プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日、車運転中(左車線、妻運転で、私は助手席にいました)に右車線を走行していた車に追突されました。
直後から妻がクラクションを鳴らし続け、停止を促しましたが猛スピードで900m逃走。信号が赤の交差点で直ぐ後ろまで近づいたところ、Uターンして道路脇に停車。車から出てきて低姿勢に謝ってきました。直ぐに警察を呼んで現場検証しました。
どうして止まらず猛スピードで逃げたのか聞くと「動転していた」の一点張りでしたが、翌日になって警察の連絡で、2月から免許が失効していた無免許運転であることがわかりました。事故当日に他に言うことはないかと質問した時には「もう何もありません」と言っていたのにです。
後日、無免許の認識が事故当時あったのかと問い詰めると、あったと白状しました。

警察は悪質と判断し、告訴することになりました。
妻と私は頚椎捻挫と診断され、今でも首を動かすと痛みがあり、肩が凝って頭痛が止まらず、鎮痛剤が効きません。

車は全損との報告でした。

(1)相手の保険会社からの治療費、修理費、慰謝料は当然請求したいとおもっておりますが、弁護士基準で請求するには必要な条件などはあるのでしょうか?
また、(2)相手側は告訴されたことを不安がり、誠意を見せたいといってきているのですが、頭を下げるだけです。
保険会社とは別に本人から誠意という形で慰謝料的なものを請求することは可能でしょうか?
できるとしたら、その妥当な額がどのくらいなのか、また治療が終わらない時点で請求したとして、保険会社がそれで保障したと解釈して、保険会社からの支払いがなくなるなどの不利益が出る可能性はありますでしょうか。治療が終わって請求した場合、すでに刑罰が確定してしまっていると、その個人的な請求に応じる可能性がなくなるのではないかと考えており、悩んでおります。
そもそも個人的な請求自体が恐喝になるのでしょうか?(先日相手の口から個人的に支払いするとの言葉を得られましたが、その後進展はありません)

長文で申し訳ございませんが、ご教示の程、宜しくお願いいたします。

A 回答 (3件)

No.2です。



(1)はその理解で結構です。民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準、通称「赤い本」は日弁連より2800円(送料700円)で購入できます。

(2)常識的な加害者は、被害者を見舞う時に手土産を持ってきます。手土産代わりと考えればいいのかもしれませんね。ただ、私は金銭的なことは全て保険会社とやりました。

(3)お気持ちは分かります。私の場合は、刑事処分という形で責任を取らせるように動きました。昨年、私の家内を横断歩道上で撥ねた加害者が非常に不誠実であったので、検察に処分の見直しを申し入れました。救急病院の初期診断が全治10日だったため、1年経過した時点で起訴猶予になっていましたが、確実に起訴される模様です。

(4)参考になるURLを添付します。「一般に事故を起こしてから 半年以上ほど検察庁からの出頭要請がなければ、ほぼ大丈夫と判断できます」との記載がありますので、3~4ヵ月ぐらいはかかるのではないでしょうか。私が検察に処分の見直しを申し入れたのが7月9日、警察に再調査の指示が出たのが7月10日、警察に事情聴取に行った時に警察官が言っていた調査結果の提出期限が9月10日です。民間企業では考えられないほどのスローペースですが、これがお役所仕事というものなのでしょう。

その他、経験に基づき役立ちそうなことを追記します。

1.休業補償について
家内はパートをしており、保険会社の休業補償提示額は、日給5700円×パートを休んだ日数14日でしたが、家事従事者として請求し、全国女子平均収入約9400円×パートを休んだ期間36日で支払わせました。

2.入通院慰謝料、後遺障害慰謝料、逸失利益
保険会社の提示額はトータル168万円でしたが、裁判基準で請求し、交渉の結果約314万円を支払わせました。交渉は全て書面で行いましたが、最後に日弁連に相談を開始していることを書き添えて妥協案として約314万円を提示したところ、あっさり同意しました。

以上、ご参考まで

参考URL:http://rules.rjq.jp/jinshin.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お返事遅くなりまして申し訳ございませんでした。

