社会を活かせる進学方法は？

社会、要するに選択科目だけ強くてもまともな大学には入れませんよ。

甲南がどの程度の大学か、関西圏でどこを目指すべきかはまでは言えませんが、少なくとも、以下のことは言えます。

オーソドックスな３教科型で充分志願者が集まり、入学者のレベルが保たれていたら、わざわざ、変則入試を行わない。
事実、かつては一般入試は３教科で一回しかないものでした。
少子化の影響や資格系へのシフト等で段々志願者を集めにくくなった。このままでは、合格者を減らさない限り偏差値はどんどん落ちていく。偏差値が落ちると志願者のレベルも落ちる。合格者を減らすと定員割れを起こします。
そこで考えたのが、推薦を増やしたり、アラカルト入試を始めたり、一般の定員を減らしてなんとか表向きのレベルを保つことです。
ただ、これは麻薬のようなもので、本体を蝕みます。１教科や２教科で入ってきた子は学力が低いのです。３教科ではいる人が段々敬遠します。

これは私立大学だけではないです。１０年くらい前でしたか、国立大学が受験科目を減らした時期があります。バブル期以降私立に志願者を取られて思いついたのでしょう。結果、基礎学力が不足している学生が増えて、これでは教育できないと、ほとんどの大学がまた増やしました。
今でも、２次科目の少ない大学は２流扱いです。東大をはじめ一流大学は試験科目が多いです。
首都大が都立大のときと比べて人気がないのは、移転したことや名前が変わったことよりも、受験科目を減らして２流大学になったからです。実際に学力上位層は受けません。

私立の場合、もともと、たった３教科しかありません。それすらも危ない人をかき集める大学って何なんでしょう。
それすらも勉強できないで大学を目指すって何なんでしょう。

＞勉強は全くしていませんでしたので
何故こういう人が大学に行くのですか。福原愛ちゃんみたいに運動ばっかりやっていたのですか？　そういう人はそういうルートで進学すれば良い。

少子化ですから、どこかには入れます。うまく立ち回れば思ったより良い学校に受かるかもしれません。でも上げ底で大学生になっても基礎学力がなければ、せっかくの勉強できる環境を生かせれませんよ。
大学に入ってゆっくり遊びたい人なら、この話は関係ありません。どこでも行ってください、有名大学のほうが楽しく遊べれるでしょう。

追加で回答しますね。

私立文系について、英語・国語・地歴公民の３教科
での入試について、この２０年ほどで、多くの大学が
傾斜配点（得意科目重点）の入試を行うようになりま
した。
　その中で、地歴公民の得意な受験生が一番多いのが
現状です。しかし、実際の入試で差（合否のわかれめ）
は、英語が決め手です。

　得意科目と不得意科目の差は、勉強時間に比例します。
好きなものだけできればいいのでしょうが、英語・国語
と地歴公民をバランスよく対策を進めてください。
特に、英語の成績が模試の結果に反映されるまでには
６か月くらい我慢が必要です。
入試ついては、傾斜配点型だけでなく、募集定員の多い
オーソドックスな入試型での受験も想定してください。

マスコミを本当に志望されるなら、

まず「地歴公民」だけで大学に入ることを
考えるより、バランスよく英語・国語も
勉強されて、進学することを考えましょう。
　マスコミ受験のときは、社会だけの受験
ではありません。英語運用能力、日本語運用能力が
問われます。
　まだ入試まで１年ありますね。今が踏ん張り時
ですよ。