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理系大学進学について。中学生です。

将来、物理学関連の研究職を志している現中3生です。将来的には海外の大学(MIT,スタンフォード‥)で物理学を専攻したいと考えています。もちろん、MITといったアメリカの超難関校を卒業することが大変狭き門であることを十分覚悟しています。まずやらなければならないことは将来に向けて英語力を磨き上げるということだと思いますが、他にはどういった勉強をしなければならないのでしょうか?よく、「アメリカの大学は入学が簡単だが、卒業するのがとても難しい」などという話を聞きますが、だからと言って入学試験対策を全く行わなくていいという訳ではないと思います。SAT(大学進学適性試験)などの対策も行わなければならないと思うのですが、具体的にどうのように学習していけばいいのでしょうか。SATで問われる数学の問題と、日本での高校の数学の内容がリンクしているとは思いませんので、高校進学後、私はSAT対策の勉強と英語の勉強と学校の勉強を行わなければならないのでしょうか。高校では語学研修のために1年間の中期留学を考えております。高校での中等教育(数学や物理)が理解できていないうちは理系アメリカ大学での講義を理解するのは不可能でしょうか。

又、将来、理系大学に進む時期としては

(1)高校卒業後すぐに。
(2)高校を卒業し、日本国内の大学に進学したのちに、海外大学に編入
(3)高校を卒業し、日本国内の大学も卒業したのち
(4)高校を卒業し、NICといった留学機関を通して、1年間の英語の学習をしたのち

の中で最も適切なのはどれでしょうか。

又、現地の大学の講義をおおよそ理解する為に必要な英語力(TOEFLの点数や英検のレベルなど、数値で具体的)に教えてください。語学の面では父親が英語圏の外国人である為に、どうにかなりそうです。

最後に、アメリカ大学に進学する場合は高校・中学での成績表・課外活動記録/委員会・クラブ活動の記録なども提出しなければならないのでしょうか。私の公立中学では絶対評価を採用しておりまして、私自身の国数英理社の内申点(3年)は25/25ですが、実技科目では3や4が目立ちます。部活動ではあまり大きな活躍はしておりません。生徒会長を務めておりました。こういったことも評価されるのでしょうか?校内の成績などが評価されるのは高校からですか?詳しく教えて頂きたいです

A 回答 (9件)

中3でここまで将来の進路がはっきりされていることに、まず非常に頼もしく感じました。

頑張って欲しいと思います。

アメリカの場合ですが、本当にMITやスタンフォードに学部から留学したいのならば、英語力を伸ばすことは当然ですが、努力の中心は理系科目の成績を伸ばし、課外活動での実績を積み上げることにあるべきです。

少なくともSATの数学については、日本の進学校の高校生ならば一通りの用語さえ覚えてしまえば楽勝です。英語は苦戦するかも知れませんが、こつこつと語彙を増やせばそこそこの点数は取れるようになると思います。

それよりも、日本にいるうちに高校生向けの物理や数学などのコンテストや研究発表会に積極的に参加し、学校の勉強の範囲外で自主的に考え、問題解決をする力を養うことが重要です。大学の高校生向け公開講座、科学博物館の催しなども定期的にチェックしてみましょう。

また、高校の物理の先生などで話の合う人がいれば、日本の大学で物理の研究をしている人を紹介してもらい、実際に研究室の見学などをさせてもらうことを薦めます。助教授レベル以上ならば、何らかの海外留学経験のある人が殆どだと思いますので、物理分野での日米の違いなどについても興味深い話が聞けるかも知れません。

アメリカで物理を研究している日本人院生は(3)のパターンが圧倒的に多いです。日本で学部の卒論という形で自分の研究をまとめ、それプラス指導教授のコネクションなどをベースにアメリカの研究室を探して院進学、というのが一番能率的なのだと思います。学費面でも、アメリカ国籍あるいは少なくともグリーンカードがないと学部レベルではまず奨学金は受けられませんから、上に挙げたような超難関私立大では年間400万円レベルの授業料を丸々自費で支払わなければなりません。それに比べて、理系の院(博士課程)は学費(全額あるいは一部)免除・奨学金付きでの入学許可が一般的で、このタイプの奨学金は留学生でも受けられます。
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この回答へのお礼

