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やや数学的(哲学的?)な話になるかもしれません。

今現在30歳の人が、60歳の定年後のために1000万円を
定期預金したと仮定します。そうした長期の貯金を
想像した場合には当然、不確実な物価変動のリスクが発生します。

30年後にも日本が潰れておらず、円という通貨が存在すると
仮定して、全体でどの程度の物価変動が『ありえる』のでしょうか?
また、円の価値が10分の1以下になるようなインフレはどのくらいの
可能性で起きるのでしょうか?

素人考えですが、その間に100年に一度の出来事を1/3の確立で
経験しますよね。100年に一度のインフレ(やデフレ)も、
ベビーブームも、経済成長も、世界大戦さえも、30年の定期では
あらゆる可能性が無視できないほど高い確率で考えられます。

日本の戦後30年のような事を考えれば、コンビニ弁当が1万円に
なっている可能性も、逆に、30円になっている可能性も、
確率で言えば比較的高い(10%以上?)気がします。

個人的には、デフレ要因の方が多く思いつきますが、
『両方の可能性を確率で割って足し算していけば』全体として
大きく振れないことはある程度想像できます。

ですが、あえて大きな振れ幅の可能性について教えてください。
一般的に言われていることでも、個人的な意見でもかまいません。
個人レベルでは到底考えが及びません。

A 回答 (1件)

一般的にデフレは続きません。

まして極端なデフレはまず起こりえません。
事実、世界的に見ても長期的に見て物価が大きく下がっている国はほとんどありません。

国力が増せば、所得が増えてインフレになります。(かつての日本)
国力が下がれば、その国の通貨価値が下がってインフレになります。


ちなみに6か月や1年の定期預金の利率は物価上昇率にほぼ連動します。
(吉本佳生さんの『金融商品にだまされるな!』や『金融広告を読め』などを参照してください。年数千%のインフレが起こったアルゼンチンでもそれと同程度の金利になりました。)

ですから今の1000万円は30年後も今の1000万円とほとんど同じ価値になっているでしょう。

この回答への補足

なるほど。そういう考え方ができるのですね。
アルゼンチン金利の例が正確な情報なら、インフレ問題に
対する『預金は安全』という答えの核心のように思います。

ただ、実際の利息は物価に連動しているわけではないと思います。
利息以上にインフレが進めば、それが現物への投資を促して、
結果として『ハイパーインフレ』になると認識しています。
私の認識が不足しているのでしょうか?

補足日時:2009/03/14 19:03
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