プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

家を新築しようと思っています。
どこに頼もうか、木造か鉄骨かなど迷っていますし、
デザインにも迷っています。
現時点の建築業者の広告としてはロングライフとかで60年持ちますとか、100年住宅とか謳っています。
しかし、現在築後30年も経過している建物についてリフォームを考える時には、
1・現在の建築基準からすると脆弱である(耐震基準)
  性能が低い(断熱性能)
  設備が古く変更が大変
  などの理由で、建物として寿命が終わっているかのように
  判断されることが多いと思います。
  当時は今とは基準や技術が違うので・・・ということです。
  ということは、現在の長寿命を謳う住宅も30年後には
  「2039年の基準からすると脆いですね」
  「2039年では7重ガラスが常識です。ペアガラスなんて
   久しぶりに見ました」
  「グラスウール?発泡断熱材?今は生産禁止ですよ」
  なんてことになって、結局長期間持たないのではないかと
  疑問に思います。
2・築30年も経過すると、マンションも住宅もデザイン的に
  明らかに古くなってしまいます。
  デザイン的にも現在の最新デザインは陳腐化するのでしょうか?
  本格的アーリーアメリカンとか入母屋のような、一部の伝統的な
  様式美を除いて。
  (洋服のデザインも陳腐化しますね。着物やドレスは大丈夫
   ですが)

A 回答 (9件)

 若い頃、ヨーロッパで勉強しました。

その関係で、今でも友人のお宅を訪ねますが、戦後(1945年以降)に建てられて住宅に住んでいる人はわずかです。100年経っても、環境さえよければ、値段が下がることはないし、増改築の許可を得ることも困難です。
 災害の多い日本とは事情が違うのは確かですが、戦災で焼かれても、また同じ家を建てるのは自分たちのまちへの誇りが感じられます。
 住宅寿命については、下記参照
http://allabout.co.jp/house/longlifehouse/closeu …

 住宅内部のデザインや設備が古くなる問題については、スケルトン・インフィルという有力な対策があります。実は、私も和風スケルトン・インフィルの考え方に基づいて家を建てました。手入れを怠らなければ、100年は問題ないはずです。ただし、何世代もこの家に住むことになるので、あまり個人の趣味やライフスタイルに合わせて建てることは禁物でしょう。
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今でも海外、特にヨーロッパなどでは、家でも家具でも先祖代々の物を受け継ぎ大事に使っています。

昔は日本でもそのように何代にも渡って使用する家がありましたが、住宅メーカー的なものが出来てから、工期も早く値段も安くと競争をして、10年20年でガタの来る見栄えだけの家が多くなってしまいました。
いくらロングライフ住宅をうたっても、60年先を確認する事が出来ません。
仮に1千万円で請け負った家でも住宅会社は営業宣伝費等の費用で300万円はかかりますし、更にそれから幾ら儲けるか・・企業である限りは何処でも考えます。
信頼の置ける建築士に別に設計を依頼し、どの程度の耐用年数で、どの程度の規模と言えば、それに答える設計をしてくれます。
結果的に木造になるか鉄骨造になるかは建築士が提案をしてくれます。
その設計で何社かの工務店で見積もりを取り、予算に合う変更も出来ますし、工事費が安くなっても建築士の監理の元で工事をすれば安心です。

デザインもハウスメーカーのありきたりでは、古臭さも出てくるでしょうが、建築家独自のデザインであれば何十年経っても新鮮で魅力的に見えるかもしれません。
本当に長く住めて、構造体だけでなく、間取りもデザインも何十年も先を見越した設計までを考えられるなら、信頼できる設計事務所選びから始められる事をお勧めします。
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 諸先輩方々の貴重な意見に同感です。

100年住宅と言っていますが、100年住む人は少ないでしょう。家庭環境の変化で引っ越したり、ローンが払えないなどの要因で家が陳腐化して行くのだと思っています。

 現在、築40年木造の家を買って、リフォームしました。埃だらけで廃屋という表現がピッタリでしたが、持ち主の定期的な修理が効いていて、ビックリするくらいに綺麗になりました。設備も最新にしました。大工さんの建築した家でしたから、廃棄物は木材、ガラス、鉄板(外壁)、電気コード類、で環境負荷も極めて小さいものでした。床材は全て張り替えましたが、どんなに古くても木構造は修理が効きます。鉄構造はどうでしょうか?ボルトナットが回らなくなっているのでは?