なるほど。。

ということは一流の日本大学(京都大学や東京大学)などから、アメリカの一流大学院に進学するのがベストなようですね。ありがとうございました。

ちなみに、京都大学や東京大学の理学部物理学科が世界的にどういった評価を受けているか、教えてくれませんですか。

お礼日時:2009/01/14 00:35

>大学院を卒業して、研究職に就いたとしても、アメリカでは十分の給与が与えられるということでしょうか。



そういう意味ではありません。何の保証もありません。すべては本人の努力と運の問題です。

博士課程終了までは生活費を含め、大学側から保証されているようです。もちろん授業料は免除です。それ以降のことについては、担当教授と相談の上で決めるのではないでしょうか。私が「心配していない」と言ったのは「親の役割は終わった。あとは本人次第」という意味です。

ポスドク等の問題については正直よくわかりません。
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この回答へのお礼

わかりました。どうも詳しくありがとうございました。

お礼日時:2009/03/18 11:19

#3です。

高校受験お疲れ様でした。うまくいきましたか。
お礼の欄に質問がありましたので、わかる範囲でお答えしたいと思います。

>大学での言葉の壁などはどのように乗り越えたのでしょうか?
日本人がほとんどいない環境だったようですから、いやでも使わざるを得なかったのでしょう。書くことと読むことはかなりできたと思います。聞くことと話すことは慣れでしょうから。

>高校は英語科の高校に進学なさったのですか?
都内の私立中高一貫の受験校です。英語科はありませんでした。

>又、博士課程後は研究職になるのでしょうか?
>日本では理論物理学の研究職になるのは本当に一握りの人間しかなれ>ず、場合によっては職が見つからずダンボール生活を歩むことになる>人もかなり居るようですが、アメリカの場合はどうなんでしょうか。
おそらくそのまま残って研究所職につくのではないでしょうか。
Biologyですが、生活費も含めて、大学から支給されており、アルバイトで稼がなくとも研究に没頭できる環境にありますので、その後のことについては心配していません。もちろん本人の意志次第です。

>Ivrリーグでの大学講義では、日本の高校で学んだ物理I・物理II/生>物I・生物IIなどの基礎知識がなければ理解することは難しいのでしょうか。
もともと両科目とも好きでしたし、日本の高校で学んだ知識が役立ったことは確かです。あとは英単語への置き換えですね。今は逆に英語でわかっても日本語の専門用語で知らないのがあるのではないでしょうか。

以上、答えになっていないかも知れませんが、参考になれば光栄です。
まずは高校の成績を上げることに専念されることが大事です。もっとも息子は2年の終わりまで運動部に入っていましたし、うちではギターばかりひいていました。学校の授業だけは真面目に受けていたようですが。高校の先生方の理解と後押しも重要になってきます。

ご両親には(金銭的に余裕がある場合を除き)留学はお勧めしませんが(苦笑)頑張って下さい。期待しています。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。

大学院を卒業して、研究職に就いたとしても、アメリカでは十分の給与が与えられるということでしょうか。

現在の日本においてはポスドク問題、オーバードクター問題といった問題がありますが、アメリカではこうした問題はないのでしょうか

お礼日時:2009/03/15 13:24

アメリカの名門大学に入るのが如何に困難かを東大との比較で見てみましょう。

2008年の合格率のデータです。

東大 理I   40.8%
東大 理II  29.4%
MIT 12.5%
Stanford    10.3%
Harvard     9.7%
Princeton    9.7%
Yale       9.9%
Chicago    34.7%
Vassar     28.6%
Carleton    29.8%

合格率はあくまで全体の応募者のデータです。留学生の率は、もっと低くなっていると思います。

日本人が合格の可能性があるのは30%程度の合格率の大学です。しかし、上記の大学も難関大学です。

MITやStanfordは東大より競争が厳しいのです。日本人の高校生は何かと言えば、東大に受かる実力があるんだから、HaravrdやYale、Princetonに合格できるはずだ、と言いますが、それが可能なのは、東大にトップで合格できる人で、かつ、その他の資質を備えている人だけだということになるでしょう。

そして、こういうデータを見たことも無い日本人が空想で「アメリカの大学は入るのは簡単」などと戯言を言ってる訳です。そういう人達に囲まれていたなら、何を準備したらいいのかも分からず、応募先の選択を間違え、かつ、応募書類なども内容をよく理解ができずに書いてしまうため、不完全な記述となってしまい、、Essayも不十分となり、さらに一番重要な、学業以外の要素が疎かになり、結果として合格できなくなるのです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/01/14 00:30

