プロが教えるわが家の防犯対策術!

今憂鬱な状態で心療内科に通っています。しかし先生の診断は一方的でただの睡眠不足としか診断してくれず、睡眠薬(というか睡眠導入剤)のみの処方しかしてくれません。
ぐっすり寝ても気分は晴れないし
抗うつ剤を飲むとどんな効果として効くのですか?落ち込みたく無いのにずっとこういう状態は耐えられません。先生に自分から抗うつ剤を処方して欲しいと言ってはいけないですか?
病院を変えたくても近くには無いのでそこに行くしかありません。

A 回答 (5件)

うつ病の有力な原因仮説に、セロトニンやノルアドレナリンという神経伝達物質の減少があります。


今出ている抗鬱薬は、三環系、四環系、SSRI、SNRIがありますが、
どれも、次のような仕組みで神経伝達物質の伝達効率を上げて、
通常通り分泌されているときの状態に近づけようとするものです。

神経の接続点であるシナプスを神経伝達物質が通過する際、全て接続先へ取り込まれるのではなく、
一部は、放出元側にある「再取り込み口」から吸収されます。すなわち逆流です。
今出ている抗鬱薬は、この再取り込み口を塞ぐことで、
シナプスの神経伝達物質を先へ送り込もうとするものです。
三環系、四環系は余計な作用があったので副作用が多かったですが、
SSRIはセロトニンだけ、SNRIはセロトニンとノルアドレナリンだけに作用するので、
副作用が減ったといわれています。

ここで質問者様の疑問への回答ですが、
これらにより、うつの症状全般、すなわち抑鬱気分、身体の変調、ネガティブな認知などが
改善されていきます。

ただ、これはあくまで対症療法、症状を軽くするものでしかありません。
本質的には休養、回復してきたらネガティブに考える認知の歪みを修整していく訓練(認知行動療法)
などが必要になります。

病院対策ですが、病院へいくときには、どんな症状が出ているか書き出して、医師にみせましょう。例として、
憂鬱気分、楽しめない、意欲が出ない、無気力、不安感、緊張感、くよくよ考えてしまう、ネガティブな思いや考えが頭を離れない、
集中できない、落ち着かない、いらいら、怒りっぽい、疲れやすい、だるい、
食欲がない、食事がおいしくない、胃腸の変調、頭痛や肩こり、めまい、ふらつき、手の震え、物忘れ
などのうちどれが出ているかです。
ここにない自覚症状も勿論追加してください。
私は躁鬱なので、さらに躁に関する項目を加え、毎日チェックシートにチェックを入れています。本当はこれをやるといいでしょう。
「うつからの社会復帰ガイド」(岩波アクティブ文庫)に載っています。

なお、抗鬱薬については、今年から数年のうち、リフレックスというものが発売されます。すでに60カ国で実績があり、
先日新聞に載った抗鬱薬の効き目調査でも、総合3位、効き目だけならトップです。(副作用などの中断は7位)
これは先ほど説明したのとは根本的に異なる仕組みです。
脳をだまくらかして、セロトニンとノルアドレナリンの分泌を促してしまうのです。
日本で使われ始めるとだいぶ状況が変わってくるかなと期待しています。
精神神経系の薬物療法は、効き目や副作用を調べる「治験」に時間を気過ぎている関係で、
日本は本当に不幸なほど遅れているのです。

この回答への補足

ajnsuqbaasさんのように自分より今も大変そうなのですが、治療によってここで回答者として話すことができたりと積極性が出せるでしょうか?
今の自分だととてもじゃないけど質問ばかりするしかできなくて・・・

補足日時:2009/03/22 01:36
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この回答へのお礼

ありがとうございます。何種類か薬があるのは知っていましたが具体的な効果がわからず答えていただいて助かりました。
風邪薬みたいに飲んで寝てれば元通りとは思ってなく、抗うつ剤を飲んで気分が落ち着いたらその力を借りて自分で元に修正する感じでしょうか?まだ今ならそれができそうです。

メモを書いて先生に見せることはしました。けど、本題に入ってくれないというか、最初は睡眠を取れるようにして様子を見てるのかもしれませんが・・・
自覚症状は憂鬱気分、楽しめない、意欲が出ない、無気力、不安感、ネガティブな思いや考えが頭を離れない、集中できない、手の震え(昔からですが)、目の焦点が合わないままどこかを見続ける

とかです

お礼日時:2009/03/22 01:34

私は素人なので病名の判断は出来ませんが、


明らかにうつ病の兆候が現れています。

心療内科は精神科の医師がやってますが、
体系的に学ぶ大学は、日本には5校しかありません。
余談になりますが、精神科と神経科は同じものです。
昔は精神科に行くというより神経科に行くというほうが、
受診する抵抗が少なかったそうです。

それが、平成8年に厚生労働省が
心療内科という表現を認可したところ、
2000数百のクリニックや病院が
心療内科を標榜するようになりました。
それで患者のほうも心療内科なら行きやすいと考えるようになっているのです。

