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FRBでインフレターゲットの議論がなされ賛否を呼んでいる というニュースを見ました。
その中で「インフレターゲットとして5年後のインフレ率を公表する事で、、、」といった事が言われていたのですが、金利や通貨量で5年後のインフレ率をコントロールって神業ではないでしょうか?
しかもそれが毎年か毎月か更新され続けるという事ですよね。インフレターゲットの誘導目標が5年後って、インフレターゲット論の中ではどのような位置づけなのでしょうか?また中央銀行が5年後のインフレ率の目標を発表する事って意味あるのでしょうか?

お詳しい方々、書き込みをいただきたく思います。
よろしうお願いします。

A 回答 (2件)

専門家ではないですが、インフレターゲット論などの金融政策論者は、近年のアメリカ経済学の王道です。

日本もアメリカの経済学に流される事が多いので、金融政策論者は多いと思います。インフレターゲットを決めて、インフレ期待を起こせば、景気が良くなるというのは、通常の経済状況では有効かもしれませんが、今の危機的状況、デフレにおいては全く効かないと私は思っています。それは日本の失われた10年で実証済みで、これから世界各国で実証される事と思います。金利や通貨量などでインフレの抑制をするのは、専門家がやれば神業でなくても出来ると思います。日本のバブル(インフレに近い物)を終わらせたのも政策や金融引き締めでした。インフレを起こすのも中央銀行が何でもかんでも買い取りしたり、お金をすってしまえば、出来ない事はないと思います。インフレ期待があれば、値段があがるとの前提の下に、消費や投資が活発になるとの理論で、インフレターゲットを掲げるのでしょうが、借金による過剰消費からデフレが起きている時には、これは効かないでしょう。普通は、借金が多くなって、物、土地の値段が下がったら、やばいと思い、借金返済に走るでしょう。土地の値段が決まる大きな要素としては、その土地でいくら儲けられるかがあると思います。簡単に言うと、マンション買って、賃貸に出したら貰えるお金を元に値段が決まる。バブル前の日本、今のアメリカなどは、賃貸の値段を大きく超える値段が家についている状態です。やっぱり、適正な値段になるまで、物価は落ちると思います。その時まで、個人も企業も借金返済に走るでしょうから、期待インフレをいくら上げても、借金を増やす人は多くないと思います。やっぱり、適正な借金水準、貯蓄水準、物価水準になるまで、デフレは続くと思います。アメリカ経済学の王道からすると、インフレターゲット論は必ず出てくると思いますが、これもその内見直されてくるのではないでしょうか? アメリカ経済学の王道からは、失われた10年の日銀、日本政府の政策はあほ呼ばわりだったのも、見直されると思います。お膝元で有効でないことが実証されるでしょうから。
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私も詳しくありませんが、


インフレターゲット論については、経産の研究所内においても、賛否両論あるようですね。ご参考までにリンク。

■否定論:藤原 美喜子
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0075.html

■賛成論:高橋洋一
http://www.rieti.go.jp/jp/special/policy_discuss …
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