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キヤノンのISレンズについている手振れ防止機能(イメージスタビライザー)を使って撮影すると驚くほど鮮明に写真がとれるのですが、この機能の仕組みを簡単に教えていただけますでしょうか。当然わたしは常にIS機能をONにしています。ただ意図的は流し撮りやブレ効果を狙った表現以外でOFFの状態で得られるメリットはあるのでしょうか。三脚などを使用する場合はOFFで撮った方がよいのでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

IS手ブレ補正機構の具体的な仕組みはキヤノンのサイトで見た方が良いかもしれません。


キヤノンの手ブレ補正技術のところを是非みてください。
# http://cweb.canon.jp/ef/is-special/index.html

さて、手ブレ補正OFFのメリットですが、意図したブレ効果を得たいときや、バッテリー
消費を抑えたい時に有効です。低温下や長時間レリーズ半押しで待機するようなシチュ
エーションでは、意外にバッテリー消費がバカにならないようです。
まぁ、本当は予備のバッテリーを用意しておく方が賢明なのでしょうか…

また、モード2は大きな動きを検出した方向の手ブレ補正をOFFにするものです。
基本的に縦方向でも横方向でも機能するのですが、あまり縦方向の流し撮りはないかも
しれませんね。

初期や一部の最新ISレンズを除き、基本的に三脚使用時にはISは自動でOFFになる仕様です。
中には三脚使用時にも手ブレ補正効果があることを謳っているレンズも存在します。

三脚使用時に自動的にISがOFFになるとは言っても、ブレを意図的に補正しないだけで、
電磁的に補正ユニットを保持しています。つまり、電力を消費している点にご注意下さい。
明示的にOFFにした場合は物理的にロックがかかり、ISで電力を消費しません。

夜景や天体撮影など、長時間露光をする場合は明示的にOFFにしておく方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

とても詳しいお答えありがとうございました。キャノンサイトの解説図もとても参考になりました。しかしレンズの中はすごい技術が詰まっているんですね。

お礼日時:2009/02/01 16:24

スポーツ取材時、IS機能をオフにした方がシャッターロスが少ないと思います。

定量的に計測したわけではありませんが、野球のピッチャーのボールリリース、バッターのインパクトなどを撮影したときの経験でそう感じています
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簡単に説明すると、


角速度(ジャイロ)センサーが、手振れの方向と角度を検知し、高速演算し、補正系レンズユニットを手振れを打ち消す方向に駆動させると言うものです。

流し撮りでは、縦方向のみ手振れ補正が有効なモード2を使います。
これは、揺れ戻しを防ぐ為です。モード2が付いていないレンズもあります。

三脚使用時は、センサーが検知し、自動で手振れ補正offになります。ただし、初期のレンズでは、手動でoffにしなければならないものも有りますので、使用説明書に従って下さい。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A4% …

ISにはMode1とMode2、OFFがあり、Mode1は縦横のブレを補正、Mode2は縦方向のみの補正が可能(取説に書いてある)。
流し撮りをしたい時はMode2。Mode1のままだと流し撮りの効果は薄くなる。
意図的なブレ表現を狙いたいなら当然ながらOFFにすると良い。

キヤノンから出版されている「EF LENS WORKS」という本(\2,500)にはwikiより詳しく説明が書かれている。USMや蛍石の特性、EFレンズに関するテクノロジーについても詳しく書かれているので気になるようなら購入して読んでみましょう。
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