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障害等級についていろいろ調べています。等級の判断は重複している場合は、どのように合算されるのでしょうか
よろしくお願いします。

障害が身体・知的等と重複している場合や身体障害でも言語、肢体不自由等で重複している場合、障害個々の等級では対象外でも、合算して等級が判断されて障害年金や医療控除の対象となるそうですが、合算の例や一覧がわかるような、サイトがあれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

2つ以上の異なる障害を重複する場合、


身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳‥‥の
障害者手帳においては、
異なる種類の手帳間では、その障害等級は合算したりはしません。
それぞれ個別に等級を割り当てます。
なお、同じ種類の手帳内であれば、そのときに限って、
合計指数というものによって、総合等級を割り当てます。

総合等級は、
所得税・地方税(住民税)、相続税、贈与税の恩典に活用されます。
また、JR運賃割引(第1種・第2種)、NHK受信料減免も
総合等級によります。
(注:障害等級は、医療費控除とは直接の関係はありません。)

なお、駐車禁止指定除外や補装具、日常生活用具、をはじめ、
自立支援医療(育成医療、更生医療、精神科通院医療)、
自動車税・軽自動車税・自動車取得税の減免については、
それぞれの障害の障害等級が該当しなければNGですから、
その点には十分注意して下さい。

また、「総合等級」と言った場合には、
概して、課税所得の減免に結びつく以外の恩典は期待できません。
個別の障害に対応した施策(← 個別の障害等級)のほうが、
圧倒的に多いからです。

一方、障害年金の障害等級においては、
すべての種類の障害を平等に扱い、
併合判定参考表および併合(加重)認定表に基づいて、
総合的な障害等級を割り当てます。

手帳と障害年金のそれぞれについて、
厚生労働省法令データベースで調べることができます。

手順は以下のとおりです。

1 http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/ にアクセスする
2 通知検索 ⇒ 本文検索へ をクリック
3 検索語設定で以下のように入力(注:1字1句正確に!)して
 検索実行
  ア 身体障害認定基準
  イ 国民年金・厚生年金保険障害認定基準

アの検索結果のうち、
 A 身体障害者障害程度等級表の解説(身体障害認定基準)について
 B 身体障害認定基準の取扱い(身体障害認定要領)について
 C 身体障害認定基準等の取扱いに関する疑義について
の3つが身体障害者手帳に関するものです。
まず、Aの4ページ目「2つ以上の障害が重複する場合の取扱い」を
見て下さい。
また、Cの[総括事項]疑義11番の
「指数合算する際の中間取りまとめ」に関する記述と、
同じくCの[上肢不自由]疑義2番、[下肢不自由]疑義5番には、
特に注意して、併せて読んで下さい。

イの検索結果では、
国民年金・厚生年金保険障害認定基準について を見て下さい。
9ページ目末尾近くの「併合等認定基準」が目的のものです。
これは非常に難解なので、
「このようなものがある」という程度の理解にとどめるべきです。
素人判断は厳に慎んでほしいと思います。
 
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この回答へのお礼

とても親切なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/10 16:20

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