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評価の高いとされている次のSF映画を観ましたが、まったく面白くなかったです。
(1)2001年宇宙の旅
(2)ブレードランナー

私の感性がおかしいのでしょうか?
「2001年宇宙の旅」は超スローな展開、中身のないストーリーとまったく理解できなかったです。観ながらイライラしていました。
「ブレードランナー」も特別面白いとは思いませんでした。

上記2作品は、どういった点が評価の高いところなんでしょうか?

A 回答 (10件)

「2001年宇宙の旅」は質問者様が感じておられる中身のないストーリーを観客が脳内補完しなければならない点で評価が高いのです。


与えられるだけがエンターテインメントではありません。

「ブレードランナー」はそれまでにない世界観を提示した(確立した)ところに評価が出ています。雨が降り、薄暗く、必ずしも文明が発達した未来は明るくないという世界を初めてわかりやすく表現した映画です。
それでいて、あとからそれを越えようとしても、それらの作品は単なるマネごとで終わってしまうだけのインパクトを持っています。

「禁断の惑星」
これはもう私の一番のお気に入りの宇宙ものの映画です。(敢えてSF映画とは言いません。)
ロビーとイドの怪物。セットや特撮はちゃちですが、それらに目をつぶってもあまりある、魅力的な設定です。

「スターウォーズ」
サイエンスフィクションのSFではなく、スペースファンタジーのSF映画の大作、らしいです。私にとって評価は下の下です。まだ、スタートレックやギャラクチカの方がいい。
上記三作品は、このスターウォーズのように勧善懲悪という米式基本概念がありません。確かにスターウォーズも記録的にはエポックメイキングな作品ですが、これまでの映画のいいとこどりであり、破綻無くまとめた点が新しかったと言えます。しかし、先の三作品は明らかに新しい表現を映画界に送り込んだのです。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

「与えられるだけがエンターテインメントではない」というお言葉、
身に沁みました。
映画の本質を感じ取れるような感性を養っていきたいと思います。

お礼日時:2009/01/20 21:30

ブレードランナーの方しか評価できませんが、最終版は相当見ました。


スターウォーズやエイリアンのように単純明快なストーリーで
アクションなどを楽しむものではないので評価は分かれると思いますが、
私はどちらも好きです。

ブレードランナーはレプリカントと人間の戦いというのが表向きですが、
厳しい破壊された環境の中で人間の手によって作り出され、
人間よりも優れた能力を持つがゆえに短い寿命というハンデを持たされたレプリカントの心の葛藤。
対して人間としてレプリカントを狩る側であるデッカードも
偽物の記憶を与えられたレイチェルをみて自分の記憶は果たして本当に自分のものなのか、
自分とレプリカントとは何が違うのか?などの疑問を持っていく。

そういったのを感じながらみていくと面白いのではないかとは思います。
私はルトガー・ハウアー(ロイ役)の熱演にやられたクチですけど。

映画は楽しんだもの勝ちだと思いますので、一般的に評価されているから自分もわからなければいけないとか思わずに
その時々で面白く感じるものを評価して観ていけばよいんではないですかね。いつか評価変わる日も来るかもしれませんし。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

なるほど、面白い観方だなぁ、と感心しました。
画面の映像だけでなく、登場人物の心を読むんですね。
心の葛藤や疑問を読み取ろうとまで考えずに観てました…。
反省です…。

以上の点について注意して、もう一度観てみます。

お礼日時:2009/01/20 21:15

禁断の惑星紹介した者です。



この映画、昭和31年の映画なのですが、まず98分と短いです(2001年は141分)。さらに禁断の惑星は、スリルあり、ラブロマンス@ちょっと強引あり、古き良きSF空間演出(マット画によるクレル人地下エネルギー施設の描写など)、戦闘シーン(ディズニーが協力しています)あり、で2001年やブレードランナーより、はるかに「楽しい」SFです。なので、安心してみてください。
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この回答へのお礼

