プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

以下記すのは私の知人に起こった出来事です。この出来事の文化的背景には何があるのでしょうか? ご存じの方、教えてください。

栄子(仮名)はアメリカの大学を卒業した25歳です。彼女は友人デニス(同)の家でのクリスマスパーティーに招待されました。食後、デザートとしてアイスクリームが出されました。ゲストがみんな大体食べ終わったようなので、デニスの母親は「アイスのお代わりはいかがですか?」と尋ねました。栄子は「最初ききに来た時に”Yes”と言うとがめつい感じがするし、後でききに来た時でいいや」と思い、”No”と答えました。しかし、ほかのゲストは全員”Yes”と答え、お代りをもらいました。栄子の期待に反し、デニスの母親が再びお代りをききに来ることはありませんでした。そしてデニスの母親は栄子のことが嫌になりました。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

「最初ききに来た時に”Yes”と言うとがめつい感じがするし、後でききに来た時でいいや」と思い、”No”と答えました。



いかにも、日本人的な発想ですね。日本では、一旦断ってから受け入れるのが日本人社会の礼儀とされていますので。向こうは逆で一旦相手の行為を受け入れてから "Yes" あるいは "No" といって自分の気持ちを相手に伝えます。いきなり "No" と言ってしまうと、相手の行為そのものを否定してしまうことになってしまいます。本来はこういうべきだったのかもしれません。

Thank you, but no thank you. もしくは、Thank you, but I'll take this, later. 「ありがとう。でも後でいただきます」。

断るときに、一旦相手の好意に感謝する表現を用いてから、本当の気持ちを言う。これが英語のCommunication の取り方です。それだけ英語の表現がキツイのですよ。

とはいえ、これでは回答になりません。関係修復の方法を考えましょう。「うそも方便」ではありませんが、アイスクリームの件で、ちょっと言い訳をしてみましょう。

Last time, I would like to accept your favour, but I could not. Because I was well enough. I should have eat that. I regret. 「この間、アイスクリーム食べたかったんだけど、おなかいっぱいだった。でも食べときゃよかった」。

本当の気持ちはともかく、「あなたの好意には感謝しているのですよ」、というメッセージは相手に改めて伝える必要はありますよ。
    • good
    • 0

No.2です。



>そしてデニスの母親は栄子のことが嫌になりました。

ここのことを抜かしていました。
(と言っても経験無いので勝手な想像ですが)
栄子さんの断り方が素っ気無かったのでしょうか。

スペイン語を少し習っていたときにメキシコ人(スペイン人とのハーフ)に、断るときは「ノ!(No!)」と急に断るのでなく、
「そうしたいのですが、でも(残念ながら)」というのを付けるのが良い、と教わりました。
日本語でもそうですし、英語もただぶっきらぼうにNOと言ったらまずいでしょう。

もしその場で「あっ」と思ったなら、「おいしいので、やっぱりいただきます」とか「やはり私も食べたくなりました」とか、自分から言ったら良かったのでは。
後日なら、No.5の方がおっしゃるように言ってみるとか。

それと、英語(アメリカ英語?)は日本語感覚より誉め方がオーバーな気が。
日本語の中で「オッケー!」と使ったら「良い」意味ですが、英語でOKだと「可」ぐらいみたいですし。
    • good
    • 0

日本でも一般的には、「おかわり、ください! これ、おいしいですね!」か「せっかくですが結構です。

もう、おなかいっぱいで」のどちらかを言うものであって、そっけなく「いりません」の一言で済ませたりはしないと思います。

また、「後でききに来た時」の意味がわかりません。おかわりが欲しいかと尋ねて、要らないと言われたら、普通は日本でもそれきりではないでしょうか。「あらあ、遠慮しないで。ねえ、食べてちょうだいよ」と“再度”聞きにくるという意味ですか? 確かにそういうしつこいおばさんも日本にはいますが、私はさほど縁がありません。ただし、京都あたりでは、遠慮に関する習慣がかなり特殊だと聞いたことはあります。

そんなわけで、栄子さんの言動は、日本人女性としてロサンゼルスと関東地方と中部地方で暮らしたことがあり、主婦歴22年の私にはナゾです。

さて、デニスのお母さんが栄子さんを嫌ったとのことですが、やはり自分が出したご馳走のおかわりを、むげに断られたら、私ならいい気持はしません。ただし、そこであれこれと想像力を働かせて、「きっと栄子さんは、アメリカの大学を出ているとはいえ、外国人だから習慣が違うのね」とか「さっきまで感じがよかった栄子さん、あんな断り方をするなんて、何か気に障ったのかしら」と考えるものだと思います。これは私の知るかぎり、国籍や文化は無関係であり、これが人情というものだと思います。

それができずに栄子さんのことを嫌ってしまったお母さんは、(A)井の中の蛙で想像力が乏しいか、(B)栄子さんの他の言動があまりよろしくなかったためここで堪忍袋の緒が切れたか、(C)栄子さんと息子が恋仲になりそうだと察して姑根性が出たか、のいずれかだと私は思います。これもまた国籍や文化的背景は問わないでしょう。単にその人個人の歴史や性格ゆえだと思います。
    • good
    • 0

私はアメリカで生活をしており、私の家の食事にアメリカ人を招いたり、アメリカ人の家の食事やパーティに招かれることはしょっちゅうです。



そういう体験で学んだことですが、アメリカ人は好き嫌いをハッキリ云い、嫌いなものは絶対に食べないし、食べたがらない人に何度も「食べませんか?」と押し売りはしないということです。

御質問のケースの場合、「最初ききに来た時に”Yes”と言うとがめつい感じがするし、後でききに来た時でいいや」と考えたのが間違いです。「要らない」、「食べたくない」と云う人に二度も「お代わりしませんか?」と聞くのは、アメリカ人の考え方では「押し売り」であり失礼であると考えます。「後でも聞きに来るだろう」というのは極めて日本人的考え方で、この人が欧米流の慣習に無知だったというに過ぎません。
    • good
    • 0

単に、No, thank you と言う人にはその通りにし、


Yes, please の人にその通りにしただけなのでは・・・・・

日本的な遠慮をし、日本的な期待をしてしまったのでしょうか。

No.1の方が「多数の人と同じようにする、というのは日本人の行動の基本」とおっしゃっていますが、たぶんお母様が他のゲストに先に聞いて、何人もの人がYesと言い、それを見てから聞かれたら、栄子さんも皆と同じYesにしたんだと思いますよ。
    • good
    • 0

>そしてデニスの母親は栄子のことが嫌になりました。


ここだけは、文化とは関係ない気がするなぁ。
そこの家では、アイスクリームをおかわりするお約束になっているんじゃないの?
お母さん自慢のアイスクリームだ、とかね。

でも、多数の人と同じようにする、というのは日本人の行動の基本なんだけど。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!