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数年前に日商簿記2級を取得しました。まったく実務経験がなく勉強もしていないので知識があやふやになっています。
疑問があるので教えてください。

(1)日商簿記の2級3級の合格率はだいたい30%前後だと思います。自分なりの考えですが勉強をしっかりしてれば誰でも合格出来る試験だと思います。しかし、何故合格率が30%前後なのでしょうか?商業高校などで先生に強制されて受ける一部の準備不足の生徒がいるからでしょうか?試験内容にもよるのでしょうか?2級を受けた時は商業簿記で試算表の問題が出ました。比較的簡単でした。問題の当たり外れが2級3級では大きいのでしょうか?

(2)恥ずかしながら専門学校では「試験に受かるための勉強」をしていました。「簿記がなんたるか」「勘定科目の意味」「自己資産比率が良い悪い」などではなく「このパターンがきたら答えはこうなる」と暗記する事が目的になっていました。受かってみて思ったのは内容を理解していない事です。内容を理解する事ではなく受かる事が目的になっていました。それなりには嬉しかったのですが知識不足を露呈しました。
受かった人は簿記の内容を理解しましたか?

(3)簿記検定所持者や実務経験があると貸借対照表や損益計算書から瞬時に経営状態を読み取れますか?「この会社は健全だな」「あぶないな」と読み取れますか?受かった時は正直言って決算書などを見ても会社の財政状態から会社がどんな状態なのか読み取る事は出来ませんでした。

(4)簿記検定を受けた理由は何ですか?実務経験が無いと簿記検定を持っていても意味が無いとは分かっていましたが履歴書に書く資格が何も無かったので取得しようと思いました。単純な理由です。

(5)試験を受ける時は右手で書き右手で電卓を打ちました。本来なら左手で電卓を打つべきなのでしょう。でも、自分は右手でしかも一本の指で電卓を打ちました。皆さんはどうですか?実務経験者は左手で電卓を見ないで打ちましたか?

(6)簿記は決算まで出来るとユーキャン通信教育の案内に載っていました。本当ですか?税金や社会保険などの知識は簿記の勉強の時に全く出ませんでした。決算の時は何処まで関わっているのでしょうか?税理士さんなどにお任せする部分も多いのでしょうか?

質問が多くなってしまい申し訳ございません。
一部だけでもよいので教えてください。

A 回答 (6件)

第119回日商簿記検定2級取得者。

現役商業高校2年生です。

(1)回答
 商業高校の生徒が受験する簿記検定には、おおきく区分して2つあります。ひとつは、「簿記会計や原価計算」の授業で学習したことがらをもとに出題される「全商(財団法人全国商業高等学校協会主催)簿記実務検定」こちらの検定は、全生徒ほぼ強制受験です。しかし、出題形式がほぼ固定しており何度も模擬問題を解くことによってかならずや攻略でき、授業がなくても十分に自習で取得できる検定試験です。もう一つが日商簿記検定。こちらは、授業を発展させた「選択授業」を選択している生徒が受験する検定試験です。全商検定ほどではありませんが、選択授業選択者は、ほぼ強制受験になると思います。しかし、受験料が高額(2級は、現在4,500円)ですから、むやみに受けることもないと思います。

(2)の回答
 試験にでた問題によってかなり左右されると思います。私自身、総合原価計算は、大好きですが、直接原価計算や標準原価計算は嫌いです。つまり、今その問題を解くと危ないと思います。

(3)の回答
 これは、できると思います。しかし、税理士さんや公認会計士さんほどうまくは読み取れません。大体のことがらは読み取れると思います。(売上原価率や流動比率、負債比率、売上総利益率、総資本純利益率など)

(4)の回答
 私も、資格が欲しかったからという理由と、半強制的受験でした。しかし、結果は合格でしたし、あきらめずに受験するというがんばろうという気持ちになりました。そういう意味では、大変貴重な経験だったと思います。

(5)の回答
 それは、個人個人だと思います。商業高校の生徒は、電卓検定などがありますから、大半の生徒は、左打ち右書きだと思います。

(6)の回答
 個人商店であれば、可能だとおもいます。株式会社などでは、よくわかりませんが、サポートしたりすることは十分にできると思います。
 
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高校(商業課)で日簿2級を取った者です。



(1) 高校2年生になっても日簿3級不合格者がおりましたから、問題の当たりハズレよりも、理解度と得手不得手科目の問題だとおもいます。

(2)専門学校ほどではないと思いますが、高校での授業も似たような感じです。社会に出て、経理業務を担当するようになってから、一連の仕訳が理解できて来ました。

(3)無理だと考えます。

(4)最初に書きましたように商業課だったもので・・必須です。

(5)左手では未だに打てません。

(6)税金の計算方法や社会保険料の知識は実務に就いてから覚えました。私の勤め先では、一通りの書類は自分達で作成した後、税理士に渡して間違いを潰してもらっています。
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(2)自分も簿記2級はほぼ独学で受かるための勉強をしたので、はっきりいってなんの知識もつきませんでした。