日弁連の名前を出すだけで、すんなりそんな額を同意するんですね。
家内も家事従事者なので、参考になりました。

ご丁寧なアドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/08 20:14

(1)物損は、同年式同型車の市場価格+購入に必要となる諸費用までは請求できると思います。


人身の治療費は実費、これは120万円以下なら自賠責保険から支払われます。通院慰謝料、後遺障害が残った場合の後遺障害慰謝料、逸失利益は、裁判基準(赤い本など)で請求されるといいと思います。保険会社はすんなりと支払いませんが、日弁連の無料示談斡旋などを利用することで、請求額に近い金額を支払わせることができます。

(2)民事損害賠償については、理屈の上では加害者に請求できますが、結局保険会社に回されるだけなので、保険会社と交渉する方が無難と思います。保険会社から納得のいく賠償を受けた上、さらに加害者に請求というのは認められません。保険会社はあくまで加害者の代行であり、保険会社からの賠償金=加害者からの賠償金だからです。示談した上で、刑事告訴をちらつかせてお金を要求した場合、恐喝と見做されるおそれもあります。
加害者の刑事処分については、民事損害賠償とは分離して考えるべきです。処分の内容に納得がいかなければ、1年以上経っていても検察に処分見直しを申し入れることができます。検察が申し入れを妥当と判断すれば、再調査の上、処分の見直しが行われます。尚、加害者の処分は検察に通知書の送付を依頼すれば知ることができます。

この回答への補足

詳しいアドバイス、ありがとうございます。
特に妻のムチ打ち症状が強く、家事や運転が困難で、すでに日常生活に支障を来たすようになっております。
私も仕事上、数時間立ちっぱなしで下を向く時が多く、事故前と同じ状態とはいかず、加害者には強い憤りを禁じえません。

(1)については、いわゆる赤本に準拠して、治療後に請求すればよいという理解でよろしいでしょうか?
日弁連の無料示談斡旋という方法があることは知りませんでした。ありがとうございます。

(2)個人的に誠意という形で慰謝料を支払わせることについては、当方が加入している自動車保険の担当者によると、加害者側の保険会社からの保障とは別にということが明確であれば、保険会社の保障減額はないとのアドバイスを頂きました。ただ、「慰謝料的な誠意」ということは言葉にしてもいいが、具体的な金額についてはこちらから提示してはいけないとのことでした。
相手側は、どうしても一度会いたいと言って来ていますが、その個人的な慰謝料を払うことで誠意を見せ、刑事罰を軽くしたいという下心が感じられます。
(3)こちらとしても、保険で保障してもらうだけより、自分でも痛い目にあってほしいというのが本音ですが、個人的な慰謝料について、請求するケースはほとんどないのでしょうか。

(4)また、加害者の処分が決定されるまでにはだいたいどのくらいの期間があるのでしょうか?

質問の上乗せで申し訳ございませんが、宜しければご教示下さい。

補足日時:2008/10/01 23:15
    • good
    • 0

お答えします。


1.弁護士基準とは何を指していますか?
  普通この場合、車の修理なら見積を出す。全損なら赤本基準で車の査定額を頂く。
  治療費に関しては全て自賠責保険で行われる。
  慰謝料は治療・修理もしくは全損の査定額の支払い 全て済んだ後、請求となる。
2.相手の事はこの際ほっておきましょう。敢えてするなら警察に「厳罰を求める」を言いましょう!

あとこれは理解されておくべきと思いますが、事故の賠償と加害者の告訴は別物です。
これ一緒に見ると話しややこしくなります。
こう考えるのがベストです。
自身の損害(車・治療・慰謝料)は全て保険会社に求める。
相手の告訴は、厳罰を求める・嘆願書や示談書を持ってきたら断固拒否する。
でいいかと思います。
逮捕されて拘置所にいる加害者に責任分のお金払えといっても払えないでしょ。
なら貰えるところから 貰うが正解です。
あと査定額に関しては「司法書士」にお願いして書類作成をすれば宜しいかと。

この回答への補足

お返事遅くなりまして申し訳ございません。

加害者側はあってほしいと言って来ますが、頭を下げて、自分の刑罰を下げるとことしか考えていないので、今の所会うつもりはありません。

司法書士、行政書士の違いがよくわからなかったのですが、査定額については、前者に相談すればよろしいのですね。

アドバイスありがとうございました。

補足日時:2008/10/02 10:26
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!