようとしたのですが、インフルエンザ騒ぎでそれどころじゃないようです。
ただ、お役所や学者がいくら旧ワクチン接種できるようにしても、実際に使用する量が少なければメーカーは製造しない訳ですし、早く新ワクチンの２期への接種が承認されても、旧ワクチンは消え去るのみです。
と、不確定要素が多く誰にも分からないと思います。