プロが教えるわが家の防犯対策術!

ピアノ演奏を間違えないで弾く人と、間違える人があります。
単なる練習量や、難易度と関係なくです。
私は、自分のレベルより下の曲を、かなり練習しても、なかなかノーミスで弾くのが難しいです。
これは、何が原因だと思われますか?
上がる、というのはあるでしょうが、家で一人で弾いても間違えます。
集中力でしょうか。
頭の良い、悪いと関係があると思いますか?
ピアノを教えておられる方、どうですか?

A 回答 (7件)

こんにちは。


ご質問内容の解釈に違いがあったらごめんなさい。

ミスをする…という事が初見ではなくて 弾き込んだものという前提でお話しさせて頂きますね。

何を以て頭が良い.悪い.というのかは分かりかねますが ピアノを単に間違える間違えない…という意味合いでの頭の良し悪しを言えば『間違える原因を分析する能力があるか ないか』という事になるかな…と思います。
原因を分析する能力は 人によってきちんとした教育(ピアノ.音楽に関して)を受けたから…という方もいらっしゃるでしょうし ご自分で研究して能力を持たれた方もいらっしゃると思います。

ミスする原因をここで全部挙げるのは困難なので 比較的多いと思われる事を挙げます。

*メロディを音で覚えていない(指の感覚だけで覚えようとする・例えは悪いですが絵本の絵だけ見て雰囲気だけ覚えて、文章は読まないので本当の内容はしっかり把握できていない…みたいな感じ。もっと言えば楽譜をほとんど見ない人もいて、目をつぶって絵を描くようなものだ…と生徒には説明します。)

*リズムが理解できていない(拍子を確認しない.拍を取らない.など)

*和声感覚に乏しい(和音変化に意識が持てない.など)
この3点が音楽の3要素 リズム・メロディ・ハーモニーといわれているもので音楽の基礎です。 *リズムは拍(拍子)と密接な関係があり 普段から拍を意識しないで弾いていると自分が何拍目を弾いているかも分からない事があります。
*メロディはフレーズという文章で言う句読点のようなまとまりがあって 文章を一文字ずつバラバラに読まないのと同じく メロディもまとまって感じます。*ハーモニーは進行に一定の法則性がある場合が多く この法則に慣れると次にくる和音の種類が予測できたりします。

このような音楽の基礎的な部分が理解出来ているか いないかで ミスの度合いが違ってくる場合が多いと思います。

質問者さまのような疑問を持たれる方は結構多くて 自分にとって低いレベルなのに間違える…又は長く弾いていると崩れて来てしまうとか弾けた曲が弾けなくなった…という相談を私も幾度となく受けてきましたが 『弾く』という行為に関しては簡単に感じていらしても 本当に理解できているかどうかは 上記に挙げた事がポイントになりますので チェックするべき事は山積みです。

☆単純に運指が間違っている事もあります。

☆もちろん集中力もありますが 基礎を積み上げて行く事で集中力もある程度ついてくるものだと思います
☆テクニックで。メロディや和音を繋いで弾いているつもりでも 本当に繋げられない人も多いと感じます。音楽の横の流れが指でも把握できないと感覚的にも分かり難く それが間違える原因になる場合が多い…という私の持論なんですが。
このテクニックを文章でご説明するのは 非常に困難なんですが 言葉にすると『指で歌う。指が歌いながら這うように弾く。』とか『寄りかかって弾く』とか。。。ん~。難しいですね(汗)

もちろん 這うように弾く時ばかりでもないし 寄りかかって弾く時ばかりでもないし。ただ手(指)が鍵盤から離れても感覚は常に繋がっている…ですかね。

☆指がつくれていない。
単純にテクニック的な事です。
指が鍛えられていないと 脳で判断した事を瞬時に指に伝えても 指が反応できません。

原因はまだまだあると思いますが…

ご参考になれば幸いです♪
    • good
    • 15
この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございました。
結構分析好きで、色々考えますし、弱点強化も時々はするのですが、
なかなか解決しない問題でした。
説明して頂いた点を、再考してみます。

お礼日時:2009/04/14 08:01

 こんばんは。

ピアノを12年間弾いているものです(アマですが…。)ミスを行うことにについて、脳の構造と私の推察を絡めお答えします。

 例えば,走る行為をするときに「右足」→「左足」という風に勝手に体が動くのは脳の神経がそういう風に記憶しているからだそうだす(脳学者が言っていました)。リレーのオリンピック選手が速く走れる理由は「自分がもっとも早く走れる両足の力配分・タイミング…etc」・速く走れるベストの走り方を繰り返し練習することにより、脳の神経を強くし忘れないようにしているからだそうです。その強くなった脳の思考回路を遮断する行為が「否定的な意見」だそうです。リレーの選手が走っているときに「今日はタイム遅いかも?」や「調子悪いかも?」と思うことにより、脳の記憶回路は遮断され本当にタイムは遅くなるようです。

