プロが教えるわが家の防犯対策術!

犬の避妊手術を考えているのですが、「手術後に尿漏れを起こすようになった」という話を聞きました。
よくあることなのでしょうか?
それと、避妊手術をすると、活動性が低下するということがありますか?

A 回答 (1件)

(^^)こんにちは。

避妊手術は気が揉めますよね。

うちは、昨年の夏にすませましたが。無事に終わったときはホッとして・・・涙が出そうでした。

>「手術後に尿漏れを起こすようになった」という話を聞きました。

避妊手術には、大きく2種あります。卵巣と子宮の全摘出手術と卵巣だけ摘出手術です。最近、ヨーロッパでは卵巣だけの手術が主流になってきているそうです。特に初回の発情前のワンコでは、卵巣摘出だけで十分と言われているそうです。その流れがアメリカにも波及していまして、徐々に発情前のワンちゃんの卵巣摘出が増えてきているそうですが、まだまだ、子宮も摘出するほうが多いようです。日本の獣医師会はアメリカよりですから・・・全摘出が主流と言えそうです。卵巣のみの場合は、手術のキズが小さく、手術時間も短いというメリットがあります。ですから体力が心配な超小型犬などは、コチラが向いていますよね。卵巣と子宮を全摘出の場合は、老犬になったとき子宮の病気にならないという事が一番のメリットです。


避妊手術において卵巣と子宮を全摘出と卵巣だけ摘出のどちらがより優れているかを結論付けるのは、むずかしいです。獣医さんの考え方と飼い主の考え方とワンコのタイプによって違ってくると思います。一応、卵巣と子宮を全摘出の方が術後の尿失禁の発生率がわずかながらに高いという報告があるようです。
しかしながら、卵巣だけを摘出するとなると、目に見えなくともほんのわずかでも卵巣の取り残しがあると妊娠や子宮蓄膿症を起こしてしまう可能性があります。ですのでそれらを完全に予防するためには子宮も一緒に摘出したほうが確実だと思われます。

尿失禁が起こるのは・・・婦人科系の臓器と尿道などが近い位置にあるため・・・執刀者があやまって、尿関係の臓器を傷つけてしまう事に原因があるらしいです。

( ^^;)ようするに・・・未熟な技量の獣医が、やりがちなミスということみたいです。イヤですね。恐いですね。

手術はやはり、執刀経験がたくさんあるベテランに頼みたいですね。やはり病院選びは、地元の愛犬家の評判などをよく聞いて、慎重に決めねば・・・ですね。

>避妊手術をすると、活動性が低下するということがありますか?

活動性という言葉が指している意味が、ちょっと良く分からないのですが・・・「運動能力」という意味ならば、うちのワンコは手術後も相変わらず、ドッグランを走り回って大暴れできるほど元気が余っています。しかしながら「代謝能力」が、やや落ちるそうですね。手術後に肥満するコが多いのは、そのせいだそうです。

(^^)でも、食事の管理で解決できる程度の問題ですから、そんなに心配しなくても良いのではないでしょうか?

良い病院が見つかって、避妊手術が成功するといいですね。飼い主さんもワンコもがんばってくださいね。

この回答への補足

今回は、ありがとうございました。
その後、よいお医者さんが見つかって、腹腔鏡手術で子宮、卵巣とも取る手術をしてもらいました。結果も非常に良く、ホッとしました。

補足日時:2009/03/14 16:04
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
アドバイスとお励ましありがとうございました。とても参考になりました。
分からないことがいっぱいでとても助かっています。
また困った時に質問しますのでその時はよろしくお願いします。

お礼日時:2009/02/26 22:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!