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オバマ陣営の9月の選挙資金、152億円突破で過去最高
選挙戦開始以降、オバマ氏が集めた資金は、米大統領選史上最高の6億ドルに達した。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899563 …

クリントン女史には政治資金が集まらなかったのに、どうしてオバマ氏に桁違いの資金が集まったのでしょうか?
どこかの企業や業界が協力しているのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

No.1の回答で、誤解がある様子ですから、その訂正を。


http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200810300003.html
からの引用です。

(CNN) 米大統領選の民主党のオバマ候補は29日夜のテレビのプライムタイムに、全国で30分のCMを放送した。大統領選の候補者が選挙戦終盤にプライムタイムのCM枠を購入したのは16年ぶり。

CMはNBCとCBS、FOX、ユニビジョンで放送された。CNNはオバマ氏陣営からの放送要請を、番組編成上の理由で却下。ABCは別の時間枠を提示し、プライムタイムの放送を強く希望する同氏陣営との交渉が物別れに終わったとされる。CM製作費は500万ドルで、激戦区フロリダ州から生放送された有権者の討論や、オバマ氏自身による政策説明が含まれた。

オバマ氏はこのCMのほかにも、コメディー・セントラルの時事風刺番組「ザ・デーリー・ショー」への出演や、クリントン前大統領とともに登場するフロリダ州キシミーでの夜間集会などを予定している。バイデン副大統領候補も同州ジュピターで集会を開く。

オバマ氏の広告宣伝費は、共和党のマケイン候補を大きくしのいでいる。メディア調査会社によると、各党の指名獲得から今月25日までの広告費は、オバマ氏が2億500万ドル、マケイン氏が1億1900万ドル。マケイン氏陣営は29日、オバマ氏を批判する30分CMの放送を開始した。

引用終わり:

つまり、オバマさんの30分のテレビCM費用は500万ドル、ほぼ5億円だったということですね。また、マケインさんも同じように30分CMを流したということ。そして、選挙全期間中の宣伝費は、オバマさんが総額26億円ぐらい、マケインさんが総額13億円ぐらいということです。

ともかく、いくらプライムタイムのCMだからと言って30分で500億円もかかりません。そんなにかかっていたら、だれも、テレビCMなんて使わない。今、日本の地方の比較的人口の少ない1県分の15秒CMは、制作費は別にして15秒一回の放送は数万円からせいぜい10万円で済みます。10万円として、1分は40万円、30分は1200万円、それを50県分としても、6億円です。つまり、オバマさんの5億円というのは、ごく妥当な金額だったということになります。
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マケインは public funding と呼ばれる、税金からの選挙資金を受け取りましたが、これにはリミットがあります。

オバマはこの税金からの選挙資金を断った事で一般民からリミット無しでの献金を集めることができました。オバマのキャンペーンは批評家も flawless, innovative, first in the 21st century と絶賛する斬新なものでした。インターネットの活用で全国の選挙民にタッチしたこのキャンペーンは近い将来 political science の教科書に載ってもおかしくありません。

わたしはアメリカ人なので選挙に参加しましたが、初めて政治献金をインターネットでしました。その後オバマ、ジョー.バイデン、ミシェル.オバマ、デービッド.アクセルロッド、その他知られた名前から、ボランティアと思われる人達の名前で毎日eメールのメッセージが届き、大統領候補者の討論会のアップデート、オバマのスケジュール等を詳細に知らせて来ました。メッセージの下にはいつも Donate Now! という献金のためのボタンもありました。でも我々サポーターが一番驚いたのは、選挙の結果が分かりもうすぐシカゴのグラント.パークで演説が行われる前に次のメッセージが送られて来た事です:

(個人名)--

I'm about to head to Grant Park to talk to everyone gathered there, but I wanted to write to you first.

We just made history.

And I don't want you to forget how we did it.

You made history every single day during this campaign -- every day you knocked on doors, made a donation, or talked to your family, friends, and neighbors about why you believe it's time for change.

I want to thank all of you who gave your time, talent, and passion to this campaign.

We have a lot of work to do to get our country back on track, and I'll be in touch soon about what comes next.

But I want to be very clear about one thing...

All of this happened because of you.

Thank you,

Barack

勿論このメッセージは各州にあるオバマ.キャンペーンのボランティアがデータベースに入っているサポーターのメールアドレスに送ったものだと思いますが、ご質問の答えとしては、オバマは個人のレベルで選挙民にコネクトすることができ、民衆のハートを掴んだからだと思います。事実、インターネットの普及で読者が急激に減っているはずの新聞は選挙翌日売り切れて、ニューヨーク.タイムズは余分に何万部か印刷し、それでも長蛇の列で市民は買い漁ったと報道されていました。この不況の中オバマ.グッズ(Tーシャツ、バンパー.スティッカー、バッジ等)だけは飛ぶ様に売れています。実はこのわたしもローカル新聞のフロントページをそのままT-シャツに印刷したものをオーダーしましたし、キャンペーン本部がオファーした無料の Yes We Did! (選挙運動中のスローガン、Yes We Can のフォロー)のスティッカーも注文しました。それのイメージは下記のリンクで見られます。Need I say more?

http://pol.moveon.org/shepstickers/?id=15080-140 …
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#1の回答に補足です。



・オバマ氏の場合、数ドル~200ドル程度の個人献金が中心であったのに対し、クリントン氏は企業などからの1000ドル~2300ドルという大口の献金が主であった。
・追加資金が必要になると、クリントン氏のやり方では既に法律上の上限(2300ドル)まで献金を受けていたため追加資金を集めることができなかった。オバマ氏の場合は元々が少額であったこと、支持層が20~30代が中心でインターネットの利用とオンライン決済に抵抗がなかったことが要因となって、追加資金を集めることができた。
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オバマ氏は、貧しい人々の代表であるにも関わらず、インターネットで国民に対して、選挙資金の募金希望者を大々的に募った。


マケインは、インターネットの募金希望者を募る事は、不景気のどん底で国民に負担を求めることになるので、その手段を取らない決意で節約選挙をした。

このことで、オバマに圧倒的な選挙資金をオバマが手にしたわけです。
全米のTVネットワークを30分間の時間帯を5億ドル(≒500億円)で借り切って延々とオバマの演説コマーシャルを流し続けた事は有名ですね(電波ジャックと呼ばれた位です)。勝つ為には、不景気をよそに贅沢に大金を使いますね。
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