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昨年の経済危機以来、環境対策が叫ばれているのに、クリーンディーゼルの分野は後退しているように思います。最近トヨタがクリーンディーゼルの開発の提携を解消したとのニュースも聞きましたし、ディーゼル車を購入したいのですが、ディーラに行ってもディーゼルの排ガス規制の動きを教えてくれません。わからないの一点張りです。なぜでしょうか、メーカーの動向に詳しい方、教えてください。

A 回答 (6件)

現状、施行されているディーゼル車の排ガス規制は非常に厳しいモノで、


そもそも乗用車ですとこの規制をクリアするのが非常に厳しいのです。

いや、クリアはできるのですが、その分のコストをペイにできないと言った方がいいでしょうか。
何しろエクストレイルもパジェロも同等グレードのガソリン車の30~40万高です。
排ガスを浄化するための高性能触媒やら、高度な制御を行う直噴インジェクターやらに金が掛かるのです。
商用車のように短期間に何十万kmも走るならともかく、現状では好事家のための車になっている状況です。

メーカー自体は欧州仕様にそういったディーゼルエンジンを用意している車は多いので、
そういった周囲の状況さえ何とかなるのであれば、いつでも出せる準備は整っています。

また、現状で販売されている車にしても、
エクストレイルディーゼルだって本来はATもある(欧州仕様)のですが、
「新世代ディーゼル一番乗り」を目指したため、またポスト新長期規制クリアも同時に目指したため、
規制のクリアしやすいMT車のみの設定になったとされます。

その後、パジェロがディーゼルモデルを復活させましたが、
コチラは旧世代エンジンの焼き直し(4M41型)であり、
ポスト新長期規制には非適合という、こちらもまた見切り発進的な発売です。

また、いずれの車にも共通するのが、「比較的大きく車重が重い車」に積まれていることで、
車重の重い車というのは相対的に排ガス規制が甘くなるので、規制をクリアしやすいのです。

そのため、車重の軽いセダンやコンパクトカーなどでは、
同じ枠の規制であるのに相対的に規制が厳しいという事になり、
また規制クリアのために掛けられるコスト等にも限界が出てくるため、
実現が難しいのです。
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この回答へのお礼

ディーゼル車の動向よくわかりました。経済危機で、メーカーはコストの高いものは売れないと思っているのですね。私は、こんな時だから少しくらい値が張っても長持ちする車を作ってくれたら、トータルすれば、スローライフを目指すものにとっては経済的だと思うのです。大変詳しくコメントしていただいてありがとうございました。

お礼日時:2009/04/07 21:23

2009 本気のクルマ選び(洋泉社MOOK)という本を読んでみてください。


クリーンディーゼルの現在の問題やこれからについて詳しく書かれています。

自分の感想ではあまり期待しない方が良いという感じですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。早速本屋さんか、車好きの集まりそうなお店で探してもます。

お礼日時:2009/04/07 21:10

ヂーゼル車を買うなら、ヂーゼル先進国の欧州車しか無いでしょう。


古い車で規制地域では乗れませんが、
190D等は昭和の車でもリッター17キロ以上のびます。
乗用車用の最新のエンジンはガソリンエンジンよりも高性能と迄うたっています。
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この回答へのお礼

環境先進国になれるチャンスだと思うのですが、残念ですね。

お礼日時:2009/04/07 21:13

日本ではディーゼルエンジンに対するイメージが一般大衆レベルではまったく改善されていないので、メーカーも慎重なようです。

1さんのいうXトレイルもマニュアル車のようですし、アメリカ並みにAT車が普及してしまった日本では難しいですね。
ディーゼルエンジンは法人需要が多く、また日本のJIS規格のガソリンと他国のガソリンの規格の違いから石油製品としてのガソリンが輸出に廻せない=国内で在庫がダブつく=ダンピングとなってしまい、ガソリン価格は不当に安くなってしまっています。無税の油である灯油や重油に比べて55円は高くないといけないガソリン価格が異常に安く、その結果ガソリンでは利益をあげられないので、石油業界はほかの石油製品に価格転嫁しているのですが、ガソリンは蔵出し課税と言ってメーカーから出荷した時点で課税されますので、結果的に重油や灯油やプラスチック原料などの石油製品ユーザーがガソリン税を陰で部分負担していることになっているのですが、誰もこの問題に気づかないのか黙っているのか。

そんなわけで安いガソリンが出回っている間はクリーンディーゼルといえどもなかなか国内市場への投入は難しいでしょう。このままでは携帯電話業界のように日本は世界から取り残されるガラパゴス現象を自動車業界でも起こしかねない危機だと思っているのですが。
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この回答へのお礼

そうですよね、世界から取り残されてしまいますよね。ハイブリットのような複雑なエンジン+モーターで車環境をアピールするより、シンプルなディーゼルを開発した方がいいちおもうのですがね。やはり日本での発売は期待できないのでしょうね。

お礼日時:2009/04/07 21:33

日本はトラックやバス以外乗用車のディーゼルは黒煙や振動や音のイメージで昔から法人以外は売れませんでした。


それとディーゼルはエンジンをかなり頑丈に作らないといけないのでガソリンの同価格の車に比べると30万~40万高くなります。
あと日本ではガソリンの値段は下がりましたがなぜか軽油の値段は逆にあがっておりガソリンとの価格差も少なくなりました。
それでこの不況もあって各メーカもイメージが悪い乗用車ディーゼルの開発を飛び越してハイブリッドや電気自動車開発の方を優先させているわけです。
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この回答へのお礼

黒煙を出しながら走る車は最近殆ど見かけなくなりましたね。でもやはり植え付けられたイメージはなかなか変えられないのでしょうね。ハイブリッドのような複雑な車より、ディーゼルの方がシンプルで、トルクがあり、長持ちしますから、経済危機の今こそチャンスだと思うのですが・・・。回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/07 21:43

クリーンディーゼル車は日産がX-TRAILのディーゼルタイプを出していますよ。


今回のグリーン税制にも対応している車です。
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この回答へのお礼

そうなんですよね。だからできないわけがないと思っています。私はハイエースで期待しているのですが、メーカーさんお願いします、と言いたいです。

お礼日時:2009/04/07 21:47

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