心療内科は、各科領域の身体疾患を心身両面から医療を行ないます。
当然使える薬には制限があります。

精神科は、精神疾患を精神面より医療を行ないます。
精神疾患はいろいろあるので、使える薬も増えます。

私の医師は、抗うつ薬なんて、そんなに力がない、
薬で少し持ち上げておいて気分を安定させ、
充分な休息休養を行うことで寛解するといいます。

私はうつ暦5年ですが、医師の言うことを聞かずに
仕事をしていた結果、とうとう身体が持たなくなり、
入院せざるをえなくなりました。
この2年間は病院に入ったり出たりしてます。

でも最後に退職し、1年間入院生活をしていたら、
あのうつの辛い状況はすっかりなくなり
無理は出来ませんが、自宅で自分のことくらいは出来ています。

質問者さんの場合、医師との合性が合わないようなので、
少し遠くても、病院を変えたほうがいいと思います。

今はインフォームドコンセントが日本にやっと根付いてきましたから、
医師は患者に病気や治療方針についてきちんと説明し、
患者が納得した上で治療を進めることになってます。
また患者は医師に自由に質問し、
医師はそれに対してきちんと説明する義務がありますし、
医師の治療方針を患者に強制できなくなっています。

だから患者も病気について勉強し、
賢い患者にならなければなりません。
私なんか薬まで医者に指示して処方してもらってます。

森田療法や、認知行動療法など、うつに効くと言う療法はいろいろありますが、
それはうつがある程度回復してからです。

それとうつ病に、焦りは禁物ですから、
早く治そうとしないでくださいネ。
地味にうつを続け、のんびりゆったりでいいんです。

私も受けたくて医師に聞いてみましたが、認知行動療法は、
たくさんの仕事仲間とのコミニュケーションや
仕事量の多さなどがストレスとなり
うつを発症した場合に効果があるそうです。

それで私は臨床心理士によるカウンセリングを
医師の指導の下受けていました。
性格やものの見方、うつに至った原因など、
いろいろ分かってよかったです。

とにかく合性のいい医者を探すことですね。
あと出来れば心療内科ではなく、
少なくともケースワーカーが居る
精神病院のほうがいいと思いますよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。精神科だと扱える薬も違ってくるんですね。
まずは自分を知るというかちゃんと向き合ってゆっくり治療していくことを心がけていきたいと思います。
またいろいろ質問することがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

お礼日時:2009/03/24 01:33

#2です。



補足への回答ですが、
積極性がなくなるとしたら、それは病気の症状でもあります。
治っていく過程で積極性も取り戻していけると思います。
なんかしらないけど役に立ちたいという思いもあるので、
ついついお節介を焼いてしまいます。双極2型(躁鬱で躁は軽いもの)の
人の特徴だという臨床家もいますが……………

今は躁鬱の波が安定している状態です。
私は「敵を知らなければ治せない」と思って、病気の本、薬の本をあれこれ読
みあさりました。そのうち、発達障害があることもあり、おもしろくなってき
てしまいました(^^;。アスペルガー特有ののめりこみです。今は復職間近
にきていて、だいぶ安定してきています。
社会性、コミュニケーション、想像力に難点があり、対人関係がうまくいきま
せんでした。今回これを自覚したアプローチをして、さらに、後で述べる自己
評価の問題に取り組むことで、少しずつ自信がついてきました。

ところで、(以下補足とは大いに脱線)
症状をきちんとかいて持って行ってもこれでは、ちょっとなぁ、と思います。
きちんと合うお医者さんを見つけて、きちんと合うお薬を処方してもらって、
きちんと休養することが肝要かと思います。

#3さんのチェックリストはアメリカのうつ病診断基準です。
私への回答内容も合わせれば3dも含まれ、いよいよ疑いが濃厚でないかと思います。

今の状態が続くのであれば、「どうしてうつ病の代表症状をこれだけ訴えてい
るのに、睡眠導入剤だけなんですか」と訊いてみるといいと思います。
それに答えられない、または誠意を持って答えない医者だったら、他の医者を
さがさないと、まずいと思います。早いうちの治療着手がどうしても必要です。
意外といい加減な医者も多いのですよ(泣

私の場合休職しており、復職できるかどうかの瀬戸際というところまでこぎ着
けましたが、やはり医者のきちんとした見立てと投薬、心理療法が必要でした。

医者がみつからない、みつけられないなどで、適切な投薬が認められない場合、
心理療法からアプローチしてみるのもいいと思います。

今、認知療法をやるときついかもしれませんが、
・こころが晴れるノート
あたりで自分の思考を変える取り組みをしてみるといいかもしれません。
陥りがちな考え方も書いてあります。
・いやな気分よさようなら(2ちゃんねるの認知療法スレッドでよく出てきます。
 分厚い本なのでまず3章までを目標に。)
・バイポーラーワークブック(躁鬱病の人向けですが、5,8-10章の認知
 の問題解決は単極のうつの人にも使えます。)
あたりもいいかもしれません。
ただし、これは、自分の考えを一度否定することから、自己評価を下げ、症状を
悪化させる恐れもあります。軽度の場合、重度の回復期の場合がいいと思います。

