第二審でDNA鑑定で逆転無罪になった大分短大生殺害事件　について知りたいです

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質問者：sirokumadaruma
質問日時：2003/01/10 17:23
回答数：1件

こんにちは、上記の事件を学校で勉強したのですが、
事件の内容について余り詳しく触れませんでした。
上記の事件とシンプソン事件の犯罪が
ＤＮＡ鑑定の誤認によって無罪になってしまった
ということだけです。
2点の事件ともかなり前で有名だったようですが、シンプソン一家の事件は
今の世代にもなんとなく知っている方は多いと思うのですが

特に大分短大生殺害事件の事件についてはわからないので、
どのような内容の事件か興味があり知りたいです。
第一審では有期懲役か無期懲役の判決だったが、
第二審でまだ導入されたばかりの毛髪のＤＮＡ鑑定の誤認で逆転無罪になってしまったという事件です。

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回答 (1件)

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回答者： dayone
回答日時：2003/01/10 19:28

みどり荘事件

1981年6月27日深夜、大分市内のアパート「みどり荘」で発生した女子短大生強姦殺人事件。事件から半年後の1982年1月14日、科警研のずさんな体毛鑑定を根拠に、犯行現場の隣の部屋に居住していたＫ氏が逮捕され、一審の大分地方裁判所は1989年3月9日、同氏の苛酷な取調べによる虚偽の「自白」や科警研の毛髪鑑定を根拠に、無期懲役の判決を言い渡し。
控訴審では、この「自白」の任意性と信用性、毛髪鑑定の信用性のほかに、新たに控訴審が職権で採用したDNA鑑定の信用性が争点となり、6年の審理を経て1995年6月30日、福岡高等裁判所は自白調書や鑑定書の信用性を否定して一審判決を破棄して無罪を言い渡し、検察の上告断念により確定をみた。
DNA鑑定は大学の法医学教室が実施したものの、DNA鑑定の権威とされた大学教授が部下にまかせて作業に加わらないまま鑑定書を出していたことが分かり、鑑定した毛髪が被告のものと認定されなかったうえ鑑定者自らが「鑑定は未熟」と認めた。

http://www.jca.apc.org/~grillo/page01.htm
http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/kaikaku-kutsuk …
http://osaka.yomiuri.co.jp/oldtopics/monosiri/ms …
http://www.seikyo.org/article44.html

参考URL：http://www.jca.apc.org/~grillo/page01.htm,http://www2.tky.3web.ne.jp/~norin/kaikaku-kutsuk …