再度、ご回答いただき、ありがとうございました。

「禁断の惑星」は、今週末に観ようと思います。
楽しみにしています。

お礼日時:2009/01/15 22:21

2001年は公開から10年以上のあとのリバイバル上映ではじめてみました。


当時もすでに伝説の映画でした。レンタルビデオは無いし、テレビで放映さ
れると言うタイプの映画でもなかったので、予備知識なしで映画館に見に行
きました。
冒頭のサルのシーンは長くて退屈しないほうがどうかしていますが、画面い
っぱいに放り上げられた骨がうつり次の瞬間に・・・というシーンは映画館
で見て息をのみましたね。あのカットだけでも見る価値があると思うくらい
です。こればかりはどうもテレビで見ると感動が薄いです。
本当の意味でのSF映画ですので面白くないという方がかなりいても仕方がな
いタイプの映画です。Star Warsは舞台が宇宙ですがSFではありません。


ブレードランナーは公開時に見ています。
SFマニアの友人の強い勧めで見に行きましたが、話の筋がよくわからなかっ
た。後年レンタルビデオでも何度かみて確かに名作と思えるようになりまし
た。編集がいろいろあってあとの版になるほど1回見ただけでは筋がわかりに
くいように思います。
単純には、まずは酸性雨が降りしきる薄汚れた未来社会の風景を堪能すれば
よいのでないでしょうか。
未来がチリひとつ落ちていないクリーンな環境で、ユートピアあるいは超管
理社会であるという古典的な未来像に対して、薄汚いが、わけのわからない
活力にあふれた社会という描写は印象的です。いまはこちらの未来像のほう
が普通になっていますけどね。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

映画館とテレビでは受ける感覚が違うのかもしれませんね。
ご回答いただいた点をふまえて、もう一度観てみます。

あと、Star WarsがSFでないというのが、よく分かりませんが…。

お礼日時:2009/01/14 21:44

一般的に作品評価が高いと言われているだけであって、最終的には


観た人の評価は様々だと思います。 あなたが面白くないと感じられたのなら
それがあなたの評価ということです。
とにかく数多くの作品をジャンルに捕らわれず観て下さい。
質問から推測すると映画の楽しみ方がまだよくおわかりではないように感じましたので。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

おっしゃる通り映画の楽しみ方を知らない…、というか、
ただ観てるだけでした。
映画の観方、楽しみ方を教えていただければ幸いです。

お礼日時:2009/01/13 18:42

 この二作品については、当時から哲学的な解釈がありましたが、私は単に「対決」ものとして楽しく見ました。


 「2001年」は、モノリスによって進化を遂げたHAL9000対船長です。船長が反撃のきっかけをつかむくだりにわくわくしました。「ブレードランナー」は、リック・デッカード対レプリカントです。レプリカントがセバスチャンの家をねぐらにしていることを突き止めたデッカードが、そこに乗り込んでいく場面にもわくわくしました。
 能力で劣るただの人間が、どうやって力で勝る相手に勝つのか?が、非常に楽しかったです。一般的な解釈とはかなり隔たりがあるようですが。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

いろんな観方がありますね。
私もいろんな視点から観ていきたいと思います。

お礼日時:2009/01/13 18:36

「2001年宇宙の旅」


確かに超スローな展開、今見るとほぼ確実に途中で寝てしまいます。
(40年も前の映画です。ストーリーの展開はあんな感じでしょう。)
製作当時はかなり画期的だったんですよ。
映像美を楽しむ映画と割り切った方が良いかも知れませんね。
宇宙ステーションに宇宙旅客機が収納されるシーンやディスカバリー号の中をランニングするシーンは当時は感動でした。
CGの無い時代です。コンピューターも今のような機能は無く、宇宙ステーションに宇宙旅客機が収納される時などのコンピューターモニターに表示されていたワイヤー画像はアニメーションで作った映画を映写したそうです。

「2001年宇宙の旅」見た後たの宇宙を舞台にした作品に対し
宇宙空間なのに爆発音が聞こえる?宇宙船の中に重力がある?
などと観ながら批判したものです。

「2001年宇宙の旅」移行のSF映画、アニメに大きな影響を与え事は事実です。
ちょっと古いSF映画ですが「インディペンス・デイ」の主人公のノートPCの壁紙はHAL9000でした。
最近の作品「イーグル・アイ」「ウォーリー」の氾濫するコンピューターの目はHAL9000のそれですし、
「ウォーリー」での二足歩行を人類が取り戻すシーンは思わず噴出しそうになりました。