 上記の話をピアノに置き換え私が推測するに…。まず練習不足によるミスは「脳の神経回路が弱い」為だと思います。練習量を増やし、神経を強くすればこの問題は解決でしょう。
 そしてもうひとつ、質問者様が気にしているミスをする原因として…。演奏中に「否定的な意見」を考えてしまっているのではないでしょうか?上記のように、脳は「否定的な意見」で記憶回路が遮断されます(らしい)。
 私も経験があるのですが、どんなに練習し曲でも演奏中に、「次のところはうまく弾けない・ミスるかも」と思うと80%の確率で本当に失敗します。これが集中力が切れるという事かなっと思ったりします。良い演奏を行う時には、「失敗する」っという風な考えを持つ暇さえない程、演奏に集中していますしね。
 
    • good
    • 12
この回答へのお礼

水泳の北島選手が、同じ事を言っていましたね。
負け癖、という言葉がありますが、弱気になると、間違い癖がつくのかも知れませんね。
興味深いお話をありがとうございました。

お礼日時:2009/04/17 07:30

"運"と"集中力"です。


どれだけ練習しても1%はミスする可能性があります。
運指や意識する所を変えたりすることで難易度は下がりますが、絶対100%にはならないものです;
そうやって割り切ってやってみては?
    • good
    • 10
この回答へのお礼

運もありますか。
かなり運が悪いほうだなあ。
割り切って楽しく弾きます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/15 18:47

どうやって、ノーミスで演奏するか、これは、私にとっても永遠の課題です。



たいがいは、練習量の多さで解消されるものです。

私の経験ですが、音大受験のために毎日猛練習をしたらテストの日、不思議な事が起こりました。

私は上がり症なので、あがったために間違えるということが多い人だったのですが、この受験の為には半端ではない練習をしたので、受験当日も当然あがって真っ白になったにもかかわらず、「あ、間違える」と、感じた瞬間、手が勝手に動いてすらすらと演奏していました。
正しい演奏法とは思えませんが、この奇跡にはびっくりしました。後年、知った事ですが、
筋肉が脳と連動して、動きを記憶するのだそうです。
ものすごく練習をすると、こうなりますよ。

また、私の娘も上がり症で、コンクールに向けこれも半端でない練習量をこなさせましたが、こちらには奇跡が起こりませんでした。
性格が弱いらしく、間違えないためのメンタルトレーニングが必要なようでした。
病院を受診してアドバイスをもらうと言うことも考えましたが、実行はしませんでした。

このように、精神的な面の影響でノーミスの演奏が出来ない場合もよくあります。

前の方も書いておられるように理論的にアンプすることが一番確実ですが、年齢にもより出来ない場合があります。

片手アンプをするというのも一つの方法なんですよ。
より、アンプを完璧にする方法です。左だけ、右だけアンプする。
これをするのにも、時間がかかりますので、何時間練習をやっても時間が足りません。
    • good
    • 5
この回答へのお礼

いやあ、音大受験のかたほどは練習できませんが、割合暗譜はできるほうです。片手暗部は苦手です。もう一方の手がないと分からなくなる。
これは本当の暗譜ではありませんね。

筋肉と脳の連動は、おもしろいですね。
やはり練習量ですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/15 18:46

異論もあるでしょうが・・・極端だというのを承知で言えば、


「間違える」「間違えない」を
「止まる」「止まらない」で考えればいかがですか?

少々間違っても「止まらない(やめない)」ことを
自分に課して弾いてみるのもよい練習になると思いますが。
    • good
    • 8
この回答へのお礼

一気に弾ききる、ということですね。
これも時々やっているのですが、また再認識してやってみます。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2009/04/15 18:39

