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前日の値動き4本値(始値・高値・安値・終値)を中心にしたMACD
もしくは、フィボナッチで、
先物225システムトレードを構築したいのですが、
この場合には、通常、夕場は、仮に、10月16日の夕場でも、
10月17日扱いになると思いますが、前日の値動きの中に、
この夕場を含めるべきでしょうか?

例)夕場を含める場合、以下の例からしますと、
始値:9,400 高値:9,500 安値:8,000 終値:8,400 を抜粋。

・10月16日の夕場(10月17日扱い)
 始値:9,400
 高値:9,500
 安値:9,200
 終値:9,300

・10月17日の9時~
 始値:8,300
 高値:8,500
 安値:8,000
 終値:8,400

それとも、あくまで純粋に、当日(上記の場合、10月17日分)の
9時~15時10分の値動きを追及するべきでしょうか?

A 回答 (2件)

回答No.1です。



私の考えは違います。
大証の取引時間上の「一日」は「夕場・前場・後場」で完結しますが、テクニカル分析上の「一日」は「前場・後場・夕場」で完結すべきです。
よって始値=前場の始値 終値=暦上の同日の夕場の終値(大証取引時間上では翌営業日の夕場の終値)となります。
ヤフーファイナンス、各証券会社が提供する株式情報での四本値は質問者様の言うような、大証取引時間上の「一日」を一日としていますが、これをそのままは使いません。5分足や10分足の値をダウンロードして、「前場・後場・夕場」の順に組み替えて、一日の四本値を算出しなおします。
(60分足、30分足では15:10の値が抽出できませんので5分足、10分足を取得します。)

 大証の夕場の日経平均先物市場の参加者のマインドは
「あくまでも、本日後場の取引の延長線上にあり、15:00に東証が引けた後に一斉に報道される各種好材料悪材料をすぐさま反映し、なおかつ今夜のNYダウ、シカゴ日経を予測しながらの取引である」
と意識していると思います。

 私の分析では、2007/9/18、大証が夕場取引を導入した以降、それまで比較的信頼性の高かったいくつかのシステムが全く役にたたなくなりました。理由は一日の取引時間を大証の発表のとおり、「前日夕場・前場・後場」とした四本値で行っていたためです。夕場取引導入以降、四本値を自分で組みなおし、「前場・後場・夕場」に切り替えたところ、元通りとまでは行かなかったものの、ある程度まではパフォーマンスが復活しました。

 大証発表の四本値では、夕場終値から翌日始値までのギャップが暦上で同じ日(太陽が出ている間)に起きた事になりますが日足でのテクニカル分析でこの現象を「取引中に発生した値動き」と解釈するには無理があります。
 今年に入って前日夕場終値と本日始値のギャップが激しくなっていますが、日経平均先物の日足チャートで観察すると、ギャップがほとんど無いチャートが描かれています。これは
「日の出から日没までを一日と考える生物本来としての人間の活動」

「一日の終わりは15:10です。16:00からは”明日の取引の先取り”となります。」
と大証が無理やり定義した結果の不自然さであると考えます。
(大証の「15:10を持って一日の取引終了」とする、という仕来たりをどうしても変更できなかった苦肉の策であることは理解しますが)

 他にこの理由を補完するロジックとしては次のような事があげられます。
 10/10の日経平均先物は始値9250円 終値8020円(値幅1230円)という歴史的な大陰線を描きましたが、
これを分解すると始値は暦上の10/9(木曜日)の16:30につけた値です。終値は暦上の10/10(金曜日)後場終値です。
 しかし、この1230円の落差は全てザラバ中に発生した値動きではありません。この間に
 10/9夕場終値   9240円
 10/10前場始値  8200円
という1040円もの「隠れたギャップダウン」が発生しているのです。
 同様に
10/14の日経平均先物は始値 8020円、終値9680円(値幅1660円)の大陽線でしたが、
 10/10夕場終値 7810円
 10/14前場始値 9330円(寄付時刻は9:10)
という1520円の「隠れたギャップアップ」もありました。
もし「ザラバ中に含み損が○円となった時点で逆指値で決済処分」というルールを導入していた場合、
10/9夕場終了時に買いポジション, 10/10夕場終了時に売りポジションをとっていた場合、とてもこのギャップは吸収しきれないでしょう。

パソコンは涼しい顔で
「システムに従って無事ロスカットできました。
損失は最小限にとどめる事ができました。
貴方の作ったシステムは完璧です。」
と報告するかもしれませんが、そのころシステム構築者はとっくに破産しています。
私だったらそのようなシステムは構築しません。

テクニカル分析についての考え方は人それぞれであり、どのような手法にも長所短所はあります。
しかし、同じ事の繰り返しですが、
人間が生物であり、日の出から日没までが生物本来の生命活動のサイクルと考えるならば
「前場・後場・夕場」と区切るのはそれなりに筋の通った回答であると考えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

仰せの様に、私自身、最近のギャップの大きさを、
システム上、どうすればいいのか分かりませんでした。

>「前場・後場・夕場」と区切るのはそれなりに筋の通った回答であると考えます

やはり、ご回答者様のお考えが、正しいと思います。
どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/18 13:28

含めるべき。


それに伴って、夕場の開催時間の変化によって、バックテストで使用する検証システムも変えるべき。
具体的に言えば、
前場・後場のみの時代
前場・後場・夕場(19:00まで)の時代
前場・後場・夕場(20:00まで)の時代
によって、有効なシステムが異なってきます。

特に前日の相場から翌日の相場を予測するシステム構築をする場合、上記の3時代は全て全く違うシステムを使用しないと全く収益が上がらないばかりかとてつもない損失を蒙ります。(検証済み)

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
ちなみに、認識としては、前日の夕場~当日を、”丸一日相場”と
とらえた場合、16日の夕場の始値~17日の終値から、4本値を
抜粋する形で、間違いはございませんでしょうか?

補足日時:2008/10/18 06:29
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