「2001年宇宙の旅」観ておいて損は無いと思いますよ。

「ブレードランナー」
冷戦、東西のスパイ、ナチスのユダヤ人への虐待、ナチ占領下のフランスにおけるレジスタンス活動、IRAなどの知識を持って見るとまた違ったかも知れませんね。


>「禁断の惑星」も是非観ようと思います。
あまり期待しない方が良いかも知れませんが、古い映画のゆったりとした展開に慣れると古い映画が楽しめるようになるかも知れませんね。
そう言えばロボットいえば「禁断の惑星」のロビー的なところがありますね。
「評価の高いSF映画を観ましたが…」の回答画像4
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

なかなか奥の深い観方ですね。
参考になりますが、知識に乏しいもので…。

お礼日時:2009/01/13 18:33

2001年は上級編SFだと思います。


ブレードランナーは誰が見ても楽しい作品だと思うんですが、そう感じない人もいるんですね。
他のSF作品なら

ガタカ
バック・トゥー・ザ・フューチャー
ターミネーター

なんかいいと思います。

あと、SFなら実写映画より日本アニメのがレベルが高いと思います。

映画版パトレイバー1・2
TV版と劇場版攻殻機動隊1・2(2はイノセンスというタイトルです)
プラネテス

なんかいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

ただ、両作品の楽しいところを教えていただければ嬉しく思います。
私には、その楽しいところが理解できなかったので…。

また、他のSF作品をご紹介いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/12 23:27

SF映画がキワモノ扱いだった当時は、傑作に値したのでしょうね。


リアルタイム世代より若干若い者ですが、一度鑑賞したらもう2度と見なくても別に構わないと勝手に(勝手にですが)思います。
「2001年宇宙の旅」は、無重力のシーンが画期的だと思いました。
中身なんて大した意味もないでしょう。
こじつけるなら「転生輪廻」のイメージでしょうが。
「ブレードランナー」は、雨中のネオンで東洋がバックアップされるシーンとビルをよじ登るシーンしか、たいして記憶にありません。
原作がどうこうなど関係無く「退屈」と感じました。
同じキワモノの、「スターウォーズ」の方がどれほど強烈だった事か。
リドリー.スコットなら、「エイリアン」の方が面白いし。
キューブリックは、「シャイニング」以外大して好きな監督じゃ有りませんし。
今の映画を鑑賞していれば普通退屈と思いますよ。
かの有名な「ベンハー」なんて、途中休憩を入れて5時間位我慢が必要でしたし(ガリレー船の場面と騎馬戦以外どうってこと無し)。
本音を書きました。批判回答多そうですが。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

私と非常に似た感性をお持ちのようで、嬉しく思います。
両作品とも非常に退屈で、何度観るのを止めようかと思いました。
ラストに期待し我慢しましたが、期待外れでさっぱりでした。

私も「スターウォーズ」、「エイリアン」の方がよっぽど面白く思います。

お礼日時:2009/01/12 20:48

1)2001年は、監督のキューブリックが「この映画を観客が1度だけ鑑賞して理解したなら、我々の意図は失敗である」と言い切っていますので、何回かみないと自分なりの回答はでないと思います。

あなたは正しい感性の人です。私も何回もみて、自分なりの意見を持ちました。
人間が次のステージに「進化」する映画、とおもっていますが、意見はたくさんあっていいと思います。

2)ブロードランナーは、完全版、ディレクターズカット版、映画館版とあるので、各々を見て、回答を模索するのもよいとおもいます。
人間が作ったレプリカントが人間以上の存在になるのか、というのがテーマだと思っています。

昔からSF映画にはこういった感想がよくあり、禁断の惑星、を当時みた人が、わけわからなかった、と新聞のインタビューに答えています。これも名作なのでぜひに。
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この回答へのお礼

ご回答いただき、ありがとうございました。

映画にも観方があるんだと考えさせられました。
難しいもんですね。
ある意味、SFを通した哲学映画でしょうか…。

私の場合、何回観ても感じ方は変わらない気がします。
哲学的な感性を持っていませんので…。

「禁断の惑星」も是非観ようと思います。

お礼日時:2009/01/12 20:37

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