フローリング施工方法

自分で和室を洋室に変更した経験があります。

ただし団地です。
予定されているのは戸建てでしょうから、多少違う点もありますがポイントはほぼ同じです。
専門家の意見も重要ですが、専門家のようにうまくいかない点もあります。
完全に専門家の真似はできなくても、仕上がりと床鳴りの問題がうまくいけば、素人なりの施工でも十分満足できるものが完成します。
専門家には当たり前のことでも素人では当たり前でないこともたくさんあり、素人なので、素人ならではのポイントは分かります。
私も本などで勉強しましたが、意外と書いていない点がたくさんありました。

私が思ったポイントには次のような点があります。
1.畳の廃棄
前もって業者に依頼するのか、自分で処分場に持ち込むのか、処理方法を検討しておく必要があります。
2.フローリングの張り方の決定
直張りするのか、合板を捨て張りした上に張るのか、床の高さ調整とも関係してきます。
3.完成後の床の高さに合せた床の高さの調整方法
完成時のフローリングの床高は現在の畳の表面にあわせるのが大前提ですから、下地の高さ調整が絶対必要となります。
4.部屋の隅の処理
フローリング材を壁ぎりぎりまで張ることはしないで、壁から少し離して巾木で隠しますが、元から付いている畳寄せとの取り合いを考えておく必要があります。巾木の材質や厚みも決めておく必要があります。
5.フローリングの向きや配置
フローリングの向きや板の割り付け方にコツがありますので、部屋の大きさに合わせて板の配置を事前によく検討する必要があります。
6.フローリング材の固定の仕方
完成後床鳴りが起きないよう施工する必要があります。
ボンドとフローリング専用の釘を使うのですが、やたらボンドや釘を打つのではなく、根太にあわせて効かせる必要があります。
打つ位置や角度使う道具で材料を傷つけることもあるので慣れるまで慎重さが必要です。

細かい点は体験ブログにたくさんの記事を書いていますので、参考に是非、ご覧ください。

参考URL：http://okumon.com/mt/2008/10/post-120.html