プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在大学3回生です。
翻訳の仕事に興味があるのですが、
翻訳コーディネーターという仕事を知り、興味が湧きました。
そこでおききしたいのですが、
翻訳コーディネーターとは具体的に、どのような
仕事をする人のことを指すのでしょうか。
この仕事ならではの魅力や、大変な点なども
教えていただけたら嬉しいです。

また、翻訳コーディネーターから、
翻訳家へと転身する例などはあるのでしょうか。

A 回答 (1件)

こんにちは。



以前その仕事をしていました。人によって、結構向き不向きがあると思います。

1.まず職種ですが、翻訳の仕事が入ってきたら、翻訳者、ネイティブチェッカー、訳抜けチェッカーなどを想定し、スケジュールを組む。

2.それぞれに原稿内容や納期について交渉。

3.上記のスタッフのスケジュール管理、及び翻訳業務の行程をまわしていく。

4.適宜、クライアントへの資料請求や質問(特に文章が意味不明な場合←日本語でさらっと読めばそれらしく聞こえても、翻訳する際には矛盾があることが多々あります)。

5.スタッフ(主に翻訳者)へ資料や質問の回答を連絡。また、新たな質問を聞いたりする。

6.自分自身で資料を探してあげる場合もある。

7.クライアントへ納品

8.最悪の場合、クレーム処理

大まかには上記のような感じです。会社によっても若干違うと思いますが、人によっては神経が擦り切れる思いがするようですよ。
細かい配慮ができたり、観察能力、スケジュール管理能力、同時に色んなことをこなせる能力があれば、オススメの業種です。普通の会社では体験できない仕事ができると思いますし、本当にいろんな企業、官公庁と取引をすることになり、おもしろいと思います。
ただ、最近は英語ができる人が多くなってきていることから、翻訳会社を利用するのは本当に急ぎの案件か、難解な内容の翻訳か、英語以外の言語か、という場合が増えているのも事実です。ですから、成長企業とは言えないかもしれませんね。
あとは、クライアントと翻訳者との間で板ばさみになるわけです。自分の都合がいいようにスケジュール管理するには、両者との駆引きも必要ですので、交渉力や説得力にかけると不振がられます。

最後に、翻訳コーディネーターから翻訳家へと転身する例があるかどうかですが、それはその人の能力によります。
翻訳者とは、ちょっとやそっと英語ができる人ではなれません。身近でみていて思いましたが、本当にすごい人たちです。常に勉強をし、自分の分野を広げていく努力も必要です。
普通、翻訳コーディネーターは翻訳する人ではないので、転身する例は少ないのではないでしょうか。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
説明もわかりやすく、勉強になりました。

お礼日時:2008/11/05 01:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!