♯2です。

こんにちは。
お礼ありがとうございました。

せっかくご縁があって回答させて頂いたので もう一押しさせて下さい♪

★チェックの仕方や 良さそうな練習方法のご提案です。

☆リズム…拍子を必ず理解して下さいね。正確なリズムで弾く事は非常に大切です。
*面倒でも声に出して数を数えて弾いてみる
*足で拍子をとって弾いてみる
*メトロノームに合わせて弾いてみる。
*数え方・・・4分の(2.3)4拍子は1ト2ト3ト4ト もっと細かい音符が出て来たらイチトオ ニイトオ サントオ シイトオ(16分音符に対応する数え方です)特に3拍子は日常の動きにあまりない拍子なので 気をつけて下さい。
8分の6拍子(9.12)1トト2トト(3トト4トト)もっと細かい音符ならイチトオトオ ニイトオトオ(サントオトオ シイトオトオ)3連符はイチト.ニイト.サント.シイトです。

*拍感覚をしっかりさせるために 16分音符の連続したパッセージやハノン スケール アルペジオを練習するとき 拍の頭にアクセントをつけて弾くのも非常に良いと思います(練習の時だけですよ)

ハノンと言えば。子供向け教材ですが「ミッキーといっしょ こどものハノン(CD付)」は 途中で止まる.弾き直す癖の矯正.アンサンブルの学習.テンポキープなどに効果的ですし 単調なトレーニングのハノンを音楽的にできるので 独学の方にオススメです。またブルグミュラーも20曲にアンサンブル伴奏のCD付教材が出ています。コンチェルトのような豪華な(言い過ぎ^^;)演奏を楽しみながら 止まる.つっかえる癖を取るのも良いと思います。私は連弾を生徒と必ずしますが本番は生徒が止まっても私は止まりません(意地悪!)めったになかったですが 音楽は止まるものじゃないっ!と日頃から一緒に弾く時は止まりませんね(笑)

☆メロディ…声に出してメロディを言いながら弾く。和音になっている時は大抵一番上の音がメロディなので 一番上の音を言う。(稀に一番下の音がメロディだったり もっと稀に真ん中の音がメロディの時もなくはないですが)で、先程のアンサンブル伴奏に合わせるような気持ちで 常にメロディを先へ先へと進める感覚.(急ぐという事とは違います)フレーズをまとめて一気に歌い切る癖をつけて下さい。

☆ハーモニー…もしも和声感覚が不安なら「讃美歌」を弾く事をオススメします。楽譜はamazonで讃美歌を検索すれば結構たくさん出ています。日本キリスト教団から出ているものが良いでしょう。

☆メロディや和音を本当の意味で繋いで弾くのを邪魔するのが 無意識な手のひらの動きです。これを注意して練習するとかなり本当のレガート奏法が身につき つっかえ癖がなくなると思いますよ。目安は手の甲が不必要な動きをしないか チェックする事です。感覚としては手のひらが鍵盤に寄りかかっているような感じ。但し決して手首を硬くしないで下さい!もちろん手のひらも。常に柔らかく柔らかく…と意識しながら手のひらや指がバタバタと余計な動きをしないように 心掛けて下さいね。
特に黒鍵の入ったメロディを弾く時 黒鍵から白鍵にガクッと降りて来るように弾く人が多いです。自然な動きで弾けるように注意して下さい。またスケールやアルペジオの指くぐりの時も 手の甲をガタガタと上げ下げする弾き方をする人が多いので 気をつけて下さいね。

黒鍵に慣れる為には リトルピシュナで指訓練すると良いです。(普通のピシュナじゃなくて リトルの方が指に負担もなく 黒鍵に慣れるのでオススメです)
すぐに効果が出るものではなく、積み重ねて初めて身につきます。じっくり取り組んで下さいね♪
    • good
    • 1
この回答へのお礼

またご親切に色々教えて頂きありがとうございます。
賛美歌ですが、随分前のこと、10年近く、教会で賛美歌の伴奏をしていました。「間違えない伴奏者」として有名でした。自分もこの威名にひけを取らないよう、生活に支障のない程度に練習し、間違えない様に弾いていました。いま考えると、賛美歌はスピードも遅いし、他のピアノ曲に比べて簡単です。なにか、テクニックが伴っていないから間違えるのかも知れないと思えてきました。

リトルピシュナもやりかけたのですが、音に馴染みがなく、やりにくかったです。また楽譜を出してみます。

「一気に歌い切る」という感覚も不足していたかも知れません。
試行錯誤しながらやってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/15 18:38

集中力と記憶力、プロの音楽家に聞いたことがありますが


他人のパートを含めて体が覚えるまでやるそうです
オーケストラならそうなのかもしれませんが、個人レベルなら
無意識でも引ける確信があるくらいまで練習するしかないですね
    • good
    • 4
この回答へのお礼

やっぱり集中力と記憶力ですか。
頭ですかね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/13 18:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!