 ということで、私は軸組み木構造の注文住宅を勧めます。何年でも住めますが、重要なのはメンテナンスです。
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 私の家は住宅金融公庫融資による標準的な木造住宅(軸組断熱構造)の屋根は切妻型の平凡なデザインです。

建築後36年経過しましたが、とくに問題はありません。
 設備的には当初の集中冷暖房方式を近年個別方式に変えました。(設置後30年くらいっして暖房装置が故障した時に、メーカーで部品が作られなくなっていたからです)。集中冷房装置は現在まで無故障ですが、2~3年前から使用していません。(今はエアコンで冷暖房できるので)。個別の冷暖房にしたため、廊下や階段などが夏は暑く、冬は寒くなりましたが、二酸化炭素削減のためと、我慢しています。
 また風呂や給湯装置もマイコン制御の新型の変えて便利になりました。
 外壁や屋根などは定期的に手入れをしているので、あと10年や20年は建てかえる必要はないと考えています。(住宅金融公庫の減価償却期限は18年でしたが、50ねんでも大丈夫そうです。)
 
 日本では住宅を消耗品のようにしていますが、これは国家的な損失ではないでしょうか?
 石作りの多いヨーロッパでは築100年、200年の住宅は当たり前のようです。
 
 ご参考まで。
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60年100年の耐久性能とは・・、当然、5年ピッチの小修理・10~15年ピッチの外装の大修理、20年ピッチでやってくる設備関連の総修理または入れ替を行ったうえでの耐久性能と思われます。


おっしゃるように、20年~30年でデザインの陳腐化が起こりますので、それに耐えうる恒久的なデザインが必要となります。

まあ、と・いうことで、実際は相当な文化財的価値のある建物を建てない限りは、20年から30年で建て替えることになります。
住んでいる人間の趣向が、20年もすれば変わってしまう・・のが一番の建て替え理由であります。
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耐用年数といっても様々な考え方があるので


一概には言えませんが
100年と考えた場合に
建築で使用されている材料の物性からして
当初の性能を100年維持することが可能なものはほとんどないので
適時に適所を適切な材料、工法でメンテナンスを行うことが
必要になりますよね。
と、なればライフサイクルを想定したメンテナンスや
交換、改修が行い易い家というのも
耐用年数が長い家になるのではないでしょうか。
メンテナンスができないあるいは交換や補強が行いにくい所や部材に
耐久性を求める素材を使うべきかもしれません。
デザインの陳腐化というのも
そのデザインが巷に溢れれば即陳腐化しますが1点しかなければ
そうはならないでしょう。
変な家になるか変わった家になるかユニークな家になるか
独創的と言われるかは他人の評価なので。
地球シュミレーションでは
京都議定書の数値が守られても
温暖化は加速し日本の気候も劇的に変化すると考えられています。
東北に雪が降らなくなるのも、九州にマラリアが上陸するのも
それほど先の話では無いと思います。
気候の変化に対しても耐用100年とするならば対応が必要でしょう。
脱ダムなどで大規模なダム建設が中止になったりしましたが
気候の変化に対しては必要なものだったのに
今から計画したのではもう間に合いません。
都市部においては夏場の豪雨は増える傾向にあり
気候の変化に行政のスピードは追いつきませんから
家を建てる場所が問題かもしれません。

昔は代々受け継いで家は成り立っていたかもしれませんが
核家族化が進み5、6部屋ある家に老夫婦2人で住むのは不経済ですし、
30年後の年金制度でそれが維持できるかというのもあるので
その時代に合う家をその世代の人が作れば
時代にも気候にもマッチするでしょうし
市場も潤うのではないでしょうか。
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 60年、100年、はたまた200年などと今は謳っています。



 1.結局家のもちはメンテでしょう。費用はかかっても定期的にメンテをし必要な修繕などはきちんと行っていけば、現在新築の物件はそこそこにもつと思います。現実的には大半は50年内には取り壊すでしょうけど。

 2.デザインというよりも、使用している物だと思います。タイルと瓦で仕上げておけば、30年後もそれほど傷みも無いでしょう。安い外装材を使えば保たないので結局古く見えるでしょう。
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質問者さんが望む年数はどこまでをお考えですか?


