『グアム挙式』両親の衣装について

グアムには友人もおり、日本人やローカルの結婚式に何度か出席しています。

「グアムの正装であるアロハとムームー（ハワイアンドレス）」というのは間違い、これはハワイでの正装です。　
他の地域で正装として認められている民族衣装は、他の地域でも認める国際的な慣習があるので、正装扱いされているだけです。
日本人男性の羽織・袴、女性の訪問着がどこに行っても正装として認められるのと同じ事です。

グアムのドレスコードについて
結婚式や少し格式ばった式典やパーティなどでは、Island Formal(アイランド・フォーマル)と言われるドレスコードがあります。
男性は背広またはジャケットと長ズボン、そして革靴を着用し、女性はロングドレスまたはスーツなどを用います。
フィリピンの「バロン・タガログ」が礼服であるので、シルク等の透けた材質の布で作られアイロンの掛かったアロハシャツもフォーマルウェアーとして認められています。
ただしムームーはフォーマルとして認められていません。

少し砕けたパーティやホテルレストランのフルコースディナーなどは、Island Informal(アイランド・インフォーマル)と言い、男性は衿のあるワイシャツやアロハ、ポロシャツに長ズボン、女性はそれに見合った服装です。
ただし、アイロンのかかっていないアロハやポロシャツ、ムームーなどの服装は避けてください。
アロハの前を開けて、Tシャツの上に着ることはダメです。（本来は下着なので見せてはならない）

革靴が原則でスニーカーやサンダル履きはアイランド・インフォーマルの場でも間違いです。（女性のヒール付の皮サンダルは可）


以上を理解して頂いた上で
アロハ・ムームー姿は日本人が勘違いか、ウェディング関連業者の営業等ではじまったものだと思います。日本人だけの結婚式・パーティでしか通用しない姿です。

お父さんだけタキシードでも良いと思います。
と言うより、ローカルの結婚式はタキシードと女性それに見合った服装でアロハなどは着用しません。
チャペルウェディングの新婦入場に際して、新婦の後方で父親が入場しますが、新婦がウェディングドレスならば、父親がアロハよりタキシードの方がふさわしですよ。
どちらにしても結婚式は新郎新婦が主役なので、他の参列者が何を着ていてもかまいませんが・・・

私は５０代で２人の娘がいる父親ですが、娘がグアムで結婚式をするならタキシードを着用します。
ハワイ以外なら娘が希望してもアロハやムームーはフォーマルな席では着用しないでしょうね。
　　

友人のグアム挙式に参列したことがあります。

グアム渡航も数回あります。

確かに…グアムの正装はアロハ＆ムームーではありません。日常的にアロハとムームーを着用されてる方も…居ますかねぇ？ハワイにいる時ほどアロハの浸透度を感じないんですが。アロハとただの襟付きシャツもまた違うものですしね。

私の友人の時は花嫁父は黒の礼装（現地レンタル）、新郎父もスーツ着用（持参）、両家の母は色を抑え目にしたワンピース（紺色・シルバーグレーだった記憶が）でしたよ。花嫁の祖父母が来てましたが、おじいさんも礼服を着用されてました。

私はハワイで挙式したので、父親にはアロハを着用してもらいましたが（本人の希望もあり）、グアムですと南国で雰囲気は似てるとは言え、ちょっと違うかなぁ…とも感じます。

もしお父様が礼服でと考えているなら、その希望を通してあげてもいいのかなと思います。