大学の合格率です。

しかし、このデータは、Early Decision(Action)とRegular Decisionのデータが混じっており平均値になっています。Earlyは高く、Regularは低くなります。Earlyで応募するほうがはるかに有利です。例えばEarlyは25%だが、Regularは12%しかない。という具合です。また、留学生の応募者の合格率がどうなのかが公式にはわかりませんが、はるかに低いはずです。
このデータでは12%程度ですが、MITの合格率は4%程度だと思われます。
http://colleges.usnews.rankingsandreviews.com/co …
 
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回答No.4は、UndergraduateのFreshman応募する場合についての見解です。



(2)日本国内の大学に進学したのちにアメリカの大学に編入
机上の論では可能ですが、まず、合格はできないと思われます。Transferの合格率は非常に低いのです。まだ、Freshman応募のほうが可能性が高い。また、Harvardは現在Transferを受付中止しているように、Transferの受け入れ人数は大きく、年によって変動します。

(3)日本国内の大学も卒業したのち
これはつまりGraduate Schoolに応募するということですが、Undergraduateで応募することと、難易度では、それほどの違いがないと思います。特に、インド、中国(清華大学を筆頭に)などの優秀な人達が殺到します。

(4)NICといった留学機関を通して、1年間の英語の学習をしたのち
検討する価値などありません。あなたのような優秀な人が選択するのは間違いです。Community Collegeへ行ってどうするのですか?
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この回答へのお礼

では、どうすればいいのでしょうか。(@_@;)
やはり、日本の大学を卒業→アメリカ一流大学院にするべきでしょうか。

お礼日時:2009/01/14 00:32

文章を読んでの感想ですが、しっかりしてはおられますが、ポイントを掴んでいないなあ、というのが第一印象です。

例えば、インターネットなどで簡単に入手できる情報を把握しておられない。例えばSAT Reasoning Testの対策をどうすればいいかですが、ネット上にあるSATのサイトで問題をやってみることはいくらでもできるはずです。やってみれば、何をどうすればいいかは、わかるはずです。Mathは中学生レベルで簡単だから、1~2回練習すれば満点がとれそうだとわかるでしょうし、対策が必要なのはCritical ReadingとWritingだなあ、ということが直ぐにわかるはずです。また、MITやStanfordに入るのがどの程度難しいのかは、合格率を調べれば、おおよそは、わかるはずです。さらに、各大学が何を基準に合否を判定しているか?は各大学のWEBに記述されているはずです。それを読めば、高校で学年上位10%に入る成が必須なんだなあということが分かるはずです。また、大学応募で問われるのは高校の成績(但しアメリカは中3を含めた4年間が高校に相当)なんだなあ、ということも分かります。もっとも、「いやいや、そんなことは調べた上での質問ですよ」ということであれば、私の理解不足ですのでお詫びしなければなりません。

次に、アメリカの大学の基本はLiberal Arts datoiu点についての理解もできていないと思います。理系の勉強をしたいからMITだStanfordだとエンジニアリング系の名門大学の名前を挙げていますが、物理を勉強するのに(メジャーとするのに)、エンジニアリング系大学に行く必要がある、という認識は間違いです。確かにリサーチ系の大学のほうがFaculty数や設備などの環境は充実はしているでしょうが、小規模Liberal Arts Collegeで物理専攻することはいくらでも可能であり、その大学の教授のクオリティーについて言えば、例えばMITのPh.DであったりPrincetonのPh.Dだったりするわけですから、リサーチ系大学と比較して何ら劣っているわけではありません。逆にリサーチ系の大学だとティーチングアシスタント(優秀であることは間違いないでしょうが)が授業をするということだって考えられます。それはLACではあり得ないことです。

アメリカの大学の合否判定は「総合評価」です。特にMITなどのトップ大学は、学校の成績がトップでSATが満点という人達ばかりがしのぎをけずるわけですから、そういうことだけで差がつかないわけです。何で差をつけるかと言えば、学力以外のものです。リーダーシップがあるかないか、生徒会会長をやってかどうか、ボランティアをやったかどうか、スポーツで優勝したかどうか、音楽コンクールで優勝したかどうかといったような点で抜きん出ている必要があります。同じ学力と言っても、数学オリンピックで入賞するほどのレベルがあれば、決定打になると言われています。