 専門学校の専門課程や商業高校を経ての受験でないとそういう方は多いのではないのでしょうか

(3)仮に1級の簿記検定を所持しても試験範囲にそういう部分は絡んできませんのでそれだけでは経営状態を読み解くことはできないと思います。
 必要になってくるのは、それなりの決算実務の経験やそのために得る資格試験とは別の知識が要求されることになります。
 これはどちらか一方ではあまり効果を発揮しません。
 簿記はあくまでも、数字を読み解く最低限の知識という位置づけになるかと思います。

(4)2級は業界に入るための最低限の資格取得とその道でやっていけるかの確認というとこですね
ですので1級までは取得する気はまったくありませんでした

(5)両方右手ですが、電卓検定初段まではいけました
 別に右手でも実務には問題ありませんが、一本指だと限界がありますのでブラインドタッチはマスターすべきです。

(6)はっきりいってそれだけでは無理です
 まず何をしたらいいかなんて簿記では勉強しないですからね
 実務で決算をやってみて、ああ~あの時勉強したのはこれだったのかと気づく部分が多いです。
 小さい会社であればほとんど税理士まかせとなるところもありますが、決算ができるというレベルになるには、決算を教えてもらえるような環境は必要かと思います。
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>「(3)簿記検定所持者や実務経験があると貸借対照表や損益計算書から瞬時に経営状態を読み取れますか?」



瞬時は無理ですよ。
バランスシートと損益計算書を見て行きますけど、私の場合は経営状態をとりあえず判るのに一時間はかかるかなって感じです。

その期だけを見ても、判断はできませんから、前前期、前期と比べます。借入金額が減ってないのはなぜか、とか割引手形料が支払い手数料の中でどれだけの割合かとか、純利益のうち借入金の利息支払にいくら払ってるかとか。売上げと純利益の割合の変化、仕入額と純利益、その他「財務諸表の見方」という本に出てるようなことで、自分なりに見ていくわけです。

計数を見ていくと、すぐに時間が経ちます。

慣れがほとんどですが、簿記の2級というよりも、会計学の全体の知識が必要だと思います。

学習用の資料だと現実の財務諸表を見ることがありませんので、正直いうと「役にたたない?」かな、という処です。

現実の企業は「完全な債務超過」「計上利益よりも支払利息が多い」という「どうやって経営をしてるのだ」というものもあります。
借入金が増加してるのですが、代表個人者からの借入金が膨れ上がっているという状態だったりして、経営というようなものでないものもあります。
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皆様非常に素晴らしい回答をされているので、一つだけ補足です。


(3)について、簿記2級の知識があれば十分可能だと思います。

ただし、ほとんどの企業の経理の方はそこまで考えてないです。
もちろん考えられている方もいますが、少数です。
ただ、今後は変わってくると思います。
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こんにちは。

日商簿記2級取得、現在経理職についている者です。経験に基づいた回答になりますがご了承下さい。

(1)3級、2級と続けて受けましたが、3級のほうが点数が合格ラインギリギリに対して、2級では満点に近い点数を取りました。正直、問題の当たり外れや得意不得意なども関係してくるのではないかと個人的には感じます。
(2)実務をやりながらの受験でしたので、何も知らない方よりかは理解していたと思います。資格だけ取って実務がすぐに出来るかといわれれば、経理の基本である仕訳くらいなら大丈夫ではないでしょうか?
(3)決算書から瞬時に財政を読み取るには、やはりある程度の知識経験や会社そのものの体制などの理解がないと無理なように思います。私も決算書を作成していますが、全体の一部を見せているに過ぎないなと感じています。
(4)実務上取って欲しいと言われたので・・・・・・。もともと経理にはまったく興味が無く、人員的に私しかいなかったので仕方なくです(^^; でも、今は1級の勉強をしていますよ。
(5)すべて右手です。試験では両手使うほうが早いから出来れば左電卓、右記述にしたかったのですが・・・・・・。実務ではあせらなくてもゆっくり出来るので関係ないと思います。
(6)通常業務から財務諸表作成、決算業務、確定申告書作成まで行っています。監査報告書作成や申告書提出はしかるべき方にやっていただいてます。

実際にやってみて感じることは、会社の規模や業種などによって勉強したすべてが実務に使えるわけではなということ。勤務する会社が販売店なら原価計算なんてちっともやりません。それとある程度の会社ならば、会計ソフト(弥生や勘定奉行など)を使っています。PCスキルがあれば、いろいろと便利なこともあると思います。
参考になれば(^^)
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