世界最大級の電機メーカーサムスンの知名度が日本で低い理由

サムソンはパソコン用メモリでは別格扱いですが、それ以外では・・・

ま、日本メーカーの品質や使い勝手が文句ないレベルなので、他国製品を必要としないからでしょう。
又、韓国製、中国製は「二流品」としての価値しか一般人には無い気がします。実際安かろう悪かろう商品が多かったですからね。

まあ、当のサムソン自体積極的に知名度上げようと思ってない様ですが？

いやぁー日本で広告する意味はもうないでしょう。

っていうか昔から。保守的国民だし（まぁー使いかってが日本人向けになつていないという問題もありますが）。GEだって売れないし、ハイアールだって誰も知らないし。エレクトロラックスだってだめでしょ？LGもしかり・・。
この国の人って国産メーカで買うか格安のどこでもいいものを買うか、どっちかですよ。外国を知ってるとか外国かぶれの人が一部GEの冷蔵庫とか買ったりしてますが、日本の小物食品とか考えるとあの作りはなぁーと思います。

サムソンの企業努力不足。

サムソンは主にアメリカ市場を開拓してきたため、日本市場への進出を怠っていました。
日本で有名なのは、アメリカ向け商品がそのまま日本でも売れた、ＰＣ用メモリとＰＣ用液晶ディスプレイくらいでしょう。

これは、他の輸出型韓国企業にも言えることです。
例外は、最初から日本で商売していたロッテくらいかな。

Q、世界最大級の電機メーカーサムスンの知名度が日本で低い理由？

A、伝統と文化と国策の反映。

明治政府により殖産興業政策、そして、それを継承した科学技術立国を目指す諸政策。
これらの国の諸政策が国内ブランドを育成し定着したのでしょう。

また、上記の国策では第二次大戦前では主に西欧文化の吸収がテーマ。
第二次大戦前で敗れた後は、もっぱら米国文化の影響下に。
そういう中で舶来志向、英米志向という文化が流布されてきました。

こういう日本でサムスン製品が日本の店頭に並ぶには、少し、その伝統と実績が足りないでしょう。
日本の科学技術立国政策という壁を突破し、消費者の国内志向及び英米志向という傾向も打破。
色々とサムスンのテーマはあると思いますよ。