地デジテレビのブロックノイズ

テレビのチューナーの性能にもよりますが、受信レベル（テレビに入力されるレベル）が高すぎてもブロックノイズになります。

何ｄｂのアッテネーターを入れたのか分かりませんが、それでブロックノイズが無くなったのであれば、それで正解だと思います．．．．
（特に矛盾ではないと考えられますが）

まず確認ですが、そのアンテナは業者設置ですか？それともご自分で？

デジタルの場合、信号強度のみでは障害が出る事が多々あります。一番重要なのは、その信号の品質となります。

ですから考えられる事として、ＢＥＲ、ＣＮなどが悪い可能性が考えられます。
アクオスの場合、他のメーカーよりもかなり悪い状態でも映してしまう事があります。

業者設置であれば、ＢＥＲ、ＣＮの確認をされた方がいいでしょう。ご自身の設置であれば、改善する事は難しいと思われます。（上記を測定できるチェッカーが必要ですので・・・）

受信レベルが局所的に低くなっているだけです。

デジタルは、電波状況が良くない場合、アナログのように「ゴーストが出る」とか「雨のような粒子が出る」とか言う「受信不良」は起きません。

「ちゃんと映る」か「まったく映らない」のとちらかになります。

インターネットで動画をダウンロード中に、電話回線に問題が起き「ほんの一瞬、１バイトだけ、受信に失敗した」としたら、その動画ファイルはダウンロードに失敗して、再生できませんよね。

デジタル放送もダウンロードと同じで「ほんの一瞬、１バイトだけ、受信に失敗した」としたら「その場面だけ、画面が真っ黒」になる筈なのです。

しかし、それでは「真っ黒なコマが所々に入って、視聴の邪魔になる」でしょう。

なので「受信に失敗した部分の四角いブロックだけ適当なのを表示して、ちゃんと受信出来た部分はちゃんと表示する」って事にしました。

そうすれば「動画の途中に黒いコマが入る」ことは無く、ブロックノイズだけが入る事になります。

＞受信レベルが良好にもかかわらずブロックノイズ

「受信レベルが良好」と言っても「受信レベルが完璧」って訳じゃありません。

「所々、受信に失敗して、デジタルデータが１バイトくらい吹っ飛ぶ事はあるけど、映る事は映る」と言うレベルも「受信レベルが良好」なのです。

なお、よっぽどの事が無い限り「動きが大き過ぎて圧縮し切れず、送信前の状態でブロックノイズが乗っている事」はありません。

通常「動きが大き過ぎてデータ量が肥大する場合」には、同じ画面の中で動きが無く多くのデータ量を必要としない部分を極限まで圧縮してデータ量を減らし、１画面分のトータルのデータ量が限界を超えないようにします。

その為、リアルタイムな圧縮と展開が出来ず、デジタル放送はアナログ放送より数秒遅れて受信されるのです。

もし「動きが大き過ぎて圧縮し切れず、送信前の状態でブロックノイズが乗ったまま送信して良い」のなら、数秒遅れたりしない、もっとリアルタイムな放送が可能な筈です。

「動きが大き過ぎて圧縮し切れず、送信前の状態でブロックノイズが乗ったまま送信する事は無い筈」と思って間違いありません（ただし「もう、どうしようもない時」ってのはあるので、まったく無いって事はありません。ごく稀に「ブロックノイズ乗っけたまま送信」って事もあります）

映像の圧縮率が大きすぎる問題だと思います。

木の葉のざわめき等の細かい模様の動きがある場合は静止画と比較してデータが圧縮されにくいです。
しかしながら送信できるデータ量の上限は決まっていますので無理矢理圧縮することになります。
これがブロックノイズとなる原因です。

ちなみに地デジよりもＢＳデジタルの方がより多くのデータを送信できますのでノイズが出にくいはずです。
参考：http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

>受信レベルが良好にもかかわらずブロックノイズが出る原因は何でしょうか？

「受信レベル」はメーカーにより受信電波の強さであったり、正常にデータを受信できる状態であったりと様々であり、
また、その計測も瞬間的なものや一定時間の計測の平均と様々です。
結論としては、時折電波の状態が悪くなっているか、受信後のアンテナ線へのノイズ混入等が考えられます。