それと、言いたい事が言えなかったり、コミュニケーションがうまくいかなくて
ストレスをためてしまう場合には、アサーションも有用です。ビジネススキルと
しても役立ちます。率直に、でも高飛車にも卑屈にもならずに自分の気持ちを伝
えてコミュニケーションしていく技法です。これができてくると、自己評価が上
がり、適切に自分を見つめ、好きになることが出来ると思います。
これは、セミナー(高いですが)に参加されるといいと思います。
指導と、ロールプレイの機会があるのが強みです。
NPO法人アサーティブジャパンのほか、準拠したものをアスク・ヒューマン・ケア
でも実施しています(首都圏)。
木村久子さんや平木典子さんの本を読みながら、まわりの人に話していくときに
使ってみるという方法もありますが、ロールプレイを、専門家や治験の出来た受
講生にチェックしてもらうのは有効です。

で、自己評価ということに言及しましたが、うつになった人、うつになりやすい
人は、自分が好きでなかったり、自分を守ろうとして過剰に反応するようです。
・自己評価メソッド クリストフ・アンドレ
は、自己評価をしっかりさせることの重要性を説き、そのためにどう行動すれば
いいか、具体的に書いてあります。自分に向き合い、自分の現状、長所、欠点を
認めて受容するところから始まります。訳も自然で、とても読みやすいです。

そんなたくさんできないよーというときには、まずは認知療法かな。
これが辛いようだったら自己評価メソッドを読んでみてはいかがでしょうか。

心の余裕があるときに、少しずつ取り組んでみるといいと思います。

あとは、お医者さん探し…(精神科のほうがいいような気もするが…)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今のところ書籍やネットで調べたりと、そのあたりの気力があるので教えていただいた情報をもっと調べてみたいと思います。自分の状態を他人に受け入れてもらうのではなく自分が受け入れないといけないということも勉強させてもらいました。

お礼日時:2009/03/24 01:25

躁うつ病の者です。



抗打つ剤はうつ病に使われます。そのうつ病の症状ですが、
1. 憂うつな気分または沈んだ気持ちがする。
2. 何ごとにも興味がわかない、いつも楽しめていたことが楽しめない。
1、2のどちらかがあって、3に当てはまる項目がいくつかある。
3. a. 食欲の増減または体重の増減があった。
b. 睡眠に問題がある(寝つきが悪い、真夜中や早朝に目覚める、寝過ぎるなど)。
c. 話し方や動作が鈍くなり、いらいらしたり落着きがない。
d. 疲れを感じたり、気力がないと感じる。
e. 自分に価値がないと感じたり、罪の意識を感じる。
f. 集中したり決断することが難しい。
g. 生きていたくないと思う。

それらが1ヵ月以上、毎日のように続いている場合、うつ病の可能性が高いと考えられます。
それらは、単なる疲れとは違い、病気です。

自覚症状としては、うつ病の可能性が高いと思いますので、出来れば先生に文章にして、自覚症状を知らせて抗うつ薬等を貰うといいと思います。

ただ、精神科医も色々いますので、藪医者は薬の知識もろくになく、治療方針も明確にしないまま、マニュアル通りの処方箋を出す医者もいます。
治療方針がはっきりしていないと、薬漬けにされてしまいますので、薬を処方してもらう以前に、それを医師から回答を貰うことの方が重要だと思います。

自覚症状を説明しても、なお睡眠薬だけしか出さない場合、理由も聞いた方がいいと思います。

医師と患者は相性がありますから、あまり信頼出来ない回答をする医師だったら、転院も考えた方がいいかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大体いくつか該当します。
特に2と3d,3cは1ヶ月どころか5年以上前からでした。怠けている、またはそういう性格なのかと思っていましたけど、このあたりも相談してみたいと思います。

お礼日時:2009/03/22 10:07

抗うつ剤は元気に気分を高める方向で作用します、効果は人それぞれなので、飲んでみないとわかりませんし、量も少しずつ最高量まで増やします、これには1ヶ月ほどかかります、そしてここからさらに1ヶ月


ほど飲み続けないと効果を確認できません、薬が体質に合わなければ
別の薬で同じ事をします。自分に合った薬を見つけるのに6ヶ月~1年
かかりますよ。私は7種類の薬を1日16個飲んでます、更に薬の追加も考えてるので薬の調節は大変です。
先生に薬を飲みたいということはできると思いますが軽めの薬で無いと
副作用が大変な場合もあります。
私は躁鬱病ですが2年目です
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この回答へのお礼

有難うございます。先生に相談してみたいと思います。
そういえば精神安定剤とは違う種類になるのですか?

お礼日時:2009/03/21 14:55

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