何が、言いたいか、と言えば、素質は充分あるのに、日本の高校に行けば、的確な指導を受けることができず、MITやStanfordに合格することはできないだろうということです。名門高校に入ったなら、先生は東大に行けというでしょう。アメリカに行きたいと言えば、そんなことは止めろというでしょう。仮に、賛成してくれても、英語の推薦状を書くなどできないでしょうし、Secondary School Reportを英語で書くこともできないでしょう。つまり、折角、本人の能力はあるんだが、それを「表現する」ことが不充分で、その結果、正統な評価を受けられず合格できない、ということになる確率が非常に高いということです。また、高校では受験勉強に没頭し、勉強以外が疎かになる可能性が極めて高くなります。これは日本の高校生の背負った宿命です。

高校時代に1年間交換留学で、アメリカの「公立高校」に行っても何の足しにもなりません。少なくともMITやStanfordは全く評価しないと思います。

費用が何とかなるならアメリカのPrep Schoolに来年から留学することです。充分な資質をお持ちのようですから、Prep Schoolに行けば、IvyやMIT、Stanford、Caltechなどに合格されるだろうと思います。現に、私が知っている生徒は、高校1年で中退し、東部Prep Schoolに留学し、Ivyに合格しています。同じ人間が、そのまま日本の進学校にとどまっていたなら東大か京大に行っていたことでしょう。どちらが、本人にとってよかったかは別として。
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この回答へのお礼

参考になります。どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/03/15 13:25

卑近な例を紹介します。

何か参考になれば光栄です。

私の息子は7年前に都内の受験校を卒業後米国のIvyリーグのひとつに入りました。高校時代は特に物理や生物が好きで、ファインマンの物理学の本などを読んでいました。T大に合格したのですが、本人の留学の意志は固く、あの911事件の直前に渡米しました。ちなみにTOEFLは650ぐらいでした。長期の海外経験なしです。

学部はBiology専攻でした。私学ですから学費・生活費はすべて個人負担で、年間5万ドル近くかかりました。その間スポットでATTやHoward Hughesなどの奨学金をもらいましたが、大半は親の借金でした。今は同じ大学の博士課程在籍で、研究室で実験の日々を送っています。大学院からは授業料・生活費を含め、年間3万ドル近く支給されているようで、今は海外送金はゼロです。

ご質問に添った回答にはなっていませんが、一例として紹介しました。ご家族ともよくご相談の上、頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

大学での言葉の壁などはどのように乗り越えたのでしょうか?
高校は英語科の高校に進学なさったのですか?

又、博士課程後は研究職になるのでしょうか?
日本では理論物理学の研究職になるのは本当に一握りの人間しかなれず、場合によっては職が見つからずダンボール生活を歩むことになる人もかなり居るようですが、アメリカの場合はどうなんでしょうか。

Ivrリーグでの大学講義では、日本の高校で学んだ物理I・物理II/生物I・生物IIなどの基礎知識がなければ理解することは難しいのでしょうか。


高校受験のため、お礼が遅れました。申し訳ございません。

お礼日時:2009/02/28 23:47

#1の回答者さんに補足です。



私も国内学部を出て、米院進学を薦めます。費用的な事も当然ですが、多分その方が米大学が求める「多様性」を得られると思います。従って、日本学部で良い成績、TOEFL、GRE、推薦状を貰える様に努力して下さい。数値で言うと、トップ大は旧TOEFLで600以上(ibtは忘れました)とかが要求されたと思います。GREは特に基準はなかったですが、Mathは満点(簡単です)、Verbalで400点とかとれればいいかと。もう一科目は最近方式変更され私はよくわかりませんが、詳細はURLの本等で調べて下さい。
http://shop.alc.co.jp/spg/v/-/-/-/7006151/

あとやりたい分野の研究者がいる大学へ行くという風に考えて下さい。日本と違い、東大が全ての分野でトップみたいなシステムではありません。両大学は物理分野でもトップですが、自分が師事したい先生がいる大学に応募するのが一般的です。それはお父さんがよくご存知でしょう。

検討をお祈りします。
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この回答へのお礼

わかりました。どうもありがとうございます。
海外の一流大学院に行くには、やはり日本の大学も一流でないとまずいでしょうか?(東大・京大出身ではなくても、アメリカの一流大学院に入学することができるのでしょうか?)

お礼日時:2009/01/14 00:39

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