ご自身が終生住めればよい=約5、60年
孫子の代まで住み継がせたい。=約100年
技術的には木造でも可能ではあります。
が、環境自体の変化は先が読めません。
百年先の日本が熱帯地方のような気候に変わっていたら、温暖地方の家を建てても意味がないでしょう。
又、家族のニーズも変化します。
家は残っても、住み手がいないなんて事も今現在おきています。
設備機器は消耗品ですから定期的な取替えは必要です。
その他メンテ費用は経年で増えていきます。
私の個人的な考えでは、家の耐用年数は一代限りを目安にでいいと思っています。
木材はそれ以上持ちますが、それは余禄であって、それ以上の耐用年数を目標に作る必要はないという事です。
一代限り住める家を造っておけば、住もうと思えば代々住み続けていける家に必然的になると考えています。
なにもわざわざ百年住宅なんていわなくてもね。

デザイン的な流行はありますし、業界が煽っている部分もあります。
が普遍的な美というのはありますから、そのような物にすればいいでしょう。
又、でこれージョン的なことならあとからいくらでも変更は出来ますし。
必要とされる間取りというのは時代と共に変わっていくでしょう。
これもリフォームで対応できない事もありませんから、変更の利く構造を選べばよいと思います。

私個人の考えでは、木造の在来工法の家を熟練の大工に建ててもらえばそれでいいと思います。
お住まいの環境に合わせた断熱性能と、メンテしやすい仕上げ、シンプルな構造と間取りでいいのではありませんか?
それ以上は過剰と思います。
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ご質問を一読させていただき、ご質問者様は20~30歳代前半の若い方なのだろうと勝手に推察いたしました。


ご質問の主旨としては、メーカーが提唱する100年、60年というロングライフ住宅を否定したいのですね?

私見ですが、住宅の性能に関してはおそらく今がピークに近いのだろうと思います。
その理由は耐震性・断熱性などを、これ以上無駄に高める必要が無いからです。
むしろこれより先は、化石燃料や鉱物資源の枯渇に伴い、住宅の性能は徐々に落ちていくのだろうと思っています。

30年後には木材、鉄、アルミ、石油製品をふんだんに用いた今の住宅を見て「当時はなんと贅沢な家を造ったんだろう」などと思う人もいるのかもしれませんね。

私がこれからの住宅に望むことはリサイクル率の向上です。
高度成長期から現在までに造られた住宅は、近い将来必ず膨大な粗大ゴミとなり、それらが深刻な社会問題となるでしょう。
※当時の "新建材" は、再利用することも土に帰すことも出来ないからです。

これから家を造る若い人達には、住宅のリサイクルも含めた環境への配慮を期待したいと思います。
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この回答へのお礼

|ご質問の主旨としては、メーカーが提唱する100年、60年というロング|ライフ住宅を否定したいのですね?

否定といいますか・・強い疑問です。ホントですか?って(笑)
だって、そんな家、見たことないもんですから。

15年目に大規模修繕1回やって、30年住めます。
あとはオマケと思って住んでくださいって言われたら
「確かにそうかも」と思いますが。

|私見ですが、住宅の性能に関してはおそらく今がピークに近いのだろ
|うと思います。
|その理由は耐震性・断熱性などを、これ以上無駄に高める必要が無い
|からです。

現在がピークという考えは初めて伺いました。
ひたすら右肩上がりの性能向上を続けると思っていました。
【必要かどうかは別にして】

ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/18 21:45

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