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 前日同じような質問をさせていただいたのですが、操作を誤り、質問が終了してしまいました。
同じ質問を再度お願いいたします。
 自分史というものを、学問的に位置づけられないかと考えています。
戦前の生活綴り方教育から戦後の生活記録運動、そしてふだん記から自分史という大きな流れがあり、今日に至っているのですが、物語産業の成立以後、自分史の流れが違う方向に向かっている気がします。
自分史を文学史の中にまずは位置づけたいと思ったのですが、その有効な方法がつかめないでいます。
アプローチの仕方をご指導いただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

 


 1.目録をつくる
 
 人文学では、いかなる分野の研究も、史料を収集することが基本です。
 わたしは、6W1H(who, what, when, where, which, why, how)
の原則に準拠し、下記のように書誌データを統一表記しています。
 
── 著者・編者・訳者《書名 ~ 副題 ~ 初版&再版年月日 出版社》
 
── 《Who's Not Who: Celebrity Impersonators and the People Behind the Curtain
200004‥ Writers Club Pr》
http://www.amazon.co.jp/Whos-Not-Who-Celebrity-I …
 
 2.概要と引用(↑英国無名紳士録↓威風堂々の政治家)
 
── チャーチルは膨大な回顧録を書いて、ノーベル文学賞を受けまし
た。英米人は回顧録や伝記を非常に好むそうですね。で、この伝記のた
ぐいは、詩や小説と並んで、英文学の一部をなしていると言われます。
日本は優れた評伝が乏しいんです。(芳賀 綏/NHK解説委員)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/14531.html
 
 芳賀 綏(やすし)言語社会心理学 19280317 熊本 北九州 /東京工業大学名誉教授
 
── 芳賀 綏《威風堂々の指導者たち ~ 昭和人物史に学ぶ ~ 200811‥ 清流出版》
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/081123/bk …
── 芳賀 綏《視点・論点 20081212 04:20~04:30 NHK総合》
 
 3.年表をつくる
 
 一般の文学も、同じように目録を年代順にならべます。
 左右の欄に(エクセルで)振分けると、おのずから比較対照できます。
 空白の年代が、なぜ欠落したかを考察し、論文にまとめます。
 
 4.電子日記で公開する。
 
 出版年代ごとの論文を、ネット上で発表し、不明な事柄について公開
質問しながら、すこしづつ加筆・訂正します。数年つづけているうちに、
関連分野の研究者からリンクされ、思いがけぬ情報が得られたりします。
 
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この回答へのお礼

 貴重なアドバイスを頂き、ありがとうございます。
とても参考になりました。
研究計画の中にお教えいただいた方法を取り入れたいと考えております。
早速、目録作り、年表作りの準備に取りかかろうと思います。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/12/27 20:21

ぜんぜん門外漢なので見当はずれの答えかもしれませんが、


質問者さんがお書きになったようなことそのものが文学史
(あるいは出版史)を形成しているのではないですか?

>戦前の生活綴り方教育から戦後の生活記録運動、
>そしてふだん記から自分史という大きな流れがあり、
>今日に至っているのですが、物語産業の成立以後、
>自分史の流れが違う方向に向かっている気がします。

>自分史というものを、学問的に位置づけられないかと考えています。
>自分史を文学史の中にまずは位置づけたいと思った

私は門外漢なので、自分史が文学史の中に位置づけられているのかいないのかさえ知りませんが、
質問者さんが位置づけられていないと思うのであれば、ご自分が思うとおりに位置づければよろしいのではないでしょうか。

自分史という言葉が定着してきたのはここ20年ぐらいのことと思います。

それ以前は、著名人であればそれなりの自伝や伝記が出ていましたが、
一般人についてはいわゆる「饅頭本」という死後に出すような
業績伝みたいなものしかなかったように思います。

自分史が流行りだすのには日経新聞の「私の履歴書」をはじめとする
新聞や雑誌の連載コラムが大きな影響を与えたのではないかと思います。
新聞や雑誌の連載は、その後「自伝」として出版されますが、
どこかの出版社が「自伝」を出してくれることなどない市井の人々は
自分が書いたものを本にしたいと思えば自費出版の「自分史」にするしかないわけです。

折から、戦争という過酷な体験を経た世代の人々がリタイアする時期とも重なって
1980年代ごろから自分史出版へのニーズが高まって行ったのだと思います。
それに目をつけたのが自費出版を手がけていた中小の出版社だったのではないでしょうか。

まったくまとまりのない文章になってしまいましたが、いいアプローチ法が見つかるといいですね。
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この回答へのお礼

 早速、ご丁寧な回答を頂き、ありがとうございます。
ご指摘いただいた「私の履歴書」や自費出版との関係を中心に、もう一度よく考えてみようと思います。
貴重なご意見、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/23 00:27

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